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Rosie, We Love You Forever 💐

何と言ったらいいのだろう。
まだ気持ちの整理が全くつかない。
人ってこんなに簡単にいなくなってしまうものなのだろうか。
いや、ただ単に自分が彼女の病状を知らなかっただけなのかもしれない。

知り合って何年経つのだろう。
本当に初めて会った時から、まるで何年も知っているかのように気さくに接してくれて、いつも 120%の笑顔と愛情で出迎えてくれたロージー。
日本ルート66アソシエーションが発足した際は誰よりも先に協力を約束してくれた。

何日か前にルート66の友人を通じて彼女が病に伏し、もう残された時間が余りないことを始めてソーシャルメディアで知った。
え?は?最初は何が書いてあるのか分からなかった。
急に英語が出来なくなったのだろうか?
寧ろそうであって欲しいぐらいだった。

彼女に近い友人に連絡を取ってみた。
最終的にはご迷惑かと思いながら、ロージーの息子さんである ダニエルにまで連絡をして病状を確かめた。
病状は良くなく残された時間はあと僅かである、と。

一時はアップランドにあるサン・アントニオ地方病院に入院していると聞いたので、自分の居る所からそう遠くはないことを理由に、とにかく駆けつけてみた。
でもロージーは既に彼女の自宅でホスピス療養をしていた。

「もしお母さんと話す機会があるなら、憶えていたらで良い、本当にお世話になりました。皆、心の底からあなたを愛しています。出会えたことは本当に一生の思い出になる、と伝えてほしい。」
それだけ言付けてダニエルに御礼を言った。

癌だなんて聞いてないよ。
去年6月に会った時は全然元気だったじゃないか。
いつものダイナーで一緒に笑いながらブランチ食べたじゃん!
あの時ご馳走になった分、まだ返せてないよ!

彼女の友人たちは、明日14日火曜日の午後6時に彼女のモーテル前でキャンドルナイトを計画しているらしい。車で 4時間弱の距離とは言え、仕事があって参加できないのは悲しい。仕事を理由に参加できない自分自身にもっと悲しい。

いろんなところで何度も書いているが、オクラホマ州のルート66の友人が使う言葉「Time No Waits」という表現を私は気に入っている。
こういうことがあると私達に本当に必要で取り返しのつかないものは時間であるとつくづく思い知らされる。

ロージー、最後は苦しくなかったことを祈る。
本当に今までありがとう。
またどこかで会おう。

共通の友人である、KCキーファー氏の撮影、制作した 「Genuine Life Route 66」のビデオシリーズで紹介されている在りし日の雄姿を最後にここに付けさせてもらう。

とにかくセリグマンへ~アリゾナ・ルート66 小旅行(前編)

5月、快晴の朝、ヘンダーソンを出て一気にアリゾナ州へ。今日の宿泊はキングマン、と既に決まっているので、まずはフーバーダムを越えてUS 93号線を南にキングマンまで走る。その後はキングマンからどこまで行けるのか、は着いた時間次第ってことになるが、本音を言えばウィンスローまでは行きたいと出発時点では思っていた。

ところで、いきなり話はルート66から逸れるが、この日給油をする際に停まったガスステーションの店舗内で面白いものを見たので紹介したい。

2022年、今年は私達米国市民にとっては重要な「中間選挙」というものが秋にある。中間選挙は、大統領選挙から 2年後に実施される議会選挙で、
4年毎の大統領選の中間年に行われるのでこのように呼ばれるものだ。
アメリカ議会は上院と下院の 2院制で、中間選挙では、下院の「全議席」と上院の 1/3 の議席が改選される。もう少し細かく説明をすれば、下院は各選挙区から議員 1人を選出する小選挙区制で、各州への議席の割当ては
10年ごとに実施される国勢調査によって決まり、一方上院議員は人口数に関係なく各州 2人と決まっており、州は全部で 50あるから定数は 100議席となる。選挙日は 11月最初の月曜日の翌日、「火曜日」と決まっており、今年は11月 8日となる。中間選挙は現職大統領と与党の過去 2年間の「政治に対する信任投票」、の意味合いが強く、有権者の支持具合が明確になるので 2年後の本番、大統領選の行方を見通す重要な選挙という位置づけだ。

ご存じのように現在の大統領は第 46代大統領、民主党の ジョー・ バイデン氏であるが、少しご高齢のため、再選にはクエスチョン・マークだ。民主党候補の後任は今の時点ではわからないが、多数の問題を抱えるトランプ前大統領は 2024年の再選に向けて虎視眈々とそのチャンスを狙っていると報道されている。

アリゾナ州は伝統的に共和党が強いが(すなわちトランプ氏所属の党)、近年民主党の勢力が徐々に高まっており「接戦」の繰り広げられる州となっている。が、やはり共和党は根強いのか、そのガスステーションにはこのような商品が並んでいた ↑ 😮

