Month: March 2021

今こそ皆で声高に、Gasconade River Bridge を守ろう!🤬

Photo Image by Shellee Graham

「Save the Gasconade River Bridge 最終章」として、ミズーリ州ヘイゼルグリーンにある、ガスコナーデ川橋の保存について最後に紹介したのがちょうどほぼ1年前、2020年2月2日のことだ。その際に触れたように、ミズーリ州ルート66協会の会長であるRich Dinkela氏(以下リッチ)は、当該橋の所有権を取得して保存するという提案を協会として州政府に伝えた。が、その後何とミズーリ州交通局はそれを却下した。理由は「保険」だ。

実は、ガスコナーデ川橋の下流にはさらに3つの橋が存在するが、ミズーリ州交通局はそれらを含めた「保険」を協会が担保することを要求した。が、そんな類の保険は現実には存在しない。

更にはその審査において、「協会側から橋のメンテナンス計画が提出されたことはない」とか、保存に必要な協会の資金調達計画は 一般的で漠然としているなどという「言い掛かり」に近いものだった。

このやり取りについて、リッチは「ちょっとした侮辱であり、顔を殴られたようなものだ」と、Route 66 News の取材にも語っている。協会側からすればとても交通局は誠意をもった対応をしていないというわけだ。

Rich Dinkela (Right) with Jim Ross (Left), Photo Image by Shellee Graham

National Trust for Historic Preservation の副顧問である Betsy Merritt 氏も、公聴会において、ミズーリ州交通局の保険加入に関する要求根拠を「非常に懸念している」とし、協会のメンバーである弁護士の Phillip Denton 氏も同様、「文字通り実現不可能」であると批判した。そもそも交通局には橋を協会に寄贈する意図はなかったのではないか、と勘繰ることだってできる。

一方、もし橋が解体されることになる場合、ミズーリ州交通局はレバノン(街)と協力して、「ボスウェル・パーク・プロジェクト」を実現させる動きもある。そのプロジェクトとは、橋が取り壊されるのであれば、橋があった場所の東端と西端に歴史的なマーカーを設置することや、橋の歴史やポニートラスを見ることができるボスウェル公園を設置するという一連の動きだ。

Photo Image by Shellee Graham

現在ミズーリ州のルート66協会は、これら手続きの最終局面において、3月31日までに州および国の当局者に手紙を出して、ガスコナーデ川橋の取り壊しを中止するように説得するという呼びかけを行っている。そのリストには現行の州知事であるマイク・パーソン州知事をはじめ、ミズーリ州天然資源局、ミズーリ州歴史保存局、ミズーリ州経済開発局、ミズーリ州観光局、ルート66百周年記念法案のスポンサー、さらには米国運輸省や、アメリカ合衆国上院議員であるジム・インホーフ氏の名前まである。

リッチは個人的にもFacebookに、「Route 66 Gasconade Bridge – PLEASE REPAIR!!」という一般公開グループを作成して長い間闘ってきた。
私も2015年には実際の現地でのラリー運動に参加することができたし、微力ながらその活動をずっと支持しサポートしてきた。だから私もルート66アソシエーション日本を代表する立場として、上記の方々に一筆書き訴えたところだ。

同協会の秘書であるジュディ・ウォールマークはこう書いている。
「この象徴的な橋を救うために、彼らの介入をぜひ要請したい。この橋は、観光という私たちの経済にとって重要であり、私たちの歴史にとって重要であり、そしてあなたにとっても重要なのです。 私たちは5年以上も闘ってきました。皆さんの助けをお願いします。」

私もミズーリ州ルート66アソシエーションのメンバーであるが、コロナ禍で現地に行って手伝いができないことが本当に歯痒い。ルート66生誕100周年まであと5年。明るい光が差してくる未来を心から願いたい。


旅に出るならやっぱ Route66 かな!?😬

さて皆さんは「Travel Off Path」というブログサイトをご存知だろうか。と、偉そうに言う私も実は「ご存知でない」(笑)
今回の記事を見て初めて知ったのだ。
私は旅行は好きで良く出かけるものの、その方面の記事をネットで読み漁るようなことは余りしないのが性分だ。何も自身の情報量やその正確性に満足しているわけではない。ただ単に面倒なのである。プロフェッショナルは面倒がらずに細かいことをひたすら調べ、追求する。(と、私は勝手にそう思っているが)だから、この面倒くさがり屋の性格によって自分はどの分野でも「一番」になれないのではないだろうか、と最近真剣に考え始めた。

いきなり書きたかったこととズレていったが、今日ここで紹介したいのはその Travel Off Path、https://www.traveloffpath.com/

