ペコス国定歴史公園を出るとサンタフェはもうすぐそこだ。どうしようかなどと悩んだが、サンタフェはやはり無視しては帰れない。サンタフェに行くに一番手っ取り早いのは来た道を戻ってインターステート25番線に帰る方法だけど、どうしても「確認」しないといけないものが一つある。「ここまで来たらグロリエタに寄らないといけない」と前回書いた。その理由がこれ、道標だ。
誰が置いたのか、いつからあるのか、よく知らない。
でも何年も前からこの近くを通る度に必ず確認しに来ては同じ写真を撮る。
何故かは自分でも分からないのだ。
こうやって特に何もない道の脇にひっそりと佇んでいる。
グロリエタは、南北戦争中のニューメキシコ作戦で非常に重要な意味を持った戦いの行われた場所。アメリカ連合国軍が、コロラド州の金鉱とカリフォルニア州の湾港を含む南西部地域での優位性を保つため、このニューメキシコ準州北部での一大軍事作戦を展開、多くの血が流れたらしい。もちろんこの道標がそんな昔からあるわけはないが、ひょっとしたら当時の亡霊さん達に呼ばれているのかな(笑)?
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