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Route 66 と パンケーキ


皆さんは「Cracker Barrel」というアメリカのパンケーキ・チェーン店をご存知だろうか。パンケーキと言うと語弊があるかもしれないが、要はファミレスだ。なぜパンケーキ・チェーンと言いたくなるかはズバリ、私が最も推す商品に他ならないからだ(笑)


Cracker Barrel、そのフルネームはロゴにある通り「Cracker Barrel Old Country Store」と言う。1969年に Dan Evins 氏によって設立され、会社の本社、そして店舗の第一号はテネシー州レバノンという街にある。ルート66ファンにとっての「レバノン」は勿論ミズーリ州。レバノンと聞いた最初は一瞬テンションが上がったが、テネシー州と言われ頭の中はクエスチョンマークの嵐となった。
レストランのメニューは伝統的な南部料理がベース。ミートローフ、カントリー・フライドステーキ、ローストビーフ、キャットフィッシュフライ、そしてポークチョップと私の好きなお皿のオンパレードだ。取り分け朝飯メニューのラインナップには感涙もので、イチ推しのパンケーキから、ビスケット、スクランブルエッグ、ハムのステーキ等、目新しいものではないが本物の伝統がそこにある。

これがパンケーキだっ!

お店の外観、そして内装はどの店舗に行っても「これこそチェーンの醍醐味」と言わんばかりに、ほぼ同じ。実際40店舗ぐらい訪問している身としてはたまにどこに自分がいるのか分からなくなるぐらいだ。店前のポーチには木製のロッキングチェアが売られ、石の暖炉や地元の装飾品が並ぶ上、店内インテリアは基本、アンティーク家具、古い壁のカレンダーや広告用ポスター、写真など、地域の地元の歴史に関するアート関連が含まれている。

そもそも私が最初にこの店と出会ったのは偶然、1993年にフロリダ州マイアミに住んでいた時のことだ。アメリカっぽい朝飯を食べに行こうと思い立って北に向かって少しドライブ。West Palm Beachという場所でたまたま入った店が Cracker Barrel だったのだ。そこで初めてパンケーキ食べた時の感動は凄まじいもので、それまで数多くのパンケーキを食べてきたが、文句なく1等賞ものだった。そしてパンケーキにかける彼らのオリジナルであるメイプル・シロップがこれまた絶品なのだ。
その経験以来約25年、事あるごとにチャンスがあれば同店を訪れ、可能な限り友人知人にも薦めている。(親善大使にして欲しいぐらいだ)当の Cracker Barrel は1990年代に急激に業績を伸ばしたが、そこに目をつけて?私は当時通っていた大学院のレストラン経営学に関するクラスの最終論文にこの Cracker Barrel Old Country Store を題材として取り上げた。そのぐらい Cracker Barrel LOVE ♥ だ。
もう一つ言わせて貰えれば、ニューヨーク在住の時はマンハッタンやロングアイランドにこの店舗は当時なく、70マイル(約110キロ)ほど離れたコネチカット州ミルフォードにあるお店まで1時間30分かけて車でよく出かけたものだ。「わざわざパンケーキを食べに90分も車で行くバカはお前ぐらいだ」と、よく友人に言われたが、一回食べさせれば納得してもらえた。(と、思っている)

前置きが長くなったが、なぜ今回こんな話をしているかと言うと、この Cracker Barrel Old Country Store、全米で43州に渡って店舗経営をしているのに、私の長く住むカリフォルア州には実は一店舗もない。全米チェーンのお店でこれは余りお目にかかれない事実である。その理由は一つ「儲からないから」だそうだ。同社が長い間リサーチを重ねた結果だと言うが、真偽は定かでない。
ロスアンゼルスに住んでいた時には一番近い店舗があったのは、アリゾナ州グッドイヤー。距離にして370マイル(約600キロ)、時間は約6時間のドライブだ。

そんな中、先日驚きべきニュースが流れてきた。Cracker Barrel が第一号店をカリフォルア州ヴィクタービルにオープンすると!しかも彼らは同街の我らがアイコン、California Route 66 Museum と提携してビジネスを行うとまで発表された!

