Author: Toshi Page 1 of 25

コロナに負けるな!

依然としてコロナウィルスは世界中で猛威を奮っている。現在世界中で感染者は50万人を超えており、25,000人近い人々が亡くなっていると聞く。
私たち米国でも症例数は10万人を超える勢いで、1,200人以上がその大切な命を落としている。このパンデミックにより米国は欧州の多数の国やカナダからの旅行を禁止。もちろんこのような状況下で旅行をする人は少ないが、多くのルート66ファンを抱える欧州からの旅行者が来ないという事実は、ルート66沿道ビジネスにも多大な影響を落としている。

アリゾナ州ウィンスローに建つ歴史のある「La Posada Hotel」は、再開業した23年前以来、初めての一時閉鎖に追い込まれた。
私の良き友人でもあるオーナーの Allan、そして彼のパートナーである Tina は先週この困難な決断をし、ウイルスの影響で苦しんでいる人々に向け「この危機を乗り越えようとしている皆様の健康と生計を心よりお祈り申し上げます。」と語っている。(Route 66 News より)
尚、Allan はニューメキシコ州 Las Vegas でも「Plaza Hotel」「La Castaneda Hotel」、同州 Lamy の街では「Legal Tender Saloon」を経営している。
残念ではあるが、もちろん全て通常の営業はできていない。

La Posada のホームページより、公式声明を原文のままご紹介。

We have always been an unusual business, founded not to make money but to save special places. For twenty-five years we have poured our lives and revenue into improving our properties, our communities and our staff with little regard for the bottom line. We are so proud of what we have been able to accomplish, and so very grateful for the support of our loyal guests and lovely towns.
Everything is different now. We have had so many cancellations we cannot process them right away. Please be patient and kind. If you believe in our common future, buy a gift certificate for a future stay or meal. If you already have a reservation we would love to give you a gift certificate or reschedule your stay when things get better – which they will. We understand that many of our guests are in crisis too, so if you have a reservation and need a refund we will get that to you as quickly as we can.
We are doing all we can to support our staff too. We will pay out all benefits and will keep 24-hour security and live-in at all properties. Most of these fine people have been with us for years, some for decades. It is heartbreaking. Tina and I are working without pay. We will borrow and use every penny we have so we can all recover together.
La Posada opened in 1930 as the depression overtook an unprepared nation. Working together we brought La Posada back and made it an oasis of kindness and beauty, and then the same for the Plaza, Castaneda and Legal Tender. This crisis too shall pass. We will all travel and dine and laugh again.

ニューメキシコ州と言えば、パンデミック期間、州内すべての宿泊施設に稼働率を50%以下に制限するように命じた。さらに同州は、ウイルスの影響を直接受ける可能性のある医療従事者とその家族が利用できる部屋を(ホテルを利用して)確保したいとも考えていると聞く。

ニューメキシコ州のルート66、アイコン的な施設と言えば「Blue Swallow Motel」だ。そのブルースワローも27日(金)を持って一時的に2週間強、閉鎖する決断をした。(4月12日に再開するかどうか判断)

オーナー夫妻である Kevin と Nancy も私の大切な友人であり、将来的に何かお手伝いが出来ればとも話しているだけに、決して他人事ではない。もちろんルート66沿道の全てのビジネスが大変であろうだけに、想いはこのモーテルらだけではない。かく言う私自身もホテル業界に勤務しており、相当に大変な思いを経験している真っ最中なのだ(泣)

こちらも彼らのFBよりアナウンスメントをご紹介。
一日も早く世界中で感染んが下火になり、元の世界に戻ることを祈って止まない。

We are sad to announce that due to increased concern for the well-being of our guests, employees and ourselves, we have made the difficult decision to temporarily close the motel, effective Friday, March 27th. Please understand that we do not make this decision lightly, but we feel it is impossible to ensure that any of us will not be exposed to the COVID-19 virus during this time of unusual and extreme risk. Additionally, we are simply unable to provide the experience of sociable hospitality that the Blue Swallow has become famous for under the kind of interactive restrictions that are currently in place. The experiences of sitting out with your neighbors under the warm glow of the neon, or sharing travel stories around a campfire, are ones that we are unable to facilitate at this time. It is not entirely clear when we will be able to resume normal operations, but we are targeting April 12 as a day to review the status of the current crisis. A decision will be made at that time on whether to reopen or extend the closure.

We encourage you to not travel during this time, but if you must be on the road, and decide to stay in Tucumcari, please first try our other historic motels, such as the Safari Motel, Roadrunner Lodge or Historic Route 66 Motel. We do not know what their plans are, but for now, they remain open.

