Month: April 2020

Buck Atom Lights Up Tulsa’s Route 66

昨年5月、Space Cowboy がタルサに帰還しました。
ん?何の話だ?という方は 2019年5月12日の当ブログに戻って復習して頂きたいが(笑)、そうでないピンときた方はご名答!Buck Atoms Buck Atoms Cosmic Curios の話である。

その Buck Atoms より朗報が届いた。何と6mのマフラーマンに加えて、新しくネオンサイン塔を建てるというのだ!
しかもそのネオンの設置はほぼ完了した写真や動画が、オーナーの Mary Beth によってFacebook (@buckatomson66) や Instagram (buckatomson66) の公式ページに載っている。
念のため、Buck Atoms と Mary Beth をちょうど動画があるので簡単にご紹介したい。

さて、タルサ・ルート66 最新のアトラクションとなる 20フィートのネオンサインの点灯式は、来る 4月29日(水曜日)午後7時30分(中部標準時間)と設定された。(日没は午後8時10分あたり)
オクラホマ州副知事である Matt Pinnell 氏もいらっしゃるとのことだが、記事によれば更に数人の「サプライズ・ゲスト」も迎えるらしい。

残念なのは、現在コロナウィルスのパンデミックのため、Facebook Live イベントを設定した「安全な集まり」になるとのことだ。しかしながら逆に考えればこのオンライン・ストリーミングのおかげで世界中のルート66ファンが参加できるという側面もある。時差の関係上、東京の場合は仕事とバッティングするという事実を除けば、素晴らしいことこの上ない。

ルート66のネオンサインは、ルートが出来てからずっと観光客をその沿道のモーテル、カフェ、お土産屋さんや道端のアトラクションに引き付けるための、「目を引く狼煙」だった。その後年月を経て、これらの標識はルート66の「アイコン」となり、アメリカ民工芸の逸品として今は認識されている。

ネオンサインポストは、テキサス州オースティンの Roadhouse Relics 社が設計、タルサの Encinos 3D Custom Products 社が作成。もちろん新品だけど、風化して古く見えるように設計されているのだとか。(芸が細かい!)

時間の合う方は是非当日、Facebook ライヴに参加してみてはいかがだろうか。

そうそう、今回のプロジェクトに対し州より助成金は受けているが、私も貢献したい!という方は是非ウェブサイト上での Fund Raising に協力をお願いしたい。
https://buckatomson66.com/
私もやってみたのだが、相変わらず自身の PayPal のアカウントが上手く作動せず未だに立ち往生。。。泣

Mary Beth Posing with the Sign

コロナのもたらす深刻な影響

Boots Court Motel

今やパンデミックとなった新型肺炎のもたらす影響は日に日に増していることは今更言うまでもないが、国内旅行はもとより海外からの渡航も制限されている状況にルート66沿道でビジネスを営む人々にも深刻な経済難を落としている。
同地域のTV局KOAMは、先日ミズーリ州カ―セイジのモーテルを “COVID-19 Grounds Tourism Route 66 Businesses Suffer” と題して取材をした。
原文で読みたい方はこちら ⇩ 
https://www.koamnewsnow.com/covid-19-grounds-tourism-route-66-businesses-suffer/

素敵なカ―セイジのダウンタウン

Boots Court Motel、私たちルート66ファンであればよく知っているミズーリ州ルート66のアイコンの一つだ。そのオープンは1939年まで遡る。(2006年7月1日の投稿でもご紹介)
モーテルの共同経営者である Deborah Harvey さんはインタビューの中でその悲痛な状況を伝えてくれている。
先週の時点で3月23日以来お客がなく、4月に入っていた67にも上る予約は全てキャンセルになったそうだ。Deborah さんもそうだが、Boots Court Motel にはもう一人の Deborah さんがいて、混同を避けるために私たちルート66ファンの間では通称 “Debbie Dee” と呼ばれている。私も Debbie Dee との交流をするに機会があれば泊めてもらっている大好きなモーテルで、欧州やオーストラリアからの同胞ツアーメンバー達も良くこのモーテルを利用する。

