Bluebird Inn、ルート66の新しい仲間

ルート66のモーテル事情。
オーナーさんが高齢化したり、彼らの後継者がいなかったり、又は充分な商売が期待できなかったり、と何かと後ろ向きの話題が多い昨今だけど、何と!何と!私達ルート66に新しいモーテルが誕生したのだ~❢❢(拍手拍手)😀😀😀

去る4月17日、オクラホマ州はエルクシティに誕生したのは「Bluebird Inn」。
場所は、正確にはルート66上でなく、1本入ったブロードウェイだけど、建物そのものは1905年に建てられたという。元は靴屋さんだったそうだ。

名前の「ブルーバード」は、オーナーのジュリーさんがまだ幼い頃、おばあさんから譲り受けた美しい青い鳥の置物から取ったのだとか。
驚く?のは部屋はわずか3部屋しかないということだ。営業として成り立つのかどうか不安だが(大きなお世話w)、それは今度行った時にじっくりその点含め話を聞いてみることにしよう。

オーナーの JULIE BONNERさん(image from KFOR-TV in Oklahoma News 4)

そんな Bluebird Inn とジュリーさんは、地元のオクラホマ州のローカル局 KFOR-TV でも紹介されたようなので貼っておきましょうか。

さて、モーテルの公式ウェブサイトからお借りした部屋の模様は以下。
どの部屋にもそれぞれの個性はあるものの、見た所共通しているのは、センスの感じられるデコレーションと充分なスペースの確保できそうな部屋の広さかな。

JESSIE
MARIE
RACHEL

エルクシティのダウンタウンには、いわゆるチェーン系の安価モーテルは2,3軒あるものの、ルート66の顔となれるようなものは存在しない。
だから、Bluebird Inn への期待は大きいかな。もちろんまだ実際にモーテルも見たこともなければ、オーナーさんにも会ったことはないから、次回のオクラホマ・ルート66を走る時が楽しみで仕方ない。

Lobby / Entrance Area

あ、そうそう、エルクシティと言えば今更言わなくとも「National Rt 66 and Transportation Museum」があることはもう皆さんご存知のはず。
(Museumに関することはまた機会を改めて)

オクラホマシティからお隣テキサス州シャムロック間のモーテル探しって、途中で沢山の友人らに会うこともあって、結構時間との闘いだったんだけど、これからは良いオプションになってくれそうだな。🤩

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 4: Vo. 4 実は「ワイン王国」なミズーリ州

毎月恒例の日系情報誌「週刊NY生活」紙にて連載、「さあ行こう!魅惑の旧街道ルート66」SEASON ④。今月は何とミズーリ州の登場だよ!しかも話題は「ワ・イ・ン」(笑)
冗談だろっ!という冷笑?失笑?も聞こえてきそうだけど、侮るなかれ、ミズーリ州には11のワイン・トレイルがあり、ワイナリーの数は130を超えるのだ~!

ということで、ルート66を旅しながらワインを楽しもう!というお話。
あ、間違ってもナパやソノマのカリフォルニアワインや、ロングアイランドのニューヨークワインと比較しちゃだめだよ。それぞれに個性っていうものが。。(汗)

記事全文は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (19ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/815/815.pdf

今こそ皆で声高に、Gasconade River Bridge を守ろう!🤬

Photo Image by Shellee Graham

「Save the Gasconade River Bridge 最終章」として、ミズーリ州ヘイゼルグリーンにある、ガスコナーデ川橋の保存について最後に紹介したのがちょうどほぼ1年前、2020年2月2日のことだ。その際に触れたように、ミズーリ州ルート66協会の会長であるRich Dinkela氏(以下リッチ)は、当該橋の所有権を取得して保存するという提案を協会として州政府に伝えた。が、その後何とミズーリ州交通局はそれを却下した。理由は「保険」だ。

実は、ガスコナーデ川橋の下流にはさらに3つの橋が存在するが、ミズーリ州交通局はそれらを含めた「保険」を協会が担保することを要求した。が、そんな類の保険は現実には存在しない。

