Category: Association Page 1 of 8

A Worldwide Celebration of Route 66 – MOP2021

何だかんだと言っているうちにもう9月も半ばを過ぎたね。結局という単語は未だ早いのかもしれないけど、2021年もルート66に出れないまま、ただただ時間は通りすぎた。
この歳になると、特に今のこの年代っていうのかな。自分では非常に大事な10年間だと認識している。決して多くないけど、ちょっと自由に使える小遣い、それなりに出来た友人知人のネットワーク、そしてもう少しだけ無理の利きそうな体力と正に人生のハイライトに差し掛かっているのだが。。。もう少しの我慢で終わることを心より祈っている。

そんな中、宣伝というわけではないが、2015年のイリノイ州エドワーズビルで行われた栄えある第一回「マイルズ・オブ・ポッシビリティ」(Miles of Possibility Route 66 Conference) 、今年で6回目を迎える。
Illinois Route 66 Byway、Illinois Rock & Roll Museum、Bloomington-Normal のアソシエーション、そしてスプリングフィールド市商工会議所当が中心になって行っているこのイベントの特徴は、出店、ライブ、そしてクラシックカーのショウではなく、毎回ルート66をこよなく愛する歴史家、作家、写真家、さらにはローカルアートや街の歴史に詳しい人達の楽しいプレゼンテーションに支えられているアカデミックで情報発信という側面を持つことだ。

第一回目の内容については過去記事で触れているので、ご覧になっていない方は是非一読を。と言いながら Road Crew の皆さんに会えたミーハーな内容だけど(笑)
www.toshi66.com/2017-12-03/

ちょうど第2回大会が行われるころから日本へ出向いていることと、その後のパンデミックで中々参加が叶っていないのだが、今年は光栄にもスピーカーとして参加させて貰うことになった!
記事名にも書いているように、今年のテーマは「A Worldwide Celebration of Route 66」。世界中の仲間たちが10月21日~24日オンライン上で集合するのだから楽しみだ。

まだ完全な詳細を聞いていないが、ルート66の歴史を語らせたらこのツートップ、という Joe Sonderman 氏、Jim Hinckley 氏、に加え ROUTE Magazine の発行人である Brennen Matthews 氏 を始めとした豪華な顔ぶれと同じ場所に立つというのはさすがに緊張するものだ。
同じ International という立場では、オランダ・ルート66・アソシエーションの Dries Bessels 氏、スロヴァキアからはルート66パスポートで有名な Marian Pavel 氏、そしてカナダ・ルート66・アソシエーションの Bonnie Game 氏、と曜日は異なるが、元気な姿が見られるのは嬉しい。

当日のテーマは、日本人旅行者市場の(ルート66への)現状と展望に加え、自身が有志と運営している ルート66・ジャパン・アソシエーションの紹介をしようと考えている。
実は現在ちょっと仕事が忙しく、このブログを始めいろいろなルート66絡みの活動を一時休止していて。。汗 。。このイベントを皮切に活動再開!かな。

イベントの詳細はこちら ⇩ 😀

https://www.route66news.com/2021/09/18/miles-of-possibility-conference-will-be-virtual-with-speakers-from-worldwide/

Andrea と Bagdad Café を救おう!

私達、ルート66アソシエーション日本支部の良き友人であり、パートナーである California Historic Route 66 の Tereさんから悲しいお知らせが入ってきた。

皆さんもよく知っているカリフォルア州ニューベリースプリングスにある「Bagdad Café」のオーナーの、Andrea Pruett さんのご自宅が火事に見舞われてしまいました😭
火事の原因は現在も調査中とのことだが、アンドレアさんを始め皆さん無事だとのこと。(そこだけは本当に良かった!)

Andrea さん

火事は全てものを奪って行く上、パンデミックの影響で州や国の設定した店舗閉鎖に加え、お客さんの多くを海外旅行者に依存しているお店の経営状況はかなり悪化していると聞いた。

そこでルート66・カリフォルア・アソシエーションは Sherry Rogaisho さんの発案でアンドレアさんの自宅とビジネスの再建を支援することを目的に Go Fund Me を立ち上げた。

支援を希望する方は是非以下のサイトでお願いします!🙏
https://www.gofundme.com/f/help-andrea-pruitt-rebuild-her-life-after-fire?utm_campaign=p_cp_display&utm_medium=copy_link&utm_source=customer



WCRW-International Roundtable 深夜の登壇!?

事後報告っぽい話になって恐縮だが、ルート66ファンであれば必ず頭を過ぎる6月6日に、シカゴ在住の生粋のルート66ER である、友人 David Clark 氏の運営する Windy City Road Warrior 主催の月イチのオンライン・カンファレンスにスピーカーとして参加した。David は毎月テーマを決めてルート66の魅力を発信している。

David Clark 氏

話の始まりは「偶々」(笑)
今年4月のZoom カンファレンスに参加した時に、6月には「インターナショナル・ラウンドテーブル」と銘打って、米国外のルート66関係者に10~15分ほど枠を持って話をして貰いたい」と。
面白い機会だと思い、二つ返事でOK。その時は「時差」というものをすっかり忘れていた。。。。😂

話の内容としては、日本人海外旅行者の動向を見ながらいかにルート66へ誘うようできるか、と現在友人らと運営しているルート66アソシエーション・オブ・ジャパンの考えと現状、そして将来の方向性という感じで時間いっぱいプレゼンしてみた。

競演は、オランダのルート66アソシエーションを率いる、Dries Bessel 氏と、イタリアのルート66アソシエーションを運営する Roberto Rossi 氏だ。

