さてサンタフェを出てアルバカーキへと行くわけだが、インターステート25号線をただ単に下って行ったのでは面白くない。昔の通勤経路と一緒だからだ。というか、Moriarty 近辺にも寄って帰りたかったということもあり、さっき来たラスベガス方面に少し戻ることになるが、285号線を南下する道を選択してみた。
今日は日曜日、相変わらず車はいない。
そんな道を40分ほど走るとインターステート40号線と交わる Clines Corners のガスステーション兼休憩所が見えてくる。今日は全く停まる意向はなかったんだけど、”When Nature Calls” ということに加えガスももう少し入れておく方が良いだろうとの判断で結局停車。
2日前に「今回はこの一回きりだろう」とアルバカーキからトゥクムキャリへ飛ばした時に思ったけど、こういう場所って何回か停まらせるように上手く出来てるんだろうか?(笑)
そうは言ってもここはキレイだし、お土産品から食べ物まで充実している。有難い場所ではあるんだけどね。
Clines Corners からの西行きのルート66は存在しない、というかインターステート40号線になっているので所謂「下道」はない。インターステートを我慢して通るしか仕方ないのだが、ちょくちょくと降りられる出口があるので興味に素直に従って降りてみる。普段あまりしないんだけど、インターステートの上を橋になっている車道から撮ってみた。車を橋の脇に停めるんだけど、まあ何せ交通が一切ないから安心。でもこうしてみるとニューメキシコって空と雲が素敵過ぎる。
東西に走るインターステートの南側に少し車道があったから(繋がっていないと知りつつも)右折して西に向かって走ってみる。「さて、どこまで行けるやら」なんて考えていたら1マイルも走らないうちに。。。
自分の四駆なら行けるだろうに、でも今日はレンタカー。しかも燃費を考慮して小型の「走ればいい」車。残念。舗装が突然終わって砂利道オンリーとなる。
と、言っているうちにお目当ての ”The Longhorn Ranch” に到着。ロングホーン・ランチは1940年にお土産屋さん、ガスステーション+カフェというコンセプトでルート66に華麗に登場。インターステートのバイパスの影響を受けて1977年に閉鎖されるまで、モーテルやミニ博物館まで拡充されて旅行者に大人気の場所だった。今はもう建物もなく、朽ち果てた看板しか残っていないが、それでも往時の繁栄を想像するのは楽しい。看板ポストの周りは現在鉄柵が張られていて近寄れないように出来ているが、どうしてもポストの真下に行って写真が撮りたかったので、少々乱暴な入り方をしたら膝を5センチほど切り、流血しながらの撮影となってしまった(笑)
たったの三日間だったけど、とても濃い内容だった。とても一昨日来たとは思えないぐらい盛り沢山の内容であっという間に時間が過ぎて行った。
さてアルバカーキまで残り45分ぐらいだろうか。
夕方になって来たからだろうか、アルバカーキが近づいて来たからだろうか、インターステートに車が増えてきた。
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