Category: Souvenir

Cracker Barrel の反撃

このブログでもここ数回程コロナ関連の「嬉しくない」記事を書いてきたけど今日は少々趣向の違う話題をお届けしましょう!

と言うことで今日のテーマは「CRACKER BARREL」。
このブログに付き合ってくれている皆さんはそれが何かは直ぐにピンと来るよね?(笑)
このレストランチェーンへの私の愛情はもう既に充分伝わっていると勝手に想定して、細かい説明は省いて進みますので、ご容赦!

その是非はさておき、米国では現在多くの州で Social Distance を含めた各制限が緩和、解除されつつある中、Cracker Barrel(以下CB)も他の多くのレストランと同様「しばらくは売上が期待できない」と予想しながらも、徐々に営業の再開していると聞いた。
Nation’s Restaurant Newsのレポートによると、CEOのSandra Cochranさんも「当面は売上が不安定になる。誰もが何が起こるか予測するのに苦労している。」と投資家相手に語っていると書かれていた。

Sandra Cochran CEO

でもね、興味深いのは同CEOの次の声明。
「過去数ヶ月間、私達CB、飲食業界、そしてわが国は前例のない極めて難しい課題に直面しています。でも私たちは、このような状況下ではあるもののやがて来る回復時期に向けて、テイクアウト’オプションの加速を含めた「流動性と複数のビジネスモデル」を強化することで、状況に合わせる事業を適応させる迅速な行動をとることで、当社を競争力の高い企業に位置づけることができたと確信しています。」

ん?テイクアウトだって?
食べきれなかったもののドギーバッグじゃなくて、TAKE-OUT。
これは今まで経験していないことだ!素晴らしい!
「複数のビジネスモデル」も非常に気になるところだ。

余談だけど、このテイクアウト、日本では「テイク・アウェイ」と呼ぶことが多い。最初聞いたとき非常に違和感を感じたのだが、調べてみるとどうやら英国ではTAKE AWAYと言うらしい。 勉強になったと同時に日本人にとってやはり英語は British English かぁ、と。。。(汗)

実はCB、ダイニングルームのリニューアルを筆頭に、新メニューの展開やアルコール飲料の販売試験など、コロナウイルスが大流行する前から開発中だった取り組みを進めているらしい。

例えば、現在約20店舗で既に「ミモザ」の提供が始まっていて、オレンジとストロベリーの2種フレイバーとも凄い人気だそうだ。
CBのホームページより ⇩ (見た目もいいよね)

更に(詳細はまだ明かされていないが)顧客がCBの食品や小売商品を購入できる「デジタルストア」も開発しており、CBの姉妹チェーンである「Maple Street Biscuit」の商品もラインナップされるようだ。

この一連の動きは、前年同期の純利益が5,040万ドル(約55億円)だったのに対し、第3四半期は1億6200万ドル(約178億円)の損失を出した後に起因している。発表では売上高は41.5%減の4億3250万ドル(約474億円)と激減。 5月最終週の既存店レストラン売上高は45%減、ギフトショップ売上高は38%減だったようだ。

それでも、Jill Golder CFOは、「CBへの投資は引き続き資本配分の優先事項。もちろん手元での現金保存は重要だが、メニューの進化、ビールとワインのプログラム、デジタル戦略、POSへの慎重な投資を行く」と語っており、さらには CB 505店舗はダイニングルームオペレーションを再開し、他の159店舗では6月末までにテーブルサービスを再開する予定だという。総数664 に及ぶ店舗はパンデミック中も営業していたことで、ある程度健康的なキャッシュフローを保てているようだ。

良く考えてみれば、CBの店舗は地理的にまだ深刻なコロナの影響を受けていない地域が大多数を占める。飲食チェーンとしては極めて稀なケースだが、何と数年前まではカリフォルニア州に店舗はゼロ、今でも確か僅か6店舗ほどのはずだ。あの広大なカリフォルニア州に!だ。
しかもロスアンゼルス、サンフランシスコ、そしてサンディエゴ等の大都市およびその近郊には未だ無い。
東の大将、ニューヨーク州ですらたったの9店舗、当然マンハッタンには無い。
(昔マンハッタンに住んでいた時、「パンケーキを食べにコネチカット州まで行く」(当時一番そこが近かった)と言ったら、殆どの場合大笑いされたものだ)

