Willem Bor, from Route66News.com

連休中の日曜日。朝メールをチェックしたら、とても悲しいお知らせが入ってきた。私たちの仲間、オランダ・ルート66協会の才能溢れるアーチスト、Willem Bor 氏が末期癌でもう余命が少ないって(涙)
具合が悪いとは聞いていたけど、そこまでとは思ってもいなかったので、グループチャットですぐに同協会の Dries 代表と話す。
彼によれば Willem はもう長くないと。彼が長年に渡って作ってきたランドマークのミニチュアを是非アメリカ本国に送りたいが、その費用について寄付を募りたいと。グループの一人の提案でFB関係諸グループで情報シェアすることでの拡散を期待し、私もシェアを通じてルート各美術館、博物館への理解、基金を募ることを手伝わせてもらった。
同日夜、EU$ 3,000ユーロ近く集まっていると報告が入る。

Willem の作品群の詳細はこちら。
http://www.rte66.nl/index.php/ct-menu-item-39/modelbouw

少々抜粋して。どれもこれも見事過ぎて言葉が出ない。

思い返すと、ルート66に関係する皆と交流が始まって間もないころ、とあるFB上のグループに招待をしてくれたのが Willem だ。残念ながらまだ一度も実際に会ったことはない。去年ドイツで行われたルート66フェスティバルで会いたいと思っていたが、自分の仕事の都合がつかず参加は断念。後悔という念が消えない。
以前、オクラホマ州の友人、Ken が私にこんなことを言った。
「Time No Waits」、時間は待ってくれない、ということだ。思ったことは行動しないと二度と起こらないかもしれない。
せめて彼が最後の一秒まで、彼の最愛の奥様 Monique と家族、そして素晴らしきルート66の仲間達に囲まれて精一杯生きることが出来るよう、オランダから遠く離れたサンフランシスコから祈りたい。