Cracker Barrel は確かにアメリカの歴史上流れる「先祖代々の遺産」や「物語」を非常に大事にする。その顕著なものが上で述べた店内デコレーションや、メニューだ。その考え方はルート66を愛する者たちが持つ精神そのものだと感じるので、正にそこが大きな理由の一つになったのだろう。
Cracker Barrel と Route 66 Museum は、来月9日「Building Our House Heritage Event」と名付け、お互いのパートナーシップや意義についてお互いに認識を深め合うイベントを開催するとのことだ。
California Route 66 Museum の President は私の良き友人の一人、Delvin だ。

デルヴィンと@ヴィクタービルのバー

次回彼に会った時にはどんな話をしようか。こんなことも聞いてみたいし、あんなことも議論したい。

12月24日、クリスマス・イヴにサンタさんから降ってきた最高のプレゼントだ。
皆様、MERRY CHRISTMAS !!

 

 

 

California Route 66 Museum


三月になると俄かに全米中のルート66で出会った友人らの動きがが活発になる。そう、いよいよシーズンの始まり、ってなわけで私も遅れをとってはならぬとばかりに(元々通る予定はなかったのだが)、幾つかの案件でLAエリアを訪問する途中ちょっとだけルート66を通ってみることにした。
残念ながらサンフランシスコに住んでいると、ルート66に交わるだけでも陸路片道 7時間ほど走らないとならない。不都合極まりないので、そろそろ潮時かと秘かに思っている(笑)

なので今回は Barstow ~ Victorville 限定ってことで、ここ何年かリピート率が非常に高い ベストウェスタン・デザート・ヴィラ・インに宿泊。このモーテル、「プラス」扱いではないが、非常に快適。充分なアメニティに冷蔵庫にレンジも完備。私には非常に重要なシャワーの水圧も完璧。ESPN も大型HDで見れるし Wifi あるし朝食付きだし、言うこと無し。更にこの一帯では値段が低めなのも嬉しい。

本当は Barstow まで来たらいつもお世話になっている、Route 66 Mother Road Museum の Manager、Debra さんに会いたいかったのだが、生憎ご家族の事情で今週は出勤しないとのことで泣く泣く見送り。
(ここは週末しかオープンしていないけど、立ち寄る価値はあるのでタイミングの合う方は是非!)
なので朝は朝食をしっかり食べ、少々ゆっくり目にモーテルを出発し、直ぐにフリーウェイに乗せようとするカーナビの指示を無視し、メイン通り(ルート66)をひたすら南下することにした。

Main Street Barstow

Barstow から南へ向かって走ること約15分。Hodge という小さなエリアに着く。ここは街とは言えず、寧ろ Settlement と呼ばれる。日本語でいうと「居留地」と言ったら当てはまるか。
その昔 Gilbert と Robert という Hodge 兄弟が牧場をこの地に展開し、そのままその名が使われるようになった。そこに “The Two 66 Sixes Co” という如何にも郷愁を誘う看板が残っていて、66 Roadies の間では有名なスポットの一つ。


看板は北側に向かってあるので、実は南から Barstow を目指して北上すると見落とす可能性が高い。かく言う私も過去に何度か見落とした経験もあって、最初に発見したのはいつだったか正確に憶えていないけど、やっと見つけた感がいっぱいの感動は忘れていない。FB に載せたところ、友人の一人がペイントし直してるよね、と鋭い指摘が。確かに最近きちんと看板を塗りなおした光沢と綺麗さが残っている。誰がしてくれているか分からないけど嬉しい限り。

