Author: Toshi (Page 1 of 19)

Henry’s Drive-In 美味しいホットドックはいかが?

ルート66の起点、シカゴ。
観光しようと思えば見るべきものは山ほどあるのだが、ルート66を旅する多くの人達にとってはどうやら起点のサインボード(このサインボードに関しては今回の旅の終盤で改めて触れようと思う)がメインとなるようだ。そうは言ってもダウンタウン地区に鎮座するグラントパーク、「アンタッチャブル」の映画でもお馴染のアムトラック駅、ウィリス・タワー(旧シアーズ・タワー;私は未だにこっちの呼び名を使い通します)それに幾つかの著名レストランとルート66関連だけでも結構あるのだ。これらに通常のシカゴ観光を追加すれば1、2日は余裕で必要になる。
ただ今回の、時間のあまりない私の旅でもそうだが、朝食を取る時間に着かなかった場合、お昼近辺からスタートする際、是非トライして欲しいのが、本日ご紹介する「Henry’s Drive-In」だ。

1950年代にヘンリー氏がそのビジネスを始めた時は、今でもよく見かけるホットドックのワゴン販売だったそうだ。当時はオグデンという地域に出没したらしいが、ルート66をドライブする旅が一般化した1950年代、現在のシカゴ郊外、シセロ(Cicero)という街で店を立ち上げたと聞く。

看板メニューのホットドックに加え、サンドイッチ、タマレ、ウィング等、お店のメニューは極めてシンプルかつリーズナブルな価格で昼時は良く賑わっている。


今回私がシカゴに到着した時間は午後12時半を回っていたので、迷わずヘンリーズに向かって先ずは腹ごしらえすることにした。
こちらが Hot Dog with Fries、ソーダと合わせて5ドルぐらいだ。

 


店に到着した時は既にお昼時を過ぎていたため並ばず買え、かつ僅か20席あるかないかの狭い店内にもゆっくり座って食すことが出来た。

歴史はあるものの、あまりごちゃごちゃした店内でなく、こちらもシンプルかつ小奇麗に。壁には全盛期?の写真も幾つか飾られていてルート66ファンを喜ばせる細工もしっかり整っている。

取り立てて「シカゴでナンバー1のホットドック!」と声だかに宣伝することはないが、「普通に美味しい」満足の行く一品とお薦めできる。
近くを通る際は是非立ち寄って頂きたい。


Henry’s Drive-In
6031 Ogden Avenue
Chicago, IL 60804
(708)656-9344
Open: 10am-9pm (Sunday 11am-8pm)

ビール王国にて American Pastime

今回の旅、正味約6日間である。短いだけに濃い内容にしたい。
シカゴ到着後、ミッドウェイ空港からダウンタウンに向かう交通渋滞の中でそう考えている時にとっさに閃いたのが「ベースボール」だった。
時間調整ではないが、ルート上の宿泊先を決めた際にどうしてもシカゴで少し多めに時間が出来てしまうのは既に分かっていたこと。その時間を実際どう使うかは現地に行ってから考えようと思っていたが、すんなりと思いついた。
街に入ってからホットドックを食べながらスマホでMLB.com、本日近くで行われるのは、シンシナティ・レッズ@ミルウォーキー・ブルワーズのようだ。
我がお気に入りの Christian Yelich  が観れるとなれば即決だ。

どちらかと言えば日本の皆さんにはマイナーな両球団だが、6日間しかない旅のスポットで「観れる」ということはラッキーそのもの。それに筆者には「観たい」理由も幾つかあるしね(笑)ということで、今日はルート66物語からはズレるが、ベースボールについて少し書かせてもらいたい。

私がブルワーズを最後に彼らのホームで観戦したのは何と2001年に遡る。
何と17年前だ!(驚)
当時は Richie Sexson、Mark Loretta、Mark Sweeneyを筆頭に強打の選手が多く、取り分けお気に入りの Geoff Jenkins 選手と、その年新しくオープンした本拠地球場 Miller Park を観に駆けつけた。開閉式の全天候型スタジアムの先駆けとなったものの一つで、設計は何と元スター選手のロビン・ヨーント氏だというから更に驚きだった。スタジアムは左右均等の美しい形で(当時としては非常に珍しかった)レストランが外野席スタンドに併設され、食事をしながら観戦できるという代物。