やっぱり何が辛かったかって時差だよ。開始時間はシカゴ(中部時間)の6月6日(日)午後1時過ぎから。つまり日本は7日(月)午前3時ってことだ。実はその前、6日(日)午後10時から、H.I.S オーランド支店と組んで提供している「ルート66妄想ツアー」のライブ配信があったばかり。番組と番組の間、約3時間強寝るつもりでいたんだが、やはりテンションが上がってるせいか眠くないし、万が一起きれなかったらと考えるととても横になる気にはなれなかった。
まさかこの歳になって半徹夜みたいなことして月曜日仕事に行くとは夢ににも考えなかったよ!😅😴😪

まあでも、オンラインとは言え、本国ルート66の友人たちに会えたし、声が聴けたし、話すこともできたので大満足。実りの多い 1時間強だった。

次は10月、今度は事前に告知しようと思ってるけど、同じイリノイ州のよりアカデミックなカンファレンスに登壇する予定だよ!

All-American Road 期待されるミズーリ州ルート66の大いなる躍進

「All-American Road」
皆さんはこの名前を聞いたことがあるだろうか。

手前味噌になるのかもしれないが、いやそうなることを前提としつつ敢えて言えば、「ルート66は世界的にみて最も認知度の高い道路(又は最低でもそのうちの一つ)である」と私は確信している 😎
ルート66はパッチワークのようにあちこちと「継ぎ接ぎ」された舗装道路だが、国の歴史や民間の伝承文化の中でも最も重要な位置にあることは、毎年世界各国から多くの観光客が訪れることでも証明されている、と考えるのだ。

実際、ルート66も今年で95歳。ボビー・トゥループの名曲「Get Your Kicks on Route 66」や、文豪ジョン・スタインベックの小説「The Grapes of Wrath」を産みだし、アメリカの文化に多大な影響を与えてきたわけで。

とあるメディアでは、ミズーリ州大学の大学図書館長である Thomas Peters 氏の言葉、「人類の歴史上、ルート66ほど世界中の人々に認知されている道はないと思います」と語った記事が紹介されていた。Peters 氏は「中国とインド、西洋を結んだシルクロードのような古代の偉大な道路でさえ、ルート66には及ばない。」との見解を述べているのだ!

中々思い切った発言だとも感じるけど、彼は「世界のどの街でも、道端で人を呼び止めて「ルート66”知ってる?」と聞いてみれば、大半の人がそれを認知する。」と、彼自身の正当性を説明する。
さらに、「実際はルート66が何であるかを知らなくても、聞いたことがあるような気がするのでは。そして、それは現実というよりも、むしろアイデアに近いもの。現実に存在するが、より神話的なものになっている。」と続けている。
うーん、やっぱり学のある人の台詞は粋だ。とても良いフレーズだからこれから私も使ってみよう!(笑)

前置きが長くなってしまったが、そうそう、今回のテーマは「All American Road」だ。
アメリカには「National Scenic Byway」という法制化された「道」がある。Scenicは「景観の良い」、Bywayは「脇道、」とか「寄り道」という訳が適切かと思うけど、要は車で走る観点から①考古学的、②文化的、③歴史的、④自然的、⑤レクリエーション的、そして⑥景観的、という6つの本質的価値のうち、1つ以上のものが米国運輸省によって認められた道路のことを National Scenic Byway と呼ぶ。つまり認定を受けるわけだ。

更には、この認定を受ける一連の過程を含む計画全体を National Scenic Byway Program と呼ばれるのだが、そのプログラムは(景観は良いけど)一般的に交通量の少ないアメリカ国内の道路を保全・保護し、観光と経済発展を促進することを目的として、1991年に議会によって設立され、米国連邦道路局によって運営されている。

もう一つ「さらに!」を書けば、そのうち最も景観の良いバイウェイ、(6つの本質的価値のうち「2つ以上」を満たしている道)は、「オール・アメリカン・ロード」に、指定される。この指定は「米国内の他の場所には存在しない特徴を持つ」、且つ「それ自体が観光地となるほどユニークで重要であること」を意味するので、経済面や文化面等に非常に重要な役割を果たすのである。🏆

但し!これはあくまでも「OOの州のOO道」という州レベルで認定されることが基本線にあるため、ルート66もシカゴ~サンタモニカ全線域で認定されているわけじゃないのがミソ。イリノイ州、オクラホマ州、ニューメキシコ州、そしてアリゾナ州のルート66は2000年にその認定を受けているけど、残りの4州、ミズーリ州、カンザス州、テキサス州、カリフォルニア州は最近まで「ナショナル・シーニック・バイウェイ」ではなかった。と言っても、現時点でもルート66通過 8州全部が認定されているわけではなく、2021年2月になって、ミズーリ州、そしてカリフォルア州ルート66の一部であるニードルス~バーストウ間のみが新たに追加されただけ。

ご存知の通りカンザス州ルート66はその距離僅か 17マイル、今後もどうなるかは分からない。そしてテキサス州ルート66も他州と比べると短いが、選ばれないのはそれ自体が理由ではなく、テキサス州としてこのナショナル・シーニック・バイウェイ・プログラムに参加していないからだ。どこまでも我が道を行く「Lone Star State」テキサス、見上げ根性だよね(笑)

