Category: Diner & Restaurant (Page 1 of 2)

Route 66 と パンケーキ


皆さんは「Cracker Barrel」というアメリカのパンケーキ・チェーン店をご存知だろうか。パンケーキと言うと語弊があるかもしれないが、要はファミレスだ。なぜパンケーキ・チェーンと言いたくなるかはズバリ、私が最も推す商品に他ならないからだ(笑)


Cracker Barrel、そのフルネームはロゴにある通り「Cracker Barrel Old Country Store」と言う。1969年に Dan Evins 氏によって設立され、会社の本社、そして店舗の第一号はテネシー州レバノンという街にある。ルート66ファンにとっての「レバノン」は勿論ミズーリ州。レバノンと聞いた最初は一瞬テンションが上がったが、テネシー州と言われ頭の中はクエスチョンマークの嵐となった。
レストランのメニューは伝統的な南部料理がベース。ミートローフ、カントリー・フライドステーキ、ローストビーフ、キャットフィッシュフライ、そしてポークチョップと私の好きなお皿のオンパレードだ。取り分け朝飯メニューのラインナップには感涙もので、イチ推しのパンケーキから、ビスケット、スクランブルエッグ、ハムのステーキ等、目新しいものではないが本物の伝統がそこにある。

これがパンケーキだっ!

お店の外観、そして内装はどの店舗に行っても「これこそチェーンの醍醐味」と言わんばかりに、ほぼ同じ。実際40店舗ぐらい訪問している身としてはたまにどこに自分がいるのか分からなくなるぐらいだ。店前のポーチには木製のロッキングチェアが売られ、石の暖炉や地元の装飾品が並ぶ上、店内インテリアは基本、アンティーク家具、古い壁のカレンダーや広告用ポスター、写真など、地域の地元の歴史に関するアート関連が含まれている。

そもそも私が最初にこの店と出会ったのは偶然、1993年にフロリダ州マイアミに住んでいた時のことだ。アメリカっぽい朝飯を食べに行こうと思い立って北に向かって少しドライブ。West Palm Beachという場所でたまたま入った店が Cracker Barrel だったのだ。そこで初めてパンケーキ食べた時の感動は凄まじいもので、それまで数多くのパンケーキを食べてきたが、文句なく1等賞ものだった。そしてパンケーキにかける彼らのオリジナルであるメイプル・シロップがこれまた絶品なのだ。
その経験以来約25年、事あるごとにチャンスがあれば同店を訪れ、可能な限り友人知人にも薦めている。(親善大使にして欲しいぐらいだ)当の Cracker Barrel は1990年代に急激に業績を伸ばしたが、そこに目をつけて?私は当時通っていた大学院のレストラン経営学に関するクラスの最終論文にこの Cracker Barrel Old Country Store を題材として取り上げた。そのぐらい Cracker Barrel LOVE ♥ だ。
もう一つ言わせて貰えれば、ニューヨーク在住の時はマンハッタンやロングアイランドにこの店舗は当時なく、70マイル(約110キロ)ほど離れたコネチカット州ミルフォードにあるお店まで1時間30分かけて車でよく出かけたものだ。「わざわざパンケーキを食べに90分も車で行くバカはお前ぐらいだ」と、よく友人に言われたが、一回食べさせれば納得してもらえた。(と、思っている)

前置きが長くなったが、なぜ今回こんな話をしているかと言うと、この Cracker Barrel Old Country Store、全米で43州に渡って店舗経営をしているのに、私の長く住むカリフォルア州には実は一店舗もない。全米チェーンのお店でこれは余りお目にかかれない事実である。その理由は一つ「儲からないから」だそうだ。同社が長い間リサーチを重ねた結果だと言うが、真偽は定かでない。
ロスアンゼルスに住んでいた時には一番近い店舗があったのは、アリゾナ州グッドイヤー。距離にして370マイル(約600キロ)、時間は約6時間のドライブだ。

そんな中、先日驚きべきニュースが流れてきた。Cracker Barrel が第一号店をカリフォルア州ヴィクタービルにオープンすると!しかも彼らは同街の我らがアイコン、California Route 66 Museum と提携してビジネスを行うとまで発表された!

