Category: Arizona (Page 1 of 2)

週刊NY生活連載第23回:アリゾナ州パート②

恒例の月イチ投稿、今回はアリゾナ州メテオ・シティからフラッグスタッフまでの旅です。本当はもっと先まで行きたかったんですけどね(笑)
https://www.nyseikatsu.com/editions/655/html5/index.html

Powerhouse Museum 改装終了!


アリゾナ州キングマン。
ルート66沿いに鎮座する大きな給水塔が威厳をもって観光客を迎える。

そのキングマンの街で、これまでもこのブログで何度か紹介している「パワーハウス・ビジター・センター」が、約US$25万ドル(約2800万円ほど)かけた改装作業をやっと先月終了したらしい。まあ長かった ((´∀`))ケラケラ
同州 Historic Route 66 Association や、キングマン市等が筆頭となって資金を調達、改装請負業者 T.R.Orr 社も長い間一緒に頑張った賜物だ。

改装後はミュージアム内のウェルカムデスクや照明が一新され、サインボード、店舗表示も綺麗に。おまけに従業員用の新しいオフィスや収納スペースに加え、(州内最大規模の)アリゾナ州高速道路地図、約100を数える州内の街とアトラクションのパンフレットも充実しているという豪華さだ。

プロジェクトに尽力した館長の Josh Noble 氏は、この改装によって今まで制限されていたギフトショップでの収入増加を期待していると話す。実際売り場面積も少し大きくなり、相当数の商品の陳列が可能になった。私もこの夏前に訪れた時はまだ作業途中ではあったものの、随所にその片鱗を感じたものだ。
一昨年、大型チェーン書店だった Hastings が閉店。ネット社会が進み、Borders、B.Dalton、そして Waldenbooks と、馴染みの本屋さんが姿を消す中その波に呑まれた恰好だが、その「遺品」より多くの本棚、ラックを譲り受けることが出来、このパワーハウスのギフトショップはその前年より在庫が31%拡大、US$109,000 以上(約1,200万円)の収益を上げた。今回の改装プロジェクトによって今後は更に1.5倍の収益を見込んでいるそうだ。

実は今回この改装内容のサインボード、幾つかの言語でも紹介されるようになったのだけど、その日本語の部分を私が担当させて貰った。現地の展示でだけでなくウェブサイトからその一部は見られるので、時間のある方は是非パワーハウスの公式ページを訪問頂きたい。
http://www.gokingman.com/attraction-Powerhouse-Route-66-Museum

お土産屋さんの入り口ドアにもこのように貼り紙で、日本アソシエーションも協力させて貰っている旨、宣伝?してくれているのだ。

従来の Hilltop Motel や、私の友人夫婦が切り盛りする El Salvatore Motel、に加えRamada Hotel チェーンがルート66を前面に押し出したホテルを開業したことで街を上げてマザーロードをプロモートする街、キングマン。
今後の取り組みにも目が離せないよね!

 

キングマン在住の親友、ジムと

 

 

週刊NY生活連載第22回:アリゾナ州パート①


恒例の月イチ連載。今月からやっと第7番目の州、アリゾナに入りました。
今回はアリゾナ・ルート66東部をご紹介しています。

https://www.nyseikatsu.com/editions/651/html5/index.html

George & Cool Spring Station


アリゾナ州クール・スプリング・ステーション。それはまるで何処かの異星に居るような気分に浸れる。同州キングマンの街より走ること約25分、それは何もない場所にポツンと佇む - アリゾナ・ルート66を代表する人気スポットの一つだ。

クールスプリングス集落は1920年代に出現。しかしその後他州同様、1950年代にルート66が街を迂回するようになった後は急激に寂れ、現存のこのステーションだけが残った。ステーションのオーナーである Ned Leutchner 氏は、1997年にルート66を旅した際この土地に一目惚れ。数年かけてこのステーションを購入した後、外観を改装して 2004年12月からお土産屋(兼)博物館(兼)ガスステーションとして開業し始めた。

George Chicago、自身をバイキングの末裔と言いデンマーク国旗を常に掲げる心優しい大男に会ったのはつい最近、2014年のことだ。多い日は数十人ほどの来客があるらしいが、その日は天気が良いにも関わらず3月というシーズン前だからか、私が彼と過ごした2時間あまりの間には殆ど誰も来なかった。