というのが冒頭から長々と話してきた「オール・アメリカン・ロード」だけれど、今回「ルート66誕生の地」とされる、ミズーリ州ルート66が認定されたことは実に大きな意味を持つんだ。
このブログを読んでくれている皆さんに今更書くことではないけど、この「神話」は、1926年4月30日にルート66が誕生した(公式設立日は11月11日)という歴史にさかのぼり、多くの同州スプリングフィールド市民の誇りでもある。
今から95年前、その金曜日、オクラホマ州とミズーリ州のハイウェイ関係者が会合を開催し午後4時、ダウンタウンの郵便電信局からワシントンD.C.に送られた電報によって、州政府はブランド化に最適な数字とされる「60」をどの州が使うかの妥協案を出した。そう、シカゴのミシガン湖畔から始まり、イリノイ州、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、テキサス州、ニューメキシコ州、アリゾナ州を経て、カリフォルニア州サンタモニカの海を見下ろす場所で終わる全長2,448マイルの新しい幹線道路が、「ルート66」と名付けられることになった瞬間だ。歴史好きにこういう話は堪らない!

ワシントンDCへ送られた電報

その認定を受けたことで地元メディアの Springfield News-Leader も、「ルート66に再生の兆しが見えてきた」と題し、少し前になるが特集記事を掲載している。
興味のある方はこちらのウェブサイト⇩をクリック!
https://www.news-leader.com/story/news/local/missouri/2021/04/18/route-66-turns-95-united-states-declares-missouris-stretch-prestigious-all-american-road-mother-road/7123068002/

記事の中に登場するのは私の良き友人である Barb Turner(伝説のGary Turner氏の娘さん)彼女の旦那である George と一緒にミズーリ州ルート66を代表する観光スポット、Gay Parita Sinclair Gas Station を運営している。

Barb と George

ルート66の観光マーケットはその約70%を国外からの旅行者に依存しているのも事実で、世界経済の他の部分と同様、コロナウイルスのパンデミックで大きな打撃を受けているのは、もう言うまでもないことだと思う。Barb が云うには、2019年に比べて、昨年2020年の訪問者数は前年比 20%強しかないらしい。今年の見通しはまだ立っていないが、微小策しか持ち合わせない鈍重な政府のせいで迷走しているどこかの国と違って、ワクチン接種が 50%を超える勢いで経済を含め日常の生活を取り戻しつつある現状は、アメリカにとって取り分けミズーリ州ルート66にとって大きな分岐点と成り得る。
「いかにアメリカ人を巻き込むか?」「どのように国内にルート66をもっとアピールして内部需要を拡大できるのか?」

そうは言ってもマザーロードに、自国アメリカの支持者がいないというわけでは決してない。ミズーリ州の多くのファンは何十年もの間、ミズーリ・ルート66の保存に取り組んできていて、事実ルート66が廃線に追い込まれた後、1989年には早々と「Route 66 Association of Missouri」が設立されている。そして翌年 1990年には法案でミズーリ州ルート66は「歴史的建造物」(National Register of Historic Places)に指定された。こういう迅速な動きが 「All-American Road」の認定を受けることになった始まりだったことは明白であり、長年に渡ってルート66の普遍的価値を追求してきたミズーリ州ルート66協会の努力の結晶であったと言っても過言ではないと思う。(因みに私も同アソシエーションの会員である😁)

では、「All-American Road」に指定される「6つの本質的価値のうち2つ以上を満たしている」要因はどこにあったのだろうか?州間高速道路が建設されたことでルート66は廃線になったけれど、州によってはその高速道路がルート66上を通過することで、旧ルート66のオリジナルの道が無くなtってしまった箇所も少なくない。ところが驚くべきことに、ミズーリ州ルート66で、高速道路網に完全に覆われているのは全体の僅か2、3か所だけなのである!言い換えれば「実際のルート66は、今も独立した旅行手段(=道)として存在している」ということだ。「米国内の他の場所には存在しない特徴を持つ」、且つ「それ自体が観光地となるほどユニークで重要であること」に見事に合致するのではないだろうか。

繰り返しになるが、ミズーリ州として「All-American Road」の指定を受けることは、ルート66を愛する人々にとって大きな意味を持つと同時に、州経済に莫大な影響を与えるはずだ。だがそうは言っても、ミズーリ州ルート66の経済規模を実際に「数値化」するのは難しい。2011年に行われた ニュージャージー州にある Rutgers University の調査によると、ルート66のある 8つの州を合わせたルート66の経済生産高は毎年2億6,100万ドルにのぼり、州と地方自治体は毎年 1,410万ドルの税金を徴収しているという。ミズーリ州でも多額なお金が動いていることは間違いない。

英文のみ、59ページに及ぶ大作だけど、興味のある方はこちら ⇩
https://www.wmf.org/sites/default/files/article/pdfs/Route%2066%20Economic%20Impact%20Study%E2%80%94Synthesis.pdf

そして経済と言えば(「本質的価値」に相当するためここで触れないわけにはいかない)毎年スプリングフィールドで行われる「Birthplace of Route 66 Festival」(ルート66誕生際)だろうか。アメリカ人の車への情熱と放浪の旅を称える、年に一度の大きなイベントであり、今年2021年は8月13、14日が予定されている。市の広報担当によれば、マスクの着用が義務付けられるのか、現在の対策はどうなっているのか、など、具体的なことはまだ決まっていないが開催は決定とのこと。パンデミックの際に活躍した地域の「ヘルスケア・ヒーロー」を、フェスティバルの特徴であるクラシックカーのパレードやその他のアクティビティで称えることを計画しているらしい。🥰