更にはその審査において、「協会側から橋のメンテナンス計画が提出されたことはない」とか、保存に必要な協会の資金調達計画は 一般的で漠然としているなどという「言い掛かり」に近いものだった。

このやり取りについて、リッチは「ちょっとした侮辱であり、顔を殴られたようなものだ」と、Route 66 News の取材にも語っている。協会側からすればとても交通局は誠意をもった対応をしていないというわけだ。

Rich Dinkela (Right) with Jim Ross (Left), Photo Image by Shellee Graham

National Trust for Historic Preservation の副顧問である Betsy Merritt 氏も、公聴会において、ミズーリ州交通局の保険加入に関する要求根拠を「非常に懸念している」とし、協会のメンバーである弁護士の Phillip Denton 氏も同様、「文字通り実現不可能」であると批判した。そもそも交通局には橋を協会に寄贈する意図はなかったのではないか、と勘繰ることだってできる。

一方、もし橋が解体されることになる場合、ミズーリ州交通局はレバノン(街)と協力して、「ボスウェル・パーク・プロジェクト」を実現させる動きもある。そのプロジェクトとは、橋が取り壊されるのであれば、橋があった場所の東端と西端に歴史的なマーカーを設置することや、橋の歴史やポニートラスを見ることができるボスウェル公園を設置するという一連の動きだ。

Photo Image by Shellee Graham

現在ミズーリ州のルート66協会は、これら手続きの最終局面において、3月31日までに州および国の当局者に手紙を出して、ガスコナーデ川橋の取り壊しを中止するように説得するという呼びかけを行っている。そのリストには現行の州知事であるマイク・パーソン州知事をはじめ、ミズーリ州天然資源局、ミズーリ州歴史保存局、ミズーリ州経済開発局、ミズーリ州観光局、ルート66百周年記念法案のスポンサー、さらには米国運輸省や、アメリカ合衆国上院議員であるジム・インホーフ氏の名前まである。

リッチは個人的にもFacebookに、「Route 66 Gasconade Bridge – PLEASE REPAIR!!」という一般公開グループを作成して長い間闘ってきた。
私も2015年には実際の現地でのラリー運動に参加することができたし、微力ながらその活動をずっと支持しサポートしてきた。だから私もルート66アソシエーション日本を代表する立場として、上記の方々に一筆書き訴えたところだ。

同協会の秘書であるジュディ・ウォールマークはこう書いている。
「この象徴的な橋を救うために、彼らの介入をぜひ要請したい。この橋は、観光という私たちの経済にとって重要であり、私たちの歴史にとって重要であり、そしてあなたにとっても重要なのです。 私たちは5年以上も闘ってきました。皆さんの助けをお願いします。」

私もミズーリ州ルート66アソシエーションのメンバーであるが、コロナ禍で現地に行って手伝いができないことが本当に歯痒い。ルート66生誕100周年まであと5年。明るい光が差してくる未来を心から願いたい。


旅に出るならやっぱ Route66 かな!?😬

さて皆さんは「Travel Off Path」というブログサイトをご存知だろうか。と、偉そうに言う私も実は「ご存知でない」(笑)
今回の記事を見て初めて知ったのだ。
私は旅行は好きで良く出かけるものの、その方面の記事をネットで読み漁るようなことは余りしないのが性分だ。何も自身の情報量やその正確性に満足しているわけではない。ただ単に面倒なのである。プロフェッショナルは面倒がらずに細かいことをひたすら調べ、追求する。(と、私は勝手にそう思っているが)だから、この面倒くさがり屋の性格によって自分はどの分野でも「一番」になれないのではないだろうか、と最近真剣に考え始めた。

いきなり書きたかったこととズレていったが、今日ここで紹介したいのはその Travel Off Path、https://www.traveloffpath.com/

サイトの運営者は、Kashlee と Trevor の、Kucheran 夫妻。自己紹介では、自分たちの(人生の)目的は、すべての人々のために「旅」をもっと身近に、手ごろに、可能性に満ちたものにすることらしい。中々壮大なテーマだ。私なんかとは懐の深さが違う。