ミネソタ出身のMR バイキングの末裔、退役した後にアリゾナの辺境に辿り着いた彼と、日本を飛び出しアメリカに居場所を求めた放浪癖のあるホテルマンの私に接点などない。が、まるで前から知ってるかのように色々な話が出来たのはとても嬉しい思い出である。

その一年後に再開した時、また私達は1時間超えの話に花が咲いたが、突然ジョージは屈託のない笑顔で私にこう言った。
「トシ、今回が無理なら次はいつ来るんだ?その時は裏にある俺のトレーラーハウスに泊まれる時間を作れよ。飛びきり美味いウオッカと星空をご馳走するよ。」
次の話をするなんて珍しいな、と思い私はこう続けた。
「じゃあ寒くなる前に来なきゃな。ここだって秋冬は冷えるんだろ?」

「お前の住むカリフォルニアから比べたら寒いかもな、ははは。」
「急かせるわけじゃないんだが、ここだけの話。実は俺な、タイに行くことにしたんだ。だからそう長くここには居られない。まだはっきり日は決めてないがな。」
「タイだって?何でまたそんな遠いところに?行ったことあるのか?アジア人の俺でさえないぞ(笑)」
「誰にも言うなよ、彼女が出来たんだよ。それで一緒に彼女の国に”帰る”ことにしたんだ。」
よく見たら一年後もジョージは同じような恰好をしていた。


こういう友人が幸せになるって話は本当に嬉しい。
心から祝福しジョージが行ってしまう前に必ずもう一回来ると約束して別れた。

その後知り合いからこんなニュースを聴いた。
「Cool Springs Camp が住み込みでのお世話人を探しているらしいよ」

どうやらジョージとの約束は果たせないまま終わってしまったようだ。

昨年キングマンを訪れた際、車を飛ばしてステーションに行ってみた。
まだジョージの後釜は見つかっていないようだ。
あのトレーラーハウスは無く、ステーションも閉まったまま。


時折ネイティブアメリカンがお土産物を店横で広げては何も言わず通り過ぎる車を見つめていた。
私はドアに残された、確かに訪れた跡を確認してキングマンへ向かって帰ることにした。

追記:
このステーションのお世話をしてくれる人はまだ募集中とのこと。
Leutchner 氏曰く、新しくお世話人になることの「特典」として、
①モーターホームに住んで快適な生活ができる
②ルート66のアイコンで、地球上で最も「カッコイイ」場所の一つに住める
③もちろん電気、水道(新鮮な井戸水)完備。
しかも、
④公共料金、家賃は無料!(オーナー払い)
⑤販売員、サービス業の経験があれば何と給与も考慮だって!

やってみたい人は Leutchner 氏に連絡を!(笑)

ジムとカークとアリゾナルート66

4月のとある週末、どうしてもやりたいことがあってアリゾナ州キングマンに行くことにした。ルート66にあまり興味のない家内には「ラスベガス訪問」を落とし処に、ちょっとした週末旅行だ。
地元オークランドからラスベガスにはたったの1時間ちょっと。今から約10年ほど前は仕事でロスアンゼルス~ラスベガス間を一日二往復、それを3、4か月続けたこともあり、ラスベガス空港は文字通り「庭」だ(笑)
相変わらずの景色に思わず微笑みが出た。


車を借りてパラダイス、ヘンダーソンとお馴染の街を過ぎ国道93号線を一気に南下する。1時間半も走ればアリゾナ州ルート66の一大拠点、キングマンだ。
まずはいつも儀式、Mohave Museum of History & Arts の前で写真を一枚。
ここは先住民モハべ族の歴史を紹介する博物館だが、この壁に描かれた絵が何とも私のお気に入り。本当は車が停まっている=入場者がいる、でないと困るのだが、この壁画の前に車が一台も停まっていないかどうかが、私のキングマンを訪れたときの「占い」なのだ。一台もいないとその旅はきっと素晴らしいものになる、そう何年も勝手に決めて必ずこの場所に来る。今回の結果はこうだ~ ⇩