CBは、例えば今年の夏休暇時、家族が車で移動をすることが大多数になると予想される中、州間に位置する彼らの店舗は非常に有利だとほくそ笑んでいることだろう。我がCBに栄光あれ!(笑)

Route 66 Passport でスタンプラリー


スタンプラリー。
皆さんもこの名を耳にしたことはあるはず。JRを始め、多くの鉄道会社や旅行会社、または地方都市の観光協会が企画する、一定のテーマの下、スタンプを集める行動だ。企画や特典がなくとも個人的な趣味で行う人も少なくなく、神社の「御朱印」を集めるのもその一種だ。
このスタンプラリー、実はアメリカではそう多くは見かけない企画なのだが、「Route 66 Navigation」を作った友人、Marian Pavel 氏によってその「企画」が発表された。今日はそんな素晴らしい旅のお供を紹介したい。

Marian Pavel 氏

企画(商品)、その名は、何と!ちょっとベタだが、「Route 66 Passport」だ!
アーティスト、Joyce Cole 氏によるイラストが満載の「Route 66 Passport」は、Route 66 の旅行者に、楽しく情報満載で、インタラクティブな記念に残る商品を提供。 でも本当にすごいのは、ベネフィットを受けるのは、旅行者だけではなく、Route 66沿いのコミュニティにプロモーション機会と収益の流れを提供するように設計されている点、その仕組みはこうだ。
パスポートには州ごとに選定されたビジターセンターでスタンプをゲット。旅行者はビジターセンターを訪れることにより、スタンプと共にモーテルやレストランを始め、各地のイベント情報等を一緒に聞ける利点があるわけだし、その一方ビジターセンター側としても、集客が見込まれるためお土産品の販売機会も増える。
更には、このパスポートを作った Marian の会社は Touch Media といい、「Route 66 Navigation」というApp まで開発しているため、ビジターセンターはパスポートと 7日間または1年間の Subscription 付きの App を販売するオプションもあるというわけだ。まさに Win‐Win の関係だね!

Touch Media の開発した App はこれ ⇩

iTunes でも Google Play でもダウンロードできるので、気になる方はチェック!
https://www.route66navigation.com/
残念ながら日本語バージョンはないけど、ルート66のニュース、ビジット先情報はもちろんのこと、イベント予定表や ターン・バイ・ターンのナビゲーションソフトで道に迷う心配も解消だ!(個人的には迷うのが旅の醍醐味ってとこはあるけど)

尚、Touch Media のCEO である Marian は、このパスポートプロジェクトを開発するために、オランダルート66協会の共同創設者、ルート66ロードアヘッドパートナーシップ国際諮問委員会委員長、オランダ市場向けのルート66ガイド、そしてオランダを拠点とする米国バイカールート66ツアーのガイド、と多彩な顔を持つ Dries Bessels 氏を含む複数のコンサルタントのサービスを利用。現地アメリカでも、私の親友の一人、ルート66とアリゾナ州のプロモーションプロジェクトを開発している観光開発コンサルタント、歴史家、そして作家の Jim Hinckley 氏コンサルタントに起用する徹底ぶり。App とパスポートでルート66の旅が一層楽しくなるのは言うまでもない!よね(笑)

最後に YouTube に出ているプロモをちょっとお見せします。

 

 

 

ルート66産のメイプルシロップは美味すぎる!?