入口横のゲーム機が数台あるところにも、何と ZOLTARが 💦こんなものまで作ってしまうほどトランプ氏はまだまだ人気があるというわけだ。

因みに ZOLTAR とは、簡単に言えば「占いマシン」であり、コインを入れることで、その人の将来を予言したカードを出してくれる娯楽の一つ。ビデオ・アーケード(ゲームセンター)等でよく見かけるもので、たぶん皆さんの記憶の中で一番有名なものは、1988年に上映されたトム・ハンクス氏主演の映画「BIG」で登場したものではないだろうか。

A scene from the film “BIG” ©21st century fox

話を戻して 93号線を下ろう。「今回はあまり起こらないことが起こった」と、前のコラムで書いたが、昨日の今日で 2日連続で渋滞に巻き込まれた。私は比較的長距離運転をする方だが、天候や事故が原因による渋滞にあまり巻き込まれた覚えがない。だがしかし!今日はこれだ。砂嵐・・・

高速の脇はこんな感じ・・

結構前が見えなくなるぐらいの強烈な砂嵐に出くわしたので、上のような撮影ができるのはかなり収まってからなのであるが、多少は状況伝わるだろうか。10㍄程度でノロノロ運転しないとマジで怖い感じがして、そんな楽しくない時間が 2時間近く続いたんだよね・・・
で、予想通りこういう事故が起こる。そんなに時間がかかったのもこれが原因かと。

せっかく早く出て、今日はどこまで走れるかな?と期待していたワクワク感は一気に消沈してしまったよ 😰

そんなわけで、行ける距離がかなり短くなってしまったが、セリグマンは外せない。93号線からキングマンの街に降りず、そのまま一気に インターステート 40号線に入り、走ること約 1時間。セリグマンの看板がお出迎えだ。

この看板、結構人気がある。
ウエルカム・サインは街の東端、I-40 号線を降りてメインストリートに入って行くところにあるのだが、かなり凝ったデザイン?だよね。「歴史的ルート66の発祥地」と書かれていることで、いろんな議論も沸き起こることは否めないが、その主張は、セリグマンの街が I-40号線にバイパスされた後、エンジェルさんが中心となってセリグマンとルート66の普及に努めたことに基づくものだ。

ところで、今までセリグマン、何回来たかな?
I-40 号線の出口、121 と 123 と、ルート66を結ぶ、極めて小さいヒストリカルエリア内に、お恥ずかしながら今回「初モノ」に出会った 😰
今まで気づかなかったのはきっと新しくできたものだろう、と彼らのウェブサイトを確認すると何とビジネスは1993年から、と書かれているではないか。「BWEAR66AZ」という名の T-シャツ屋さんのようだ。グーグルマップ上でも「Worlds Largest Route 66 Sign」と、記載されているが、本当に世界最大の66の標識なのだろうか。まあ、話半分ということで・・・

さて、セリグマンもパンデミックを挟んでいるので3年以上来ていないが、自分の記録を見返すと、前回写真撮影をしたのは2017年となっている。そんなに長い間訪れてなかっただろうか?うーん・・・
でも街は変わらない。いつものセリグマンの中心通りが心を和ませてくれる。

ルート66が出来て96年。もちろん失われたものも沢山あるが、昔の姿を残していることはそうそうは変わらない。
そんな長く続く歴史遺産が、たかが数年で変わるわけもなく、皆元気な姿を見せてくれることに感謝の念は尽きない。

さてお目当てのエンジェルさんのお店だが、予想以上に街まで来るのに時間がかかってしまったため、エンジェルさんは日中のお休み時間に入ってしまったとのこと。
残念 😵‍💫とはいえ、95歳のご高齢。たかが私が訪問したぐらいでお店に来ていただくほど私は大した者ではないので、無理なお願いは遠慮する。砂塵と事故で時間がかかり会えなかったことは、ご縁がなかったことではなく、神様が再度セリグマンを訪問する機会をくれたということである。

ということで今回は久しぶりの再会を果たせて少しゆっくり話ができた、エンジェルさんの娘、Mirna (ミルナ)と記念ショット。

最近は The Women on the Mother Road にも登場し、精力的な活動をしている。パンデミックの間もただ座って終息を待つのではなく、その時にしか出来ないことに集中し、建物の壁の塗り替えから屋根の補修、そしてお店の中もきれいに改装してお客さんが来るときを想像して過ごしたそうだ。

そんな話をしていると何か外が騒がしい。
店の入り口から次から次へと人が入ってくるではないか!
JTBのツアーバスはもう来ないのに、と思って外へ出ると、何と欧州からのバイクツアーの面々だった。聞くとフランスだって。
まだまだ日本ではマスクする人が 100%近くいて中々パンデミックから抜け出せていない 5月に、マスクなぞどこ吹く風とばかりに誰一人とせず、集団でバイクツアーを楽しむ彼らとの間には大きな人生観の差があることを感じる。