Cracker Barrel は確かにアメリカの歴史上流れる「先祖代々の遺産」や「物語」を非常に大事にする。その顕著なものが上で述べた店内デコレーションや、メニューだ。その考え方はルート66を愛する者たちが持つ精神そのものだと感じるので、正にそこが大きな理由の一つになったのだろう。
Cracker Barrel と Route 66 Museum は、来月9日「Building Our House Heritage Event」と名付け、お互いのパートナーシップや意義についてお互いに認識を深め合うイベントを開催するとのことだ。
California Route 66 Museum の President は私の良き友人の一人、Delvin だ。

デルヴィンと@ヴィクタービルのバー

次回彼に会った時にはどんな話をしようか。こんなことも聞いてみたいし、あんなことも議論したい。

12月24日、クリスマス・イヴにサンタさんから降ってきた最高のプレゼントだ。
皆様、MERRY CHRISTMAS !!

 

 

 

Fermosa Cafe とハリウッド映画


最近つとに人気のある映画「La La Land」、もう見た人は多いのでは?批判を覚悟で言えば、この手の映画は私の好みではないのでほぼ観ない予定なんだけど(汗)、ここに出てくる Cafe が何とカリフォルニア・ルート66では著名な “Formosa Cafe” だと聞いたので無視するわけにはいかない(笑)
Formosa Cafe は賞金稼ぎの Jimmy Bernstein 氏によって1925年に創業。その後パートナーを組んだ Lem Quon 氏が後を継ぎ、彼の孫 Vince Jung 氏に引き継がれた。聞いた話だけど何人かの従業員は40年、50年と働いていたらしい。
その Formosa Cafe、何と昨年クリスマスの直後に閉店してしまったというから、ルート66関係者は大慌て。閉店の理由は詳しく聞いていないんだけど、再開の目途はない模様。
但し!関係者をホッとさせたのはこの事実。実はこの建物は市の保存条例によって保護されているものの一つらしく(外装の殆どとネオンサインも含む)、建物の賃貸管理をする不動産会社は、向こう一年以内に長期契約をしてくれる顧客を探し、そのスペースを何等かの形で再開すると豪語しているとのこと。そう、建物は少なくとも残るわけだ!あー良かった。また一つランドマークが無くなるのかと冷や冷やしたよ。
Formosa Cafe が有名な理由はもう一つ(というか、これが一番かも)この場所の周りには大小多くの映画スタジオがあるので、俳優さんたちが撮影の合間なんかに寛ぎにに来ることで知られてるんです。古くには John Wayne、Elizabeth Taylor、Marlon Brando、Elvis Presley、Clark Gable 等多くの著名人の目撃記録が残っているらしく、今ではCher、Bono、そして Jack Nicholson さんが現れるとか現れないとか。(大きな声じゃ言えないけど)決して料理が格別美味しかったわけじゃないので、近年はそのようにハリウッドスターに会えるかも?で行くお客が多かったとも聞いてる。残念。

“La La Land” も良いですが、この Cafe、ロスアンゼルスではもう一つ超有名な映画に出てくる場所でもあるんです。分かります?そう、”LA Confidential” なんです。Kevin Spacey、Russell Crowe、Guy Pierce ら錚々たる名優さんたちが出てました。今ではスターとなった Russell Crowe は実はこれがハリウッドデビューだそうですよ!当時まだ若かった私も Kim Basinger の妖艶な魅力にクラックラしてたのを憶えています(笑)

では折角なのでその “LA Confidential” 、Cafe が出てくるシーンをご覧頂いて今日はおしまいです。

 

 

 

 

 

California Route 66 & Joshua Tree N.P.:その④

Newberry Springs と言えば、バグダッドカフェ、だろうか。1987年に旧西ドイツで制作された映画でも有名な「あの場所」だ。多分日本のルート66ファンの方々の中でもトップ3を争う人気スポットではなかろうか。


