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キングマンの新ネオン点灯式

ネオンサインの話題が続いて恐縮だけど、今度はアリゾナ州キングマンから新しいネオンサインの点灯式に関する話題が飛び込んできた!
そう、キングマンだ。ここのブログでは何度となく取り上げているアリゾナ・ルート66を代表する一大拠点からのイベントとあって心が躍る。

新しいネオンサインは、同街の中心と言っても差しつかえない「パワーハウス博物館」内のキングマンビジターセンターが中心となって来る5月20日午後7時(現地時間)から行うもので、前回の Buck Atoms Cosmic Curio 同様、Facebook Live でライブ配信されるので、時間が許す人は是非参加して頂きたい。

これは数日前にFBに上がったイメージ写真。キングマン、いやルート66を代表する数多くのルート66に関する書物を出版している作家であり歴史家の Jim Hinckley 氏からの投稿だ。情報によればサインポストは高さ30フィート(約9m)にもなるらしい。

これは私も知らなかったのだが、2015年にキングマンはこの博物館の古くなった入口の看板(木製)をメタルのフレームに変えて新しいデザインに変更したのだが、それから僅か20か月後、ピックアップトラックを運転していたあるドライバーが高速のままこれに激突、支柱を破壊し、標識は「引退」となった。
通常は気持ちがダウンしてしまうものだが、こんな状況下でもキングマン観光局は前向きに物事を捉え、これはきっと神様からのメッセージであり、新しい時代を象徴するものに作り直す良い機会だ、と考えたそうだ。彼らは世界的に有名な「Welcome to Las Vegas」の看板、ハリウッドサイン、そして Twin Arrows や Roy’s Cafe などの象徴的な標識をヒントに、地元にある看板製作会社と共にコラボレーションするに至ったとか。

制作会社は街のダウンタウンにある Legacy Signs 社、電気関係が同じく地元の Walker Electric 社、そして肝心の資金はアリゾナ州ルート66アソシエーションが多大な貢献をし、キングマン市の観光予算と共に捻出したと発表されている。

今更説明の必要は無いかと思うけど、簡単にキングマンについて触れておきたい。キングマンは、アリゾナ州モハーベ群、群庁所在地で人口は近郊のコミュニティを加えると約5万人弱。中でも特記したいのは、ネバダ州ラスベガスの南東約105マイル(169 km)にあるので、ラスベガスへ行った際にオプションとして簡単に行けるよ!という点。キングマンへ行くには、ラスベガスから国道93号線をひたすら南に向かって走るだけで所要時間は2時間程度という、まさに「隣町」。道中にはコロラド河を渡る、かの有名な「フーバーダム」もあり、中々ルート66に興味を示してくれないパートナーやお子さんを引きずって連れていくにも最適な観光地ってわけだ。

その国道93号線もキングマンの街に入るとビール通り(Beale Street)という名前に代わり「パワーハウス博物館&ビジターセンター」のある交差点でルート66と交わるのだ。パワーハウス博物館は文字通り街の中心的アイコンで、ルート66の歴史はもちろんのこと、米国車社会の発展を担ってきた各時代の自動車の展示等の常時展に加え特別展も随時開催している。

2018年9月の投稿でも触れたけど、ちょっとプチ自慢をご容赦(笑)
世界中からのビジターが多いこの博物館、もちろん世界6、7か国語のパンフを用意しているのだが、そこの館長であり友人でもある Josh Noble 氏からの依頼で、パンフの日本語版は私が担当させて貰った。

街へ行く度に「常宿」として決めている、El Trovatore Motel の存在や、前述したジムさんのお膝元でもあるキングマンは魅力がいっぱい。
ジムさんは私の心の友でもあり、出会って以来沢山のことで私個人には勿論のこと、私が運営するルート66 日本アソシエーションの運営にも惜しみないサポートをくれる。

5月20日(水)午後7時は、日本時間では 21日(木)午前11時。
皆さん、Facebook Live でお会いしましょう!

ネオンサインは永遠に

Photo by Tulsa Route 66 Commission

先日お伝えした、オクラホマ州タルサのルート66アイコン “Buck Atoms Cosmic Curio” に新設されるネオンサインの点灯式に関する報告を。(同じ話題の連投にご容赦!)