今回のキングマン訪問の目的は二つ、友人ジム (Jim Hinckley) と一緒にアリゾナ・ルート66を走る、そして同州アッシュフォークにある Zettlers Route 66 Store を訪れてご主人のカークさん (Kirk Slack)に初対面することにある。
ルート66ファンでない方には取り立て何てことないように聞こえるかもしれないが、勿論そうではない。
ジムはルート66でもかなりの重鎮。歴史家、写真家、ツアーガイド、作家、旅行マーケティングコンサルタント、話家、と実に様々な顔を持つ。特にアリゾナ州とルート66を語らせたら彼の右に出るものはそうそう居ない。発行した書籍は実に20冊以上、と、こんな人物と一緒にルート66を走る意味は言葉では表現できない嬉しさと光栄さが入り混じる。
まずはそのジムと、これも街では有名な観光スポット、Powerhouse Museum パワーハウス博物館で落ち会うことに。こちらの博物館はインフォメーションセンター、お土産屋さん、展示品、歴史の説明をフルに備えたルート66中でも絶対に訪れて欲しい博物館の一つ。特に2階に展示されている大恐慌時代、オクラホマ州から仕事や普通の生活を求めてやってきた人達を描いたスタインベック作「怒りの葡萄」に出てくる幌馬車がそのまま再現されており、当時の様子がはっきり分かるようになっている。一枚撮ってくれるというのでポーズ。

 

少々手前味噌になるが、この博物館、初めて電気自動車の歴史についても展示しており、そのプロジェクトの責任者 ジョシュアと一緒に、ルート66日本アソシエーションとしてその展示品、説明分の和訳を全て担当させてもらった。
それについてお土産屋さんの前に張り紙がちょっとあったのでついでにご紹介。

車の中で何だかんだとルート66やお互いの近況について話をしていると、アッシュフォークの街に着いた。お腹が減っては戦は出来ずとばかりに街に新しく出来たであろう(前回訪問した時は無かった)BBQのお店で腹ごしらえ。
ジムと奥様のジュディと一緒に記念撮影。中々自然体で気に入っている(笑)


Zettlers Store は1930年にパン屋さんとして開業するが、1945年に食料品店に業態を変え2012年まえで営業してた。その後暫く閉鎖してたものを昨年、ご主人のカークが自身のお土産屋さんとして再開してくれたお店だ。
再開したお店にもカークにも(FBで繋がってたこともあり)是非会いたくてこの日を待ちわびていたのだ。

今日はちょうど先日仕入れたばかり、という年代物のレコードプレイヤーを修理中で、かなり歴史と年期の入った代物にジムと二人でテンションはマックス。所狭しと置いてある面白いお宝グッズや定番のお土産品も充実。アリゾナ・ルート66を走る方は是非訪れて欲しい。

右よりジム、私、カークと
お店の床一面に書かれたロゴの
前で記念撮影。
お店のFBページにも連日連夜
訪れた旅人達が紹介されている。

 

 

 

 

アッシュフォークを出た後は、セリグマンからオールドループを走り、ピーチスプリングスやトラックストンを経てキングマンに戻る経路をたどった。本当はこの沿線をもう少しゆっくり走りたかったのだが、夕方にキングマンの市長やアリゾナ州ルート66アソシエーションの人達と軽く夕飯を取る段取りをしてると言われ、思わずアクセルを踏み込む(笑)
本当にルート66の関わる人達は仲が良く、家族同様に見知らぬ者も受け入れてくれる。

ジム夫妻と一緒に走った今日の日は絶対に忘れない。
大きなプロジェクトに向かう私へのエールも忘れることなく、最新の出版書物も頂く。これには共通の友人、バンコクの世界一アホな敬愛すべきランナー、Kさん夫婦も載っている。ルート66は世界を繋ぎ、人を繋ぎ、そして過去と未来をも一本の道でしっかり繋ぐ。


キングマンの夕暮れと共に。

Meteor City 再開へ向けて

アリゾナ州メテオ・シティ。現地語?で書けば Meteor City、ちょっと風変わりだよね。実は「シティ」とは言ってもそれは都市ではなく、街でも、村ですらないのが現状なのだ。メテオ・シティは州中東部、ココノ郡にありナバホ、ホピの両居住区の南側に位置するエリアで、2012年に閉鎖してしまった(当時は人気の高かった)ドーム型のトレーディングポストが廃墟目前の様態で残っているだけ、というのがここ数年の姿。