Jevetta Steele さんが唄った「Calling You」のメロディが、ここを訪れると必ず頭の中を勝手に流れる。いやはや音楽とは恐ろしく影響力を持つものだ。
感謝祭の翌日なんぞ営業してるのかな?なんて思いながら行ってみたら、やってるじゃん!さすがだ。とは言えお客はまだゼロ。書かれている営業開始時間から30分ほど経ってから参上したんだけど、何とシェフもさっき着いたばかりで着替えてもいないらしい。「好きにやっていいよ」と、セキュリティのお兄さん。
「あなたに言われなくたってこっちの方が常連だよ」と心の中で悪態をつきながら、誰もいないのをチャンスとばかりに撮影開始。


オーナーのアンドレアさんは娘さんの住むロスアンゼルスに行っているらしく今日は不在。一通り無人のカフェの撮影を愉しみ、お兄さんに御礼を言って退散した。
ここを訪れたことのある人なら分かると思うけど、バグダッドカフェに誰も居ないって早々あることじゃないんだ。勿論皆、それぞれの時間を満喫しているので写真撮りたいからどいてなんて絶対に言えない。建てものの外だって必ず車やバイクの1,2台は最低でも停まってるものだ。

ところが今日はどうだ。いやー来てみて良かった。マジで。
オーナーさんと今回会えなかったのは残念だったし、朝食だってモーテルに付いているものをしっかり食べたから、例えシェフが時間通り来てたって注文なんかしないよ(笑)
誰も居ないってのは逆の意味でテンションが上がった。サンギビ、クリスマスなんかの祭日絡みは狙い目だね、きっと。
じゃあ折角なんで、Calling You の歌で本日はお別れです。

ルート66フェスティバル@LA:その②

土曜の朝は8時にLAダウンタウンの北、Philippe’s に集合。
これはイベント時に毎回集まる恒例のグループ朝食会。実はPhilippe’s は初めての訪問。ロスエリアに通年10年ぐらいは住んでるはずなんだけど、一度も機会が無かったね。っていうかダウンタウンの北なんて行かないよ、普通(笑)
このレストランは何と1908年創業で、ロスでも最も古いレストランの一つだそう。フレンチディップで有名なんだってさ。

こういう古いネオンサイン系の看板はテンションあがるよね。

フレンチディップを食べてみる手もあったんだけど、朝8時だからやっぱりいつもの普通の朝食メニューにしてみた。

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これで$6ドル、安いと思わない?
地元サンフランの物価に比べると極度にやっぱり安い。セルフサービスのカジュアルレストランってことを差し引いても、ね。
それが理由かいつも凄く混んでるらしい。土曜のこの時間だって注文するのに15分近くならんだよ。

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今朝集まったのは20名ほど。一階で好きなものをそれぞれ買って、二階のプライべ―トスペースで食べる。皆それぞれ待ち時間も注文のタイミングが違うんで、持って上がったら既に食べ終わってる奴も数名。何か良いわ~こういう感じ。
皆で一緒に歩調を合わせようという気概がないのが素晴らしい(笑)

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約二時間の食事、歓談、そしてラッフル。
当ったのはゴルフボール(もちろんルート66のロゴ入り)、マウスパッド、そして食器皿セット。

その後、このグループ朝食に参加していない友人からパサディナの Andy’s Coffee Shop にいるから来い、とメッセンジャーが入る。他の用事をしているジェリーに声をかけ Andy’s で皆と合流。
ジェリーは禅マスターのようになってます。(あれ?写真に二人足りないw)

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この調子であーだこーだと喋り倒して昼まで過ごしました。。。。笑

ルート66フェスティバル@LA:その①

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「さあ、LAに向かうぞ!」とばかりにFBに載せたイメージ写真だけど ⇧
、ルート66 インターナショナルフェスティバルにて、いつもの「家族仲間」に会うためロスアンゼルスまで行ってきた。
フェスティバル自体は11月10日(木)に始まって4日間。諸事情で詳細は割愛するけど、メトロポリタン地域での初開催ということもあって課題も多く残ったようだけど、主催者である友人の Scott Piotrowski 氏には心からお疲れ様と言いたい。
会場はロスダウンタウンのパレスシアター。夜になるとネオンが輝き一層豪華に見える。(写真は Nick Gerlich 氏より)