そのまま道を進めば Halendale、Bryman、Oro Grande とお馴染の街が続くけど、昨年の11月の旅路でも触れたので今日はスルー(笑)、ご容赦!
次の目的地である California Route 66 Museum @Victorville では予想外の Happy なことが。届けものがあったので立ち寄る程度のつもりで訪問したんだけど、たまたま館長の Sue Bridge さんが早朝からいらした。この博物館には気の合う友人の一人、Delvin がボランティアで勤務しており彼を通じて Sue を紹介してもらった。まだアソシエーションを立ち上げたばかりだったが、当初から私たちの意志に賛同頂き、協力をしてくれた方々。久しぶりの再会に感動。ご本人曰く、写真に登場するのは余り好きではないらしいが、博物館内ピクチャースポットで記念撮影、貴重な一枚頂いちゃいました。

Delvin も毎週多くの訪れるお客さんに接しており、聞くところによれば日本人観光客も少ないないとか。日本人と分かるや、私やアソシエーションを常に紹介してくれているので、感謝の念は尽きない。そこから繋がって連絡をくれた人も実際にいるしね。
人と人との輪がルート66を通して世界中に!まさに私たち、ルート66に携わる者たちが描く夢と現実がここにある気がする。

With Delvin (Photo by Jax – our common good friend out of Missouri)

SALUTE to Route 66 !

ルート66の明るい未来


久しぶりにちょっと真面目なお話。
3か月ほど前のこと、Route 66 Road Ahead Partnership がイリノイ州選出共和党下院議員の、Rodin Davis 議員と Darin LaHood 議員と面談。その結果、Route 66 の歴史的意義を記念し、議会において二つの法案を発表することが約束された。
LaHood 議員は天然資源委員会のメンバーで、Route 66 を National Historic Trail として正式指定するよう、National Trails System 条例の改正を要求する法案、H.R.801を発表。で、もう一方 Davis 議員は交通関連議員連盟やインフラ委員会の一員である立場を上手く利用し、2026年に100周年を迎える Route 66 のために、記念祭を行う準備を統括する連邦委員会を設立する法案、H.R.66 を発表したというわけ。彼らに加え、カリフォルニア州選出民主党 Grace Napolitano 議員も上記天然資源委員会等のメンバーであるため、両氏に積極的に協力して法令の提案準備や起草に一緒に取り組んでくれた。

Route 66 Road Ahead Partnership の現議長は Bill Thomas 氏。で、何をやっているかと言えば、簡単に言うと、 ルート66の活性化と文化としての保存、そして持続を目的とした団体、っていう感じかな。またその同団体の中に International Advisory Board という、アメリカ以外の国に存在する ルート66 アソシエーションや関係諸団体の代表者で構成する集まりもあって、僭越ながら私も情報共有をさせて貰いながらお役に建てないかと日々尽力してる次第です。
Bill が言うように、ルート66を National Historic Trail として指定することは、2015年の夏以来数 Partnership の先導で行われてきた多くのミーティングやワークショップで最も積極的に支持されたアイデアだった。それにこれらのミーティングは、Partnership のミッション、成果、それにゴールに関して、全国のステークホルダーさん達からのフィードバックやインプットを求めるように設定されていたからこそ、法案起草に繋がる一連の成果は非常に意義深いものになったと言えると思う。

LaHood 議員の演説から。
「1世紀にわたるルート66は、アメリカの中心地を旅行する重要な「輸送動脈」でした。マザーロードは多くの仕事とチャンスを提供し、イリノイ州を始めそれが通るすべての州のコミュニティにとって強力な経済発展ツールであり、クロスカントリー旅行者のための時代を超えた思い出を提供しています。今こそ、 マザーロードは、それがふさわしい国家認定を受ける時です!」
いや~上手。さすが政治家だね(笑)
でもこの法案が無事可決されれば、ルート66を保存し、促進し、さらには経済的に発展させることのできる永続的なプログラムとなるわけで。
今後の展開が益々楽しみで仕方ないね!