でもそんなメテオ・シティがそのトレーディングポストを起点に復活しようとしているのだ~
復活かも?の噂を聞いたのが確か今年の初旬。その後ルート66日本アソシエーションとしてもお世話になっているロンのニュース記事にも載っていたように、いまや一歩一歩確実な情報として私達ルート66ファンのテンションを上げている。

ジョアンとマイケルのブラウン夫妻はルート66からは遠く離れたインディアナ州ジェファーソンヴィル在住。でも元々の生まれはカリフォルニア、ルート66南西部が大好きで特にアリゾナ州の Two Guns を愛して止まない二人だったようだ。現在の仕事に区切りを付けこの南西部に住みたい、そんな強い気持ちからこのメテオ・シティを復活させるべくトレーディングポストを正式に購入、取得したのが今年の3月だった。ジョアンは決心するまで何度も悩んだそうだが、彼らの地元でしばしばアリゾナ州の州ナンバーを付けた車を見かけた時なんかは「自分たちは正しい方向に進んでいる!」と信じたみたい。

そんなジョアンからFBを通じて友人申請があったのが4月の頭。いまやルート66の仲間たちはFBで300名近く繋がっている「一大家族」なので、きっと誰かから私の事を聞いたのだろう。通常会ったことない人とは繋がらない主義だけど、ルート66は別。友人、親友の友人はもちろん大歓迎。丁寧にご挨拶を戴き「近いうちにどこかルート66で会えるといいね」、そんな会話をしてた矢先、その「奇跡」は起こった(笑)

場所はテキサス州エイドリアン、もう皆さんよーくご存じの「ルート66の中間地点」だ。4月23日 親友のデニスを訪ねてその中間地点のミッドポイント・カフェで彼ら自慢のパイを頬張りながら談笑していた時、突然デニスが「ジョアンを知ってるか?」と聞く。全く予期していない質問に「ジョアン?ジョアン?どこのジョアンだ?」と聞き返すのが精一杯。何となく最近聞いた名前だな、とその3秒後あたりに思っただろうか、でも記憶の中で繋がらない。デニスはそのまま接客でレジへ行ってしまったその時、「Are you Toshi?」年配のカップルの女性が驚きの表情のまま近づいてきた。
「Hi Toshi、I’m Joan from Meteor City」
その一言で私は一瞬にして数日前のFBでのやり取りに引き戻された(笑)


ルート66。30年以上も前にその役目を終え、今年設立91周年を迎えるその道からはもう、そうそう新しいものは生まれない。だけどそこへ行く度に、その沿線に立つ旅に新しい出会いと友人は生まれる。人と人が繋がってできる道、それがルート66なんだと心から思う。

トレーディングポスト再開は早ければ、8月1日だそうだ。

ルート66仕様のナンバープレート

ちょっと前に話題にしたけど、いよいよ明日(12月19日、月曜日)からアリゾナ州でルート66仕様のナンバープレートが発売される。と、言っても注文を受けるだけで実際の受け取りは未だ先らしい。

これがそのデザイン  ⇩

くぅー モノトーンでカッコイイ!
販売料金のうち一枚につき$17は、そのデザイン元でもあるアリゾナ州ルート66協会に寄付されるんだって。そんな姿勢もまたまたカッコイイね。
アリゾナ州が言うには何でも2007年からここ10年間、この手のライセンス・プレートによる収益はUS$6600万ドルにもなるんだそうだ!もうルート66はニッチな分野ではないでしょ、これは(笑)
これまでルート66のライセンス・プレートが正式に州から発行されているのは、イリノイ州、ミズーリ州、オクラホマ州、とニューメキシコ州。

早く自分の住むカリフォルニア州でも出してくれないかと気を揉む年の瀬です。

 

何ともカッコイイ Mother Road Trio

motherroadtrio
The Road Crew の皆さんと親交させて貰って早一年。ルート66シーンにまた新たなバンドが出てきた。その名も「Route 66 Trio」。ジャズも好きな私にはその名を聞いただけでテンションが上がる。期待できそう!
と、思って iTunes に行ってみたがまだアップは無し。。。まだここでは売ってないみたいだ。
バイオを見るとバンドはアリゾナ州フラッグスタッフ出身の3人組、ジャズは勿論、ブルース、スイング、ジプシーソウルと、超期待できるジャンル構成に期待は膨らみます!