11日(金)の夜は、ルート66アリゾナの重鎮でもある、Mike と Jim の呼びかけで総勢50名近くが集まる「大ファミリー・リユニオン」をパサディナにある「Cameron’s Seafood Restaurant」で開催。プライベートルーム(隣接する二部屋)を借りての大所帯となった。

敬愛するルート66の大先輩でもある、竹内章夫氏にも奥様、お嬢様と毎年恒例のルート66の旅の旅程に合わせてご参加頂く。ルート66ドイツアソシエーションの Wolfgang と Anja の夫妻と一緒に自身の著書を持ってはしゃぐ姿が可愛らしい(笑)
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「ルート66EZガイド」の著者でその名も世界中に良く知られる Jerry 、ルート66の多くの著書を持ち、この世界でも著名な歴史家 Jim、を始めルート66各州のアソシエーション関係者等、アメリカ、カナダ、ベルギー、ドイツ、フランス、そして日本、と国際色豊かな集まりになり、皆でとても楽しい時間を過ごせたことに心から感謝!

ルート66アソシエーション・オブ・ジャパンの佐藤圭くんとツーショット。

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よく「ルート66の一番の魅力って何?」と聞かれるけど、私の答えは「人」。そこで働く、そこに関わっている「人達」。もちろん歴史的にとても有意義で大切だし、人気のあるモーテル、レストラン、ミュージアム、ショップやフォトジェニックな場所を挙げればキリがない。でもやっぱり一番の魅力は人なんだな。ここ数年彼らと向き合ってそれがよく分かったし、彼らがいなければ今の私はここにはいないと思う。
もしルート66を旅する機会があったら、名所を訪れて記念撮影をしたりグッズを買うだけでなく、是非彼らに声をかけて、その極上のホスピタリティと豊かな人間性を感じて欲しい。絶対にまた行きたくなるから!(笑)


混乱状態で全員とは撮れなかったけど、何枚かを最後にご紹介。
It was really, my great pleasure seeing you guys.

66 ダイナー&みのりん

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アルバカーキから帰路に着くフライトに乗る前に腹ごしらえ、ということでフィナーレを飾る食事に相応しいのはやっぱりココ、 “66 Diner” かな。ハンバーガー、ステーキ、そしてシェークと、アメリカの定番メニューのオンパレード。
マイアミも真っ青なパステルカラーに、ポップカルチャー満載の店内はまさに50年代のダイナー。お薦めです。

今日はここで、実はある友人と久しぶりのキャッチアップを兼ねた夕飯。そのお相手は、何と!日本陸上競技界のレジェンドで日本女子3000m障害のパイオニアと言われる、早狩実紀選手です。勿論現在も現役バリバリ。京都光華陸上競技実業団に所属される選手であり指導員さんで、昨年より「MINORI RC」を率いて更にご活躍中です。一日前に日本からこちらに帰って来られたばかり、時差ボケの中お付き合い頂きました。

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よーく考えたら去年もこのダイナーで一緒に食事をしたので二年連続の 66 Diner だ。こんな凄い方に恐縮だが、いつかルート66を「みのりん」と走るという企画が出来れば最高だなと秘かに企んでいる(笑)

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晴れ男の私は結局また3日間晴天に恵まれて、空港へ向かうインターステート25号線の出口から夕焼けを拝むことが出来た。多くの日本人旅行者にとって、ルート66とは即ち西部の砂漠やカウボーイ文化を連想させ、アクセスしやすい現状もあり、必然的にカリフォルニアとアリゾナに集中する。ニューメキシコくんだりまでやって来てくれる人は決して多くない。だけど、ニューメキシコはルート66が走る8州の中でも最も素敵なものが沢山残っている場所なので、是非訪れてもらいたいと心から思うのだ。

日曜日。まだ夕方の6時過ぎ。でもやっぱり空港はいつも通り「ガラガラ」だわ。
ニューメキシコ、最高!