 

 

Fermosa Cafe とハリウッド映画


最近つとに人気のある映画「La La Land」、もう見た人は多いのでは?批判を覚悟で言えば、この手の映画は私の好みではないのでほぼ観ない予定なんだけど(汗)、ここに出てくる Cafe が何とカリフォルニア・ルート66では著名な “Formosa Cafe” だと聞いたので無視するわけにはいかない(笑)
Formosa Cafe は賞金稼ぎの Jimmy Bernstein 氏によって1925年に創業。その後パートナーを組んだ Lem Quon 氏が後を継ぎ、彼の孫 Vince Jung 氏に引き継がれた。聞いた話だけど何人かの従業員は40年、50年と働いていたらしい。
その Formosa Cafe、何と昨年クリスマスの直後に閉店してしまったというから、ルート66関係者は大慌て。閉店の理由は詳しく聞いていないんだけど、再開の目途はない模様。
但し!関係者をホッとさせたのはこの事実。実はこの建物は市の保存条例によって保護されているものの一つらしく(外装の殆どとネオンサインも含む)、建物の賃貸管理をする不動産会社は、向こう一年以内に長期契約をしてくれる顧客を探し、そのスペースを何等かの形で再開すると豪語しているとのこと。そう、建物は少なくとも残るわけだ!あー良かった。また一つランドマークが無くなるのかと冷や冷やしたよ。
Formosa Cafe が有名な理由はもう一つ(というか、これが一番かも)この場所の周りには大小多くの映画スタジオがあるので、俳優さんたちが撮影の合間なんかに寛ぎにに来ることで知られてるんです。古くには John Wayne、Elizabeth Taylor、Marlon Brando、Elvis Presley、Clark Gable 等多くの著名人の目撃記録が残っているらしく、今ではCher、Bono、そして Jack Nicholson さんが現れるとか現れないとか。(大きな声じゃ言えないけど)決して料理が格別美味しかったわけじゃないので、近年はそのようにハリウッドスターに会えるかも?で行くお客が多かったとも聞いてる。残念。

“La La Land” も良いですが、この Cafe、ロスアンゼルスではもう一つ超有名な映画に出てくる場所でもあるんです。分かります?そう、”LA Confidential” なんです。Kevin Spacey、Russell Crowe、Guy Pierce ら錚々たる名優さんたちが出てました。今ではスターとなった Russell Crowe は実はこれがハリウッドデビューだそうですよ!当時まだ若かった私も Kim Basinger の妖艶な魅力にクラックラしてたのを憶えています(笑)

では折角なのでその “LA Confidential” 、Cafe が出てくるシーンをご覧頂いて今日はおしまいです。

 

 

 

 

 

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:【最終回】その⑥


2016年11月26日、やっと初めてジョシュア・ツリーをしっかり見る機会に恵まれた。ロスアンゼルス近郊には通算で10年以上住んでいるけど「その内行くでしょ」という軽い気持ちでいたら結局その機会は訪れず引っ越したパターン(笑)
皆さんも一度や二度は経験があるのでは?
日本から旅行で来ている友人のポストを見て思い立ち、写真の腕前の良い彼にポイントを教わりたいこともあってその時期に来ないか聞いてみると合流してくれると言うので念願の?訪問が成り立ったってわけだ。
夕方に公園のキャンプグラウンドで会う約束をして、私はその朝から昼過ぎまで、公園を散策。

もちろん4WD車でないと入れない場所も沢山あるけど、基本的に幾つものトレイルやハイキングコースを完備した旅行者「フレンドリー」な公園だ。事前の予習で取りあえず面白うなトレイルを2、3つ周った。昨日まで走っていたルート66上には感謝祭ホリデーということもあって余り人は居なかったけど、ここは結構混んでいた。残念(笑)友人の話によるとキャンプグラウンドも中々こういう時期は取れないらしい。気温は日中摂氏で10度前後、思ったよりは肌寒い。砂漠のイメージは「暑い」が、同時に夜や冬季はかなり厳しく冷える。ちょっと今宵が心配だ。


