最後に Route 66 Miles of Possibility について少々。この Miles of Possibility は、実は地元イリノイ州の 3人の素敵な女性によって運営されている法人化された非営利団体だ。彼女らは一生涯を通じて旅を愛していることで一致していて、教育、資金調達、非営利団体の運営、歴史、保存、執筆、編集、小売業、観光業など、様々な分野での経験を積み重ねてきているスター達なのだ。
National Public Lands Day (通称 NPLD)は、毎年9月の第4土曜日にアメリカの公有地で開催される National Environmental Education Foundation(全米環境教育財団)の代表的なイベントの一つで、「公有地を一般の人々に楽しんでもらうとともに、ボランティアによる保護活動を推進する」という日なのだ。その始まりは1994年。3つの連邦機関と約 700人ほどのボランティアによって第1回目の National Public Lands Day が開催された。このイベントは年々大きくなり、2010年には、全米は勿論のこと、ワシントンDCや、その他のアメリカの領土も含め 2,000以上の地域で 17万人のボランティアが参加するまでに成長したそうだ。この日は今日現在、全米にて 63 を数える国立公園の入園日が何と無料になるので、多くの人々に人気が高いのである。
そうそう、入園無料と言えば、年に何回か国立公園を運営する National Park Services が設定した入園無料の日があるのはもう周知の事実。2021年は(パンデミック中ではあるものの)1月18日の Martin Luther King Jr. の誕生日である祭日を始め、全部で6日間設定されている。そのうちの 1日がこの National Public Lands Day なのだ。 因みにこれを書いている時点では今年は残りあと 1日。11月11日の Veterans Day がそれにあたるので、国立公園巡りを計画している人には今年最後のチャンス!だ。 9月25日のイベント例がこちら ⇩
ちょうど第2回大会が行われるころから日本へ出向いていることと、その後のパンデミックで中々参加が叶っていないのだが、今年は光栄にもスピーカーとして参加させて貰うことになった! 記事名にも書いているように、今年のテーマは「A Worldwide Celebration of Route 66」。世界中の仲間たちが10月21日~24日オンライン上で集合するのだから楽しみだ。
まだ完全な詳細を聞いていないが、ルート66の歴史を語らせたらこのツートップ、という Joe Sonderman 氏、Jim Hinckley 氏、に加え ROUTE Magazine の発行人である Brennen Matthews 氏 を始めとした豪華な顔ぶれと同じ場所に立つというのはさすがに緊張するものだ。 同じ International という立場では、オランダ・ルート66・アソシエーションの Dries Bessels 氏、スロヴァキアからはルート66パスポートで有名な Marian Pavel 氏、そしてカナダ・ルート66・アソシエーションの Bonnie Game 氏、と曜日は異なるが、元気な姿が見られるのは嬉しい。