今年で10周年を迎えるこの祭りも、昨年はパンデミックが理由で中止に追い込まれた。今年は無事開催されることが決まっていとは言え、実際どの位の人々が訪れてくれるかは未知数だ。と言うのもインターナショナルの旅行者の動向がまだ把握できないから。毎年右肩上がりで参加者数を伸ばし、前回2019年には約 7万人近くを動員をし、今後8万、9万人規模へと期待する中起こった大ブレーキ。
アメリカ国内でコロナのワクチン接種が行われる=>人々は公衆衛生上の制限に疲れてくる=>ルート66への旅行が恩恵を受ける可能性がある、という図式もある。つまりパンデミックによる旅行への「国内需要の鬱積」が、すぐに多くの人々のドライブ旅行に現れてくるだろうと予測をしている団体も少なくない。

前マサチューセッツ州下院銀の経験を持つ、非営利団体「Scenic America」の代表である Mark Falzone 氏が率いる団体は、ミズーリ州ルート66のような価値ある場所のために 3億2500万ドルの税金を使うことを、次のハイウェイ資金調達法案に盛り込むことを提唱している。バイデン政権は2兆ドル規模のインフラ計画を推進しているため、議会は今後数カ月のうちにこの法案を審議することになるだろう。
https://www.news-leader.com/in-depth/news/politics/2021/04/01/2-trillion-infrastructure-bill-charts-detail-bidens-plan/4820227001/

All-American Road のようなバイウェイの指定には、「ブランディング」という形の重みと説得力がある。「このような素晴らしい指定を受ければ、ビジネスは間違いなく活発になる」と関係者は言う。
「認定」という名の勲章の意義は途轍もなく大きいのだ。

今こそ皆で声高に、Gasconade River Bridge を守ろう!🤬

Photo Image by Shellee Graham

「Save the Gasconade River Bridge 最終章」として、ミズーリ州ヘイゼルグリーンにある、ガスコナーデ川橋の保存について最後に紹介したのがちょうどほぼ1年前、2020年2月2日のことだ。その際に触れたように、ミズーリ州ルート66協会の会長であるRich Dinkela氏(以下リッチ)は、当該橋の所有権を取得して保存するという提案を協会として州政府に伝えた。が、その後何とミズーリ州交通局はそれを却下した。理由は「保険」だ。

実は、ガスコナーデ川橋の下流にはさらに3つの橋が存在するが、ミズーリ州交通局はそれらを含めた「保険」を協会が担保することを要求した。が、そんな類の保険は現実には存在しない。

更にはその審査において、「協会側から橋のメンテナンス計画が提出されたことはない」とか、保存に必要な協会の資金調達計画は 一般的で漠然としているなどという「言い掛かり」に近いものだった。

このやり取りについて、リッチは「ちょっとした侮辱であり、顔を殴られたようなものだ」と、Route 66 News の取材にも語っている。協会側からすればとても交通局は誠意をもった対応をしていないというわけだ。

Rich Dinkela (Right) with Jim Ross (Left), Photo Image by Shellee Graham

National Trust for Historic Preservation の副顧問である Betsy Merritt 氏も、公聴会において、ミズーリ州交通局の保険加入に関する要求根拠を「非常に懸念している」とし、協会のメンバーである弁護士の Phillip Denton 氏も同様、「文字通り実現不可能」であると批判した。そもそも交通局には橋を協会に寄贈する意図はなかったのではないか、と勘繰ることだってできる。

一方、もし橋が解体されることになる場合、ミズーリ州交通局はレバノン(街)と協力して、「ボスウェル・パーク・プロジェクト」を実現させる動きもある。そのプロジェクトとは、橋が取り壊されるのであれば、橋があった場所の東端と西端に歴史的なマーカーを設置することや、橋の歴史やポニートラスを見ることができるボスウェル公園を設置するという一連の動きだ。

Photo Image by Shellee Graham

現在ミズーリ州のルート66協会は、これら手続きの最終局面において、3月31日までに州および国の当局者に手紙を出して、ガスコナーデ川橋の取り壊しを中止するように説得するという呼びかけを行っている。そのリストには現行の州知事であるマイク・パーソン州知事をはじめ、ミズーリ州天然資源局、ミズーリ州歴史保存局、ミズーリ州経済開発局、ミズーリ州観光局、ルート66百周年記念法案のスポンサー、さらには米国運輸省や、アメリカ合衆国上院議員であるジム・インホーフ氏の名前まである。

リッチは個人的にもFacebookに、「Route 66 Gasconade Bridge – PLEASE REPAIR!!」という一般公開グループを作成して長い間闘ってきた。
私も2015年には実際の現地でのラリー運動に参加することができたし、微力ながらその活動をずっと支持しサポートしてきた。だから私もルート66アソシエーション日本を代表する立場として、上記の方々に一筆書き訴えたところだ。

同協会の秘書であるジュディ・ウォールマークはこう書いている。
「この象徴的な橋を救うために、彼らの介入をぜひ要請したい。この橋は、観光という私たちの経済にとって重要であり、私たちの歴史にとって重要であり、そしてあなたにとっても重要なのです。 私たちは5年以上も闘ってきました。皆さんの助けをお願いします。」

私もミズーリ州ルート66アソシエーションのメンバーであるが、コロナ禍で現地に行って手伝いができないことが本当に歯痒い。ルート66生誕100周年まであと5年。明るい光が差してくる未来を心から願いたい。


チェコ・ルート66アソシエーション

自身のSNSアカウントにも書いたけど、昨晩たまたま(最近少し習慣化している)アプリでラジオを聴いていた時に、「忘れないうちに」と思ってそのアプリを作成、運営しているルート66の友人にメッセージを送った。「やあ元気かい?このアプリ良いよ!いつも聴いてるよ!」