日本時間4月30日(木)午前9時半(現地時間29日午後7時半)に Facebook のライブ発信としてスタートしたこのイベント。
結果から言えば大成功に終わったと言っていいのかな。
世界中からも300名近くの視聴者が集まり、イベントスレッドには誰が見てるか分かるので、暫く会えていない友人知人にメッセージ送りあったり。今更ながらテクノロジーって凄いなぁと感慨にふけながら楽しい1時間を過ごした。
もちろん声高には言えないが、当日のこの時間は平日の朝。そう、仕事中なのである(笑)暴露してしまえば会社のデスクでもワールドシリーズ等はよくPCの横にスマホを置き「ながら仕事」することもあるんだ。

そんなことはさておき、イベントはまだ明るい中から始まった。予定では8時過ぎに日没だけど、「本当にこの1時間ぐらいで点灯できるくらい暗くなるのかな?」という思いと共に、Jacob Tovar の Honky-Tonk Music で幕を開ける。

その他このイベントには、予定されていたオクラホマ州副知事、そして同州観光局の責任者でもある Matt Pinnell 中尉や、点灯式企画者でバックアトムのオーナーである Mary Beth のスピーチは勿論、制作過程のドキュメンタリー等が少し入った映像もあったのでテンションは上がる。こういう構成はさすがだ。

ライブ配信はこんな感じで

幸い友人でもある Ron Warnick 氏の運営する Route 66 News がイベントの映像を挙げてくれたので、ここで拝借。見れなかった方は是非堪能して頂きたい。

もはや説明のない「ルート66:母なる道」の著者であり歴史家、ルート66の父と世界中からの敬意を集める Michael Wallis 氏がこのイベントに送った文面を最後に原文で紹介したい。

“The Mother Road Signs — especially neon signs — are the language of Route 66. They are glowing symbols of who we were and who we are. They connect travelers to their journey. Starting with the birth of the highway in the 1920s, dazzling neon has always been the beacon showing us the way. The siren glow of candy-colored bands of neon lures us off the road and helps find where to eat, sleep, shop, and gas up. Neon illuminates history by telling us stories. Thankfully, neon signage has been rediscovered and is making a comeback in Tulsa and up and down the timeworn lanes of Route 66. Just like Mother Road, neon is forever.”

そう、ルート66もネオンの灯りも永遠に続くのだ。

Arizona Fun Run 中止へ

2019年のイベントポスター

少し前にルート66沿道で開催される、2020年のイベントを紹介したが、現在世界中を巻き込んでいるコロナウィルスの影響で、30年以上に渡って行われている毎年恒例の「Arizona Fun Run」(5月1日~3日開催予定)が中止となってしまった。
ここ数週間、アメリカは勿論、イラン、イタリア、中国、そしてスペインを筆頭に150か国近く感染者が出ているパンデミック状態では、CDCC やアリゾナ州知事の推奨に従った形で、それは感染の拡大と多くの人の命を尊重する大切な決断と思う。

Arizona Fun Run は毎年約800~900台のカスタムカーが参加し、アリゾナ州セリグマンをスタートし、同州西端のトポックまで走る一大イベントだ。

昨年のイベントがYouTubeにあったので、参考までに。

勿論、今年参加する予定だった人には、$55 の参加費はアリゾナ州ルート66協会へ「寄付」するか、「返金」を希望するかの選択が与えられているようだし、来年2021年への参加へトランスファーすることも可能だ。

コロナウィルスの影響は日々日々深刻になっていて、今後の見通しが立っていない分、今後幾つのイベントが中止または延期になるのか分からない状態だ。アメリカは先週の欧州、UK、そしてアイルランドからの旅行禁止を発表したことに加え、カナダとの国境も「必須でない」旅行者の訪問を封鎖することを両国で合意した模様。先行きが本当に心配だ。

もし読者の皆さんの中にこのイベントに申し込んでいる人がいるなら、イベントのウェブサイトよれば、連絡先は nikki@historic66az.com とのこと。

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol.11 ミズーリのガスコナーデ橋を守れ!

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第11回目(02月号)は、先日もこのブログで紹介したガスコナーデ橋のお話です。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (11ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/760/760.pdf

Save the Gasconade River Bridge 最終章

ミズーリ州ラクレード群ヘイゼルグリーンという小さな街の郊外にあるガスコナーデ川橋。そう、この橋の運命については何度もこのブログで取り上げてきたけど、やっとその将来が決まる(かもしれない)という時期に差し掛かっている。

というのは、同州ルート66協会の会長であるリッチが、ガスコナード川橋の所有権を協会に引き継ぐことを望んでいると語ったからだ。

まだ現時点で結果を聞いてはいないが、リッチは1日(土)午後に開かれる理事会で、同協会に提案を承認するよう尽力しているようだ。

最近読み始めてくれた読者の皆さんのために簡単におさらいをすれば、ガスコナーデ川橋はルート66の歴史の一部としてとても重要なアイコンの一つ。だけど2014年12月、ミズーリ州運輸省が橋の劣化が理由で当面の通行封鎖を勧告した。同運輸省の査定では修理をするには約1億円程度の資金が必要であり、州財政を鑑みれば当面その「順番」は廻ってこないというものだった。しかし問題はそれだけでは済まず、たとえ修理したとしても構造そのものが現在の規制に合っておらず、更には通行できる車両の重さも制限されることから、解体=>新しい橋の設置というオプションまで議論されるに至った。