サイトの運営者は、Kashlee と Trevor の、Kucheran 夫妻。自己紹介では、自分たちの(人生の)目的は、すべての人々のために「旅」をもっと身近に、手ごろに、可能性に満ちたものにすることらしい。中々壮大なテーマだ。私なんかとは懐の深さが違う。

が、実はもう一つ彼らに惹かれたには理由がある。Kashleeは彼女自身を「High Maintenance Minimalist」と呼ぶ。High Maintenanceとは決して高いレベルとかそういう意味じゃないよ。和訳しようとすれば、手がかかって世話の焼ける、とか自己主張が強く我儘な、という感じだろか。(ネガティブに捉え過ぎないことも大事かも)
その主張が強すぎてこんな本まで書いている(笑)⇩

なぜそこに惹かれたのか?内緒の話だけど私もMinimalistには一定の憧れがあるからだ。若い頃はとにかくモノが多かった。収集癖があったことも手伝い、自分の給料で払える広さのアパートが借りれなかったから、貸倉庫まで借りていたものだ。ところが私の妻はどちらかというとMinimalistという類の人種だ。口煩く言われた記憶はないものの、彼女の影響を受けてか45歳を過ぎたあたりからだろうか、モノを持つことが段々と嫌いになった。残念ながら自分はサラリーマンなので、スーツという厄介な一式や小道具がどうしても必要になるが、これも昨今のご時世から、可能であればスーツ不要な仕事へ切り替えたいと真剣に画策中だ。もしそれが実現できたら自分の荷物は更にグッと減ることになるだろう。Kashleeの持ち物はスーツケース2個のみらしいが、そこまで行けるかどうかは別として、その方向にいければ人生、本当に勝ったも同然である。

マズい!まだ本題に入っていない!!!

そう、書きたかった(紹介したかった)ことは、そんな彼らの選ぶ2021年のアメリカのロードトリップおススメ旅行先が、そう「ルート66」なのだ!😀😎🤩💚💦💥🌞🚙🚙🚙

記事からの抜粋:
Driving across the country on Route 66 has long been considered the ultimate cross-country road trip. Two weeks is generally considered the minimum amount of time it takes to do this trip right. But travelers have been known to make this trip in as little as a week or make it last up to a month! The amount of time you spend getting your kicks on Route 66 is up to you.
Historic motels and restaurants fill the road along this route across 2,400 miles from Chicago, Illinois to Santa Monica, California. A few must-sees along the way include the Route 66 Hall of Fame Museum about 100 miles down the road from the Route 66 starting point and the Petrified Forest in Arizona. The famous Route 66 End of Trail sign sits at the end of Santa Monica Pier.

もちろん「Top 10」と唄っている以上、残りの9つもしっかり紹介されている。コロナ禍が開けたらどっか行きたい!というあなた。これを読んで予習をしておいてはいかがだろうか?
https://www.traveloffpath.com/top-10-road-trip-routes-in-the-u-s-for-2021/?fbclid=IwAR3H4N9s3_wNXnYEJAhnEersAb-gdDvkgRqGPPAubiY03-5ej5PQZNNGg7o

因みにTOP10の残りは以下。

10: Northwest Tour – Wyoming to Washington
9: Black Hills & Badlands of South Dakota
8: Great River Road National Scenic Byway – Minnesota to the Gulf of Mexico
7: Silverado Trail – Napa, California
6: Colorado Scenic Byways
5: Atlantic Coast – Maine to Florida
4: Pacific Coast Hwy – California to Washington
3: Blue Ridge Parkway – Virginia to North Carolina
2: The Appalachian Trail (Maine to Georgia Inland)

Facebook 内には Group もあるようなので気になる人はチェック!

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 4: Vo. 3 距離は最短でも見所満載のカンザス・ルート66

毎月恒例の日系情報誌「週刊NY生活」紙への寄稿、新たな企画「さあ行こう!魅惑の旧街道ルート66」SEASON ④、先月の教訓からイベントに絡めたものを紹介するのをやめよう!と誓った(笑)

で、気を取り直して選んだのがカンザス・ルート66。それはもう皆さんもよ~く知っている「たったの」13マイル(21キロ)しかないルート66。
週末旅行にはうってつけの題材だよね。
まさに見所満載の黄金郷。是非読んでみて!