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(2016年10月、ニューメキシコの旅はこれで終了です。ありがとうございました)

 

ミッドポイントカフェ

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デニスとの初対面時

「あ、デニスに会おう。会わなきゃ。」
JRの宣伝ではないが、今回の旅の計画を立ててる時にふと、そう思った。

デニスはテキサス州エイドリアンという街でルート66の「中間点」ミッドポイントカフェを経営する友人だ。つい最近他の友人を通じて、彼が健康上の理由で店を売却する予定であることを知った。そうするかもしれないとは聞いていたものの、やっぱり残念。でも健康が一番だから彼の決断は100%尊重するけど。

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「ミッドポイントカフェ」は、シカゴからもサンタモニカからも1139マイル、まさにルート66の中間地点。その真偽はさておき(笑)ほとんど街らしい建物もない農場の広がる大地に真ん中に建っている。(カフェは映画「CARS」のV-8 Cafe のモデルにもなったんだよ)お店自体は1928年創業。多数のオーナーの変遷を経て、1990年に「Adrian Cafe」という名前で前オーナーの Fran Hauser 女史がオーナーになった。私が初めて訪れたのも彼女がオーナーになってから。今の「ミッドポイントカフェ」という名前になったのは1995年。作家であり、ルート66アソシエーション創設者である Tom Snyder 氏の「折角ルート66の中間地点にあるんだから、もっとアピール度の高い名前に変えよう」という提案でその名前になったと聞いた。

デニスと彼の奥様、ドナがオーナーになったのは2012年。それから今日まで4年、デニス夫妻の功績は決して小さくない。ミッドポイントカフェの看板の位置を下げ、訪れるお客さんたちが記念撮影をしやすいようカメラ台を造った。アメリカ、ルート66、そしてテキサスの旗も建て、より雰囲気を盛り上げることも思いついた。お店の中ではお土産コーナーを拡大、内容を充実させ、大きな売上に繋がっているという。

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元々ここのカフェの名物はパイ。デニス曰く、オーナーになった時はパイなんかそれまで焼いたことも無かったそうだ。それから練習に修行に、今では年間700~800ほど焼くらしい。人はその気になればやれる、ということだ(笑)

そんなデニスが健康上の理由でお店の売却を考えているという。条件はルート66が大好きで、自分と同じ情熱を持ってルート66に貢献してくれる人、らしい。

「会いたいけど今回エイドリアンまで行く時間がとれるかどうか」と相談したら、お店が終わってからニューメキシコまで来てくれるとの事。
かくして州境のグレンリオという街にある Russell’s Track Center というトラックドライバーさんの憩いの場にあるレストランで再開。お互いの近況、彼の健康の話から売却の件まで、沢山ゆっくり話ができた。

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気がついたら外は真っ暗。今晩泊まる ブルースワローモーテルのミュラー夫妻が「あいつはまだか?」と気を揉んでいる姿が想像できる。早く行かなきゃ。

「トシ、お前やるか?」会話の中身を思い出しながら、暗闇の向こうに延びる40号線を飛ばした。冗談にせよ、候補に挙げてくれるだけでも嬉しいものだ。

世界最高の Blake’s Lotaburger

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自身のFBページでも紹介したけど、今日の話題はハンバーガー、”Blake’s Rotaburger” という名前の老舗ハンバーガーチェーンだ。
ひょっとしたら聞いたことがないという方も多いかもしれない。それもそのはず、チェーン店といっても約95%はニューメキシコ州にしかないから。
偉そうに語る私も何を隠そうニューメキシコ州で生活するようになるまで、行ったことも聞いたこともなかったし(笑)