さあ、では最後に変わらないセリグマンの街を一つ一つ確認しながら、先を急ぐことにしよう。

アリゾナ・ルート66小旅行(前編)了


Route 66 on Google Doodle 😎

皆さんは Google Doodle をご存知だろうか?「あ、私 Google は使ってない」という人は、この回は飛ばしてもらっても構わないかもしれないけど、 多くの人は Google 又は Google Chrome を一日に何回か開くことかと想像する。
そう、Google Doodle とは、Google のトップページで、世界の行事、記念日、著名人の誕生日などに合わせてデザインが変更されるロゴ(画像または動画)のことだ。注意して毎日楽しみしている人も少ないはずだ。元々 Doodle とは、図形や絵のいたずら書き」の意味で、Google のホームページには、Google の発音と韻を踏んでいる、との説明も。

Google Doodle ⇩ こんなアートワーク例:

そんな Google Doodle、今年の4月30日は、何とルート66を掲載してきたから、私達ルート66 愛好者は狂喜乱舞!地球上のトップ検索エンジンに載ればその知名度、人気は飛躍的に上昇するってものだ 😍

え?じゃあ4月30日ってルート66と関係のある日なの?なんて今更言わないでよ 😁
今から96年前の1926年4月30日、アメリカのハイウェイシステムの原型となる高速道路のひとつに「66」という数字が割り当てられ、現在の「ルート66」が誕生したんだ。

当の Google 社からの説明はこうだ(Google サイト原文)
April 30, 2022
Celebrating Route 66

Today’s video Doodle takes you on the ultimate American road trip, a journey along the historic Route 66. The iconic highway, known for its retro diners, quirky motels, eclectic art installations and extraordinary landscapes, connects Chicago, Illinois to Santa Monica, California. On this day in 1926, the name “U.S. 66” was first proposed for the cross-country route.

Built during the start of mass car ownership in 1926, U.S. Highway 66 made cross-country travel affordable for the first time ever. It also served as an escape route for displaced families during the Dust Bowl. When severe dust storms ravaged the Great Plains in the 1930s, more than 200,000 refugees got on Route 66 to pursue a better life out West. Among these drivers was John Steinbeck, who traveled along Route 66 during this time to seek inspiration for The Grapes of Wrath. 

When the American economy stabilized after World War II, Route 66’s popularity surged. Millions of travelers drove through the highway to witness awe-inspiring sites—like a 50,000-year-old meteor crater in northern Arizona, and graffiti-laden Cadillacs buried nose-down in Amarillo, Texas. 

Although Route 66 was decommissioned in 1985, after five new interstate highways replaced it, many organizations campaigned to preserve the road to honor its historical significance. As a result, parts of Route 66 were preserved as State or National Scenic Byways. Travelers today can still find many original establishments from the heyday of the historic highway.

Today’s video—set to the classic music track “Route 66” by Bobby Troup—celebrates the cultural significance of one of America’s first national highways, and how it became a symbol of a changing nation. 

Honk if you love Route 66! 

これは ⇩ その日にサイルス・エイブリー氏と B・H・ピープマイヤー氏がミズーリ州スプリングフィールドから、ワシントンDC の連邦道路管理局長官であった、トーマス・マクドナルド氏宛に送った有名な電報

この素晴らしい作品を造ったのが、Google のアートリードを務める Matthew Cruickshank 氏。実際にルート66を走って、何か面白いものや気になるものを見つける度にスケッチし、その作品数は 100を超え、全行程 2,448 マイルを走破したようだ。

Cruickshank 氏のスケッチ ©Google.com

これは彼自身のブログ記事。
https://blog.google/products/search/road-tripping-on-route-66/

そして YouTube に掲載された Google Doodle をご覧あれ。

同日には様々な媒体でこの Doodle が話題になった。

https://edition.cnn.com/travel/amp/route-66-google-doodle-trnd/index.html

https://jalopnik.com/todays-video-google-doodle-is-a-route-66-love-letter-1848864711/amp

https://www.travelpulse.com/news/destinations/google-gets-its-kicks-on-route-66-with-new-doodle.html

https://www.thetealmango.com/latest/what-is-route-66-google-doodle-celebrates-the-iconic-highway/

いつか機会があれば、この Matthew Cruickshank 氏に是非会っていろいろな体験話を聴かせてほしい。今会ってみたい人ナンバーワン 😊

今、シゲが熱い

直球ストライクのルート66ネタではないが、今日は我々がアメリカとルート66に大いな愛情と敬意を活動している「ルート66アソシエーション・ジャパン」をいつもサポートしてくれるシゲこと、茂村泰彦氏(以下シゲ兄)の近況を少しお伝えしたい。

シゲ兄は島根県出身の歌手でありギタリストだが、更には作詞、作曲、編曲、そしてプロデューサーまでこなす万能ミュージシャンだ。
以前このブログでもシゲ兄のパフォーマンスを紹介しているので、記憶が曖昧な方は下記リンクをもう一度チェック!😉
https://www.toshi66.com/yasuhiko-shigemura-on-stage-rock-bottom-tokyo/

そんなシゲ兄が故郷、広島について書いた曲、The River に関する記事が先月、地元中国新聞に掲載されたので共有したい。
間違ったメッセージと誤解されたくないのだが、これは戦争を批判する曲ではなく、あくまでも世界の平和を願ったものであるということ。
私もシゲ兄もアメリカを心から愛しているからね!