私はメイプルシロップが大好きだ。アメリカでの生活にこれは欠かせない。どの位好きなのかは昨年12月24日の投稿「ルート66とパンケーキ」でも余すところなくお伝えしているので興味のある方は読んでもらいたい。
それはともかくとして、うちではここ数年ある特定のメイプルシロップを購入しており、100%それしか利用していない。
100%天然の産物は非常に風味豊かで甘さも丁度良い。クセもしつこさも無い、例の商品と並んで私の中ではメープルシロップ界のツートップなのである。

そのシロップが切れそうになったのが今年の7月下旬。早速いつものように友人店に連絡を入れ今年分の注文をする。友人とは言ってもここ何年かメールのやり取りをしているだけで実はご本人には一度も会ったことがない。
最近イリノイ州ルート66そのものを走る機会が減っていたことに加え、中々限られた時間の中での旅は彼らの営業時間に合わないことも多いためだ。その都度早く巨額ジャックポッドを当て引退したいと切に願うのだ(笑)
とは言え、こうしてアメリカに住んでいる期間に会うことが適わなかった人に、仕事で東京に住んでいる時にそのチャンスが巡ってくるのだから人生は不思議なものだ。どうやら秋期に少し渡米できそうな感じではあったので「今年は直接ピックアップに行くよ」と意気揚々と伝えて取り置き願い大作戦へと舵を切った。

そのお店の名は “Funks Grove Maple Sirup”、イリノイ州シャーリーという所にある。シカゴからルート66を南へ150マイル(約240キロ)、車で約2時間15分強のドライブ、比較的近いものだ。
イリノイ・ルート66はとても景観がきれいで街々によってその姿は千差万別。高速道路など使わず必ずした道を走ってもらいたいものだ。
シャーリーの街近郊へ入ると景色はこのように緑がとてもきれいな森の中を走ることになる。日中でもあまり車は通らないので、街灯のない夜間は結構肝試し的なルートだ。

この辺りは同州でグランドプレーリーと呼ばれ、サンガモン河の支流には、多くの樹木が広がるシュガークリークやティンバークリークを形成し、ホワイト・オーク、バー・オーク、そしてメイプル樹木がそれらの中心だった。イリノイ州地元のネイティブアメリカンはイロコイ種族で、彼らが毎年春になるとメイプルシュガーやシロップを造っていたのが起源だそうだ。その後土地は欧州からの入植者達の手に渡り、1824年アイザック・ファンクという開拓者が本格的にシロップを造りはじめビジネスとしての基礎を築いた。

現在のオーナーはマイクとデビーのファンク夫妻。まさにジェネレーションだ。
毎年約2000ガロン(約7570 リットル)のシロップを製造、販売するが殆どの場合8月中には完売となる。イリノイ州の秋は寒いので10月にもなれば旅行者もほぼいなくなるが、それでも9月に訪れて「OMG!」というケースは少ないないのだ。

幸い今年は9月下旬にイリノイ・ルート66を走ることができたので、私のタスクリストでも最重要項目として、とある天気の良い午後の訪問と相成った。
入り口はあまり目立たない簡素な標識のみ。もちろんこの道を通る皆がここに来るわけではないが、私の少し前を走っていたブルーのコルベットは減速もぜすに走り過ぎて行った。

敷地内に入り車を停める。「販売商品は殆どもう無いのでお店には居ないから、着いたら電話して。3分で行けるから」と、言われ車を降りて電話してみる。車が一台停まっているが、店の雰囲気は静か。
電話が通じない。案の定、電波が届いていない地域だ。ルート66を走っていると非常に良く出くわすこの状況、「電話しろ」というのだから、彼らの電波は正常?なのだろうか。(いや、そんな細かいことは気にしていないんだろうな)

お店の入り口に近づいてみると中から笑い声が。あー良かった、人は居るのだ。
ドアを開けると2人の旅行者らしき女性とデビーが話していた。
「あら、トシ、やっと来たわね。電話くれた?」
「こんにちはデビー、やっと会えたね!電話したのだけれど電波なくてできなかったよ。」
「あらまあ、じゃあ丁度良いタイミングだったわね、会えて嬉しいわ。旅行はどう?」
電波云々の話は一瞬で過去の遺物となる。

2人の旅行者は買いに立ち寄ったのだが、お土産用の最小瓶があるだけだったので少し残念そうだったが、それを3つほど買って帰っていった。
やはり頼んでおいて良かったようだ。デビーは裏の倉庫から私の取り置き分を入れた箱を持ってきてくれた。