そんな彼らのビデオクリップから、”Black Wida” をお楽しみください。
あー早くアルバムが買いたい(笑)

 

 

Route 66 Corridor Preservation Program その①

nps66
先日私も運営に携わっている、とあるルート66関連のホームページでも少し触れたんだけど、ここでは更に詳しく、ルート66に関連する建築物や店舗が享受しているアメリカ国立公園局主導の助成金プログラムについて紹介します。ルート66とアメリカ合衆国国立公園局、実は密接な関係にあって、8州に渡って数多くの街、ガスステーション、映画館、劇場、モーテル、そしてレストラン等が国家歴史登録財の認定を受けています。その公園局がアメリカン・エクスプレス社や世界記念建造物保護財団などと組んで行っているのが「The Route 66 Corridor Preservation Program」という助成金プログラム。歴史の保存にかけては超敏感ないかにもアメリカらしい活動ですよね。

今年2016年は合計8件の(コストシェアを含む)助成金 USD103,000 (約1000万円)の支給が決定。同プログラムは2001年に開始され、支給は今日までに122件ものプロジェクト数におよび、USD1.9 Million と、コストシェア USD3.1 Million、合計USD5 Million(約5億1千万円)がルート66の保全に使用されています。

ではここからは、今年このプロジェクトの支援を受けた案件を何回かに分けて紹介します。

Historic Navajo County Courthouse Roof Preservation Plan
Location: Holbrook, Arizona
Recipient: Navajo County
NPS Grant: $7,000; cost-share match: $7,000

HistoricNavajoCountyCourthouse

ナバホ郡群立裁判所は1898年、アリゾナが未だアメリカ合衆国の領土だった頃に建てられ、アリゾナ州に存在する二つのリチャード二アン・ロマネスク様式による裁判所の一つです。裁判所は永きに渡ってルート66上のランドマークでしたが、今日それはホルブルック地域の文化と生活を伝えるアリゾナ州インフォーメーションセンターとナバホ郡歴史社会博物館として親しまれています。毎年夏に行われるネイティブ・アメリカンのダンスイベント等でご存じの方もいるでしょうか。
裁判所は1978年に国家歴史登録財に認定されましたが、2012年に「Historic Structures Report」の発表によって建物の著しい劣化が指摘されました。その中でも特に酷い状態にある屋根部分を今回NPSは助成金を出すことによって修理、修復の計画を立てるとのことです。

********************

Rialto Square Theatre Marquee Restoration Project
Location: Joliet, Illinois
Applicant: Rialto Square Theatre Foundation
NPS Grant: $27,855; cost-share match: $27,855

Rialto Square Theatre
リアルト・スクエア劇場は、1926年11月の国家高速道路条例が出される数か月前に、ルート66を世に知らしめる手段の一つとして建てられました。当時のアメリカは、装飾に溢れた劇場と「音声のある」映画を国民に提供すること、そして流行の最先端であった自動車(旅行)を実現させる高速道路、の二つが国が発展して行くための重要な要因でした。出費を全く惜しまず造られた「ジョリエットの宝石」と呼ばれるに相応しく、その建築スタイルはギリシア建築、新ローマン・ロココ建築、そしてイタリアン・ルネサンスのエッセンスを多岐に渡る要素を含んだものになっていました。
しかし1970年代に入るとルート66もこの劇場も荒廃の一途を辿ります。1978年にはこの場所を駐車上に変えようとする動きまで出てきました。そこで Will County Cultural Arts Association が立ちあがり劇場を守ったことで、その後国家歴史登録財となり1980年代には再開業できるまでの状態に戻りました。
今日劇場はマチネでの上映とコミュニティセンターとして活躍していて、年間10万人以上の訪問者数があるとのことです。今回の助成金は劇場マーキーを1926年時の外観に戻すことに使用されます。

(続く)

Promotion Kingman, AZ

私の盟友、ルート66での著名な歴史家であり作家でもあるジム・ヒンクリー氏が自身が住む街、アリゾナ州キングマンよりルート66の魅力を発信するプロジェクトを開始。第一弾となるショートビデオ、お楽しみください。

https://www.facebook.com/PromoteKingman/videos/1777659485842821/

 

Page 1 of 2

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén

Translate »