Deborah Harvey さん

「この4月の時期は毎年多くの海外からの観光客がルート66を訪れ、そのうち7割近い人たちがルート66を訪れる。国内観光客だって平均3600ドル近い金額をトラベルに使うんだ。昨年統計では約 1億4千万人が旅行に出たという。単純計算だって500億だよ。」と、同州ジョプリンにあるルート66商工会議所の代表、Ron Hart 氏は語る。

Debbie Dee と Ron Hart 氏と一緒に

海外からの多くの愛好家たちに支持される Boots Court Motel は、3月にトランプ大統領によって欧州諸国、イギリス、アイルランド、そしてカナダからの渡航を禁止した時点で多くのビジネスの可能性を失った。例え米国政府による中小企業への支援プランを受けることができたとしても、国内だけでも84万人に上る感染者数と、4万6千人近くになる死者数を出してしまっている現状を鑑みれば、Route 66 沿線産業が回復するまではまだ1年以上かかる可能性も少なくないのだ。

もちろん困っているのは Boots Court Motel だけではない。何とか皆の力になりたいと考えているが、事はそう簡単に行かないのが現実で歯痒い。私を含め海外に在する全てのルート66ファンが渡航解禁、パンデミックの終息、そして世界が元のように自由に活動できる日を待っている。目指せルート66!友人らのSNSポストを見ていると、毎日そう聴こえてくる。

きれいにライトアップされたネオン

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol. 13 メイプルシロップ ON ROUTE 66

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第13回目(04月号)は、全米トップクラスのメイプルシロップのご紹介。自称メイプルシロップ大魔王の私が推薦するシロップはバーモントでもなく、ニューイングランド地方でもなく、イリノイ州シャーリーでした!
もちろん、商品はネットで注文できますよ!
https://www.funkspuremaplesirup.com/#&panel1-1

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/768/768.pdf

National Scenic Byway 認定へ向けて

カリフォルニア・ヒストリック・ルート66アソシエーションの広報担当である Lynne Miller さんより、世界中のルート66ファンに向けてサポートの要請が届いている。その内容はというと、同州ニードルズとバーストウの間を結ぶルート66を同地域の土地管理局との連携し、National Scenic Byway へ指定登録するためで、今回のサポート要請はその登録に向けた署名活動だ。

そもそも「シーニックバイウェイ (Scenic Byway)」 とは何ぞや?という方のために簡単に説明させて貰うと、それは Scenic(景観のよい)と、Byway(脇道、寄り道)との造語で、主に自動車の走行する道路からの視点で、景観、自然、文化、レクリェーションといった要素によって観光や地域活性化などを目的として、地域の魅力を具現化するための取り組み、またはそのためのルートのことをいう。Scenic Byway は、1980年代後半に米国で提唱され、その後法制化されている。
同様の考え方としては、皆さんもよくご存知のドイツのロマンティック街道があげられるが、日本国内にも72の指定 Scenic Byway があるんだとか。(そこは知らなかった!)

話を戻せば、Lynne さんは今回先ず、米国外で最も大きな影響力と規模を持つ団体の一つ、オランダ・ルート66協会の Dries にコンタクトし、SNSを通じてそのサポートを要請したようだ。イリノイ州、オクラホマ州、ニューメキシコ州、アリゾナ州では既にその Scenic Byway 指定を受けている部分が存在する。コロナウイルスの影響で途方もない打撃を受けているルート66の観光を促進するために、カリフォルア州でも「バイウェイ指定」があることは想像以上のプラスになるのだ。

ところで Dries は私が運営に関わる Route 66 Association of Japan の設立時もお祝いのメッセージを送ってくれた良き友人の一人。サポートをお願いするには最適な人物だ。私からも微力ながら、日本アソシエーションを代表して、サポート快諾の連絡をさせて貰った。