We hope and pray that we all come through this crisis safely together, and that we are able to resume normal, fun operations in the very near future.

We apologize for any inconvenience this may cause, and hope to see you at the Blue Swallow for a future visit. Until the time that we see you back on Route 66, please stay safe and healthy.

Thank you all for your support–Kevin & Nancy

Arizona Fun Run 中止へ

2019年のイベントポスター

少し前にルート66沿道で開催される、2020年のイベントを紹介したが、現在世界中を巻き込んでいるコロナウィルスの影響で、30年以上に渡って行われている毎年恒例の「Arizona Fun Run」(5月1日~3日開催予定)が中止となってしまった。
ここ数週間、アメリカは勿論、イラン、イタリア、中国、そしてスペインを筆頭に150か国近く感染者が出ているパンデミック状態では、CDCC やアリゾナ州知事の推奨に従った形で、それは感染の拡大と多くの人の命を尊重する大切な決断と思う。

Arizona Fun Run は毎年約800~900台のカスタムカーが参加し、アリゾナ州セリグマンをスタートし、同州西端のトポックまで走る一大イベントだ。

昨年のイベントがYouTubeにあったので、参考までに。

勿論、今年参加する予定だった人には、$55 の参加費はアリゾナ州ルート66協会へ「寄付」するか、「返金」を希望するかの選択が与えられているようだし、来年2021年への参加へトランスファーすることも可能だ。

コロナウィルスの影響は日々日々深刻になっていて、今後の見通しが立っていない分、今後幾つのイベントが中止または延期になるのか分からない状態だ。アメリカは先週の欧州、UK、そしてアイルランドからの旅行禁止を発表したことに加え、カナダとの国境も「必須でない」旅行者の訪問を封鎖することを両国で合意した模様。先行きが本当に心配だ。

もし読者の皆さんの中にこのイベントに申し込んでいる人がいるなら、イベントのウェブサイトよれば、連絡先は nikki@historic66az.com とのこと。

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol.12 映画から生まれたバグダッドカフェ

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第12回目(03月号)は、映画「Bagdad Cafe」のご紹介。
その地、Newberry Springs は訪れたものに時空を超えた郷愁を誘います。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (25ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/764/764.pdf

Lilian Redman に会いたくて

Lilian Beatrice Leigon Redman

ルート66を走り始めて、ルート66に関わることで沢山の友人、知人が出来た。皆、一人一人が私の誇りとする素晴らしい大切な人々だが、残念ながらタイミングが合わず会うことの出来なかった方々も大勢いる。
その一人が、Lilian Redman 女史、言わずと知れたニューメキシコ州トゥクムキャリのBlue Swallow Motel の元名物オーナーさんだ。ブルースワローモーテルは、1940年代よりルート66のアイコンであり続けているが、Lilian Beatrice Leigon Redman がモーテルのオーナーとして活躍した50年代にその伝説は生まれた。彼女の名セリフの一つ、” I end up traveling the highway in my heart with whoever stops here for the night” は、私自身がホテル業界に従事していることもあり、いつも指針の一つとして肝に銘じている。(とは言え、そんな気量は私にはないが、笑)

現在のオーナーは、Nancy と Kevin Mueller 夫妻。ミシガン州デトロイトから越してきたとても気さくで愉快な人達だ。いつも訪れる度に笑顔満面、飛び切りのホスピタリティ精神で出迎えてくれる姿にはきっと Lilian の精神が受け継がれていると確信する。

With Nancy & Kevin Muller

そんな Lilian にインタビューをする ルート66の生きた伝説、Michael & Suzanne Wallis 夫妻と Nancy の貴重な映像を発見したのでここでシェアしたい。

Lilian が亡くなったのは 1990年代後半。1993年に初めてルート66を走ったが、当時はまだ走って「観光」することだけに注力していた未熟な私は、このようばルート66の真の魅力に気付いていなかった。
Time No Wait、本当に時間は待ってくれない。今やるべきことは絶対に後回しにしてはいけないのだ。

友人、Anthony Reichardt が撮影した当時の Lilian。ああ、本当に会いたかったなぁ。

夜明けの一枚@Blue Swallow Motel

@Tucumcari

Bagdad Cafe 30年の時空を超えて

1987年に世界中を唸らせた映画、「Bagdad Cafe」の封切り後から約30年。ちょっと前になるけど、その映画の監督を務めた Percy Adlon 氏が時代を経て初めて語った記事が面白かったので紹介したい。