今年の消費予定シロップ

彼女はここから3分ぐらいの場所に住んでいるらしく、9月に入ってからは商品もほぼないのでアポのお客のみ対応しているという。
ここ数年のお互いのメールでのやり取りを振り返りながら、小一時間シロップの話で盛り上がった。

Funks Glove のメイプルシロップ、現在ウェブサイトでも購入可能。もちろん現在は SOLD OUTとなってるが、春になるとまた販売が始まるので、欲しい!という方は是非ネット注文をしてみて欲しい。本当は実際に買いに行くのが一番なんだえどね!

 

Funks Grove Pure Maple Sirup
5257 Old Route 66
Shirley, Illinois 61772
https://www.funkspuremaplesirup.com

Jack Rabbit の新商品

アリゾナ州ウィンスローとホルブルックのほぼ中間地点にある小さな街、ジョゼフ・シティ。同州ルート66中、セリグマンにあるエンジェルさんのお店と人気を二分する「ジャックラビット・トレーディングポスト」は、インターステート40号線沿いに建つ。

ちょっと前までは、東方面から来るとインターステートの出口が封鎖されていたため、トレーディングポストを横目に一旦通り過ぎて、先の出口から戻る必要があったものの、今年の春に行ったときは開通していて、こんな ⇩ 一本道出楽だった。


現在トレーディングポストを営むのは、シンディとアントニオのジャック夫妻。
二人共とても気さくで良い人達だ。
ご主人のアントニオとは訪れる度に色々と話をする。息子さんも大きくなり、何年か前は故障した車を親子で一生懸命直している姿を憶えている。

シンディとアントニオ

お店の中は「うさぎさん」ものを中心に、書籍、Tシャツ、モカシン、キーホルダー、アクセサリー、プリントもの等、一連のお土産は全て揃うラインナップだ。
我が師の一人、大塚氏の本もサイン入りで陳列されている。

お店の外にはファイバーグラス製のうさぎの置物があり、ピクチャースポットとしても人気抜群だ。

そんなトレーディングポストでは、今年から新しいサービスを開始した。
今年の春に訪問した際に見た真っ黄色の(ウサギのロゴ以外)何も書かれていないボードの山積みがあったので、「これ何?」って聞いたら、新商品のマイルポストだとか。

要はここのトレーディングポストから訪問者(または注文者)の自宅なり所定の場所まで「何マイルか」を表示してくれるものだ。
著名な観光地までは例えばニューヨークまでOOOマイル、だとか、ロスアンゼルスまでOOOマイルとかの表示ポストが建っている。
まあ、そういう手のものだ。
黄色の看板とブラックのウサギは一目見て「それ」と分かるので人気が出ること間違いなし、だ。良いところに目を付けるなあと感心した。

実際この春以降、注文者が少しずつ増え始め、FACEBOOK等のSNSでもルート66ファンの間に拡散されたため、多くの友人知人がGETしている姿が散見される。

Pics from Jack Rabbit Facebook Page

折角だから私も頼んでみよう。と、シンディへメッセンジャーを使って連絡。日本まで送って貰うと無駄にコストがかかるので、ベイエリアの友人宅まで郵送してもらうことで注文完了。
それから約2週間、約束通り届いた素晴らしいプレートがこちら! ⇩

5,929マイルは日本のキロ換算をすれば、約 9,540 キロだ。日本列島の最北と最南の距離が約3,300キロ。約3倍か、やっぱり遠いな~。
因みにトレーディングポストからの5,929マイルの距離は我がホームタウン、名古屋だ。米国内では今後どこに住むか未定なので、まずは普遍のルーツ、名古屋での注文をしてみたってわけ。
中々私より遠い奴は少ないだろう、と思っていたら、オーストラリアの友人、Dave は颯爽と7,000マイルを持って笑顔を振りまいていた(笑)

興味がある方は、下記まで連絡してみて!