現在コロナウイルスのパンデミックが世界中に進行しているため、米国内はもとより、私たち米国外に住む多くの国のファンが旅の制限を強いられている。ルート66から遠く離れていても、「今できること」を実践できる良い機会を頂いたと思う。

ご興味のある方は下記までご連絡を。
Ms. Lynne Miller
Byway Liaison
California Historic Route 66 Association
Lynne4Anza@aol.com

El Rancho Hotel を応援しよう

昨日金曜日のこと。アリゾナ、ニューメキシコ、コロラド、ユタの地域をカバーする新聞メディア「The Journal」は、ニューメキシコ州最大の街、アルバカーキの高齢者施設で18人もの COVID-19 感染者が発生した事実を報道した。州全体ではこれで500人を超えた数字となる。

同州で最初の感染者が検出されたのが3月中旬。それから直ぐに州知事である Michelle Lujan Grisham 女史は予防措置として、終末期ホスピスケアを除き、生活支援施設への公共アクセスを一時停止した。報道によればその措置は Grisham女史自身も彼女のお母様へ会いに行くこともできないことを意味していたという。

今更改めて言うことでもないけど、ほとんどの人にとってコロナウイルスは発熱や咳などの軽度から中程度の症状を患うことが主で、2〜3週間で解消すると言われているが、一部の人々、特に高齢者や既存の健康問題のある人々にとっては肺炎や死を含む、より深刻な病気を引き起こす症例が後を絶たない。とはいえ、まだウィルスの全容が解っていないため、いずれの場合も細心の注意で臨むことが重要だ。

そんな中、ニューメキシコ州西部に位置する Gallup の街のシンボルでもある、El Rancho Hotel は医療従事者が必要とする場合、 COVID-19 に感染した重い患者さんのために、ホテルの一部スペースの使用を許可したのだ。が、当面は感染被疑者がコロナウイルスの検査を受けている間、自己隔離する場所としての使用が主になる模様。
もちろんホテルとしてのビジネスは続ける必要があるため、駐車場を隔てた別棟を提供することになるものの、これは同業者の立場からすると非常に難しい、が素晴らしい英断だ。

このプログラムは、Rehoboth McKinley Christian Health Care Services、Gallup Indian Medical Center、Community Outreach and Patient Empowerment 等の専門非営利組織の後援を受けており、ホテル側曰く、提供した場所は、使用語は米国疾病管理予防センター(CDC) による厳しいガイドラインに基づいて部屋が掃除されるとことだ。

El Rancho Hotel は、20世紀初頭に “The Birth of a Nation” や、”The Musketeers of Pig Alley” でアカデミー賞受賞経歴のある著名な映画監督 D.W. Griffith 氏の兄弟である、R.E. Griffith 氏によって 1937年にオープン。兄弟は映画製作者に Gallup エリアでの撮影を奨励し、ホテルは John Wayne、Ronald Reagan、Katherine Hepburn、Kirk Douglas、そしてSpencer Tracey、Gregory Peck や Humphrey Bogart 等、当時のきらめく映画スターたちが宿泊したことで有名。その当時の写真や小物はホテルの2階に堂々陳列されているのだ。

だがさすがの El Rancho も 1980年にフリーウェイI-40がルート66を迂回した際にはビジネス需要は急減、そして衰退の道をたどるのだが、捨てる神あれば拾う神あり、常にそのホテルの運営を夢見ていた Armando Ortega Sr. 氏によって解体の脅威にさらされたホテルは 1986年に50万ドル(現約5400 万円)で購入され、さらに同額を追加して修復したのと記録が残っている。
ホテルは1988年5月に再開、その年に国家歴史登録財に登録された。
Ortega Sr.氏は2014年に86歳で永眠している。

Coat of Arms – John Charles Webster

締めくくりは同州の大司教であられる Archbishop John Charles Webster 氏のお言葉で。
“In unity with all Christians, we call on the faithful to make home the holy place for the sake of all families during the COVID-19 pandemic. Stay home. By practicing social distancing, together we can save lives.”

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