冒頭に「世界中を」と書いたが、読者の皆さんも知っている通り、当初は「風変わりな」ドイツ映画と見られていたのも事実。実際私自身も、正直告白すれば、一回目はあまりピンと来なかったことを憶えている。1993年にルート66を走り始めたことで何度か見るようになってジワジワとその魅力に憑りつかれていった。 内容を簡単に言えば場所はアメリカのモハヴェ砂漠にある「うらぶれたカフェ」に集う人々と、そこに突然現れたドイツ人旅行者ヤスミンの日常交流を描いた作品だ。撮影はカリフォルニア州ニューベリースプリングにあった Sidewinder Cafe を使用したが、その Cafe のオーナーは映画公開後に店名を賢く Bagdad Cafe に変更するという大技も見せた。

ドイツ映画ということもあり、「Bagdad Cafe」は特にヨーロッパではカルト映画ファンのお気に入りになり、今でもドイツやフランスからの観光客が一番多いと聞く。残念なことにモーテルは数年前に取り壊されたが、カフェは毎日営業。現在のオーナーである Andree さんがルート66と映画の精神を引き継いでいる。

Andree さんと

アドロン氏が語ったのは、映画はアドロン氏のカリフォルニア州のモハーヴェ砂漠へのルート66の旅をしていた際に触発され、Daggett と Bagdad の両小街近郊で「奇妙な光」を見たことが「お告げ」となってこの企画に結び付いたのだとか。本当に些細なことが人生を変えるのが良く分かる。

また、俳優のJack Palance はこの映画で好演したことで、彼のキャリアを一気に上昇させることが出来、1991年に “City Slickers” でオスカーを受賞することになったと公言して憚らない(笑)シティスリッカーズは勿論のこと、その他 “Batman” や、”Tango & Cash” でご存知の方も多いかと。
それと同時にTVシリーズからの”Bagdad Cafe” へ出演することは断っていたそうな。知らなかった。。。

Bagdad Cafe と言えば思いだされるのが、あの名曲「Calling You」。作曲家のボブ・テルソンが作り、これを欧州出身の歌手、Jevetta Steel さんが歌い上げた。これは彼女の作品の中でもトップ10ヒットとなり、アカデミー賞の最優秀歌手にノミネートされることとなる。その後は特にフォローしてなかったが、名作「Calling You 」は、セリーヌ・ディオン、ナタリー・コール、バーブラ・ストライザンド、ジョージ・マイケル、そしてエッタ・ジェームス等多くのアーティストによってカバーされたとのこと。

Bagdad Cafe の横の空き地にたってモーテルサイン柱を眺める。インターステートから少し距離があるので、そこは風の音しか聴こえない。そして目を閉じると自然と「あの声」が降りてくる。1987年、スクリーンで観た時空へのタイムスリップが体験できるのだ。

アメリカを体感したければオクラホマに行こう!

アリゾナ州と共に、各州を走るルート66の距離としては最も長い道路を持つオクラホマ州はその圧倒的な大きさゆえにとても多くの魅力を持つ。

そんなオクラホマ州観光局は昨年大きなプロジェクトを立ち上げた。
タイミング的には半年ほど周回遅れだが、今日はその一部を紹介したい。

「オクラホマロードトリップ」と名付けれた、YouTube 上で毎週配信されるエピソードでは、ルート66を含む街、三か所を選びそこで行われるお祭りや、ユニークなレストラン、そして訪れるべき観光スポットを紹介します。観光局と共にそのBRANDINGを司るのは何と Pinnel 州知事。州のやる気が伝わってきます。
知事は 「このプロジェクトを通じて、オクラホマが提供する豊かでユニークな体験を楽しく革新的な方法で伝えていきたいと考えています。オクラホマには、楽しくユニークな観光スポットから、素晴らしい博物館、受賞歴のあるレストランやアトラクションまですべて揃っています。アメリカを見たいなら、オクラホマを見なければ始まりません。」

イタリアの諺にはもある ” Vedi Napoli, e poi muori”「ナポリを見てから死ね」と同じ、オクラホマの誇りと魂を感じるよね。

今回は最初のエピソードを三つほど。

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol.11 ミズーリのガスコナーデ橋を守れ!