以下、その記事と、The River お聴きください。

https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=117994

さて、そんなシゲ兄。コロナ禍で活動を自粛していたご自身のバンド「Kactus」のライブが 2年ぶりに開催されます。
とは言っても、今回は東京限定の 2回のみ!結成25周年の記念ステージなのでお時間の許す方は是非原宿へ!

近い将来、自由に世界を飛び回れるようになってきたら、シゲ兄をルート66上の各イベントに引きずり回す計画をしているのは内緒 😎

シャムロックコート、復活の狼煙

歴史あるシャムロック・コートのポストカード

ネオンサインの話続きで大変恐縮だが、もう一発放っておきたい😝

ミズーリ州サリバンの歴史あるモーテル、「シャムロック・コート」のサインポールと屋根ラインのネオンサインが灯る、待ちに待った点灯式が日本時間朝に行われた。
現地に行けていない私は当然?映像配信を見守るのみしかできないが、それでもこの約6,400マイルもの遠い地で現地と同じ感動を分かち合えるのはテクノロジーの凄いところ。本当にこの時代に感謝だ。

この点灯式は、ミズーリ州ルート66アソシエーションの会長、今までも何度か紹介している、Roamin’ Rich Dinkela 氏が昨年4月に購入したシャムロック・コートにて現地時間19日の日暮れ時間に合わせて行われた。
(私も一応ミズーリ州アソシエーションの会員だ)
いやいや本当にこの男には頭が下がる。敬服と称賛をどのようにしたらようか分からないぐらい素晴らしい。
皆さんは同州ヘイゼルグリーンでのガスコナーデ橋保存運動について書いた記事を憶えているだろうか?
その運動に率先して行動を開始したのもリッチだ。偉大なるルート66のチャンピオンだね。

話は少し遡るけど、この「シャムロック・コート」、元々は(今回の販売者である)ビリー・ウェイランド氏の両親である ジョンとローズ・ウェイランド夫妻が1953年に購入後、一家が 60年以上に渡って所有していたものだ。建物そのものは1947~48年頃建てられ、その所有者であったフリーマン・ドッズ氏より、ウェイランド夫妻が購入したとのことだ。

今回ビリー・ウェイランド氏がリッチにモーテルの売却を決めた時、その時すでに約10年ほどは誰も入居がいない無人状態であったそうだ。基本的なメンテナンスは行ってきたものの、モーテルを元の状態に戻す資金はなく、どのようにしたら良いか分からないものの、何等かの形で保存して欲しいと願っていたらしい。

シャムロック・コート公式ホームページ

さて、今日の点灯式には実に多くの人たちが詰めかけていて、正直少しびっくりした。しかもミズーリ州に、いやアメリカにもはやコロナは無い!と言わんばかりにマスクをした人は見当たらず、皆人生の楽しい時間を謳歌していた。心の底から羨ましい😂
そんなことはさておき、多くの人々がその点灯式を見ようと訪れたことにはワケがある。リッチは SNSを巧みに使ってそのイベントを、その価値ある行動を沢山の人と前もってシェアしていた。
これはあるフェイスブックのグループページ。私も加わっているものの、何も貢献できないことが歯痒い。

そして YouTube ではその点灯式の予告をきちんと配信していたのだ!

以下、本日 SNS に掲載された写真や映像をお借りして現場の雰囲気を届けたい。特に点灯の瞬間をきちんとライブ配信してくれた友人、Jax Welborn さんには心よりお礼を申し上げたい。

https://www.facebook.com/JaxWelborn/videos/275327051443375


ところで、皆さんミズーリ州サリバンって知ってる?聞いたことある?多分ルート66が大好きでないと余り耳にしない街の名前だと思う。偉そうに言う私も、実際に走るまで知る由もなかったわけで。。。
折角?なのでサリバンの街を少しご紹介。

サリバン(Sullivan)は、ミズーリ州フランクリン郡とクロフォード郡の境界にまたがる街で、人口は7,000人弱だ。この地域の最初の入植があったのは1829年とのことだが、 1859年、スティーブン・サリバン氏が手持ちの土地から鉄道用地を寄付、自ら駅舎を建設したことで、鉄道会社は駅名を「サリバン」とし、郵便局もそれを追随、街名はサリバンとなったってわけだ。近郊の大都市は同州のセントルイスで、距離は約70マイル、車で約 1時間ほどだ。位置的にはこんな感じ。

おっと、大事なことを忘れていた。ルート66ニュースの記事によると、リッチはこのモーテルを購入したものの、モーテル事業には参入するつもりは無く、修復した後にそれを保存し、運営する別の団体に売却するらしい。自分は保存(Preservation)の仕事をしている、とのことだ。
度々呟いているが、私の夢はルート66上でモーテルを営むこと。そのチャンスは果たして訪れるのか?サリバンなんかどう?なんて家内に言ったら。。。想像するだけで怖い(笑)

最後に前述の Jax の素敵な写真と共に、Rich の公式 YouTube であるチャンネルから本日の賑わいを紹介して〆たい。今年、どこかのタイミングでこの新しいネオンが見れることを祈って!