Jack Rabbit Trading Post
3386 Rte 66, Joseph City, AZ 86032, USA
928-288-3230
jackrabbit66route@gmail.com
www.jackrabbittradingpost.com

お店にはもちろん日本アソシエーションのステッカーも貼ってあるよ!

 

 

ウサギの王国、その名もヘンリーラビット

Exterior Rabbit
先日別の場所でそのビデオ映像だけを紹介したので、今日ここではもう少しだけ踏み込んでイリノイ州スタントンの友人のお話を。
その名も「Henry’s Rabbit Ranch」、文字通りウサギの王国。
多くの人はここをウサギが沢山いるお土産屋さんって思ってるけど、実はれっきとしたビジターセンター。ご主人のリッチさんのルート66と地元に関する知識は半端ない。ビジターセンターを経営する、ってことはこういうことか、と何年か前に感心したことを憶えている(笑)

Rich & Toshi

こちらがリッチさん。笑顔の素敵なもの静かで、でも楽しいオジサンだ。

実は私、ウサギを間近で見たのはこの場所が初めて。確か小学校の校舎裏のウサギ小屋があったような気もするけど、幼少時はとかく動物には興味がなかったので一度も見に行った記憶はないのだ。

でもここで出会ったウサギ達はとても静かで人懐っこい感じで、結構禁断?の距離まで近づいたら一生懸命臭いをかがれた(笑)

Interior

店内はこんな感じ。ルート66の関連商品が所狭しと飾られてます。(もう何年もあるんだろうなというブツまで)

スタントンはイリノイ州と言っても、車でもう45分も走ればミズーリ州。スタントンの街は東側に1930年までルート66だったイリノイ州4号線、その西には1930年以降のルート66が走る面白いエリアにあります。人口は数年前の調査では5000人強だとか。ルート66を西に向かって旅をするときはスプリングフィールドからこの1930年までの旧道がオススメ。チャタム、オーバーン、カーリンヴィル等、風情のある景観を堪能できる。Henry’s Rabbit Ranchは街の南だけど、この看板 ↓ を見落とすことはないと思うのでご安心を。

Henry Rabbit Ranch Marker
あ、そうそう元々リッチさんがこのお店をやろうと思ったキッカケは、彼が1993年にカリフォルニアに向かって旅をした時にビジターセンターの少なさに驚いて、じゃあ自分でやってやろうじゃないか、と一念発起して始めたんだそうだ。その後のルート66の人気が少し再燃したことで、「時代を先取り」の形になったのは羨ましい限りですね。

では最後に地元TV局の作ったリッチさんのビデオでこの項はお別れです。

http://www.ksdk.com/entertainment/television/show-me-st-louis/a-roadside-attraction-thats-really-hopping/305014779

GlassBoy Studio と Tourist Trap Tee

GlassBoy Studios
本日は友人のショップをご紹介。
この春、待ちに待った「GlassBoy Studio」が遂にオクラホマ州アーケディアにオープン。オクラホマ・ルート66を旅した人には染みの深い Round Barn の隣に建ってます。オーナーは Joel Rayburn 氏、ジョエルの本業はネオンライト作成だけど、それ以外でも最近では「Tourist Trap Tee」シリーズのTシャツでもルート66上にその名を轟かせています。

建物は元々グローサリーストアで建ってからほぼ100年近く経つ歴史的なもの。昨年夏よりジョエルさんが少しずつ開店に向け準備してきました

Tourist Trap Tee は、ルート66にまつわる都市伝説からヒントを得て作られたもので、私もネットで初めて見て速攻一目惚れ。これまた友人Bob Lile 氏の経営する Lile Art Gallery (@Amarillo TX)で最初の1枚を買って以来既に3種類持ってます(笑)どう?カッコいいデザインじゃない?