が、実はもう一つ彼らに惹かれたには理由がある。Kashleeは彼女自身を「High Maintenance Minimalist」と呼ぶ。High Maintenanceとは決して高いレベルとかそういう意味じゃないよ。和訳しようとすれば、手がかかって世話の焼ける、とか自己主張が強く我儘な、という感じだろか。(ネガティブに捉え過ぎないことも大事かも)
その主張が強すぎてこんな本まで書いている(笑)⇩

なぜそこに惹かれたのか?内緒の話だけど私もMinimalistには一定の憧れがあるからだ。若い頃はとにかくモノが多かった。収集癖があったことも手伝い、自分の給料で払える広さのアパートが借りれなかったから、貸倉庫まで借りていたものだ。ところが私の妻はどちらかというとMinimalistという類の人種だ。口煩く言われた記憶はないものの、彼女の影響を受けてか45歳を過ぎたあたりからだろうか、モノを持つことが段々と嫌いになった。残念ながら自分はサラリーマンなので、スーツという厄介な一式や小道具がどうしても必要になるが、これも昨今のご時世から、可能であればスーツ不要な仕事へ切り替えたいと真剣に画策中だ。もしそれが実現できたら自分の荷物は更にグッと減ることになるだろう。Kashleeの持ち物はスーツケース2個のみらしいが、そこまで行けるかどうかは別として、その方向にいければ人生、本当に勝ったも同然である。

マズい!まだ本題に入っていない!!!

そう、書きたかった(紹介したかった)ことは、そんな彼らの選ぶ2021年のアメリカのロードトリップおススメ旅行先が、そう「ルート66」なのだ!😀😎🤩💚💦💥🌞🚙🚙🚙

記事からの抜粋:
Driving across the country on Route 66 has long been considered the ultimate cross-country road trip. Two weeks is generally considered the minimum amount of time it takes to do this trip right. But travelers have been known to make this trip in as little as a week or make it last up to a month! The amount of time you spend getting your kicks on Route 66 is up to you.
Historic motels and restaurants fill the road along this route across 2,400 miles from Chicago, Illinois to Santa Monica, California. A few must-sees along the way include the Route 66 Hall of Fame Museum about 100 miles down the road from the Route 66 starting point and the Petrified Forest in Arizona. The famous Route 66 End of Trail sign sits at the end of Santa Monica Pier.

もちろん「Top 10」と唄っている以上、残りの9つもしっかり紹介されている。コロナ禍が開けたらどっか行きたい!というあなた。これを読んで予習をしておいてはいかがだろうか?
https://www.traveloffpath.com/top-10-road-trip-routes-in-the-u-s-for-2021/?fbclid=IwAR3H4N9s3_wNXnYEJAhnEersAb-gdDvkgRqGPPAubiY03-5ej5PQZNNGg7o

因みにTOP10の残りは以下。

10: Northwest Tour – Wyoming to Washington
9: Black Hills & Badlands of South Dakota
8: Great River Road National Scenic Byway – Minnesota to the Gulf of Mexico
7: Silverado Trail – Napa, California
6: Colorado Scenic Byways
5: Atlantic Coast – Maine to Florida
4: Pacific Coast Hwy – California to Washington
3: Blue Ridge Parkway – Virginia to North Carolina
2: The Appalachian Trail (Maine to Georgia Inland)

Facebook 内には Group もあるようなので気になる人はチェック!

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 4: Vo. 3 距離は最短でも見所満載のカンザス・ルート66

毎月恒例の日系情報誌「週刊NY生活」紙への寄稿、新たな企画「さあ行こう!魅惑の旧街道ルート66」SEASON ④、先月の教訓からイベントに絡めたものを紹介するのをやめよう!と誓った(笑)

で、気を取り直して選んだのがカンザス・ルート66。それはもう皆さんもよ~く知っている「たったの」13マイル(21キロ)しかないルート66。
週末旅行にはうってつけの題材だよね。
まさに見所満載の黄金郷。是非読んでみて!

