先日11月6日(水)、オクラホマ州タルサに新しくビジターセンターが一つ誕生した。
え?ビジターセンター?と侮ることなかれ、 中々興味深いランドマークとなりそうだからだ。

その場所はタルサ中心街から南西に約5マイル(8キロ)。タルサ・ルート66は11番街通りということを考慮すれば3マイルにも満たない、目と鼻の先程度の距離だ。実はここには「Route 66 Historical Village」というアトラクションサイトがある。

開設されたのは2010年3月、同市の売上税増加プロジェクトの一つとしてUS$550,000(日本円で約6千万)をかけて作られた。「ビレッジ」とは名付けられたものの、実際は大きな野外博物館だ。
タルサ市の初期時代からの過去の遺産が復元されており、タルサの石油、精製、および輸送産業の歴史を楽しく学ぶことが出来るようになっている。復元されたフリスコ4500蒸気機関車、乗用車、車掌車、オイル塔等がハイライト。塔の高さは194フィート(約60メートル)で、1901年6月25日にタルサを「Oil Capital of the World」にした最初のオイルストライキがあった歴史的な場所でもあるのだ。
今年の5月にはこんなイベントも行われている。

当日のオープン時、現地でのニュースより。
https://youtu.be/bsKy_abBtS8

今回造られたビジターセンターは、赤いガスポンプのレプリカを備えたビンテージ風のフィリップス66ガスステーション。素敵なイメージに出来上がっていると思う。

私の良き友人でもある、Route 66 Alliance のCEOである、Ken Busby 氏はこのビジターセンターを、「マザーロード刷新に対する包括的なビジョン作りをサポートし、より多くの訪問者を獲得する素晴らしいプロジェクト」と手放しで喜んでいるそうだ。
タルサの街を通るルート66は26マイル程(約42キロ)だが、その「タルサ・ルート66」の可能性を示す大きな礎の一つになりそうだ。
私の次回の訪問が待ちきれない!