テキサス生まれのコンビニ、ルート66 進出へ💚

「テキサス州アマリロの東、ルート66にほど近い場所に、コンビニエンスストア “Buc-ee’s” の2号店が間もなく建設予定」

2日ほど前に、友人でありルート66日本アソシエーションへの良き協力者でもある、Ron Warnick 氏の運営する、Route 66 News にその文字が見えたときは思わず二度見してしまった!😳

え?マジで?2号店って、じゃあ1号店はどこ?
さすがに2年もアメリカの帰れていないと生の情報に疎くなるなぁ。と、インターネットで情報だけで情報を得るのは不十分だと実感する。
(ただ単にニュースの見落としだろ、という声もあるがw)

早速調べてみると、それはまだ今年 1月に発表されたばかりのニュースで、どうやらその 1号店とやらは、ミズーリ州スプリングフィールドに出来るようだ。「出来るようだ」そう、まだオープンしてるわけじゃない。
場所はスプリングフィールド市の北東、Mulroy Road とI-44の交差点あたりだって。
んなこと言われても!と思うだろうが、ミズーリ州スプリングフィールドは「ルート66生誕祭」の行われる街。このブログにお付き合いしてくれてるなら、そろそろ「あー、あそこね」と言えるぐらいになろう(笑)🤣

で、それはどこかと言えば街の北東、ほぼ街境と言っていいかもしれない。スプリングフィールドに隣接してるのはスタッフォードという小さな町だけど、そこからルート66をスプリングフィールドに向かって走ってくれば、スタッフォードを出て最初のI-44 と交差する道が Mulroy Road だ。着工は今年の終盤、1年~1年3か月程度の工期を経ての開業だとのこと。

おっと、今日のタイトルはテキサス州アマリロだったね。アマリロのロケーションはAirport 大通りと、I-40 のようで、ここはもう皆さんもよく知っている Big Texan Steak Ranch から東に約2マイル(約3キロ)あたりだそうだ。どちらもとても便利な立地。文字通り「コンビニエンスストア」ということだね!

と、ここまで来て気がついた。冒頭から Buc-ee’s ありきで話をしてきたけど、そもそも Buc-ee’s って何ぞや?って思ってる人もきっと少なくないよね?テキサス州をよく車で旅する人は知ってるかもしれないけど、実はこのBuc-ee’s 、元々テキサス州内のみで営業展開してた、ローカルのコンビニエンスストア+ガスステーションのチェーン。そして今年で記念すべき40周年を迎えるのだ!😎😎😎😎

では僭越ながらここで簡単に Buc-ee’s を紹介させて貰おう。
Buc-ee’sは、Don Wasek 氏とArch “Beaver” Aplin 氏の共同創業という形で、1982年にテキサス州クルートにオープン。その栄えある第 1号店舗は何と今でも営業中だ!(通常こういうチェーンの 1号店は無くなることも珍しくないのがアメリカ)

先にも書いたが、当初はテキサス州内のみでのチェーン店だったが、2017年あたりから州外への進出を試みるように。ルイジアナ州バトンルージュ、フロリダ州デイトナビーチ、そしてアラバマ州ボールドウィンなど、様々なロケーションでの着工が計画され、中には頓挫したもの、延期されたもの、等、幾つかの紆余曲折を経て、現在ではテキサス州、アラバマ州、ジョージア州、フロリダ州、コロラド州、ケンタッキー州、ミシシッピ州、テネシー州と、その勢力を拡大、合計40店舗を構えている「らしい。」(ごめん、正確な店舗数はわからない💦)

Alpin 氏@第1号店

さらには「コンビニエンスストア」と紹介してるけど、それは本人たちがそう言うのだから仕方ない。感じたままを正確に言えば、コンビニエンスストア+ガソリンスタンド+スーパーマーケット、ってな感じだろうか。本当に小さな店舗はコンビニほどのものから、大きな店舗は広大な敷地に、まるでウォルマートか Costco か、というようなものもあり、チェーンとしての統一感がないのも、また素晴らしいね。

小サイズのコンビニ

ところで、彼らのホームページには、2つの “WORLD RECORD”(世界記録)が掲載されている。一つ目は、店舗の大きさ自慢で、テキサス州ニューブラウンフェルスという街にある店舗は、何と66,335平方フィート!
日本の単位で言えば 約6,163㎡ だ。デ、デカい!カテゴリー?としては「トラベルセンター」に当たるらしく、2012年のオープンだ。まさに「世界最大のコンビニエンスストア」といったところだろうか。何しろその店舗には 120の給油ポンプ、1,000台の駐車スポット、64個の氷冷凍庫、83個?(単位はこれでいい?)のトイレ、31台のレジ、80 もの飲料水ディスペンサーがあるらしい。そんなお店の自慢は 「Cintas 社の選ぶ、2012年の “ベスト・レストルーム(トイレ)・イン・アメリカ” に選ばれたこと」と、訪れたときに従業員の兄ちゃんは誇らしげに話してくれたを思いだした 😆

