地元ニュースで取り上げられた建設地域の映像

ニューメキシコ州、アルバカーキ市議会は先週、「ルート66ビジターセンター」用の費用を含む、スポーツ観光パッケージを承認した。
これは総額約3,000万ドル(約31億円)のパッケージで、その内、ルート66ビジターセンターには250万ドル(約2億7千万円)ほどが含まれるようだ。
ビジターセンターにかかるコストは過去3年間で、340万ドル(約3億6千万円)から1,290万ドル(約14億円)まで急激に増大した。
それは当初の予定にタップルーム、博物館、ドライブインシアター、さてはカンファレンスホールまで追加設置し、一大センターとしての利用価値を上げようとするものだ。

下記は同市議会会議で、総額1,300万ドルを投入して建造しようとしているビジターセンター計画のプレゼンテーションが行われている映像だ。
開始より14分ほどの所から約12分間に渡ってプレゼンテーションが行われているので、興味のある方は是非ご覧になって頂きたい。

地元媒体である、アルバカーキ・ジャーナルは、ティム・ケラー市長先導で提案された観光パッケージは、地元のグレーター・アルバカーキ・ホテル・アンド・ロッジング協会からの積極的な賛成が得られないにもかかわらず、承認プロセスは問題なく進んだと報道。市と債権財務担当者は、市場は活況のため、迅速な債権販売を進めたかったのだろうと読んでいる。

そもそも2016年12月に同州参議院議員である、クラリッサ・ペーニャ女史によってこのルート66ビジターセンターを建造することの重要性が提案され、同センターはコミュニティにとって重要な案件であると提起され続けてきた。ペーニャ女史の言葉を借りれば、同センターは地域経済の活性を推進する大きな力となり、人々が誇りを持つことができるものになる、ということだ。
先に挙げたように、このプロジェクトの費用は約1,300万ドルと予測されており、市は300万ドル(約3.1億円)を割り当て、今年11月の投票の一般債務債において、さらに100万ドル(約1.1億円)を見込んでいるようだ。
今後の動向に注視したい。