その翌年2002年にはここミラーパークでオールスターゲームも開催される予定になっていて、当時はその熱狂を肌で感じたことを憶えている。

余談になるが、アメリカ4大スポーツと呼ばれるMLB、NFL、NBA、そしてNHL。これら全てのスタジアムに実際に足を運んでの観戦経験が私のちょっとした自慢だ。だから新しく開いたスタジアムにはそのシーズン、確か5月になってしまったが、イソイソと訪問した(のだと思う)。

さて、そのミルウォーキー・ブルワーズ。本拠地はウィスコンシン州ミルウォーキーにあり、現在はナショナルリーグ中部地区所属だ。「現在は」という言葉が気になった皆さんは感が鋭い(笑)そう、ブルワーズは1997年までアメリカンリーグの所属だった。1998年の球団拡張に伴うリーグ編成で移籍したってわけ。ブルワーズの「ブルワー(Brewer)」は勿論「製造者」という意味であり、これは地元ミルウォーキーがビール醸造が盛んなことに由来する。皆さんも良くご存知の MILLER BEERはここの地酒だ。現在使用されているロゴはミルウォーキーの頭文字「M」の下にビールの主原料である大麦が描かれており、バックの小金色のシェイプはウィスコンシン州の地形だ。

これは2000年から使用されているが、メジャーリーグ他の球団同様、その歴史を遡ると様々な愛敬のあるロゴやマスコットが存在するわけで、その変遷をみているだけでも大いにワクワクするものだ。

ブルワーズのマスコットは「バーニー・ブルワー」。ブルワーズの選手がホームランを打つと、左翼スタンドに設置されている滑り台からすべって祝福する。

そしてもう一つの人気アトラクションは「ソーセージ・レース」だ。ソーセージの着ぐるみを着たランナーが(6回終了後に)フィールド内を競争し、観客が勝者を当てるという極めて単純なものだが、これが老若男女とてつもなく熱狂するのだ。
なぜソーセージ?ビールの相棒ということもあるけど、ミルウォーキーにはドイツ系移民が多いことも関係していると地元のファンから聞いた。日本人選手も過去に何人か在籍したブルワーズだが、1999年に在籍した野茂英雄元選手が翌年タイガースの一員として還ってきた際にこのレースに参加して話題になったことも。

今回はそのソーセージさん達をコンコースで発見!ハイタッチで挨拶をし、ミラービールを購入。地元ビールを飲みながら地元チームに声援を送る素敵な夜でルート66の旅は開けた。

 

 

 

週刊NY生活連載第二弾⑥:ルート66ベスト10~撮影スポット西部編

NY週刊生活掲載企画「ルート66何でもベスト10」!今月は撮影スポット編。
西部4州から(テキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニア各州)ご紹介します。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで!
https://www.nyseikatsu.com/editions/694/html5/index.html

Arcadia にて(2018年度晩)


東京に軟禁されて早1年4か月。今年の春に渡米したとは言え、半年に1回ぐらい「我が家の空気」を吸わねば窒息する!とばかりに、日本ではシルバーウィークと呼ばれる期間を利用して放浪の旅に出させてもらった。
ちょうど?休みを取れる期間がこのあたりだったので、ルート66上では何かイベントがあるだろうかと検索したら何と!
昨年3月~5月の間で5回に渡ってお伝えした、アーケディアのネオン祭りが、ちょうど第2回目がその期間の週末金、土、日で開催されるというではないか!

イベントというもののは頻繁に旅に出れない場合は非常に有益で、その場所一つで色々な州や街から来ている友人、知人に一気に会えるという優れもの。
今回の休暇もルートに出られるのは正味5日間なので、とても素晴らしいタイミングに恵まれた。

ネオン・フェスタの内容自体は昨年とほぼ大きくは変わらないが(いや変わる必要はないのだ)ともかく一番の共通目的は「Family Reunion」、一つの大きな家族である皆との再会を楽しむものだ。