記事全文は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (14ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/811/811.pdf

シカゴ市長の粋なサプライズ🤩St. Patrick’s Day 2021

いきなりだけど、3月と聞いて連想するものは何?
寒い冬から春へ移行する素敵なシーズン、皆それぞれキーワードの「春」へ絡めて想像するものはあると思うけど、私は何と言ってもワシントンDCの桜である。幸運にも2019年のこの時期、所用でDCに行く機会があり、天候はイマイチだったものの、MLBのワシントン・ナショナルズのホーム開幕戦も併せて幸せな時間を過ごした。(このブログでもお伝えした通り)
その他、学生であればスプリングバケーションのタイミングでもあり、コロナ禍にも関わらず、今年もフロリダ州は大盛況と聞く。。(汗)
で、もう一つ忘れていけないのはアメリカ国内でも最大級のお祭りの一つ「セント・パトリック・デー」ではないだろうか。

あ、ルート66の3月に目を向ければ、ミズーリ州キューバのワゴンウィール・モーテル(1936年3月7日)、カンザス州リヴァートンのオールド・リヴァートン・ストア(1925年3月20日)、新しいところではテキサス州マクリーンのデビルズ・ロープ・ミュージアム(1991年3月21日)がそれぞれオープンした日もこの3月なのだヨ!

で、そのセント・パトリック・デーだけど、簡単に説明すれば、アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日を祝う日。3月17日はカトリックの祭日であり、アイルランドの祝日でもあるわけ。この日はシャムロック(クローバー)を服のどこかに付けてミサを行うのが習慣で、もう何世紀も前からこの伝統は受け継がれているらしい。アイルランドでも正式に祝日となったのは1903年と聞くから、堂々の伝統っぷりではなかろうか。

そうそう、付け加えておくと、日本ではこのシャムロック☘、四葉のクローバーと勘違いして伝わっているらしいけど、あくまでも葉っぱは「3枚」なのでご注意を。なぜって?キリスト教の概念「三位一体」を表しているから。「主なる神、神の子、そして聖霊」なのでお間違えのないように。

葉っぱは三枚😃

そのセント・パトリック・デーは、ここアメリカでは別名「緑の日」とも呼ばれ、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、そしてニューロンドン(ウィスコンシン州)で行われるお祭りが主流だが、何と言ってもクローバーの存在を忘れてはいけない!とばかりに、テキサス州ルート66の主要都市シャムロックでも毎年盛大にフェスティバルが行われるのだ。

が、しかし。と、逆説の接続詞を書けば、続きは容易に想像できると思うけど、2021年のイベントは軒並み中止となった。。。😿
理由は言うまでもないよね。フェスティバルの実行委員会は今年に入って
1月の段階で早々と中止を決定、2022年の準備に切り替えた。状況によっては一発逆転サヨナラ・ホームランがないかな~、と微量な期待はしていたことでこの話は封印していたものの、やっぱりダメだったみたい。
COVID-19 によるパンデミックが始まって早13か月が過ぎた。昨年の3月は(中止になった街もあったけど)シャムロックでは何とか「ギリギリ?」開催に漕ぎつけて、多くの人が祝う姿をTV画面でみることができた。

聞くところによれば、このシャムロックのフェスティバルが今回中止されたのは何と70年ぶりのことだそうだ。最後に中止されたのは1952年、Korean War(朝鮮戦争)時だって。その他パレードなんかも取りやめになったのは第二次世界大戦中との記録が。いかに今回のパンデミックは様々なものに影響を及ぼしたことになるよね。

シャムロックのセント・パトリック・デーは、同街のバンドマスターである、Glenn Truax 氏のアイデアで始まったと言われている。彼はシャムロックの街名がそのアイルランド系であることを活かして、毎年1日だけのお祭りを開催し、多くの観光客を町に呼び込もうと考えた。シャムロック・ブースターズ・クラブの協力を得て、街で初めてのセント・パトリックス・デイ・フェスティバルが開催されたのは1938年。それから毎年イベントは順調に大きくなり、2013年には、テキサス州議会がシャムロック・イベントを正式なセント・パトリックス・デーの祭典に指定とのこと。
英語版しかないけど、シャムロックの公式ホームページはこれ ⇩
https://www.shamrocktexas.net/
来年以降、この時期にテキサス・ルート66を旅しようと思っている貴方!是非地元の人たちとビールを「浴びて」楽しんでみてはいかがだろうか。

最後に粋なニュースを一つご紹介。
シカゴでは毎年ダウンタウンを流れるシカゴ川を緑色に染める伝統行事がある。TVなどのメディアを通して目にしたことがある方もいるだろう。
実はシカゴ市当局。事前に「密集回避を図るため」今年はこの行事を取りやめることを発表していた。それには多くの住民が落胆したものだったが、何とそれを市民には秘密にしたままその伝統行事を敢行。当日の朝になって Lori Lightfoot 市長は自身のツイッターで突然川を染め上げた画像を投稿して発表!

このサプライズにシカゴ市民が多いに沸いたことは言うまでもない 😍
市長は「Happy St. Patrick Day Weekend, CHICAGO 💚」とツイート。
「集まることは叶わないけど、伝統を守ることはできました。もし今日出かけるならマスクの着用とソーシャルディスタンスには注意してね!」と呼びかけることも忘れなかった。何とも素敵なサプライズだ。



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