Exterior Rabbit
先日別の場所でそのビデオ映像だけを紹介したので、今日ここではもう少しだけ踏み込んでイリノイ州スタントンの友人のお話を。
その名も「Henry’s Rabbit Ranch」、文字通りウサギの王国。
多くの人はここをウサギが沢山いるお土産屋さんって思ってるけど、実はれっきとしたビジターセンター。ご主人のリッチさんのルート66と地元に関する知識は半端ない。ビジターセンターを経営する、ってことはこういうことか、と何年か前に感心したことを憶えている(笑)

Rich & Toshi

こちらがリッチさん。笑顔の素敵なもの静かで、でも楽しいオジサンだ。

実は私、ウサギを間近で見たのはこの場所が初めて。確か小学校の校舎裏のウサギ小屋があったような気もするけど、幼少時はとかく動物には興味がなかったので一度も見に行った記憶はないのだ。

でもここで出会ったウサギ達はとても静かで人懐っこい感じで、結構禁断?の距離まで近づいたら一生懸命臭いをかがれた(笑)

Interior

店内はこんな感じ。ルート66の関連商品が所狭しと飾られてます。(もう何年もあるんだろうなというブツまで)

スタントンはイリノイ州と言っても、車でもう45分も走ればミズーリ州。スタントンの街は東側に1930年までルート66だったイリノイ州4号線、その西には1930年以降のルート66が走る面白いエリアにあります。人口は数年前の調査では5000人強だとか。ルート66を西に向かって旅をするときはスプリングフィールドからこの1930年までの旧道がオススメ。チャタム、オーバーン、カーリンヴィル等、風情のある景観を堪能できる。Henry’s Rabbit Ranchは街の南だけど、この看板 ↓ を見落とすことはないと思うのでご安心を。

Henry Rabbit Ranch Marker
あ、そうそう元々リッチさんがこのお店をやろうと思ったキッカケは、彼が1993年にカリフォルニアに向かって旅をした時にビジターセンターの少なさに驚いて、じゃあ自分でやってやろうじゃないか、と一念発起して始めたんだそうだ。その後のルート66の人気が少し再燃したことで、「時代を先取り」の形になったのは羨ましい限りですね。

では最後に地元TV局の作ったリッチさんのビデオでこの項はお別れです。

http://www.ksdk.com/entertainment/television/show-me-st-louis/a-roadside-attraction-thats-really-hopping/305014779