記事全文は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (14ページです)
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シカゴ市長の粋なサプライズ🤩St. Patrick’s Day 2021

いきなりだけど、3月と聞いて連想するものは何?
寒い冬から春へ移行する素敵なシーズン、皆それぞれキーワードの「春」へ絡めて想像するものはあると思うけど、私は何と言ってもワシントンDCの桜である。幸運にも2019年のこの時期、所用でDCに行く機会があり、天候はイマイチだったものの、MLBのワシントン・ナショナルズのホーム開幕戦も併せて幸せな時間を過ごした。(このブログでもお伝えした通り)
その他、学生であればスプリングバケーションのタイミングでもあり、コロナ禍にも関わらず、今年もフロリダ州は大盛況と聞く。。(汗)
で、もう一つ忘れていけないのはアメリカ国内でも最大級のお祭りの一つ「セント・パトリック・デー」ではないだろうか。

あ、ルート66の3月に目を向ければ、ミズーリ州キューバのワゴンウィール・モーテル(1936年3月7日)、カンザス州リヴァートンのオールド・リヴァートン・ストア(1925年3月20日)、新しいところではテキサス州マクリーンのデビルズ・ロープ・ミュージアム(1991年3月21日)がそれぞれオープンした日もこの3月なのだヨ!

で、そのセント・パトリック・デーだけど、簡単に説明すれば、アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日を祝う日。3月17日はカトリックの祭日であり、アイルランドの祝日でもあるわけ。この日はシャムロック(クローバー)を服のどこかに付けてミサを行うのが習慣で、もう何世紀も前からこの伝統は受け継がれているらしい。アイルランドでも正式に祝日となったのは1903年と聞くから、堂々の伝統っぷりではなかろうか。

そうそう、付け加えておくと、日本ではこのシャムロック☘、四葉のクローバーと勘違いして伝わっているらしいけど、あくまでも葉っぱは「3枚」なのでご注意を。なぜって?キリスト教の概念「三位一体」を表しているから。「主なる神、神の子、そして聖霊」なのでお間違えのないように。

葉っぱは三枚😃

そのセント・パトリック・デーは、ここアメリカでは別名「緑の日」とも呼ばれ、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、そしてニューロンドン(ウィスコンシン州)で行われるお祭りが主流だが、何と言ってもクローバーの存在を忘れてはいけない!とばかりに、テキサス州ルート66の主要都市シャムロックでも毎年盛大にフェスティバルが行われるのだ。

が、しかし。と、逆説の接続詞を書けば、続きは容易に想像できると思うけど、2021年のイベントは軒並み中止となった。。。😿
理由は言うまでもないよね。フェスティバルの実行委員会は今年に入って
1月の段階で早々と中止を決定、2022年の準備に切り替えた。状況によっては一発逆転サヨナラ・ホームランがないかな~、と微量な期待はしていたことでこの話は封印していたものの、やっぱりダメだったみたい。
COVID-19 によるパンデミックが始まって早13か月が過ぎた。昨年の3月は(中止になった街もあったけど)シャムロックでは何とか「ギリギリ?」開催に漕ぎつけて、多くの人が祝う姿をTV画面でみることができた。

聞くところによれば、このシャムロックのフェスティバルが今回中止されたのは何と70年ぶりのことだそうだ。最後に中止されたのは1952年、Korean War(朝鮮戦争)時だって。その他パレードなんかも取りやめになったのは第二次世界大戦中との記録が。いかに今回のパンデミックは様々なものに影響を及ぼしたことになるよね。

シャムロックのセント・パトリック・デーは、同街のバンドマスターである、Glenn Truax 氏のアイデアで始まったと言われている。彼はシャムロックの街名がそのアイルランド系であることを活かして、毎年1日だけのお祭りを開催し、多くの観光客を町に呼び込もうと考えた。シャムロック・ブースターズ・クラブの協力を得て、街で初めてのセント・パトリックス・デイ・フェスティバルが開催されたのは1938年。それから毎年イベントは順調に大きくなり、2013年には、テキサス州議会がシャムロック・イベントを正式なセント・パトリックス・デーの祭典に指定とのこと。
英語版しかないけど、シャムロックの公式ホームページはこれ ⇩
https://www.shamrocktexas.net/
来年以降、この時期にテキサス・ルート66を旅しようと思っている貴方!是非地元の人たちとビールを「浴びて」楽しんでみてはいかがだろうか。

最後に粋なニュースを一つご紹介。
シカゴでは毎年ダウンタウンを流れるシカゴ川を緑色に染める伝統行事がある。TVなどのメディアを通して目にしたことがある方もいるだろう。
実はシカゴ市当局。事前に「密集回避を図るため」今年はこの行事を取りやめることを発表していた。それには多くの住民が落胆したものだったが、何とそれを市民には秘密にしたままその伝統行事を敢行。当日の朝になって Lori Lightfoot 市長は自身のツイッターで突然川を染め上げた画像を投稿して発表!