現在 Lotaburger は州内に80店舗以上。州外にあるのはテキサス州エルパソと、アリゾナ州ツーソンだけだ。
メニューは至ってシンプル。通常のハンバーガーと、ニューメキシコ名物「グリーンチリ」を加えたものの二種が基本。その他はホットドッグ、チキン、フレンチフライ、そんな感じ。このグリーンチリとチーズを追加したものが特に美味いんだ。本当に美味い。大して語彙の多くない私ではとてもじゃないけどこの美味さは正当に表現しきれない。とにかく機会があったら一度食べて頂きたい。

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今回のニューメキシコの旅も、レンタカーで空港を出て真っ先に向かったのはアルバカーキ市内にある店舗。こう書くと相当なイメージが出来るかもしれないけど、実際は到着時間がお昼時だった、ということもある(笑)

写真の腕前が悪くて申し訳ないが、これが実際に食べたバーガー。

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Blake’s Rotaburger は1952年、テキサス州から引越て来た第二次大戦時の戦争ベテラン、Blake Chanslor 氏によってオープン。最初はワゴン車からだったが、瞬く間に大ヒットしたそうだ。店にもこのように大大と宣伝しているけど、2006年に National Geographics によって ”Best Green Chile Cheeseburger in the World” に選ばれたのが更に追い風になってその後急激に店舗拡大したという。

グリーンチリといえばこんな話があるんだけど、私がサンタフェに移り住んで少し経ったある日、用事でロスに飛ぶことがあった。車を空港近隣の駐車場に置き、送迎シャトルで空港へ向かう間ドライバーのおじさんと二人だけだった時のこと。彼が「ここの住人かい?」と聞くから、「そうだよ。仕事で引越してきたばっかだけど。」と答えた。そうしたら「そうか、いつかまた引っ越す時が来るかもしれないから一つ大事なことを教えてやるよ。」何だろうと思って聞いていると、「ここを離れたときに一番懐かしく思うのはグリーンチリだ。憶えておけ。後悔しないようにいっぱい食べとけよ。」そう言って満足そうな笑顔で私を見た。
その時は「何言ってんだ、こいつ」と思ったけど、ニューメキシコを離れてからそれはすぐに本当だったと分かった。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、真剣にそう思ってる。

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ニューメキシコに行く機会があったら是非一度はトライして頂きたい。看板はこのように目立ちまくってわかりやすいしね。

あ、そうそう。余談だけど、アルバカーキ空港に隣接する空港パーキングって、
凄げー安いんだ。屋根なしの所だったら、一日あたり$2.50(+税金)。
もう言葉がないよね(笑)

 

Route 66 Corridor Preservation Program その②

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先日このブログでお話した、アメリカ国立公園局主導の助成金プロジェクト。支援を受けている案件のご紹介、第二弾です。

The Mill on Route 66 accessibility project
Location: Lincoln, Illinois
Recipient: Route 66 Heritage Foundation of Logan County
NPS grant: $10,720; cost-share match: $12,000

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The Mill レストランはアメリカの早期によく沿道上で見られた建築物の最も優良な事例の一つで、その時代から現在に至るまで残っているものの数少ないものでもあります。レストランは1929年、The Blue Mill という名前でルート66に開店し、オランダの小風車をモチーフに帆船を店の前に構えた大胆なものでした。1945年になるとキャンプ・エリス用の兵宿舎が横に建てられ、兵士に食事、お酒、そしてダンスホールを提供する場となります。建てられた頃は「Blue」という名の通り建物は青色でしたが、この頃を境に赤く塗りかえられ The Mill と呼ばれるようになりました。レストランでは様々な変わったものが置かれ、来るお客を楽しませていましたが、一番の目当ては何と言っても名物料理 Fried Schnitzel だったと聞きます。The Mill は1996年に閉店、その後しばらくそのまま放置され、各所に腐敗が広がっていましたが、10年後の2006年、ローガン郡は同郡の他のルート66関連物と連携してこの Mill を守るべく Route 66 Heritage Foundation を立ち上げ、リンカーン市と共に活動を開始しました。アメリカ国立公園局は2008年に外観補修の助成金を貸与。現在の助成金は入り口、ボールルームへのアクセス道を確保する補修用にお金が捻出されています。