2015年春、そのリッチが音頭を取って初めて同地でラリーウォークを主催、ガスコナーデ川橋を守る意思を群や州を相手に鮮明にアピール。私もルート66日本のアソシエーションを運営する身としてリッチの活動に賛同し、2016年4月に行われた第二回ラリーウォークに参加したことは既に皆さんにもお伝え済みだ。スローガンは “Repair, Don’t Replace” ( 壊さずに修復を)。橋そのものを「残す」ことが必須だったのは言うまでもない。

David Schwartz 氏デザインの同イベント用ステッカー

これらの活動の結果、州政運輸省は一旦解体を見送ることになったので、リッチの行動の効果は充分にあったが、その後 同州運輸省は橋の新しい所有者を今年4月20日までに見つけることを条件に、橋を残すことを認めた。
そのリッチは昨年からミズーリ州ルート66アソシエーションの会長に就任。ガスコナーデ川橋の問題に向き合っている、というわけだ。

Facebook の Save the Gasconade River Bridge ページも多くの応援メッセージで溢れている。
https://www.facebook.com/groups/savethebridge/permalink/3668158949868693/

リッチを始めとした全ての関わる人達の行動に心から敬意を表するとともに、可能な限りのサポートができればと切に願っている。

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol.10 ルート66各地のイベント2020

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第10回目(01月号)は、2020年、ルート66の沿道各地で開催されるイベントをご紹介。今年の旅行計画の参考にしてください!
もちろん紙上で全ては語れませんので、ネットでググって自分に合うイベントを見つけて、是非その「空気」に触れてみましょう!

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (11ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/756/pdf/page11.pdf

66 Drive-In Theatre 70周年記念で青空市開催へ

「66ドライブイン」は今年70周年を迎えることにあたって、オープン・エア・マーケットという初めての試みを開催するらしい。

66ドライブイン・シアターはミズーリ州カ―セイジという街のほどない郊外にある。そう、ルート66で私の最も好きな街の一つ、カ―セイジだ。
開催日は今週末12日(土)と13日(日)の2日間。入場料は3ドル(約324円)で昨今流行りのフードトラックも幾つか登場するとのことだ。

ジャスパー郡裁判所を中心に街のダウンタウン地区

ドライブイン・シアターが最初にオープンしたのは 1949年9月22日。時代の流れの影響によって 1985年に閉鎖されたのだが、その 13年後に見事復活を遂げ、現在でも毎週金、土、日曜日に毎晩2本の映画が上映されている。

さらに言えばこのドライブイン・シアターは、US’s Very Best Drive-In Theatre で何と 6位にランク付けされたこともあり(微妙な順位だけど)、ルート66上で今日現在稼働している唯一ドライブイン・シアターでもあるのだ。 (2003年に米国国立史跡に登録済)

地元のニュース

最近の流れだけど、このような広大な面積を誇るドライブイン・シアターは季節限定の営業なので、冬の間は「ただの空き地」と化してします。そんなところに目を付けた人々がオープンマーケットや、ウィンターマーケット、または冬季版移動遊園地などを開催して収益を増やす傾向がある。
こちらのオーナーさんである、マクドナルド夫妻もそのチャンスを逃さなかったようだ。

私はまだここで映画を実際に観たことがないが、70年前のアメリカのノスタルジーを誘う、ネオン、子供の遊び場、チケットブース、コンセッションスタンド/プロジェクションブース、そして高さ66フィートのスクリーンなど、ほぼすべてが2019年の今日も変わらず多くの人たちの人気を集めている。

そうそう、カ―セイジの名物モーテルのインキーパーであり、大の友人でもある Debbie が、以前到着前に連絡をして夕飯を一緒にできるかどうか聞いた時、こんなことを言っていた。
「今晩映画を観る予定になってるから、オープンシアターだけど、トシも来るか?」
腹が超減っていたのでその時は遠慮してまず自分で腹ごしらえしたのだが。。。次はその手の誘いには是非乗ってみようと思う。