そうしたら意外や意外、すぐに「今聴いているのかい?」と返信が来た。

実はその時やたらと曲が途中でストップして困っている旨を彼に告げると、「iPhone をリスタートしてみれくれ」って。
やってみたらすぐに直ったわけなんだけど、直ったら教えてくれとわざわざ言われたのでそう伝えると、何と今現在流れている曲が終わったらラジオの向こうから挨拶してくれるって言うじゃないか!ちょうどライブでDJしていたタイミングだったらしい。

疑うわけじゃないけど、本当なの?って思って聴いていたら何と本当に!残念ながらメッセージの詳細はチェコ語だったので良く分からなかったけど、私の名前、Toshi Goto と明らかに言ってくれている(笑)
そのあと英語でちょっと、そして何と日本語でもちょっと!

何か一日の終わりにとっても楽しく嬉しい気分になった。同じタイミングで何人のルート66の友人が聴いていたかは知る由もないが、もし聴いていたとしたら、きっとさぞビックリしたことだろう。
彼の粋な心意気(プレゼント)が本当に嬉しかったなぁ。
(後で聞いたところ、日本語は35年ぐらい前に2年ほど勉強したらしい。)

話が後になっちゃったけど、そのアプリの名前は「Radio 66」。無料アプリなので是非ダウンロードしてアメリカの音楽に朝から晩まで浸ってみてはいかがだろうか。
https://apps.apple.com/us/app/radio-66/id1547075627

そんな友人の名前は Zdenek Jurasek と言う。古いサッカーファンなら、ん?と反応するファースト・ネームだ。自然と親近感が湧く(笑)
Zdenek はチェコのルート66アソシエーションを率いて、毎年アメリカに向けて団体ツアーに出ている。ドイツ、オランダ、ポーランドとならんでアクティブに活動している欧州トップクラスのルート66ラバー達だ。

アソシエーションの目的は、「ルート66に興味を持つすべての人々に対して情報とアドバイスを提供し、ルート66のコンセプトを広め、アメリカやその他の国のルート66の協会や連盟と協力すること」と、はっきり彼らのホームページにも記載されている。
http://www.r66.cz
国や言葉が違えど、目的と共通意識は私たち日本のアソシエーションとの何ら変わりはない。

Zdenekとチェコのアソシエーションは2018年、欧州での第2回目となる「European Route 66 Festival」をホストした。仕事の都合上私は参加できなかったが、大成功を収めたと聞いた。

それから2年後の昨年夏、第3回目のフェスティバルを再度チェコにて開催する予定だったが、コロナ禍の影響で中止・延期となり、今年8月に予定されることとなった。

今年の夏がどういう世の中になっているのか、今は誰も正確に予言することは出来ないだろう。ただし、まだ7ヶ月も先の話だ。何とか開催できるような日々になっていて欲しいと切に願う。
そしていつの日か、日本アソシエーションもチェコを始め、他国のルート66を愛する仲間と共に一緒に何かを創り上げることができたら?と、そんな大きな夢を見ながらベッドに入って目を閉じた。お休みなさい Zzzzz

今年一番の贈り物 🎅🤩

来る 2026年に 100歳を迎えるルート66。その記念すべき生誕100周年に向かって、何としても「記念委員会法」が成立して欲しいっ!と、書いたのがつい 2週間前のことなんだけど、先週に入って何と急転直下!(ん?言葉のチョイス正しいかな?笑)のごとく、事態は進展したのだ。

🎄 まであと2日に迫った12月23日(水)、ドナルド・トランプ大統領は上院法案1014、つまりルート66の100周年記念委員会法に署名をしたというではないか!マジ?嘘だろ?私の最初のリアクションだ。早すぎる!いや、嬉しいに違いないのだから文句を言う筋合いはどこにも無い。
法案は、該当委員会にイベント準備へ 「5年間」という充分な時間を与えてくれたのだ☺
私の反トランプ派であるアメリカの友人たちは、大統領就任以来で「最初で最後の大きな功績」と、揶揄する。

署名をする大統領(のイメージ)

折角なので、以下ホワイトハウスの公式ウェブサイトに載せられたトランプ大統領の言葉をそのまま転載。

Statement by the President
Today, I have signed into law S. 1014, the “Route 66 Centennial Commission Act” (the “Act”). The Act provides for a Commission made up of individuals appointed by the President, in certain cases based on the recommendations of Members of Congress, with responsibility to conduct a study on ways to honor the centennial anniversary of Route 66 and to provide recommendations exclusively to the Congress. To avoid concerns regarding the separation of powers, my Administration will consider this Commission to be located in the legislative branch. I also expect that the General Services Administration (GSA) will be able to fulfill the intent of section 7(d) that the GSA provide to the Commission, on request and on a reimbursable basis, the administrative support services necessary for the Commission to carry out the Act. Consistent with the separation of powers, however, a directive from a legislative branch entity cannot be understood as binding on an executive branch entity like the GSA.

DONALD J. TRUMP
THE WHITE HOUSE,
December 23, 2020.