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第11回目(02月号)は、先日もこのブログで紹介したガスコナーデ橋のお話です。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (11ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/760/760.pdf

Save the Gasconade River Bridge 最終章

ミズーリ州ラクレード群ヘイゼルグリーンという小さな街の郊外にあるガスコナーデ川橋。そう、この橋の運命については何度もこのブログで取り上げてきたけど、やっとその将来が決まる(かもしれない)という時期に差し掛かっている。

というのは、同州ルート66協会の会長であるリッチが、ガスコナード川橋の所有権を協会に引き継ぐことを望んでいると語ったからだ。

まだ現時点で結果を聞いてはいないが、リッチは1日(土)午後に開かれる理事会で、同協会に提案を承認するよう尽力しているようだ。

最近読み始めてくれた読者の皆さんのために簡単におさらいをすれば、ガスコナーデ川橋はルート66の歴史の一部としてとても重要なアイコンの一つ。だけど2014年12月、ミズーリ州運輸省が橋の劣化が理由で当面の通行封鎖を勧告した。同運輸省の査定では修理をするには約1億円程度の資金が必要であり、州財政を鑑みれば当面その「順番」は廻ってこないというものだった。しかし問題はそれだけでは済まず、たとえ修理したとしても構造そのものが現在の規制に合っておらず、更には通行できる車両の重さも制限されることから、解体=>新しい橋の設置というオプションまで議論されるに至った。

2015年春、そのリッチが音頭を取って初めて同地でラリーウォークを主催、ガスコナーデ川橋を守る意思を群や州を相手に鮮明にアピール。私もルート66日本のアソシエーションを運営する身としてリッチの活動に賛同し、2016年4月に行われた第二回ラリーウォークに参加したことは既に皆さんにもお伝え済みだ。スローガンは “Repair, Don’t Replace” ( 壊さずに修復を)。橋そのものを「残す」ことが必須だったのは言うまでもない。

David Schwartz 氏デザインの同イベント用ステッカー

これらの活動の結果、州政運輸省は一旦解体を見送ることになったので、リッチの行動の効果は充分にあったが、その後 同州運輸省は橋の新しい所有者を今年4月20日までに見つけることを条件に、橋を残すことを認めた。
そのリッチは昨年からミズーリ州ルート66アソシエーションの会長に就任。ガスコナーデ川橋の問題に向き合っている、というわけだ。

Facebook の Save the Gasconade River Bridge ページも多くの応援メッセージで溢れている。
https://www.facebook.com/groups/savethebridge/permalink/3668158949868693/

リッチを始めとした全ての関わる人達の行動に心から敬意を表するとともに、可能な限りのサポートができればと切に願っている。

ありがとう!Illinois Route 66 Blue Carpet Corridor

とても残念なニュースが飛び込んできた!
イリノイ州スプリングフィールドを拠点とし、ルート66に関するツーリズムで多大な貢献をしてきた「イリノイ・ルート66・ブルーカーペット・コリドー」が、昨年12月31日に正式に解散、同団体ウェブサイトも先週1月31日をもって閉鎖になったって(泣)

解散に至った大きな理由は、別団体 Great Rivers & Routes Tourism Bureau の成長と拡大が原因とのこと。(あ、「原因」って書くとその団体が悪者になっちゃうね)
その団体はAlton Regional CVBとして活動してたらしいのだけれど、その活動地域が、Alton、Grafton、ジャージー群の一帯に及ぶことから、過去数年にわたってブルーカーペット・コリドーは彼らとコミュニケーションを取りながら、協力して活動をしてたらしい。
だけど、ここ何年間においてブルーカーペット・コリドー主催のイベントでの集客力低下や、その回数そのものの減少もあって。。
ブルーカーペットのリソースや情報を Great Rivers & Routes Tourism Bureau へ移管することにしたそうだ。

ニュース媒体のRoute 66 Newsでは「前向きな統合」との見解で、私自身も同感。無くなってしまうわけじゃなくて、そういうサービスや情報をきちんと提供できる地域機関があるわけだからね。

でもやっぱり寂しいのは正直なところ。2014年からブルーカーペットの代表を務めた、Cheryl Eichar Jett さんは私の良き仲間であり、友人でもある。彼女に心から感謝の意を表し、今までの御礼を言いたい。
Cheryl、ありがとう!お疲れ様!

真ん中の女性が Cheryl さん

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol.10 ルート66各地のイベント2020

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第10回目(01月号)は、2020年、ルート66の沿道各地で開催されるイベントをご紹介。今年の旅行計画の参考にしてください!
もちろん紙上で全ては語れませんので、ネットでググって自分に合うイベントを見つけて、是非その「空気」に触れてみましょう!

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (11ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/756/pdf/page11.pdf

Page 1 of 25

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén

Translate »