Month: July 2021

愛すべきコグマ🐻NY目指し今日も行く(ルート66編)

どのくらいだろうか、ここ10日間?いや2週間は経ってるかな?自身のInstagram や、Facebook のスレッドに現れる「コグマ」の着ぐるみがいるんだ。最初見たときは確か、ルート66絡みの地平線の続くような道の上を闊歩している感じで。。最初の印象は「うわっ!暑そう!大丈夫かこんなことしててこの人??」だったんだけど、日が経つにつれ多くの応援メッセージと、コグマ自身が楽しんでいる感じが伝わってきた。その結果、自分の中に余計に❓ の数が増えたんだけど🙄

そんなとき、いつもサポートして貰っている提携先の Route66news.com の Ron がそのサイト内でこの「コグマ」に触れてくれたのでご紹介したい。

その「コグマ」の中に入っているのは、カリフォルア州在住の Jesse Larios さんという男性らしい。
「地域社会に恩返しがしたい、人々を助けたい」という思いから、6年前にアラスカン・マラミュートという熊よりインスピレーションを受け、この “Bearsun” というキャラクターを世に出したそうだ。

現在 Jesse さんは、ロスアンゼルスからニューヨークのタイムズスクエアまで歩くことで、自閉症患者の支援や環境保護など、5つもの慈善団体へ寄付を募っている。先週には何と最初の目標であったアメリカ自閉症協会への15,000ドルの寄付に成功したと書かれている。

本来「うち(自宅)」に居れば、連絡を取りすぐにでも飛んでいってサポートの意を表したい所だが、コロナ禍で数千マイルも離れた場所に軟禁されている身では中々簡単にはいかない。彼のアカウントをフォローしてすぐに激励のメッセージを送ったが、思うだけの行動に移せない、もどかしい自分に腹が立つ。
口で言うのは簡単だが、かく言う私もいつも、自分自身を受け入れて成長させてくれた、多くの夢と沢山の友人をくれたアメリカとルート66には恩返しをしたいと思っている。いつどこで、どのような形でできるかは現在模索中であるが、近い将来それが実現できることを夢みて、その準備を日々、少しずつ頑張っている、という感じだろうか。
どうか Jesse さんには健康に留意して安全に活動を成功させてほしい。

Jesse さんの活動は、Instagram そして Facebookで “I am Bearsun” というアカウントで見ることができる。興味のある方は是非フォローしてみて!

あ、そうそう、この「コグマ」は、ステレオタイプを超えた「言葉よりも行動で勝負するキャラクター」をイメージしているため、Bearsunに口は無いのだそうだ。あー耳が痛い。。😅

ルート66生誕祭中止へ;スプリングフィールド二都市の明暗

またまた残念なニュースが入ってきた。という出だしもそろそろ終わりにしたいんだけどな。。。
このブログでも何度か触れてきたのでもう憶えてくれている方も多いと思うが、毎年夏に行われるミズーリ州スプリングフィールドでのルート66誕生祭 “Birthplace of Route66 Festival”が、昨年に続き今年も開催が見送られることが発表された。理由は言うまでもない、同地域でのCOVID-19感染者の増加が懸念されるためだ。

© KY3

地元メディア「スプリングフィールド・ニュース・リーダー紙」は、スプリングフィールドが所属するグリーン郡のCOVID-19の症例が44%増加したと報じている。ミズーリ州全体でも症例数は50%近く増加し、この感染拡大規模は全米2位とのことだ。郡保健局によれば、早ければ来週にも病院の収容能力の限界に達する可能性があると発表されている。

報道ではアメリカは国民の7割近い人口のワクチン接種により、感染拡大は一旦減少傾向にあり、経済も少しずつ回復していると聞いている。つい昨日もメジャーリーグ・ベースボールのオールスターゲームがコロラド州デンバーで開催され、ほぼ満員のスタジアムにはマスクも外した多くの観客が楽しむ姿が映っていた。

それだけに、今年はまず間違いなく開催されるであろうと思っていたフェスティバルであるが、非常に残念な結果となってしまった。もちろん開催の可否に関わらず、まだ今年夏の訪米は様々な事情で難しいのが現状だが、何度か参加しているルート66ファンとしては、やはりこれだけ大きいフェスティバルには国内だけでなく、世界中からルート66ファンが集まり、少なくとも年一回は我々「ルート66ファミリー」の大勢が集う機会は人生の中でも重要なイベントであるので悲しい(今年は約8万人の動員見込み)

逆に言えば、このフェスティバルは規模が大きく、世界中から何万人もの人が集まるため、病院の稼働率がピークに達している中で、病院に負担をかけたり、新種株の蔓延を助長したりするようなことがあってはならないと考えるのは至極妥当であり、正しい。(今年は約8万人の動員見込み)

もし参加の申し込みをした人がいれば、全額返金を委員会は約束しているので、こちらの公式ウェブサイトを参照 ⇩

とは言え、一方ではイリノイ州のスプリングフィールドで開催される「インターナショナル・ルート66・マザーロード・フェスティバル」は、昨年は中止したものの、このブログを書いている時点では、今年9月24~26日でのイベントは開催予定となっている。
これまで同イベントを運営してきたフロリダのBonnier Events社が撤退したことで、過去20年近くにわたって街の目玉の一つとなっていたこのイベントは消滅の危機にあったが、同街で他の数多くのイベントを仕切るグレッグとス―のクーパー夫妻に委託、彼らが快く引き受けたことでフェスティバルの存続は担保された。

クーパー氏曰く、「2026年のルート66、100周年を目前にして、このシイベントがスプリングフィールドにないというのは悲劇的なこと。この街にはルート66にあり、エイブラハム・リンカーンの歴史がある。フェスティバルを開催するのに最適な場所だよ」

フェスティバル詳細はここをチェック⇩
https://route66fest.com/

「インターナショナル・ルート66・マザーロード・フェスティバル」は、イベント期間の3日間で6万~8万人を動員する。同地の「イリノイ・ステート・フェア」に次ぐ地元では最も人気のあるイベントの一つだ。

何とか状況が悪くならず、無事開催につなげて欲しい。それと同時に来年こそ!2022年ミズーリ州スプリングフィールドの「Birthplace of Route 66 Festival」開催を祈って!

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