このサプライズにシカゴ市民が多いに沸いたことは言うまでもない 😍
市長は「Happy St. Patrick Day Weekend, CHICAGO 💚」とツイート。
「集まることは叶わないけど、伝統を守ることはできました。もし今日出かけるならマスクの着用とソーシャルディスタンスには注意してね!」と呼びかけることも忘れなかった。何とも素敵なサプライズだ。



ニードルス~Peanutsが旅した人生とルート66😎

©Charles M. Schulz

世界的に大人気の漫画「ピーナッツ」を知らない方はあまりいないだろう。ピーナッツという名前にイマイチ❓ピンとこない場合は「スヌーピー」と言った方が良いかもしれないけどね(笑)

実は今、大手旅行代理店H.I.S の米国オーランド支店の井手田氏と一緒に「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断妄想ツアー」というのをオンラインで毎月配信しているんだけど、次回(日本時間3月7日)は、いよいよシリーズ最後の「カリフォルニア州編」。で、その準備をしている時、ニードルスの街を紹介する際に SNOOPY のことに触れるべきかどうか頭を過ぎったのがこの項を書くことになった発端なのだ 😛

Mr. Charles M. Schulz

「ピーナッツ(Peanuts)」の作者は、Charles M. Schulz 氏、1922年生まれ、ミネソタ州ミネアポリスの出身。とはいえ、幼少期から漫画家になることを夢見てみた少年の話を書こうと思っているわけではないので、それ以上のことについては特に触れないけど、ただ一点、彼が1929年から2年間、カリフォルニア州ニードルスに移住した、という事実はルート66ファンとしては見過ごせないポイントなんだよね。

そして SNOOPY と言えば?そう、カリフォルニア州サンタ・ローザ(笑)馴染みのない街名かもしれないけど、サンフランシスコから約60マイル弱、車でわずか1時間も北上すれば着く閑静な住宅街。
実はこの街に、SNOOPY愛好家の聖地として崇められる「Charles M. Schulz Museum」(チャールズ・M・シュルツ博物館)があるのだ!
あ、因みに彼のミドルイニシャルで使われる「M」はミドルネームの「モンロー」、意外に知らない人は多いようなので豆知識まで。
もう一つ重要なこと。私は決してピーナッツやスヌーピーの愛好家ではないので誤解のないよう 😎 まあそう思われたらどうだ、ってのはあるけどね。(そう言えば、この博物館の世界で唯一の公認サテライト施設が、南町田のグランベリーモール内にあるそうだよ)

話はそれたけど、この博物館はシュルツ氏がすべてを監修。(実際彼は2000年に亡くなったので完成は見ていない)そこには世界中で愛された漫画「ピーナッツ」の原画から手書きスケッチまで、貴重なコレクションが展示されている。スヌーピーをテーマにしたカフェや、シュルツ氏デザインのスケートリンクなど、スヌーピーに囲まれ、五感でスヌーピーの世界を堪能できる「博物館を越えた博物館」が彼らの謳い文句なのだ。
なぜサンタ・ローザにあるのか?と言えば、シュルツ氏が1969年にそこに移住してから亡くなるまで過ごした場所だかなんだよね。Make Sense.