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol.6 2020年のフィールド・オブ・ドリームス

毎月恒例の寄稿、SEASON 3!第6回目(9月号)のテーマは「アメリカン・パスタイム」の原点、ベースボールです。ケヴィン・コスナー氏の演じたアイオワ州、ルート66にしっかり今も存在するカンザス州、そして来年2020年にMLBが発表したマジな公式戦。ベースボール愛好家の夢は無限に広がります。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで
https://www.nyseikatsu.com/featured-article/09/2019/26734/

2020年のフィールド・オブ・ドリームス

1989年に見た映画「フィールド・オブ・ドリームス」、正直当時はあまり感動しなかったことを憶えている。むしろどちらかと言えば、ストーリー的にも、分かったような分からなかったような(笑)
何かいきなりケビン・コスナー氏をディするようなことになったけど、真意はそうじゃない。(むしろ彼は好きな役者の一人だ)
そんな映画のタイトルを何年も後になって、カンザス州バクスター・スプリングスを訪れたときに再び思い出した。同街にある「フィールド・オブ・ドリームス」と名付けられた施設を訪れたときのことだ。

いや、正確にはその施設の名前が書かれた看板の前を通りすぎたときだろうか。二度見をした私は思わず急停車。ギアをバックに入れてその標識をわざわざ確認しに行ったことを憶えている。

その「フィールド・オブ・ドリームス」をまた!鮮明に蘇らせてくれたのが昨月のアイオワ州デモインの地方紙「Des Moines Register」に掲載されたこの写真記事だ!

何とMLBは来年2020年、ニューヨーク・ヤンキースとシカゴ・ホワイトソックスの試合を同州ダイアーズビルで開催することを発表したのだ!
マジかっ?!と記事を目にしたとき疑ったのは言うまでもない。え?なぜ?
無数の疑問が頭の中を駆け巡る。
でもよく考えるとそんな無粋な質問はどうでもいいではないか。興行してくれるというのだから有難く楽しませて貰えればそれで良いのだ!

映画を観た方はよく憶えていると思うけど、この映画の撮影にあたって、ダイアーズビルは実際のベースボール場を建造したわけで。その後もその施設は土地の所有者によってしっかり保存され、今でも勿論使用できる立派な現役の施設さんなのだー!もはやベースボールファンにはたまらない「聖地」だね。(昨今この表現がメディアでも多い(汗)

MLBの公開したポスターによれば、試合予定日は2020年8月13日。しっかりホワイトソックスのスケジュールにも載っているぞ。

しかも当日は試合だけではなく、ベースボール・クリニックの開催を中心としたファンサービスも半端ないという。。。
あー観たいな~、行きたいな~、チケット取れるかな~
オールスター戦の1か月後かぁ。
日本はお盆かぁ。
また一つ悩みのタネが増えちゃったよ!

シカゴの高架鉄道、初体験!?

唐突で恐縮だが皆さんはシカゴの高架鉄道、乗ったことはあるだろうか?渡米して30年、シカゴに住んだ経験はないが行った回数は数限りない。ダウンタウンや空港周辺を始め、シカゴの大体の場所は地図なしでも行けるぐらい知っている。だけどシカゴ・ダウンタウンの名物?高架鉄道に乗ったことは一度もないのだ。

私にとってシカゴ高架鉄道といえば、真っ先に思い出すのは1993年公開の映画「Fugitive」(逃亡者)だろうか。奥さんを殺害された主人公役のハリソン・フォード氏が犯人を追い詰めるたり、追っての警察を撒くシーンに使われた部分だ。


今回のシカゴ滞在は最終日1泊。ダウンタウン地区に宿泊することに加え、MLBホワイトソックス対かカブスの「シカゴ・ダービー」を堪能する理由から、一念発起、是非乗ってみようと決意した。現在一時的とは言え東京に住む身としては、シカゴですら中々簡単に行ける街でもなくなってしまったので、非常に良い機会かなと勝手に不要な理由付けもしてみる。

 

 

宣伝する意図はないのだけれど、シカゴの宿泊はダウンタウンループ南にあるコンベンションセンター近辺の「Home 2 Suites」、ヒルトンブランドの全室スイートタイプの長期滞在用ホテルだ。たった1泊だけど、この長期滞在用スイート施設が私は大好き。異ブランドだが、以前働いていたホテルの施設がそうだったこともあり、その利便性と魅力にすっかり魅せられてしまった。

ついでだから言わせてもらうと、この施設はヒルトンが最初の「試験」として世界中 5,100 あるどこよりも先駆けて作ったトライ・ブランド施設。
ヒルトン系列のハンプトン・イン、ガーデン・イン、そしてホーム2スイートの異なる3種の施設が一つの建物を共有するというものだ。
英語版になるが興味のある方は下記リンクを読んでみて頂きたい。

https://newsroom.hilton.com/hampton/news/hilton-opens-first-tribranded-hotel-at-chicagos-mccormick-place

