何とも捻りも色気もないブログタイトルで申し訳ないが、正直言えばあまり気の利いたものが浮かばなかった、って感じかな(笑)
このコラボニュースがアナウンスされるまで全く知らなかったことではあったんだけどね。

今から6年後の2026年、ルート66の歴史は大きな節目を迎える。
そう、それはルート66の生誕100周年に当たることは、このブログを読んでくれている皆さんには容易に想像がつくと思う。
前に何かの機会でも言ったのだけど、それが 2026年で本当に良かった。2020年はコロナウィルスのパンデミックでルート66上のイベントは95%以上がキャンセル。来年だってどうなるのかは今の時点では想像が難しい。だがきっと6年後なら大丈夫!そう願って止まない。

が、そんなまだ霧の中の2021年に大きなイベントをぶつけてきた組織がいた。その名は AAA!
American Automobile Association、アメリカ自動車協会である。

アメリカ自動車協会(AAA)とは、アメリカの50州と、ワシントンDCの自動車協会が連合した非営利団体。現在会員数はアメリカとカナダ合わせて約5,800万人だと言うから驚きだ。もちろん同種の自動車クラブでは世界最大だと言われている。アメリカ自動車協会が発足したのは 1902年3月4日、イリノイ州シカゴ。自動車に適した道路や高速道路が不足していたことから、各地域から 9つの自動車クラブが集まり、AAAを結成したのが始まりとのことだが、当時は会員総数がわずか?1,500人だった。

AAAはその会員メンバーに対し、自動車保険、旅行中のロードサービス、旅行情報や、各種割引プログラム等、様々なサービスを提供している。
かく言う私も加入したのが1993年なので、かれこれ27年目となる。

ところが、AAAは結成した 1902年以来、一度もルート66に関連するイベントを開催したことが無い!ということをつい先日知った。
びっくりというか、あって当たり前過ぎて考えたこともなかったのが本音だが、結構驚いたってわけ。
だから?っていうわけではないだろうけど、そのAAAが、来年2021年、初めてルート66とコラボして大きなイベントをやるらしいから「許してやる」ことにした(笑)さすがAAA!頼もしいじゃないか。

そう言えばルート66 生誕90周年にあたる 2016年に向かって、AAAはその前年秋にAAA監修のルート66のMapを出した。AAA各店舗で聞けば「無料で」貰える、との話題で一時バズった。
私もそれを貰うために確か 3か所ぐらい走り回ったことを憶えている。意外に?人気があって手に入り難いものだった。

イベントの話に戻そうか(笑)
今回中心となっているのは、AAAオクラホマ。タルサとオクラホマ・シティの二大都市にて「U.S.66 ロードフェスト・イベント」を2021年に始めることで、100周年記念の前哨戦にする意向のようだ。
開催は6月18、19日は、タルサのリバー・スピリット・エキスポ会場にて、そして同月25、26日はオクラホマ・シティのベネット・イベント・センターへ熱気を移動させるらしい。ニュースレターによれば、オクラホマ州ルート66が走っている他のコミュニティも多く参加するとのことだ。

どちらのイベントも、1920年代から数十年に渡る歴史的な旅を「体験」できるアトラクションやアクティビティはもちろん、家族向けのお祭りに欠かせないフード、ゲーム、ライブミュージックなども盛り沢山。さらにはRV車、オートバイ、そしてクラシックカーから自動運転車まで、「モビリティの未来」を見据えた車も多数展示されるような内容がイベントのホームページからは見て取れる。
VIPチケットが発売されるのは11月11日から。
詳細はホームページ ⇩ まで

https://route66roadfest.com/

AAA曰く、AAAはその創設以来ルート66とは長い間信頼される「旅の仲間」であった。だからその「旅」を祝うために、AAAはルート66の生誕 100周年において「初めての」AAA・ルート66・ロードフェストを開催する意義があるのだ、と。だいぶ勿体ぶったが、中々恰好良い登場の仕方ではないだろうか。

ホームページで紹介されている簡単な告知映像:

また、Matt Pinnel 州知事は、オクラホマ州の観光局を運営しているし、これまでも多くのルート66関連のイベントに積極的にサポートしてくれている。今回ももちろん熱意は前のめりだ。

そうそう、日本の JAF(日本自動車連盟)は、AAAと提携関係にあるんだって。だから JAF会員であれば、アメリカに旅行し、運転する際には AAAの提供するロードサービスや、提携ホテル施設やアムトラックのチケット等の割引特典が受けられるらしい。それじゃあオクラホマ行っても安心だね。皆さん、来年、オクラホマで会いましょう!