アリゾナ州ウィンスローとホルブルックのほぼ中間地点にある小さな街、ジョゼフ・シティ。同州ルート66中、セリグマンにあるエンジェルさんのお店と人気を二分する「ジャックラビット・トレーディングポスト」は、インターステート40号線沿いに建つ。

ちょっと前までは、東方面から来るとインターステートの出口が封鎖されていたため、トレーディングポストを横目に一旦通り過ぎて、先の出口から戻る必要があったものの、今年の春に行ったときは開通していて、こんな ⇩ 一本道出楽だった。


現在トレーディングポストを営むのは、シンディとアントニオのジャック夫妻。
二人共とても気さくで良い人達だ。
ご主人のアントニオとは訪れる度に色々と話をする。息子さんも大きくなり、何年か前は故障した車を親子で一生懸命直している姿を憶えている。

シンディとアントニオ

お店の中は「うさぎさん」ものを中心に、書籍、Tシャツ、モカシン、キーホルダー、アクセサリー、プリントもの等、一連のお土産は全て揃うラインナップだ。
我が師の一人、大塚氏の本もサイン入りで陳列されている。

お店の外にはファイバーグラス製のうさぎの置物があり、ピクチャースポットとしても人気抜群だ。

そんなトレーディングポストでは、今年から新しいサービスを開始した。
今年の春に訪問した際に見た真っ黄色の(ウサギのロゴ以外)何も書かれていないボードの山積みがあったので、「これ何?」って聞いたら、新商品のマイルポストだとか。

要はここのトレーディングポストから訪問者(または注文者)の自宅なり所定の場所まで「何マイルか」を表示してくれるものだ。
著名な観光地までは例えばニューヨークまでOOOマイル、だとか、ロスアンゼルスまでOOOマイルとかの表示ポストが建っている。
まあ、そういう手のものだ。
黄色の看板とブラックのウサギは一目見て「それ」と分かるので人気が出ること間違いなし、だ。良いところに目を付けるなあと感心した。

実際この春以降、注文者が少しずつ増え始め、FACEBOOK等のSNSでもルート66ファンの間に拡散されたため、多くの友人知人がGETしている姿が散見される。

Pics from Jack Rabbit Facebook Page

折角だから私も頼んでみよう。と、シンディへメッセンジャーを使って連絡。日本まで送って貰うと無駄にコストがかかるので、ベイエリアの友人宅まで郵送してもらうことで注文完了。
それから約2週間、約束通り届いた素晴らしいプレートがこちら! ⇩

5,929マイルは日本のキロ換算をすれば、約 9,540 キロだ。日本列島の最北と最南の距離が約3,300キロ。約3倍か、やっぱり遠いな~。
因みにトレーディングポストからの5,929マイルの距離は我がホームタウン、名古屋だ。米国内では今後どこに住むか未定なので、まずは普遍のルーツ、名古屋での注文をしてみたってわけ。
中々私より遠い奴は少ないだろう、と思っていたら、オーストラリアの友人、Dave は颯爽と7,000マイルを持って笑顔を振りまいていた(笑)

興味がある方は、下記まで連絡してみて!

Jack Rabbit Trading Post
3386 Rte 66, Joseph City, AZ 86032, USA
928-288-3230
jackrabbit66route@gmail.com
www.jackrabbittradingpost.com

お店にはもちろん日本アソシエーションのステッカーも貼ってあるよ!