話は逸れてしまったが、要はこの施設からはダウンタウンに行くにも、ホワイトソックスのスタジアムに行くにも高架鉄道が最も便利で移動時間が早い、ということだ。
少し見に難いが、シカゴの鉄道はこのようにダウンタウンをループ(環状)に回りながら南北東に向かって伸びている。かなりのエリアをカバーしているので意外と(怒られちゃうね)便利だ。


ホテルのあるのが McCormick Place というところで、駅に向かって3、4分程度歩くことになる。治安的には正直良いエリアではないので、米国に住んだことがない方は少し怖い印象を受けるかもしれないが日中は大丈夫だ。
更に便利なのは、REDLINE と GREENLINE が駅こそ違うが、お互いに3分ほどの距離にあるので乗り換えも差ほど苦にならない。
スタジアムに行くには REDLINEが良いのだが、ダウンタウン地区はホテルからだと、GREENLINEの方が少し街中に着いて便利だ。

さて駅に着くと早速切符の自動販売機がある。切符の購入は基本自販機なので、小銭や1ドル札、または5ドル札あたりを持っていないとちょっと不便になる。
100ドル札などは当然入れることができないが、もし入れられたとしても正確に動かない場合も少なくないので、そんな大金を入れてみようなどと思ったことすらない。東京の地下鉄は平気で10,000円札が入れられるので、とても安心な国だ、と帰ってつくづく感じた。

改札も当然?無人。切符を入れて通過すると階段をひたすら上る。エレベーターもあるが古い感じで途中で止まったら面相だな的なものだ。密室という状況を作りだす場所でもあるために、身体に特に故障がない場合は100%階段がおススメ。

駅自体はとてもコンパクトにまとまっていて、見渡しも良いし表示もしっかりしている。日本と違ってきちんとした時刻表の表示はないものの、待ってれば大体10分もすれば来る。どこの街でもそんなものだ(笑)それだけに「2分後に必ず来る」とわかっている東京の朝のラッシュ時になぜ多くの人がホームを走って駆け込み乗車をするのかがいまだに理解できない。

暫くするとお目当ての電車が来たので乗ってみる。ラッシュ時ではないので車内は比較的空いた感じで無機質だが小ぎれいだ。乗り合わせた観光客がとても明るい気さくなご夫婦だったので、彼らを交えて何人かで会話が始まったのだが、最近はこの高架鉄道に乗る観光客が増えているらしい。理由はシカゴの街はレンタカーで走るには金がかかりすぎるから、らしい。そう言えばシカゴは郊外でもない限り路駐ができないので、どうしても有料駐車場を利用することになる。2,3時間も停めれば平気で40ドルを超える。ホテルだって一晩車を預ければ50ドル~60ドルが相場だ。しかもフリーウェイを筆頭に渋滞は非常に醜い。まさにその通りだと納得した。

GREENLINE に乗ってついたのがここ。まさにシカゴダウンタウン地区の中心。ミラクルマイルと言ってレストランやブランド店、デパートなんかが立ち並ぶ。私のお目当ては一箇所、NHL ブラックホークスのオフィシャルショップのみだ。その他ベアーズやブルズを始めシカゴのスポーツチームの商品を一気にみられるお店もあるので、スポーツファンの方にはおススメしたい。

その後今度は REDLINE に乗ってスタジアムのある35丁目駅まで南下する。時間はすっかり夕方。McCormick 駅のホームからは何とチャイナタウンの入り口が良く見えた。アメリカの大きな街で(いや、大きくなくとも)チャイナタウンのない街なんぞない、と言って差支えないと思うが、特にチャイナタウンを探すことはないので、いきなりの登場に驚きと感動が入り混じった!((´∀`))ケラケラ


ホワイトソックスのスタジアム、今はスポンサー企業の冠名がついた「Guarantee Rate Field」という。ホワイトソックスのスタジアムは長らく「Cominsky Park」と名前でファンに親しまれてきたので、私も今でもそのように呼ぶ。1991年に新しくスタジアムが建設され暫くはそのまま使われてきたが、2003年に「US Cellular Field」と名前を変え、その年のオールスターゲームは「シカゴはベースボールタウン!」というのを強烈に印象付けた熱狂を現地で体験している。2005年のワールドシリーズを含め沢山の思い出のあるこのスタジアムに還ってくることはいつも嬉しい。

そんなことを考えながらスタジアム駅に到着した。さあシカゴ最後の夜の宴の始まりだ!

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