この店舗に代表されるように、Buc-ee’s では、最近 “Travel Center”という位置づけの大型店が多いようだ。ただ多くの店舗は大都市から 1時間ほど離れた場所にあるから、ほとんどの場合、人が郊外に出かける際の最初か最後の休憩場所として利用する。トラベルセンターに偽りなし。ドライブ旅行のたびに Buc-ee’sに立ち寄る、という戦略的な意図は充分機能しているように感じる。付け加えると、ある統計では、テキサス州民の 1年間の州間高速道路走行距離が 550億マイル(約885億キロ)以上らしく、そこから見えてくるものは?そう、Buc-ee’sの店舗は四六時中、きっと満員だろう、ということだ。

Travel Center と言えば、ルート66沿いだと、ニューメキシコ州の “Russell’s” が取り分け有名だけど、一般的に私はこの Travel Center と呼ばれる休憩・給油所が大好きなのだ。たとえ必要が無くてもつい寄りたい衝動にかられてしまう。アメリカには、多分最大手であろう、”Travel Center of America” (通称 TA)が、フリーウェイ沿いあちこちに点在し、実際に立ち寄ったことがなくとも、少なくともその看板や宣伝ボードを目にしてる人は多いはずだ。

今日は Travel Center の紹介ではないけど、コンビニがあり、生活必需品から衣料や、簡単な電化製品の販売に加え、トイレ、シャワールーム、小映画館、レストラン(ダイナー)そしてガスステーションを持った、ある意味「大人の遊園地」で味わう嬉しさは言葉では表現できない。しかも、そんなお店が、今後ルート66を旅するときに出会えるようになるなんて!
大袈裟な言い方だけど、キャンピングカーであちこち旅をして、トラベルセンターに立ち寄れる人生があれば、もう他に欲しいものなんてないだろう 🤩

あっ!二つ目の話、忘れてる。それはテキサス州ケイティにある全長255ft (約70m)にも及ぶ、洗車のレーン、だそうだ。ここは軽くスルーしようっと。

とか何とか、偉そうに講釈してみたけど、私が実際に訪れたことのある Buc-ee’s は、記憶では多分 4又は 5店舗程度だと思う。まだまだ修行は足りないね。Buc-ee’s が未だルート66上に存在しない以上、中々レポートする機会はないけど、スプリングフィールドそしてアマリロの両店舗が開いたときには是非詳細を皆さんにお伝えしようと思う。

そうそう、記事ではアマリロ店、3,000万ドル(約34億円)ほどかけて造られる Travel Center らしく、53,000平方フィート(約4,924㎡)規模のものだって。素敵なサイズ感だけに超期待!😍

最後に!ちょうど YouTube に 「世界最大の」Buc-ee’s を伝えてる3分ちょいの映像があったのでご紹介。

TVドラマ「Route 66」が無料で見れるなんて!🤩

ちょっと?いや、かなり古い話になるが、アメリカのCBSで1960年から放送された「ルート66」というTVドラマはご存知だろうか。1964年までの4年間、4シーズンに渡って合計116話にもなる大人気シリーズだ。
と、知ったかで語ってみたけど、もちろんこれは私の生まれる前の、しかも異国での話なので当然私自身もオンタイムでは見ていないし、実際かなり後になるまで知る由もなかったわけだが。。

内容は、名車シボレー・コルベットのオープンカーに乗ってアメリカを横断する若者と、彼らの旅にまつわる出来事を描いた、ある意味「伝統的な」ドラマだ。主演を担当したのは、Martin Milner 氏と George Maharis 氏。トッド・スタイルズ役の Milner 氏とバズ・マードック役の Maharis 氏が仕事と冒険を求めてアメリカの国中を旅する、落ち着きはないが仲良しだったコンビは、実在するハイウェイ「ルート66」をアメリカ国民の意識に定着させるポップカルチャーの重要な機会となった。

とはいえ、この「Route 66」、各エピソードをアメリカ国内の各地でロケをしたものの、実はルート66で撮影されたものは殆ど無いんだ😅
記録によれば、シリーズの撮影はアメリカの25の州と、カナダのオンタリオ州トロントで行われたらしい。
ルート66に関しては初期のエピソード(第1回目を含む)の3つで簡単に言及された他、シーズン①の「The Strengthening Angels」で実際のハイウェイが登場するぐらいなのだ!
「すべてのエピソードが<道路上>で撮影された」数少ない珍しいTVシリーズではあるけど、こんなカラクリがあったなんていかにもアメリカらしい🤣

じゃあ何でこんな話をしているのかって?
それは何とこのTVシリーズが無料で全部見られるから。
今年の夏に、ドラマの権利を持つ The OTR Collection 社は YouTube 上に全116話をアップロードしたのだ!
数年前にまあまあのお金を出して Complete Box をDVD で買ったんだけどなあ。。と愚痴の一つでもこぼしたくなるが、ネットに繋げばいつでも観られるという環境には感謝というべきだろう。そうやって時代は移り変わって行く。。。。。