⇧ 今日のキャンプグラウンド。友人に言わせると中々素敵なスポットなのだそうだ。ただ今日は風が強い。強いなんて言葉じゃきっと伝わらないぐらい強い。きっと風がなければ完璧なキャンプ日和だったのかもしれないけど、自然相手に多くは望めない。それを見越してか「Flame Booster」何ぞという、所謂「良く燃える」焚き火用木々を持参した彼れらには脱帽。本当に助かった。


というわけで初めて夜空の天体を撮ってみる。基本コンセプトも理解していない上に強風、低気温という悪条件の中、お見せできる状態ではないものの、こんな感じに撮れた。

やっぱり幾ら説明書やハウツー本を読んでも現場で貰う一言二言のアドバイスには適わない。K君、感謝。きっとこれで少しは撮れるようになる気がする。

そして早朝、朝4時あたりにスタンバって日の出を待って第二弾。

とても充実した4日間は終わり。いつの日かユタやコロラドで天体が撮れるように修行は続くのだ。。

2017年、今年も宜しくお願いします!

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:その⑤


ニューベリースプリングスを出て30マイル程度走ると、ルドロウ(Ludlow) という街に着く。この区間はほぼインターステート40号線に沿って走っているので、実際にこのインターステートを走る人も多い。ルドロウにはその名も「Ludlow Cafe 」というベタな?名前の有名なカフェレストランがあるけど、本当の事を言えばここには一度も入ったことがないんだ(笑)
いや、訂正。入ったことはあるけど、「食べたことがない」が正解かな。
確か一度コーヒーは飲んだ。
特に理由探しをしたことはないんだけど、きっとバグダッドカフェのせいだと思う。あそこで何か食べれば30分もたたないうちに腹は減らないしね。
だから今回も申し訳ないけどスルー。

このルドロウから(東に向かう場合)ルート66は大きく南へ迂回する。アンボイ(Amboy) を始めとした魅力的な景色が続く場所だ。日本からの旅行者の皆さんにはこのエリアとアリゾナ州セリグマンあたりが非常に人気が高い。なぜだか聞くと「(ルート66の)イメージに一番近い」からだそうだ。
アンボイには「Roy’s Cafe」というルート66全体でも非常に知名度も人気も高いスポットがある。それがここ。

確かに絵になる看板だよね。Roy’s はその名の通り Roy さんが1938年に始めたビジネスで、最盛期はカフェ、モーテル、修理工場、と幅広く活躍したらしい。1950年代には700人しかいない人口で、その10%にあたる70人が働いていたっていうから凄いものだ。でもいつもの話、1972年のインターステート40号線の開通と共に業績は急降下。その後カフェとガスステーションで細々と営業を続けながら2003年にイーベイにオークションとして出品したそうだ。
現在は日系人のアルバート大倉氏がRoy’s の利権を買い取って元の景観を保つ努力をしながら営業中。
一度偶然 Roy’s で話をする機会があったけど、とても気さくな素敵な人だった。
いつもここを訪れる度に膨大な数の写真を撮りまくるので今回は我慢とばかりにちょっとだけガソリンを入れて先へ進んだ。

カディス・サミット (Cadiz Summit)、アンボイから更に15マイルほど行ったところにあるモハべ砂漠南のゴーストタウン。ここには多くの旅行者が好き勝手に落書きをした廃墟がある。その上、道にははっきりとルート66のペイントがされ、西に向かえば道と山の間に夕陽が映える、という愛好者の中では知らない者はいないスポットだ。


この廃墟跡は、友人の Jim Ross 氏が仲間と共同で出版している「Route 66 Sightings」という写真集のカバーにも使われているんだ。もちろんアマ中のアマの私の写真の腕前は彼には到底かなわないけど、恒例の?自分の愛車を入れて撮ってみた。(かなりイケてる出来なのではないかと内心ほくそ笑んでるんだけどw)


と、いうところで今回のルート66の旅はここまで。次のポストはやっと今旅のメインパート、ジョシュアツリー国立公園での模様をお届けできそうです(笑)
気がつけば今日は12月30日、今年も残すところ後2日となりました。
お付き合い頂いている読者の皆さま、本当にありがとうございます。
また来年も元気でこのブログ上でお会いしましょう。良い年をお迎えくださいね!

