話題はちょっと変わって今日は野球のお話。
これは昨年の出来事だけど、ルート66を旅する途中セントルイスに寄る機会があった。セントルイスまで来たら(スポーツ狂としては)やはり「ブッシュ・スタジアム」に行かないわけにはいかない。残念ながらその時はオフシーズンで、チームはスプリングトレーニング中なので、「じゃあ意味がないじゃないか」というご指摘もありそうだけど、それもファンの醍醐味ってことで ご勘弁を。

Bush Stadium

セントルイス・カージナルスは、2000年以降ほぼ毎年ポストシーズンに参加してたし、以前は田口選手も在籍していたのでご存知の方も多いのでは。でもやっぱり私には98年に当時カブスのソーサ選手と本塁打争いをした、私の最も敬愛するMLBプレイヤー、マーク・マグワイア選手の存在が「ミスター・オズの魔法使い」と同じ位印象深いかなあ。

セントルイスのダウンタウンは、スポーツファンにとっては天国のような街。街中に宿を構えればカーディナルスは勿論、セントルイス・ブルース(アイスホッケー)のスタジアムも徒歩圏内。更には観光客様にはしっかりお金を落としてもらうように、スタジアム周辺にはレストラン、お土産屋さんが並び、何と野球博物館まで完備してる。チームストアにも殿堂入り名選手を始め、しっかり潤沢にファンの心をくすぐるアイテムが用意されているのだ。

Team StoreTeamStore2

そんな高揚した気分で更に南下してスプリングフィールドという街まで足を伸ばしてみる。街中を徒歩散策していると街頭には何やら見慣れた?赤い鳥さんが。

そこでハッと気付く、「そうだよ、そうだよ。ここはカージナルスのマイナーリーグAAのスプリングフィールド・カージナルスがある所じゃないか!」早速ここでもスタジアムを訪問することにした。

勿論こちらもシーズン前だからスタジアムは閉鎖中。だけど幸運にもグッズの売られるチームストアは営業中だったので、何とか入れてもらえないか交渉してみると、あっさりと「いいよ、整備の邪魔はしないでね」。マジ?本当?
(この柔軟性、どっかの国も見習わないと!)
さすがに少し耳を疑ったが相手は笑顔。「そんな笑顔してもお店では何も買わないよ」と心の中で呟きながら私も目一杯の笑顔で入れてもらう。

Springfield Cards Stadium

Springfield Cards Stadium

 

実はマイナーリーグ、これが結構面白いんだ。メジャーに比べて入場料は格安($6 ~$12 ぐらい)まさに「アメリカン・パスタイム」がそこにある。いつ来ても良しいつ帰っても良し。家族、友人皆でパーティ気分で盛り上がる。試合なんか全然見てない人も沢山、何と読書をしてる人までいる始末。
ここで頑張った選手がメジャーに上がり、試合に出てくる時はまるで我が子が育ったかのようにテンション上がるのだ(笑)

ルート66にはスポーツもいっぱい!素晴らしい季節がやってくる予感大ですね。