皆さんはオクラホマ州タルサという街をご存じだろうか?もちろんルート66好きなら誰でも知ってるけど、そうでないと余り馴染みがないかもしれないね。
「ルート66に住むならどこに住みたい?」とてもよく聞かれる質問。田舎暮らしもとても素敵だけど、現実問題やっぱり多少の「文化」が欲しいのが本音、だから私は大体いつもこう答えるんだ「タルサかな」。


これはオクラホマの友人への挨拶でもお世辞でも何でもない、所謂「マジレス」だ。州単位で言えば、ミズーリ州やニューメキシコ州が好き、と何度もこのブログでも言ってるけど、暮らすとなればタルサに落ち着く。
何が魅力なの?と聞かれれば、やはり適度なサイズの中都市であり、ちょっと走れば田舎もあるし、市内には何と140を越える公園(つまり緑が多い)、ギルクリース博物館、ジューイッシュアート美術館、フィルブルック美術館に代表されるアート鑑賞や、オペラ、バレエと言った一流の娯楽も揃っている。ゴルフ場だって当然あるし、リバーパークはアーカンソー河に沿って30キロ以上に及ぶ舗装道が通っている。それに驚くなかれ、アメリカにしちゃ(って言葉悪いけど)結構美味しいレストランも多いんだよ。偏見かもしれないけど、オクラホマっていうイメージからは思いもよらない、テーブルクロスの高級店だって!(笑)
メジャースポーツはないけど、マイナーリーグ系はしっかり揃っているしね。

そんなタルサ、アートのセンスも良いんだ。ルート66に限っても、街のあちらこちらを飾る色々なデコレーション系のデザインが本当にカッコいい。

これは最近のことだけど、タルサ市とタルサ美術委員会が「Route 66 Rising」と名付けた新しい巨大彫刻をアドミラル・トラフィック・サークルと呼ばれる場所に設置することを発表したんだ。(制作者はタルサの人でなく、ニューメキシコ州アルバカーキ出身の Eric Garcia 氏なんだけどね)
その完成デザインがこれ ⇩


シャープ感満載でスタイリッシュだよね。まさに次世代のルート66。中には否定的な意見もあるようだけど、私は好きかな。
この彫刻、高さは約11メートル、幅は27メートル、重さは何と25トンだって!
モンスター級だね。年末までには完成するらしいので、来年は是非見に行ってみたい。とか言いながら今月末タルサにまた行ってきます(笑)

それでは最後にタルサ観光局の街紹介ビデオをご覧ください。