署名してくれさえすればその詳細は重要ではないが、報道によれば、イリノイ州共和党下院議員の Rodney Davis 補佐官曰く、そのトランプ大統領の署名は、デッドラインギリギリに行われたそうだ。

とはいえ、まだ100%手放しで喜んでいいわけではないんだ。つまり今回は大統領が署名したことで法案として可決されたということ。前回私がこのブログでお話した中身詳細の最終決定はまだで、これからその内容は決まって行く。

大統領の法案署名ニュースを受けて、Route 66 Road Ahead Partnership の Bill Thomas 氏は次のように語った。
「私達は、ルート66生誕100周年記念委員会を設立するために、議会を通した立法の導入を支援してくれた全ての皆さんに感謝しています。彼らの努力のおかげで、ルート66はとても歓迎すべき”クリスマス・プレゼント”を手にすることができました。今、私達の意識はルート66の100周年を祝い、ルート66に沿って生活し働く500万人以上の人々の生活を改善する方法に焦点を当てる計画を立てることに向けられています。私達は、ルート66を促進し、保全し、経済的に発展させるプロジェクトに取り組むことで、必ずそれを実現していきます。」

Bill Thomas 氏

ビルのリーダーシップは素晴らしい!自分たちも自然とやる気に満ちて、何とかその力になりたい!って思わせるよね。

今年もあと僅か。今はほんの少しだけ、この神様とサンタさんがくれた(あとドナルドさんもw)プレゼントを楽しみながら健やかに年を越えたいって感じかな。
来年はきっと良い未来が待っているはず。
皆さんも良い年をお迎えください!





「ルート66生誕100周年」へ向けての法整備

アメリカ合衆国 国会議事堂

現在コロナ・ウイルスのパンデミックで世界は揺れているが、皆さんもご存知の通り、今月より英国を筆頭にアメリカでもワクチンの接種が始まった。今後は接種患者さんの経過及び結果観察が重要なんだけど、ウイルスが全滅するとは言わないまでも、一定の効果が表れ、収束に向けて落ち着きを取り戻して行く「はず」だ。
で、何が言いたいかと言うと、来年2021年は、その「はず」に期待してルート66業界でも大きな進歩が起こることが期待できるかもしれない、と言うことなのだ!

上院議会

今、アメリカでも(私の従事する)ホテル・旅行業界を始め、飲食、製造、卸売・小売業界と挙げればキリがないほど多くの産業が苦境に喘えいでいるが、何と同様のことが政治の世界も起きているらしい。つまり感染拡大を恐れるあまり、予定されている会議や勉強会が中止、または延期。その結果、様々な法案の審議が遅々として進まず、多くが棚上げ状態になっていると聞く。だから、これから民主党政権に代わり状況が少し安定することに加え、その「はず」の効果で、停滞している動きが2021年には加速するのでは?とアメリカ国民は議会に期待をしているのだ。

下院議会

そこで今日の本題だけど、その「棚上げになっている」法案の一つが、2019年1月~2021年1月の第116回アメリカ合衆国議会に提出されている “The Route 66 Centennial Commission Act” (ルート66、100周年記念委員会法)だ。これは2019年1月にイリノイ州民主党下院議員 Rodney Davis 氏によって提唱され(HR66 )、同年4月に上院にて議論され通過、そして先週12月8日に下院も通過し、イリノイ州民主党上院議員である Tammy Duckworth女史によって大統領へ提出された。(S1014)
今日現在トランプ大統領の「署名待ち」の状態だ。(署名がさっれば正式は法案として執行される)
https://www.congress.gov/116/bills/hr66/BILLS-116hr66rfs.pdf
https://www.congress.gov/116/bills/s1014/BILLS-116s1014enr.pdf

この「100周年記念委員会法」案は、2026年にルート66が生誕100周年を迎えることを記念して「ルート66を称えるための」ルート66百周年記念委員会を設立することを定めるものだ。その法案は、委員会の任務、委員資格、権限、報告要件を規定、明記することとなる。
(尚、同委員会の権限は2026年12月31日をもって終了)

もっと細かいことを言えば、仮にこの法案が署名され確定された場合、運輸省長官(ルート66は運輸省の管轄下)、上院・下院の代表者、そしてルート66が横断する8州の州知事から推薦を受けた、総勢15名の委員が大統領によって任命されることになっている。当然任命される委員は、ルート66の歴史とその歴史上の人物や出来事の重要性、そしてルート66に関する相当な知識と理解、そしてその価値を多くの人々に伝えることに献身的でなければならない、と明記されている。ちょっと傲慢かもしれないけど、私だって日々そういう気持ちで向き合ってるんだけどなぁ。大統領から任命されるなんて、そういう立場でホワイトハウス、行ってみたい!笑

更に書けば、委員会は100周年記念用として記念コイン、メダル、サーティフィケーション、や切手の発行はもちろんのこと、記念行事や各種イベント、祝賀会等の設定、準備、そして関連書籍(電子書籍含)、パンフレット、映画、その他教育教材の作成から出版、配布まで全ての権限を有するとのことだ。

これら一連の流れは2016年、Route 66 Road Ahead Partnership という団体がイリノイ州民主党下院議員 Darin LaHood氏に、ルート66を国定歴史トレイルに指定するよう働きかけたことが発端となった。これが第115回アメリカ合衆国議会に2017年2月に提出された “Route 66 National Historic Trail Designation Act” (ルート66国史跡指定法)と呼ばれるもので、(HR801)イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまでの約 2,400 マイルのトレイルを「ルート 66 ナショナル・ヒストリック・トレイル」として指定するために、全米トレイル・システム法を改正するものだった。(管轄は国立公園局)
https://www.congress.gov/115/bills/hr801/BILLS-115hr801rfs.pdf