Tourist Trap Tees
お店の営業時間は、朝9時~夕方5時(火曜~土曜)、日曜日は午後1時~夕方5時。詳しくはホームページで確認をば。
http://www.touristtraptees.com/glassboy-studios/

オクラホマを旅する時は是非立ち寄ってみて!
ロゴがまたいい。

GBS Logo

ルート66に魅せられたミネソタのアーチスト

新しく知り合ったアーチストをご紹介。
Giesla Hoelscher さんはミネソタ州在住のアーチストで、「ルート66上で絶滅に瀕している史跡の手助けに」と「Explore and Preserve」(探検と保存)というアパレルとギフト販売のウェブサイトをオープンしています。

公式ホームページ:https://www.exploreandpreserve.com/

Giesla さんは2015年に新婚旅行でルート66を廻りましたが、その際に知り合った多くの歴史保存活動に魅せられたようで、自分が何か出来ることはないだろうかと感じこの活動を始めたとの事。今回紹介したいのはメラメック橋をデザインした一品。デザインインスピレーションの原点はアメリカ国立公園のポスターだそう。(国立公園ファンは一目で分かりますね)
販売と言っても実は売上の60%がメラメック橋保存のための基金に回るよう、ミズーリ州歴史史跡保存協会に寄付されるんですって。Giesla さんは言います。「これは単にTシャツを買うことではなく、自分たちの国の遺産を残すための重要な意味のある行動。現在自分たちが享受できている歴史を後にくる何世代もが同様に楽しめるよう努力する、そんなメッセージを一緒に伝えて欲しい。」
僭越ながら私の目指している方向性と100%一緒。
先日これが家にも届きました。次回ルート66に出る時はこれを着ます。

IMG_4414

興味のある方は是非お求めください。

Cruiser’s Route 66 Cafe

ルート66には幾つかの各州アソシエーションや、商工会議所なんかがあるけど、大元親分って何か知ってる?
そう、アメリカで運転する人なら良く知ってる、AAA(トリプルA:全米自動車連盟)だ。その AAA が最近リリースしたアリゾナ州ウィリアムにある「クルーザース・ルート66カフェ」のショートビデオを本日はご覧ください。

お店のホームページはこちら => Cruiser’s

ウィリアムズを訪れた際には是非お試しを!

迷宮へのご招待

KC, Nancy & Nick

今日はちょっと宣伝を。
私の良き友人でもある、映像プロデューサ―、KC Keefer 氏が、Nancy Barlow
さん、Nick Gerlich 氏とタッグを組んだユニットが Unoccupied Route 66。
彼らは今まで Painted Desert Trading Post、Exit Zero 等、今は廃墟となったルート66上の歴史的に重要な題材を選んで独自の目線でドキュメンタリーを仕上げてきました。そしてこの6月にリリースされたのが、「The Missouri Maze」、直訳すればミズーリ州の迷宮。題材から何かワクワクするものを感じますよね?

つい先日、このDVDを私たちの運営するルート66アソシエーション・オブ・ジャパンにも一本、寄贈してくれました。
彼らの最新作「The Missouri Maze」のトレーラー(予告編)をお楽しみください!

彼らのオフィシャルサイトはこちら!
http://www.unoccupiedroute66.com/

Mother Road Bucks !

巷では一時ビットコインが世間を騒がせたけど、アリゾナ州ルート66アソシエーションで「Mother Road Buck」と呼ばれる紙幣が出来ました。
もちろんこれは仮想通貨ではなく、実際に使えるもの!
今年ルート66が生誕90周年を迎えるに当たっての記念品とでもいうのかな。
じゃあ肝心の?お札のと言えば誰が刷られてるのか気になるところだけど、下の見本をご覧あれ。
そう、ルート66ファンにはもはや説明の必要はないよね。

2016-Mother-Road-Buck-front

2016-Mother-Road-Buck-reverse

先日一緒にアソシエーションを運営している仲間から早速買ってきてくれ、という依頼が入りました。
この「Mother Road Buck」は、下記の場所でゲットできますよー!

  • Angel & Vilma Delgadillo’s Memorabilia Gift Shop, Seligman
  • Grand Canyon Caverns, Peach Springs
  • Powerhouse Visitors Center, Kingman
  • Kingman Railroad Museum, Kingman
  • Desert Diamond Distillery, Kingman

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén

Translate »