初日は金曜日であることや、しかもその日はオクラホマ州は大雨だったこともあり、昨年ほど人の集まりはなかったが、それでも盛況の幕開けとなった。
早めの午後には開催場所近くのGlass Boy Studioにてガラス細工の作成デモ+実体験イベントがあり(私は行程上間に合わなかったが)、それに参加して一旦帰った人達もいたようだ。

わずか数時間のこの集まりのために片道10時間のフライト+800マイルを走っていくわけだが、ある意味とても贅沢な話だ。


今回私は金曜のセッションしか参加できなかったが、それでも約20人ほどの友人らと近況報告をしながら飲み、談笑し、とても楽しい時間を過ごすことができた。こういう「ガス抜き」がないとホテル商売なんぞやってられない(笑)

 

パワーハウスビジターセンターとのお仕事


今年の春ごろの話になるが、アリゾナ州キングマンにあるアリゾナ・ルート66博物館、通称「パワーハウスビジターセンター」は、1997年に開館して以来、200万人の来訪者を超えたと発表した。
この博物館の目玉展示物の一つに、かの著名米国人作家ジョン・スタインベックの書いた「Grape Of Wrath(怒りの葡萄)」にも登場する幌馬車がある。当時の様子そのままに再現された原寸の模型は臨場感満載だ。
その展示物が見たくてミシガン州からやってきたリサとトムのマレティック夫妻が見事当選、400ドル相当のギフトバスケットが贈呈された。

とは言いながらも実は、2009年(正確な月日も不明)まで、開館して12年ほど経つわけだけど、最初の来館者から100万人目まではきちんと数えていないらしい。このあたり如何にもアメリカっぽくて良いのだが(笑)
当然その時は「あなたが100万人目です!」などと言うセレブレーションは行われていないわけだが、重要なことは100万人~200万人目までは10年かからず、年々来訪者の数は増加している、ということらしい。


私の友人でもある博物館の観光責任者であるジョシュア・ノーブル氏は、2017年までで、米国50州と世界71か国より約12万3000人もの来館者数があったと報告している。が、これは来館時に旅行者が記帳するサインブックからのデータ収集で、「訪れる人の20%が記帳する」という仮説に立ってのものだ。
実にアバウトである。

そんなパワーハウスビジターセンターのジョシュアから「博物館のガイド・パンフレットを外国人客のことを考えて何か国語かでも作ろうと思うから、よかったら協力してくれないか」と打診をもらったのが2016年。
私とジョシュアの共通の友人、ジム・ヒンクリー氏を経ての依頼だった。

ジュリー&ジム・ヒンクリー夫妻と

ルート66に役に立つことが出来る話を断る理由はどこにもない。快諾して日本語版を請け負って完成したのがこれ。


全21点の飾られている作品の解説が書かれた簡単なものだが、博物館を訪れた日本の方々のお役に少し立てれば嬉しいってものだ。

パワーハウスビジターセンターは、2017年にギフトショップの拡大を含む 25万ドルの改装工事を完了した。仲間と一緒に活動しているルート66日本アソシエーションの事柄も一時期、ショップのドアに貼られていた。


これからアリゾナ州ルート66を走る計画を立てている皆さん。是非パワーハウスビジターセンターへも足を運んでみて!

Powerhouse Route 66 Museum
120 W. Andy Devine Avenue
Kingman, AZ 86401
958.753.9889
Open 9:00-17:00
http://www.gokingman.com/attraction-Powerhouse-Route-66-Museum

 

2019 Rockin’ Route 66

過去5年に渡ってニューメキシコ州ルート66と、トゥクムキャリの街の発展に尽力してくれた夏の風物詩、「Rockabilly On The Route」が今後のイベント計画を一切白紙にすると発表されたのが昨年の2月。
ルート66のファンは勿論のこと、多くのロカビリーファンにも衝撃を与えたのはまだ記憶に新しい。
何でも主催者側と市職員の間で知的財産権を巡る意見の不一致があったとかなかったとか言われているが真相は明らかにされていない。

そんな中、Facebook、Instagram 等のソーシャルメディアを通じて新しいイベント企画の発表が先月あった。その名も「Rockin’ Route 66」だ。
ロカビリーからロックへ、個人的な意見を言えば私は前者の方が好きだが、この際細かいことは端に置こう。
同地域共通の目的と趣旨を持ったイベントが行われるということはそれだけでもハッピーだ。