私は「愛好家(ファン)ではない」と言ったけど、それでも近隣に住んでいるものとして一度訪れてみたことがある。結論、SNOOPY がお好きなら確実におススメだ。

CHARLES M. SCHULZ MUSEUM
2301 Hardies Lane, Santa Rosa, CA 95403
707-579-4452
https://schulzmuseum.org/

おっと、話が中々元の場所に戻ってこないね(笑)ここで書きたいのはニードルスだよ、ニードルスとのか・ら・み 🤣

ニードルス(Needles)は、カリフォルニア州、ネバダ州、に広がるモハべ砂漠の南東に位置し、ルート66を西へ向かう場合、コロラド河を越えてカリフォルニア州に入った最初の街だ。サンタフェ鉄道の停車駅があり、1908年に建てられたハーヴェイハウスである大人気の「エル・ガルセス・ホテル」と共に街は発展した。
カリフォルニア・ルート66の要衝地であるニードルスについてこれ以上書き始めると延々と終わらないので、それはまた別の機会に。

From Charles M. Schulz Museum Official Website

で、シュルツ氏一家はそんな(どんな?)ニードルスへ 1929年、引っ越してきた。彼の長い人生の中で僅か2年間のことなので、あまり知られていないが、街の中にはしっかりその「足跡」が残されている。

ニードルスのダウンタウンの壁画

私がニードルスに行くとき良く食事をする「ワゴン・ウィール・レストラン」というアメリカ西部料理を出すダイナーがあるのだけれど、そのレストランから通りを挟んで向かいにあるサンドウィッチの全国チェーン「サブウェイ」内にも何とスパイクはいるんだよ!

ニードルスのサブウェイ店内

ではそもそもなぜシュルツ家が引っ越してきたかというと、彼の奥様方の親戚が一足先にニードルスに移住し、その街には沢山のチャンスがあることを熱烈に語り、強く勧めたことにあるという。(親戚の移住の本当の理由は健康上のことだったと後に判明するけど)

ニードルス移住期間は未だシュルツ氏が子供の頃なので、もちろんそこで何か功績を残したわけではないが、その頃の経験は多感な時期に少なからず影響を与えたのであろう。
ニードルスに住んでから45年後、シュルツ氏はスヌーピーの兄、スパイクの人生と冒険を通して彼自身の経験の一部を「ピーナッツ」に取り入れた。スパイクは砂漠で一人暮らし、コヨーテと友達になったり、サワロサボテンのジョーと会話したり、時にはサボテンにライトを巻き付け、クリスマスツリーに見立てたり。子供が感じるであろう無限のファンタジーが描かれたってわけだよね。

最後に、シュルツ氏は1973年に再婚するんだけど、奥様の Jean は2018年、スヌーピーと一緒にルート66を旅したときのことを公式ホームページ内にブログとして書き残している。全線走破とまではいかなかったようだが、「ピーナッツ」とルート66との永遠の繋がりを感じることのできる嬉しいものである。
https://schulzmuseum.org/route66/

From Charles M. Schulz Museum Official Website
Mrs. Jean Schulz

シュルツ氏と彼の家族、そして関係者の皆さんに大いなる敬意と感謝を込めて💚

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 4: Vol. 2 アリゾナのモーターイベントをエンジョイしよう!

毎月恒例の日系情報誌「週刊NY生活」紙への寄稿、新たな企画「さあ行こう!魅惑の旧街道ルート66」SEASON ④、いきなりやらかしちゃいました!(汗)
とは言っても、入稿を忘れたわけでも、それが遅れたわけでもないよ。
ある意味もっとマズいかもしれないけど、紹介したイベントが掲載翌日、何と中止・延期の決定に。。。。涙
新緑の頃(季語だぞっ!)旅シーズンの訪れを告げるこのイベントこそが、最初の「おススメルート」としては相応しかったんだけどなぁ。
残念!