とまあ、喜んでるのか恨んでるのか、嬉しいのか何なのか、自分で書いてみたものを読んでみると支離滅裂な内容だが、興味のある方は是非ご覧になって欲しい。中々面白いよ。解説によれば著名な脚本家が手がけた一流の脚本らしいから、恰好良く言えば 1960年代後半に訪れる激動の時代を予感させる社会問題を掘り下げていたらしい。
更には当時は若く無名だったが、今では「名優」と称される多くの俳優さんたちの登竜門にもなっていたようだよ。

James Caan, James Coburn, Robert Duvall, Jack Lord, Lee Marvin, Walter Matthau, そして Martin Sheen 等、あなたは何人見つけられるかな?

きっとYouTube に怒られないことを祈って、第一話をここに貼ってみよう。

Enjoy!😎

1年の計はタルサにあり~Route 66 Marathon

さあ、マラソンの開始だ!
©Tulsa World

「ああ、今年もこれで終わるんだなあ」って感じるイベントって何?と、先日何かの話で聞かれたときに頭を過ぎったのが実はこれ、Route 66 Marathon だ。
以前も触れたけど私はランナーでもなければマラソン愛好者でもない。ハーフマラソンは疎か、5キロマラソンすら走ったこともないんだけどね🤣

まずはこちらの映像から。

パンデミックのせいで昨年は何とバーチャル開催となったこのマラソンも、今年は盛大に行われたようだ。
ちょうど去年の同じ頃、このマラソン大会の簡単な歴史と、バーチャル開催になったことについて書いているので詳細をみたい方は ⇩ へ。
https://www.toshi66.com/2020-11-08/

で、今年は大会が始まって15周年ということで記念すべき回であったことは確かだが、そう、ここまで読むと勘の良い人はピンと来たであろう。
2026年、ルート66が生誕100周年を迎える年は、このマラソン大会にとっても20周年という節目じゃないか!
きっといろんな催しがあるのだろうな、と今からワクワクするよね。

マラソンコースは昨年と同じというか、従来のものなんだけど、今年はテクノロジーだよね、コースの「実際の映像」まで届いた。
こんな景色を見ながら走る「らしい」。。。

話は急に変わるけど、昨年より大手旅行代理店、H.I.S のアメリカ・ニューヨーク支社、井手田氏と二人三脚で「ルート66妄想ツアー」などというオンラインでの番組をやらせて貰っているが、私達の当面の目標は2026年での大々的なツアーだ。
お互いの時差を計算し、折を見てはオンライン・ミーティング(聞こえは良いが要は雑談である)でアイデアを話合っているが、先日彼に向って「ルート66マラソン、走ってみたら?」と冗談で言ってみたものの、このような節目的なイベントになってくると冗談では済まなくなってくるような気が勝手にしているのだ。
ただ注意して欲しいのは、走るのはあくまでも彼であって、私ではない😛

タルサのダウンタウンを背景に ©Tulsa World

さてそのルート66マラソン、今年はアプリも出来、電子書籍ならぬ電子カタログ?パンフレット?も出来たようなので、彼らのホームページと、地元 Tulsa World 紙より幾つかイメージで紹介したい。

2022年の申込受付も開始したようなので、興味のある我こそは!というあなた!是非トライしてみてはいかがだろうか。
来年は11月19-20日のようだ!
https://route66marathon.com/

2021年、15周年記念メダル

Happy 95th Birthday Route 66 🎂~茂村泰彦氏を迎えて

95年前の今日、ルート66はその産声をあげた。合衆国連邦と各州の道路委員会の面々がノースキャロライナ州パインハーストで開催された公式会議にて、「66」が正式に割り当てられ、ルート66が誕生した瞬間だった。
ルート66の歴史についてここで触れるつもりはないが、今回はその歴史に「乗っかった」お話を一つ。

昨年より大手旅行代理店 H.I.S の井手田氏と一緒に同社主催のオンライン・ツアーで「ルート66 妄想ツアー」を担当させて貰っていることは、ちょくちょくこのブログやSNSでも宣伝しているつもりだが、今年の夏前から個人的事情で半年近くお休みを頂いた後、先日久しぶりに妄想ツアーの配信を行った。(視聴参加の皆さんありがとうございました)


11月11日ー
そう、再開するのは 11月11日と決めていたわけで、もはや言うまでもないルート66の誕生日の設定だ。アメリカと日本がちょうど同じ11日になるためには、日本時間 11日の午後10時という、ある意味ギリのベストチャンスに設定が必要だったわけで、平日の夜という「集客」の観点からすれば(一番大事な要因に)疑問符の付く時間帯に快く許可をしてくれた井手田氏には感謝だ。