主催者の発表によれば、イベントは ①50年代回帰、そして ②ニューメキシコ州の特色、の二点にフォーカス。
古き良き時代にルート66を行き来したクラッシックカーを走らせ、様々な音楽や生活の違いが世界中の旅行者からもたらされ、変化と発展に溢れた楽しい時代、をテーマに多くの仕掛けが用意されるようだ。
「ニューメキシコ独特の食文化も世界中に発信したい」、この一言に私は最も惹かれたのだが、この新しい試みが大成功し、より多くの人にニューメキシコの良さをもっと知ってもらうことに元住人としては興奮を隠せない(笑)
今から来年、2019年6月27日~30日は決定だな。

公式ウェブサイトはこちら ⇩
http://rockinroute66.com/

前回の Rockabilly On The Route、興味ある方はこちらを!

 

週刊NY生活連載第二弾⑤:ルート66ベスト10~撮影スポット東部編

NY週刊生活掲載新企画「ルート66何でもベスト10」!今月は撮影スポット編。
東部4州から(イリノイ、ミズーリ、カンザス、オクラホマ各州)ご紹介します。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで!https://www.nyseikatsu.com/editions/690/html5/index.html

John’s Modern Cabin

またしても廃墟ネタ。
ここまで来るときっと私は廃墟フリークだと思われている気もするが、もう一度はっきり否定したい(笑)
廃墟って絵にはなるけど、何となくやはり怖い。日中に訪れれば大丈夫な場合も多いが、そんな時でも空気感はヒンヤリ気味。ホラー映画の見過ぎが、こんな時にふと何かが起こる感じがして気が気でならないのが本音だ。
元々幽霊は嫌いだし、肝試しなんて超苦手だ。20代後半ハロウィン時に友人らとユニバーサルスタジオの幽霊屋敷に行って酷い目に会ったし。。

と、まあ廃墟が好きなのか嫌いなのかという微妙なスタンスだが、ルート66を旅するようになってずっと気になっていた廃墟、”John’s Modern Cabin” は、ミズーリ州、ニューバーグというエリアにある。
このエリアは過去何回か通ったが、立ち寄る時間がなかったり、立ち寄っても見つけられない旅も何度かあり、つい最近まで個人的には「未開の地」状態であった。

そんな John’s Modern Cabin、2年前にやっと訪れることが出来た。
いや、「導かれた」と私は勝手に思いこんでいる。

まずはその John’s Modern Cabin について3分間でまとまった映像があるので興味のある方は。

2015年秋、その初訪問の前年、イリノイ州で開かれたあるルート66のカンファレンスで、友人 Mike Ward の奥様、Sharonよりあるプレゼントを頂いた。
Sharonはとても聡明で手先の器用な方。中でも刺繍を得意としていて、ルート66にまつわる建物や場所を独自のセンスでアレンジし、小さなハンカチサイズの刺繍を作成しては、ルート66上のモーテルや博物館、レストラン、お店やさんを営んでる人達に順次プレゼントしていた。

With Mrs. Sharon Ward

カンファレンスで会った時「トシ、今日はあなたにプレゼントを持ってきたわ。会えてよかった」と、いつもの優しい笑顔でハグしてくれた。
その時に頂いたものが、これだ。

!!! 何とその題材は “John’s Modern Cabin”!!!
私はこのキャビンがずっと気になっていて行きたくても未だ辿り着けていない、なんて誰にも言ったことは無いし、もちろんこのブログにも、FBにも書いていない。なぜ彼女はこのキャビンを私にくれる題材として選んだのだろう?
(余りの驚きにその際この重要な質問をするのを忘れてしまった)

だから私は思った。そう「呼ばれている」と!(笑)
次にミズーリ州に行く時は何が何でも行かなきゃならない。この時強く誓ったことを憶えている。

それから1年後、ミズーリ州でのイベントに参加した際に友人のRhys と「その場所」へと向かった。

With Rhys Martin

彼は何回かそこを訪れているので場所は知っているとのこと。イベントの始まる前の早朝、わざわざ6時半ごろ起きて一緒に訪問してくれたのだ。車で片道30分、決して近い距離ではない。

