photo credit Dominic Disaia

今日はちょっと趣向を変えてスポーツの話題。
友人仲間にはバレているけど、私はルート66と同じぐらい、いやそれ以上?に大のスポーツ好き。若い時はESPNで働けたらどんなに楽しいだろう、な~んて考えたこともあった。私のプチ自慢は、米国4大プロスポーツの全てのスタジアムを訪問して観戦していること。昨今新しいスタジアムが建ち続き、お金も時間もマジで勘弁して欲しいぐらい大変だ(笑)
そんなことはさておき、今日のスポットライトは ヴィン・スカリー氏 (Vin Scully)に当てたい。ヴィンは言わずとしれたメジャーリーグベースボール、LAドジャーズの専属実況アナウンサー。「20世紀で最も偉大なスポーツ・アナウンサー」と言う声も多い。初仕事は1950年だって言うから(当時はブルックリン・ドジャーズ)自分が生まれるずっと前からやっているなんて信じ難い。(笑)
御歳は何と88歳である。
今年2016年、ヴィン自身にとって67シーズン目、去る10月2日のSFジャイアンツとのアウェイ試合の実況を終えてようやく引退の道を選んだ。
まだ健康でいるうちに引退したかったとメディアに語ってるけど、88歳でまだ健康。本当に素晴らしいことだ。

ん?実況して67年?ということは、50年代、60年代そして70年代とルート66の発展によって多くの人達がウェストコースを目指した時代、LA付近ではラジオを回せば皆、ヴィンの声を聴いていたことになる。何とも言葉では表現できない嬉しさがあるよね。

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かく言う私はドジャーズファンではないが、米国在住26年の中でロスアンゼルス地域に住んだ年数は一番長い。それだけにヴィンの声はよく聴いていたし、メジャーリーグベースボールファンとしてはもうあの実況を聴けないと思うと寂しい。
だけどこれからまだまだ元気で楽しいリタイア人生を歩んでほしい。きっとヴィンにとって実況アナウンスより楽しいことはないかもしれないけど(笑)

最後に MLB Network が作成した “Timeless” お楽しみください。