せっかく 11月11日なのだから、今までとは何か違うことをしたいね、という二人の願いの下、従来のスライドを使った100%講義型から、新しい手法を二つ用意してみた。
一つは現地シカゴからのライブ配信。井手田氏はこれを実現するためにお休みを利用して何と自費でシカゴへ飛び、ダウンタウン、アダムス通りに立つルート66のスタート地点サインポスト、及びそこから少し離れた著名ダイナー「Lou Mitchell 」から何と私のいつも注文する朝食アイテムを実際にオーダーして店内を紹介するという大胆なことをやってくれた。
こういうフットワークの軽さは H.I.S の強みであり、それを実行する井手田氏が多くの同業者に愛される由縁だろうか。

そしてもう一つの企画はスペシャルゲストを招いてのちょっと対談+ライブ音楽、そうミスター・ジャーニーマン、茂村泰彦氏の登場だ。
シゲ兄こと茂村泰彦氏は、島根県出身、広島育ちのプロのミュージシャンである。歌手、作詞家、作曲家、編曲家、ギタリストそしてプロデューサーと活躍の幅は広い(広すぎる🤠)
TUBE、高橋真梨子、中森明菜、黒沢健一、19(ジューク)を始め多くのアーチストの作品に携わり、自身でもバンド「KACTUS(カクタス)」を結成し、毎年全国ツアーに精を出している素敵な「兄貴」だ。
そんな正真正銘のプロに出演をお願いするなど、大した出演料も出せない失礼さも含め😅、かなりガッツの要る話ではあったが、何とシゲ兄は二つ返事で快諾してくれた。

シゲ兄、最愛の奥様、美子さんのSNS投稿より

私がシゲ兄と初めて会ったのは、数年前のルート66アソシエーション・オブ・ジャパンの年次会合でのことだった。アーチストだというのにとても気さくで話しやすく、すぐに好印象を持ったことを憶えている。なーんて書くと上から目線っぽくて恐縮だけど、その後シゲ兄の歌を直に聴いたときの感動も忘れていない。もともとウェストコーストサウンドがお好きなようで、ロックとポップスが融合した心地良いサウンドは、同年代ということもあってか、シゲ兄のちょっとハスキーな歌声も加わって、心によく響いた。あとで聞いたらイーグルス、ジャーニー等80年代のアメリカン・ポップスも大好きなようで趣味は完全に一致した😄

そんなシゲ兄に何と 3曲もご披露頂き、私がただただルート66の魅力について語っている番組の価値は何十倍にも膨れ上がったってわけ。
この場を借りて再度、心からお礼を申し上げたい。本当にありがとうございました。

シゲ兄はこの後もまだ今年のツアーが少し残っているのに、その合間をぬって時間を調整してくれた。あと6本ライブはあるのでもし興味のある方は是非足を運んでみて欲しい。平日だけど、東京では 12月3日(金)原宿があるよ!

最後に、シゲ兄が書き下ろした最新作「The River」をご紹介して今日はおしまいに。
曰く「原爆の事を知らない人たち、知るきっかけがなかった人たちに伝えたい。」広島で育った彼だからこその逸品ではないだろうか。

2022年、また以前と同様にルート66を訪れることができる日がくる。今度は私がシゲ兄に少しでも恩返しする番である。
知名度も実績もある人に僭越ながら、ルート66のイベントで一つでも多く歌ってもらうのが私の夢の一つなのだ。そしてその積み重ねは2026年へと続く。私にはまだまだやりたいことが山ほどあるのだ😎


これは外せない?2022 Route 66 Road Fest ✨

「COVID-19 感染拡大の懸念から Route 66 Road Fest、来年に延期!」というショッキングなニュースが出たのが今年の2月のことだった。

ここのブログでもお伝えしている、AAA(全米自動車連盟)と、ルート66の初めてのコラボ。私自身もとても楽しみにしていたのだが、2021年は開催中止の憂き目をみたんだ。
詳しくはこちらを。 https://www.toshi66.com/2020-11-01

年頭を思い返して欲しい。東京は 1月 7日より緊急事態宣言に入り、2月はその「延長」となり、まだまだ先が思いやられたが、アメリカからはワクチン接種が進んでいることもあり、状況は改善に向かっているように見えたよね。だから実は個人的にはその決断は早すぎるか、慎重すぎる、なんて思っていたんだ。

だけどこれを書いている現在、世界はデルタ変異株の出現と共に未だ長い戦いが続いている。MLBは無事開幕し、多くの観客を集めているにも関わらず、それが原因で再び大流行!のような話は聞こえてこない。
が、それと同時にイベントの舞台となるオクラホマ州やそのお隣、ミズーリ州などはワクチン接種率が比較的低い州とも聞いている。今となっては彼らの決断は正しかった。

だけどそんな中何と!来年2022年の日程が発表されたのだ!😍
6月18日、19日はオクラホマ・シティで、25地、26日はタルサでの開催。
さすがにその頃には世の中良い方向に向かってくれてないと困るので、もう早速カレンダーにマーク ❗ その時は一時帰国なのか、それともアメリカ生活に帰っているのか、そんな夢すら見れる晩夏だ。

イベントのホームページからプロモ用の映像があるので是非ご覧あれ。



来年の6月はオクラホマ州でお会しましょう!😎

https://route66roadfest.com/

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