John’s Modern Cabin はルート66から少し外れた雑木林の中にひっそりと佇んでいる。当時はこの辺りも開かれていたのだろうが、今ではすっかり忘却の彼方に建っているようだ。

初めてみる荒れ果てたその姿は郷愁と共に感動を憶える。今まで何度か見つけられなかった苦い記憶と、嬉しさが入り混じった不思議な気分で写真を撮りまくった。

キャビンは、1931年ベアトリスとビルのベイレス夫妻によって “Bess’s Place” という名前でオープン。当時はダンスホールと6部屋のログキャビンがあり、旅人にホテル、モーテルとは違う「格安」な宿泊所を提供し人気を博した。夫妻はそれから約10年後にそのキャビンを売却、その後数人の所有者を経て、1951年、ジョンとリリアンのダーシュ夫妻が$5000ドルで買収。ジョンは当時の地元の法律(禁酒法)に反旗を翻し、周7日ビールを販売して地元民の人気者でもあった。
が、1957年の区画整理によってキャビンは大通りから奥に場所を移さざるを得なくなり(だから見えなかった!)、ダンスホールは破棄されることになり、近隣の Vernelle’s モーテルもレストランをたたむ羽目になったと言う。
結局このキャビンは Lilianの死後、Johnは閉鎖を決意。1971年以来破棄された建物は腐食と崩壊を免れず今日に至っている。

JMC, in August 1966, courtesy of Renee McHenry at MoDOT

最近はこのような場所からネオンサインや、お金になりそうな残された物品が盗まれるという残念なニュースが頻発しているが、同ミズーリ州に住むルート66に多大な貢献をしている、Rich Dinkela 氏(通称 Roamin’ Rich)が先日このキャビンを荒廃や盗難から救うため立ちあがってくれた。
これは Rich と彼の有志によって素晴らしいプロジェクトが行われた記録の一つ。
次回訪れる時は何等かの形で貢献したいと思っている。
そして Sharon にも大切なこと聞かないと!

 

Jack Rabbit の新商品

アリゾナ州ウィンスローとホルブルックのほぼ中間地点にある小さな街、ジョゼフ・シティ。同州ルート66中、セリグマンにあるエンジェルさんのお店と人気を二分する「ジャックラビット・トレーディングポスト」は、インターステート40号線沿いに建つ。

ちょっと前までは、東方面から来るとインターステートの出口が封鎖されていたため、トレーディングポストを横目に一旦通り過ぎて、先の出口から戻る必要があったものの、今年の春に行ったときは開通していて、こんな ⇩ 一本道出楽だった。


現在トレーディングポストを営むのは、シンディとアントニオのジャック夫妻。
二人共とても気さくで良い人達だ。
ご主人のアントニオとは訪れる度に色々と話をする。息子さんも大きくなり、何年か前は故障した車を親子で一生懸命直している姿を憶えている。

シンディとアントニオ

お店の中は「うさぎさん」ものを中心に、書籍、Tシャツ、モカシン、キーホルダー、アクセサリー、プリントもの等、一連のお土産は全て揃うラインナップだ。
我が師の一人、大塚氏の本もサイン入りで陳列されている。

お店の外にはファイバーグラス製のうさぎの置物があり、ピクチャースポットとしても人気抜群だ。

そんなトレーディングポストでは、今年から新しいサービスを開始した。
今年の春に訪問した際に見た真っ黄色の(ウサギのロゴ以外)何も書かれていないボードの山積みがあったので、「これ何?」って聞いたら、新商品のマイルポストだとか。

要はここのトレーディングポストから訪問者(または注文者)の自宅なり所定の場所まで「何マイルか」を表示してくれるものだ。
著名な観光地までは例えばニューヨークまでOOOマイル、だとか、ロスアンゼルスまでOOOマイルとかの表示ポストが建っている。
まあ、そういう手のものだ。
黄色の看板とブラックのウサギは一目見て「それ」と分かるので人気が出ること間違いなし、だ。良いところに目を付けるなあと感心した。