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:その④

Newberry Springs と言えば、バグダッドカフェ、だろうか。1987年に旧西ドイツで制作された映画でも有名な「あの場所」だ。多分日本のルート66ファンの方々の中でもトップ3を争う人気スポットではなかろうか。


Jevetta Steele さんが唄った「Calling You」のメロディが、ここを訪れると必ず頭の中を勝手に流れる。いやはや音楽とは恐ろしく影響力を持つものだ。
感謝祭の翌日なんぞ営業してるのかな?なんて思いながら行ってみたら、やってるじゃん!さすがだ。とは言えお客はまだゼロ。書かれている営業開始時間から30分ほど経ってから参上したんだけど、何とシェフもさっき着いたばかりで着替えてもいないらしい。「好きにやっていいよ」と、セキュリティのお兄さん。
「あなたに言われなくたってこっちの方が常連だよ」と心の中で悪態をつきながら、誰もいないのをチャンスとばかりに撮影開始。


オーナーのアンドレアさんは娘さんの住むロスアンゼルスに行っているらしく今日は不在。一通り無人のカフェの撮影を愉しみ、お兄さんに御礼を言って退散した。
ここを訪れたことのある人なら分かると思うけど、バグダッドカフェに誰も居ないって早々あることじゃないんだ。勿論皆、それぞれの時間を満喫しているので写真撮りたいからどいてなんて絶対に言えない。建てものの外だって必ず車やバイクの1,2台は最低でも停まってるものだ。

ところが今日はどうだ。いやー来てみて良かった。マジで。
オーナーさんと今回会えなかったのは残念だったし、朝食だってモーテルに付いているものをしっかり食べたから、例えシェフが時間通り来てたって注文なんかしないよ(笑)
誰も居ないってのは逆の意味でテンションが上がった。サンギビ、クリスマスなんかの祭日絡みは狙い目だね、きっと。
じゃあ折角なんで、Calling You の歌で本日はお別れです。

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:その③

感謝祭の翌朝は「ブラックフライデー」と呼ばれる金曜日。元々この日は休日ではないけど、翌日が土曜だしってことで休み扱いになる。感謝祭プレゼントの残り物一掃セールに加え、年末商戦の始まりとして、年間通して最も売上が高い(=黒字)というのが語源。しかも始まりはフィラデルフィアで何と60年代に遡るらしい。大型家電スーパーの前なんかには前日夜中から列を作って並ぶのも珍しくない。そこまでして欲しいものは無いので並んだ経験は無いんだけど(笑)
と言うことで各ショッピングエリアはきっと混雑しているんだろうけど、ルート66は逆に閑散の極み。今日はバーストウから東へ向かう予定なので、まず最初の DAGGETT に。ここは人口約200人の小さな街。ここから少し北に行ったところに鉱山の良く採れた CALICO という街があり、観光客用に当時の街を再現したアトラクションもあることから、そちらの方が有名なんだ。元々この街に鉄道の大型駅を置く計画があったようだけど、結局バーストウにそれが移動することになった。きっと昔から変わらないゆっくりとした雰囲気を醸し出しているんだろうね、何もないところだけど、なぜか好きな場所の一つ。

街の中心ルート66 と Daggett-Yermo 通りの交わる交差点。自転車に乗った人が一人通り過ぎる、いつもながらの静かな朝だった。


DAGGETT の見どころは、この Desert Market。街の一角にポツンと佇む、住民の憩いの場。聞くところによれば創業140年にもなるらしい。さすがに店の前に車が一台も停ってないけど今朝もしっかり営業中。

そして更に東へ東へ。だ~れもいない道を自分のペースでゆっくりルート66を走る。この上ない幸せに浸れる瞬間。

今日はこの後ニューベリースプリング、アンボイを経て、モハべ国立保存区域まで行ってみる予定です。
(続く)

