Category: Statute

ルート66の明るい未来


久しぶりにちょっと真面目なお話。
3か月ほど前のこと、Route 66 Road Ahead Partnership がイリノイ州選出共和党下院議員の、Rodin Davis 議員と Darin LaHood 議員と面談。その結果、Route 66 の歴史的意義を記念し、議会において二つの法案を発表することが約束された。
LaHood 議員は天然資源委員会のメンバーで、Route 66 を National Historic Trail として正式指定するよう、National Trails System 条例の改正を要求する法案、H.R.801を発表。で、もう一方 Davis 議員は交通関連議員連盟やインフラ委員会の一員である立場を上手く利用し、2026年に100周年を迎える Route 66 のために、記念祭を行う準備を統括する連邦委員会を設立する法案、H.R.66 を発表したというわけ。彼らに加え、カリフォルニア州選出民主党 Grace Napolitano 議員も上記天然資源委員会等のメンバーであるため、両氏に積極的に協力して法令の提案準備や起草に一緒に取り組んでくれた。

Route 66 Road Ahead Partnership の現議長は Bill Thomas 氏。で、何をやっているかと言えば、簡単に言うと、 ルート66の活性化と文化としての保存、そして持続を目的とした団体、っていう感じかな。またその同団体の中に International Advisory Board という、アメリカ以外の国に存在する ルート66 アソシエーションや関係諸団体の代表者で構成する集まりもあって、僭越ながら私も情報共有をさせて貰いながらお役に建てないかと日々尽力してる次第です。
Bill が言うように、ルート66を National Historic Trail として指定することは、2015年の夏以来数 Partnership の先導で行われてきた多くのミーティングやワークショップで最も積極的に支持されたアイデアだった。それにこれらのミーティングは、Partnership のミッション、成果、それにゴールに関して、全国のステークホルダーさん達からのフィードバックやインプットを求めるように設定されていたからこそ、法案起草に繋がる一連の成果は非常に意義深いものになったと言えると思う。

LaHood 議員の演説から。
「1世紀にわたるルート66は、アメリカの中心地を旅行する重要な「輸送動脈」でした。マザーロードは多くの仕事とチャンスを提供し、イリノイ州を始めそれが通るすべての州のコミュニティにとって強力な経済発展ツールであり、クロスカントリー旅行者のための時代を超えた思い出を提供しています。今こそ、 マザーロードは、それがふさわしい国家認定を受ける時です!」
いや~上手。さすが政治家だね(笑)
でもこの法案が無事可決されれば、ルート66を保存し、促進し、さらには経済的に発展させることのできる永続的なプログラムとなるわけで。
今後の展開が益々楽しみで仕方ないね!

 

 

法案可決を目指して

イリノイ州所属の共和党下院議員である Rodney Davis 議員が中心となって「Route 66 Centennial Commission Act」(H.R. 66)の導入草案を今月頭に、米国運輸省長官宛に提出した。
「ルート66百周年記念委員会法」とでも訳したらいいものだろうか。
大まかに言えば、10年後の 2026年にやってくるルート66の100年祭に向けて、国家の支援の下、組織だった活動を行う(行える)団体を形成し、アメリカの歴史と伝統そのものであるルート66の保存に力を入れようということだ。
詳しくみたい方はこちら ⇩ (英語のみ)
https://www.govtrack.us/congress/bills/115/hr66/text

何を今更、と思う人もいるかもしれないけど、ルート66は非常に政治色の強い、利権とお金を生む大きな話だ。元々の発端がAAA(全米自動車協会)で、NPS(全米国立公園局)とも関わる、すなわち(NPSは国の省庁扱い)文字通り国家絡みの案件というわけ。

報告文書によればこの草案は既に地元イリノイ州は勿論のこと、ミズーリ州、オクラホマ州、カンザス州、そしてカリフォルニア州の各州所属の12人の議員さんによって賛同も取り付けている様子だ。この法案が通れば運輸省はルート66の保存に必要な資金を投資する役目も負うから関係各所は調整に大変だ。
委員会にも、運輸長官、下院議員、常任理事、それにルート66関連8州の知事による推薦を経て、最終的に米国大統領によって任命される 19人で構成されるのだ。
話はかなり「デカい」ということが多少は伝わると思う。

前述のNPSと言えば、私の関わっている日本ルート66協会の公式サイトでも触れた Route 66 Road Ahead Initiative (団体)が、100周年を迎える前にルート66を「国家歴史登録道路」(National Trails Hwy) としての公式指定を受けるべく行動している。
同団体には私も個人的に International Advisory Group に参画しているし、実は今朝、日本ルート66協会としても賛同する旨の書簡を送付したばかりなんだ。
下に写真は活動用のピンバッジ。

先週1月20日(金)ドナルド・トランプ新大統領の就任式があり、アメリカは新しいチャプターへと進むことになった。
果たして彼がこの法案を承認してくれるのか?
うーむ、タイミング悪いな(笑)


 

ジェミニ・ジャイアントはどうなる?

何と!イリノイ州ウィルミントンにあるルート66のアイコン、通称「ジェミニ・ジャイアント」が、その横のレストランが競売に出されるっていうんで、一緒にひっくるめて売られちゃうんだそうだ。
競売の条件はUS$10,000ドルの返金なしのデポジット要、そして「AS IS」。
(アズ・イズ)日本語で表現すれば「現状のまま」って感じかな。
但し落札者は購入したものをどうするのかは全くの自由だそうで。
そうなるとひょっとしたらこのジェミニ・ジャイアント像、壊されちゃうかも。

Gemini Giant

ジェミニ・ジャイアントについてはもう説明の必要はないよね。もしもうちょっと知りたい方がいたら、Route 66 Association of Japan のホームページをご覧あれ。
マフラーマンに関した記事、載せてます。

あまり悲観的にはなりたくないけど、こうやって一つ一つ、ルート66を支えてきたアイコンが無くなってしまうのは寂しい限り。何とかこの魅力を沢山の人達に知ってもらい、更には次世代へ受け継いでいくことが出来たら本当に素晴らしいと思う。

運命のオークションは4月8日です。

Launching Pad Restaurant

 

 

 

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