実際この春以降、注文者が少しずつ増え始め、FACEBOOK等のSNSでもルート66ファンの間に拡散されたため、多くの友人知人がGETしている姿が散見される。

Pics from Jack Rabbit Facebook Page

折角だから私も頼んでみよう。と、シンディへメッセンジャーを使って連絡。日本まで送って貰うと無駄にコストがかかるので、ベイエリアの友人宅まで郵送してもらうことで注文完了。
それから約2週間、約束通り届いた素晴らしいプレートがこちら! ⇩

5,929マイルは日本のキロ換算をすれば、約 9,540 キロだ。日本列島の最北と最南の距離が約3,300キロ。約3倍か、やっぱり遠いな~。
因みにトレーディングポストからの5,929マイルの距離は我がホームタウン、名古屋だ。米国内では今後どこに住むか未定なので、まずは普遍のルーツ、名古屋での注文をしてみたってわけ。
中々私より遠い奴は少ないだろう、と思っていたら、オーストラリアの友人、Dave は颯爽と7,000マイルを持って笑顔を振りまいていた(笑)

興味がある方は、下記まで連絡してみて!

Jack Rabbit Trading Post
3386 Rte 66, Joseph City, AZ 86032, USA
928-288-3230
jackrabbit66route@gmail.com
www.jackrabbittradingpost.com

お店にはもちろん日本アソシエーションのステッカーも貼ってあるよ!

 

 

Blue Whale ~ 愛の贈り物

「何だこの風変りな(可愛くない)巨大クジラは?」
私がオクラホマ・ルート66を通行中、初めてこの ”Blue Whale” を見た時の感想である。
それはオクラホマ州タルサの街から東へ約16マイル(26キロ)程行った、Catoosa という街にある、地元民は当然、多くのルート旅行者に人気のあるアトラクション施設だ。ウォーターフロントの構造と言われるが、いわゆる大きな池で水遊びが出来る規模であり、リゾート感覚溢れるそれとは大きく異なる。

ルート66上にあるが、Blue Whale 自体はルート66の歴史と共に歩んできたわけではない。事の発端は、1970年代初めに Hugh Davis という男性が、鯨の置物集めが好きな奥様、Zelta さんに記念日の贈物として青いクジラを造った。(何とも壮大な贈物だが)元々は家族限定の遊び場であったが、余りにも地元の人達から人気があったため、砂で海岸っぽいものを造り、ピクニックテーブルなどを設置して、一般に開放することとなったらしい。

その後自然が大好きであった Davis 氏は、”The Fun and Swim Blue Whale and the Animal Reptile Kingdom” と、名称を代え、更に彼の義理の弟、生粋のアコマインディアンの部族長である Wolf Rob Hunt 氏の絵画や銀細工を、通りを渡ったところにお店を展開して販売した。店の跡地は中々目を引くフォトジェニックな建物である。


1990年に Davis 氏が、そして奥様の Zelta さんも 2001年に亡くなった後、誰も世話する人がいなくなりBlue Whale は一時的に衰退するが、それから約10年後、地元 Catoosa の人達と、ご近所さんの(我がファミリー!)Hampton Inn の従業員さん達の手で資金調達とボランティアが開始。オリジナルである明るい青色にピクニックエリアも復元した。冒頭の写真は復活後の姿。
現在園内にはギフトショップもでき、インディアンの地を引く心優しい LINDA さんが代表となって切り盛りしている。
最初に出会ったときも “I know you! I saw you on Facebook!” と向こうから気さくに話しかけて来てくれたものだ。
こうして背景をよく聞き、実際に運営している人達と知り合うと、冒頭に述べた鯨さんも可愛く見えてくるから不思議だ(笑)今では結構の癒しキャラで大好きだ。


Blue Whale をちょっと有名にしたのが、Snapchat から発売されたメガネ型カメラ、Spectacles に動画コミュニケーションの一部として採用されたこと。
当初日本未発売であったので、もしご存知ない方はこちらの記事を ⇩
https://www.movie-times.tv/topic/9155/

Youtube でも紹介されているので是非見て頂きたい。

そんな Blue Whaleにちょっと前、4月の終わりに悲しい事件が発生した。
何物かが夜分に侵入してピクニックテーブルを破壊し池に投げ込み、さらにはごみまでまき散らすという蛮行をはたらいた。当然監視カメラを付ける等の警備強化が施されたが、何とも残念な出来事である。

This picture from Route66News.com

 



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