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:その②

感謝祭当日は一部のスーパーやカフェを除き、ほぼどこも空いていないのでルート66を散策することに。カホンパスまで下ってみようとも思ったけど、昼食をできれば Emma Jean’s で食べたかったのでとにかくヴィクタービルまで。
だけど着いた時は既に午後3時近く。うーん、やっぱり出るのが少し遅かったな。
とは言え、今日営業していたかどうかは定かではないけどね。
これ 👇 前回食べたときのハンバーガー。なかなか美味しんだよ。

気を取り直し?閉まっていると分かっていながらルート66博物館へ。ここはルート66アソシエーション日本でもお世話になっているところ。基本毎週日曜日には友人の Delvin がボランティアで来客を案内しているので、もし日曜に
行くことがある方は、トシの友人だ!って言ってみてください(笑)
取りあえず愛車とともに、彼に見せる証拠写真を一枚。

vicmuseum1124
さて、ヴィクタービルから北へ延びる National Trails Hwy、ルート66号線。こういう道を走っていくんだけど、多分、多くの日本の方にはルート66のイメージってこういうんじゃないのかな、と思ったり。やっぱりカリフォルニアやアリゾナは日本人観光客にはきっと馴染みやすいし、荒野っていうのか西部劇っていうのか、そんなイメージだよね。途中で列車なんか走ってくると「鉄キチ」でなくともテンション上がる。

nationalhwy

そうこうしていると出てくるのが Oro Grande の街。ちょっと前に写真だけFBアカウントにも掲げたけど、結構いつもそれなりに人がいるんだよね。ピザ屋さん、それなりに人気あるし、この壁絵の前もいつも100%何等かの車が停まってる。でもさすがに今日ばかりは誰もいないね。ほんと、だーれもいなかった。得した気分。

Oro Grande の街を抜けて約7マイルぐらい走ると出てくるのが、この奇妙な?Elmer’s Bottle Tree Ranch。カリフォルニア・ルート66 ではトップ3を争う観光スポット。所有者はこのボトルを使った多くの傑作を生み出す Elmer Long 氏。彼のお父さんと一緒に旅した幼少時代からの収集品を溶接したものだとか。着いたときの時刻はもう午後4時すぎ。何と夕陽の時間だ。これから5時には真っ暗になっちゃう冬の季節。どっか行くにもこの時間帯までが限度か。ってことでちょっと夕方の雰囲気になってます。

たまたま YouTubeでBottle Tree Ranch の歴史を語るご本人のビデオを発見したので貼ってみる。

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:その①

Station
いやー先週アメリカはサンクスギビング・ホリデー(感謝祭祝日)だったので、すっかり間が空いてしまいました~
幸運にも毎年ここの4日間は必ずお休みになるお仕事をさせて貰ってるんで、今年も迷わず家でゴロゴロするより旅行を選択。どこへ行こうかと悩んだ挙句、日本から来ている友人に少しカメラワークを教わろうと、ジョシュアツリー国立公園に行ってきた!とは言え、ルート66を全く外すわけには行かないので、幾つかそれも交えて楽しい4日間だった。
最初に着いたのはバーストウ(Barstow)、カリフォルニア・ルート66の要所だ。街の歴史を話出すと長いので、1830年代あたりから入植が始まって、インターステート15号線、40号線、州高速58号線に加え、もちろん66号線、そして更に鉄道もBNSFとユニオンレールが通る、インランド・エンパイア地域の正に交通のハブ、とだけ書いておこうかな。
そんなバーストウもホリデーウィークエンドはこの通り。ほとんど交通はゼロだ。
決してゴーストタウンじゃないんだよ!

barstow

今回初めて見たミューラル(壁絵)デザインや、相変わらず変わらないルート66モーテルの看板も今日ばかりは誰も注目しない模様(笑)

さてさて4日間、どうなることやら。

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