では実際に指定されるとどうなるのか?
つまりルート66を「国のトレイル・システムの一部」と名付けることによって、道路はきちんと保護されることになる。そして国としてルート66を維持、開発、促進していくための連邦資金を授与することができるようになるわけだ。それは該当地域の観光、雇用、生活の質のさらなる向上を促進、さらには「市民の誇り」を地域社会に還元することにつながり、世界中から旅行者や愛好家がもっとルート66を訪れ、ルート沿いの地元企業や観光産業に継続的な経済的利益を提供することができる、という勝ちの連鎖まで産んでしまう嬉しい悲鳴。

結果、残念ながらこの法案は2018年7月に全会一致で下院を通過したものの、議会終了までに全手続きを終えることが出来ず、未だ法案成立には至っていない。理由としては、同年12月から翌年2019年1月まで政府が部分的閉鎖になったことが原因だ。その後も議会がトランプ大統領に対する弾劾手続きにより力を入れているため、を当てている法案審議が停滞しているらしい。

Route 66 Road Ahead Partnership は、ルート66が通過する8つの州のメンバーで構成される非営利組織で、国立公園局と世界モニュメント基金の支援を受けて2015年に設立された。

Route 66 Road Ahead の皆さん

彼らの使命は、プロモーション、保存、研究、教育、経済発展に焦点を当てたパートナーシップを通じて、国内および国際的なアイコンとしてのRoute 66を活性化し、維持すること、と彼らのホームページでも謳われている。(http://route66roadahead.com/
実際、Route 66 Road Ahead Partnershipはルート66の生誕100周年のイベントへ向けても既にリーダーシップを発揮しているようだ。生誕祭へ向けては5年間の一連の取り組みを計画しているらしく、それはつまり翌年2021年には始まることを意味する。
私のボードメンバーの何人かとは親交があり、情報交換することも少なくないが、International Advisory という立場でいつか大きく貢献できればと思っている。

Road Ahead の代表、Bill Thomas 氏

そして今年2020年9月、イリノイ州民主党下院議員 Darin LaHood氏が再び動いた。カリフォルニア州共和党下院議員である、Grace Napolitano 女史と共同で、Route 66 National Historic Trail Designation Actを再度提唱。(HR8240)オリジナルの法案に幾つか文言変更を加えたものだ。
https://www.congress.gov/116/bills/hr8240/BILLS-116hr8240ih.pdf

議会で演説をする LaHood下院議員

繰り返しになるけど、来年2021年、ルート66は95歳の誕生日を迎える。あと5年、への節目だ。そんな年にルート66が国定史跡トレイルとして認可されれば、こんなに相応しい誕生日プレゼントはないだろう。

生誕100周年は迫っている。現議会の有効性を鑑みれば、ルート66が国定史跡に指定される可能性は、2021年以降~2022年の議会会期時となろうか。目が離せない2021年がやってくる。

AAA と ルート66、遂にコラボ⁈

何とも捻りも色気もないブログタイトルで申し訳ないが、正直言えばあまり気の利いたものが浮かばなかった、って感じかな(笑)
このコラボニュースがアナウンスされるまで全く知らなかったことではあったんだけどね。

今から6年後の2026年、ルート66の歴史は大きな節目を迎える。
そう、それはルート66の生誕100周年に当たることは、このブログを読んでくれている皆さんには容易に想像がつくと思う。
前に何かの機会でも言ったのだけど、それが 2026年で本当に良かった。2020年はコロナウィルスのパンデミックでルート66上のイベントは95%以上がキャンセル。来年だってどうなるのかは今の時点では想像が難しい。だがきっと6年後なら大丈夫!そう願って止まない。

が、そんなまだ霧の中の2021年に大きなイベントをぶつけてきた組織がいた。その名は AAA!
American Automobile Association、アメリカ自動車協会である。

アメリカ自動車協会(AAA)とは、アメリカの50州と、ワシントンDCの自動車協会が連合した非営利団体。現在会員数はアメリカとカナダ合わせて約5,800万人だと言うから驚きだ。もちろん同種の自動車クラブでは世界最大だと言われている。アメリカ自動車協会が発足したのは 1902年3月4日、イリノイ州シカゴ。自動車に適した道路や高速道路が不足していたことから、各地域から 9つの自動車クラブが集まり、AAAを結成したのが始まりとのことだが、当時は会員総数がわずか?1,500人だった。

AAAはその会員メンバーに対し、自動車保険、旅行中のロードサービス、旅行情報や、各種割引プログラム等、様々なサービスを提供している。
かく言う私も加入したのが1993年なので、かれこれ27年目となる。

ところが、AAAは結成した 1902年以来、一度もルート66に関連するイベントを開催したことが無い!ということをつい先日知った。
びっくりというか、あって当たり前過ぎて考えたこともなかったのが本音だが、結構驚いたってわけ。
だから?っていうわけではないだろうけど、そのAAAが、来年2021年、初めてルート66とコラボして大きなイベントをやるらしいから「許してやる」ことにした(笑)さすがAAA!頼もしいじゃないか。

そう言えばルート66 生誕90周年にあたる 2016年に向かって、AAAはその前年秋にAAA監修のルート66のMapを出した。AAA各店舗で聞けば「無料で」貰える、との話題で一時バズった。
私もそれを貰うために確か 3か所ぐらい走り回ったことを憶えている。意外に?人気があって手に入り難いものだった。

イベントの話に戻そうか(笑)
今回中心となっているのは、AAAオクラホマ。タルサとオクラホマ・シティの二大都市にて「U.S.66 ロードフェスト・イベント」を2021年に始めることで、100周年記念の前哨戦にする意向のようだ。
開催は6月18、19日は、タルサのリバー・スピリット・エキスポ会場にて、そして同月25、26日はオクラホマ・シティのベネット・イベント・センターへ熱気を移動させるらしい。ニュースレターによれば、オクラホマ州ルート66が走っている他のコミュニティも多く参加するとのことだ。