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Dell Rhea’s Chicken Basket neon sign restoration project
Location: Hinsdale, Illinois
Recipient: Private Owner
NPS grant: $17,300; cost-share match: $17,300

chickenbasket
「チキンバスケット」は、1930年代、簡易ランチ店舗としてスタートし、イリノイ州ヒンスデールにて現在でも営業を続けています。色々な材料を上手く組み合わせて作るこの手の手法は当時のルート66上ではとても典型的なものですが、薄利多売が基本のためいつも新しいアイデアが必要でした。そんな時に現れたのが、街に住むごく普通の二人の女性の閃きです。彼女らは当時のオーナーである Irv Kolarik 氏に彼女ら自身のフライドチキンのレシピを披露、その味が瞬時に気に入った Kolarik 氏は原材料となるチキンを彼女から購入することを確約しました。そうして「チキンバスケット」の輝かしい歴史は始まったのです。
今日のレストランは1946年に建てられたもので、オリジナルの建物はすぐ横にありました。1階建てのレンガ造りの建物は極めて実用的に設計されており、功利的商業主義にマッチした戦後のスタイルです。もちろん国家歴史登録財にも含まれています。
そんなレストランですが、多分に漏れず1962年になるとインターステートが出来たお蔭で経営難に陥ります。が、翌年シカゴ出身の敏腕ビジネスマン、Delbert ”Dell” Rhea 氏が店を買い取り、シカゴを中心にシカゴやその郊外の住民、果てはルート66の旅行者に向け嵐のように広告をうち、店の経営を一変させました。
今回の助成金はネオンサインの復興に向けて使用されるとのことです。

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Sprague’s Super Service rehabilitation project
Location: Normal, Illinois
Recipient: Private Owner
NPS grant: $15,699; cost-share match: $15,699

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William W. Sprague 氏の発案である「Sprague’s Super Service」は、チューダー様式の復古スタイルである二階立て構造になっており、カフェ、ガスステーション、そしてサービスステーションを同設したものとして、大恐慌時代が始まる頃に建てられました。
2003年、現オーナーは手始めに国家歴史登録財に選定される保全活動から始め、ルート66回廊保全プログラムから助成金が受けられるよう尽力してきました。そして助成金を受け取る計画が出来て後、ノーマル市に屋根部分、そしてヒーティングシステムの修理のために更なる補助金を要請しました。
このような計画性に満ちた手順を踏んだため、イリノイ州観光局からも基金を集めることが出来、2011年ステーションはノーマル市のランドマークとなり、今年2016年には今後の保存を確約するため、市の所有とする投票まで行われました。
現在この場所は Ryburn Place と呼ばれ、市としての最終目的はこの地にルート66観光センターを開設することです。今回の助成金は、スタッコと石造りの外壁の修理とその安定化、そして窓の最終部分の修繕に利用されるようです。

(続く)

ロックボトム@墨田区業平

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先週6月4日(土)東京都内墨田区にある「Rock Bottom」さんの場所をお借りして、私たち「ルート66アソシエーション・オブ・ジャパン」の結成一周年パーティを開催しました。詳細はアソシエーションのイベントページに掲載してますので、そちらをご覧頂くとして。

利用させてもらったお店は「ロックボトム」、若きオーナー大沼忠之さんの経営するレストラン&バー。
もう外からお店を見た瞬間から(例え興味がなくとも)目に飛び込んでくる強烈な存在感。中に入れば「これでもかっ!」というお宝グッズがあちらこちらに。
もちろんカウンターバーからステージもあって毎週週末は沢山のバンド演奏で賑わっているそう。


その大沼さん、以前は商社にお勤めでこういう珍しいアメリカのグッズを取り扱っていたんだとか。なるほど、ド納得。
アメリカと音楽が好きで、都内で素敵な場所を探しているそこの貴方!
是非行ってみて~。

ROCK BOTTOM
東京都墨田区業平4-15-10 秋元ビル1F
03.3625.8460
月曜定休
www.rock-bottom.net

大沼さん(右)と

大沼さん(右)と

 

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