でも載ってしまったものは仕方ない。(よね?)過去30年以上も続くこのイベント、そうそう簡単には終わりません。2022年には必ずパワーアップして帰ってくるはずのなので、そこに期待しましょう!
イベント中止に関する情報は、
https://www.historic66az.com/33-fun-run.html

記事全文は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/807/807.pdf

1st Annual Rolling Route 66 Virtual Car Show

新型ウィルスのパンデミックが起こったことにより、世界的に日常生活が大きく変わった。人と人との接触を避けることが「至上命題」であるがゆえに、取り分けトラベルが直面する課題難題は後を絶たない。
昨年、ルート66の通る各街や州で行われるイベントの殆どは中止又は延期となり、人がフィジカルに参加しないことには成立しないであろう、マラソン大会ですら、バーチャルなものに置き換えられた。

だが言い換えれば、これは新しいもの、サービス、そして新たな価値を産みだす絶好の機会でもある。
私はその道の専門家ではないので詳しくは知らないが、生命体がこの宇宙に誕生して以来、人類は沢山の苦行を経験、乗り越え、そして進化し発展してきたはずだ。今回、世界の歴史上、大きな通過点ともいえるこの時期にも、ITや流通産業を筆頭に沢山の発見がなされている。

なーんて大袈裟なものの言い方で恐縮だが、私達ルート66の世界でもまた一つ、パンデミックが産んだ新たな試みが行われている。
その名も “Rolling Route 66 Virtual Car Show” だ。
https://www.rollingroute66show.com/

この Car Show は、昨年よりこの手のイベントの大半が中止されていることから、あらゆるメーカー、モデル、年式の車に光を当て、オーナーが「安全に」愛車を多くの車ファンに見せられる場を提供することを目的としている。
ルート66をテーマにすることで、シカゴからロスアンゼルスまで、過去に何千何万というアメリカ人が夢とバケーションの楽しみを求めて車を走らせた元祖アメリカを体験することが可能なわけで。

残念ながらこの時点でエントリー期間は終わっているようだが、2月8日~28日までの20日間、イベントはルート66を東から西へ「バーチャル」に旅をして、そこでエントリーされた車が紹介されて行くという、オンライン・クルーズのようなものだ。
定期的にYoutubeや、Facebook等のSNSに投稿されるので、情報共有をしながら、コメントなどで交流できる上、エントリーされた車への投票まで可能だということだ。(各車の)クラス章、ベスト・オブ・ザ・ショウ賞、最多クラブ参加賞等、イベントの最後にはいろいろな表彰もあるようだ。

この記事を書いている時点で、既に2つのビデオクリップが掲載されているので、せっかくだからここで併せて紹介しておきたい。

イベントの主催は、プロのツアーディレクターであり、Two Lane America という主催旅行を運営する、Austin Coop 氏と、以前ニューメキシコ州のトゥクムキャリで、”Rockabilly On The Route” という音楽イベントを手掛けた、Simon Cantlon 氏。現在は Vive Le Rock Productions のプロデューサーとして毎年多くのイベントを運営している。

Two Lane America ホームページ
https://www.guidedroute66tours.com/

Vive Le Rock Productions ホームページ
https://www.vivelerockproductions.com/

どうやら今月は楽しく過ごせそうである😀




RIP Forrest 😿

Forrest R. Nelson 氏 Facebook Old Riverton Store Account より

1月27日(水)カンザス州リバートンにある「Old Riverton Store」の、Forrest R. Nelson 氏が亡くなった。御年98歳だった。

私が初めてお店で店員さんときちんと会話をしたのが、2011年にフォレストの息子さん、スコットがお店を買った2011年から少し経ってからのことだ。ご高齢ではあったが、レジに姿勢よく立っていて客の皆に声をかけ、清算作業をこなしているその姿から、その人がオーナーのスコット・ネルソン氏だと思っていた。実際の会話の中でその人はオーナーでなく、お父さんのフォレストと知るまで少し時間がかかった。

私の祖父はまだ私が小学生の頃に病気で他界した。元軍人で非常に厳しい人だったらしが、殊の外私には優しく、大好きなお爺ちゃんだった。フォレストと会ってきちんと話をしたのはたったの2回だけど、彼にはそんな自分のお爺ちゃんに似た「暖かさ」があったことをはっきり憶えている。

最後に店を訪れた2018年には店番に出ていなかったので、また次回を楽しみにしていたのにとても残念だ。

スコットを始め、ネルソン家の皆さんに心より哀悼の意を表したい。
埋葬は、ガレナのヒルクレスト墓地だそうだ。次にカンザス州ルート66を訪れる際は必ずもう一回会いに行く予定だ。

安らかに、フォレスト。

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