どちらのイベントも、1920年代から数十年に渡る歴史的な旅を「体験」できるアトラクションやアクティビティはもちろん、家族向けのお祭りに欠かせないフード、ゲーム、ライブミュージックなども盛り沢山。さらにはRV車、オートバイ、そしてクラシックカーから自動運転車まで、「モビリティの未来」を見据えた車も多数展示されるような内容がイベントのホームページからは見て取れる。
VIPチケットが発売されるのは11月11日から。
詳細はホームページ ⇩ まで

https://route66roadfest.com/

AAA曰く、AAAはその創設以来ルート66とは長い間信頼される「旅の仲間」であった。だからその「旅」を祝うために、AAAはルート66の生誕 100周年において「初めての」AAA・ルート66・ロードフェストを開催する意義があるのだ、と。だいぶ勿体ぶったが、中々恰好良い登場の仕方ではないだろうか。

ホームページで紹介されている簡単な告知映像:

また、Matt Pinnel 州知事は、オクラホマ州の観光局を運営しているし、これまでも多くのルート66関連のイベントに積極的にサポートしてくれている。今回ももちろん熱意は前のめりだ。

そうそう、日本の JAF(日本自動車連盟)は、AAAと提携関係にあるんだって。だから JAF会員であれば、アメリカに旅行し、運転する際には AAAの提供するロードサービスや、提携ホテル施設やアムトラックのチケット等の割引特典が受けられるらしい。それじゃあオクラホマ行っても安心だね。皆さん、来年、オクラホマで会いましょう!

Harley & Anabelle 殿堂入りだ!

Photo by Oklahoma Route 66 Association

オクラホマ州エリックの希代のエンターテイナー、ハーレーとアナベルのラッセル夫妻がオクラホマ・ルート66の殿堂入りを果たす!と、同州ルート66アソシエーションのホームページに記事が掲載された。

オクラホマ・ルート66アソシエーションは毎 2年に1度、ルート66の普及と発展に貢献する人々にこの栄誉を授けてきた。聞くところによれば、今年の殿堂入りを含め、現在は25人が殿堂入りしている格好だ。
(批判じゃないけど)ある意味今までハーリーが選ばれていなかったことに少し驚きだけどね(笑)

選考にあたっては、数か月間の公募後アソシエーション内で構成された委員会によって選出される。アソシエーションによれば、選考に「これっ!」という明確な基準はなく、その受賞者の貢献は何でどのくらいのものだったのか、ルート66全体にどのくらいの影響を与えたのか、継続的に影響のある優れたプロジェクト、又はパフォーマンスなのか、等が議論されるらしい。良い意味で柔軟でルーズだ。そうでなくちゃね。

ハーレーはこの地、エリックで生まれた。学校教育を終了後、ギター1本持って旅に出る。その後、ここエリックに戻ってきたときに最愛の伴侶となる、アナベルに出会った。
もともと彼らの始めた店は健康食品のマーケット。失礼な言い方だが、「何もないこの田舎町で」、何と「健康食品」だよ。恐ろしいほどの時代の先取りである(笑)実際、レンガ造りの店の正面には「CITY MEAT MARKET」としっかり書かれているんだ。

ところが人生とは不思議な縁に溢れている。ある時ある旅行者の一団とのひょんな出会いから、彼らは自身の奏でる音楽パフォーマンスを持って、エリックの町を訪れるルート66愛好家や旅行者を迎えることを生業とするようになる。

しかし大変哀しいことに、アナベルは2014年、病気に倒れ帰らぬ人となった。ハーレーの落胆は言うまでもないことだが、彼女の願いを受け、ハーレーはその後もずっと一人で毎年多くの観光客に向けて魂のパフォーマンスを続けているのだ。
かく言う私もその「魅了された」一人だが、ハーレーはその時私にこう言った。「ワシは独りで演奏して歌っているが、いつもワシの隣にゃあアナベルが一緒に歌って踊っているんだよ。見えないかな、お前には(笑)」
その時の人懐っこい笑顔と愛情に満ちた眼を私は一生忘れない。
(宣伝っぽくで恐縮だが、下記 2回、ハーレーに関したポストがあるので、まだ読んでいない読者さんは是非)
https://www.toshi66.com/harleyrussell/
https://www.toshi66.com/2017-08-19-2/

Anabelle & Harley at their performance

おっと、すっかり話がそれた。今日はハーレーとアナベルが殿堂入りした、ってことが書きたかっただけなのに(笑)

「幸せは外からでなく、内から来るもの」と、アナベルは良く言っていたと聞く。彼らの今までの貢献度と、何百何千何万人の観光客を楽しませてきた実績は、その時間を共有した全ての人の心にはっきり刻まれている。
ハーレー、アナベル、本当におめでとう!
あなた達を心から祝福したい。

昨日の夜、ハーレーとメッセンジャーでやり取りをし祝福を伝えると共に来年の再会を約束した。またあのホスピタリティ精神に満ちた「愛と狂気のパフォーマンス」を奏でるハーレーに一日も早く会いたいなぁ。

シメに、オクラホマ・ルート66アソシエーションのホームページにその授与セレモニーの様子があったので、借りて貼り付け。
プレゼンターは同会会長であり、親友のRhys だ。イカシテるね(笑)



Page 1 of 8

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén

Translate »