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今こそ皆で声高に、Gasconade River Bridge を守ろう!🤬

Photo Image by Shellee Graham

「Save the Gasconade River Bridge 最終章」として、ミズーリ州ヘイゼルグリーンにある、ガスコナーデ川橋の保存について最後に紹介したのがちょうどほぼ1年前、2020年2月2日のことだ。その際に触れたように、ミズーリ州ルート66協会の会長であるRich Dinkela氏(以下リッチ)は、当該橋の所有権を取得して保存するという提案を協会として州政府に伝えた。が、その後何とミズーリ州交通局はそれを却下した。理由は「保険」だ。

実は、ガスコナーデ川橋の下流にはさらに3つの橋が存在するが、ミズーリ州交通局はそれらを含めた「保険」を協会が担保することを要求した。が、そんな類の保険は現実には存在しない。

更にはその審査において、「協会側から橋のメンテナンス計画が提出されたことはない」とか、保存に必要な協会の資金調達計画は 一般的で漠然としているなどという「言い掛かり」に近いものだった。

このやり取りについて、リッチは「ちょっとした侮辱であり、顔を殴られたようなものだ」と、Route 66 News の取材にも語っている。協会側からすればとても交通局は誠意をもった対応をしていないというわけだ。

Rich Dinkela (Right) with Jim Ross (Left), Photo Image by Shellee Graham

National Trust for Historic Preservation の副顧問である Betsy Merritt 氏も、公聴会において、ミズーリ州交通局の保険加入に関する要求根拠を「非常に懸念している」とし、協会のメンバーである弁護士の Phillip Denton 氏も同様、「文字通り実現不可能」であると批判した。そもそも交通局には橋を協会に寄贈する意図はなかったのではないか、と勘繰ることだってできる。

一方、もし橋が解体されることになる場合、ミズーリ州交通局はレバノン(街)と協力して、「ボスウェル・パーク・プロジェクト」を実現させる動きもある。そのプロジェクトとは、橋が取り壊されるのであれば、橋があった場所の東端と西端に歴史的なマーカーを設置することや、橋の歴史やポニートラスを見ることができるボスウェル公園を設置するという一連の動きだ。

Photo Image by Shellee Graham

現在ミズーリ州のルート66協会は、これら手続きの最終局面において、3月31日までに州および国の当局者に手紙を出して、ガスコナーデ川橋の取り壊しを中止するように説得するという呼びかけを行っている。そのリストには現行の州知事であるマイク・パーソン州知事をはじめ、ミズーリ州天然資源局、ミズーリ州歴史保存局、ミズーリ州経済開発局、ミズーリ州観光局、ルート66百周年記念法案のスポンサー、さらには米国運輸省や、アメリカ合衆国上院議員であるジム・インホーフ氏の名前まである。

リッチは個人的にもFacebookに、「Route 66 Gasconade Bridge – PLEASE REPAIR!!」という一般公開グループを作成して長い間闘ってきた。
私も2015年には実際の現地でのラリー運動に参加することができたし、微力ながらその活動をずっと支持しサポートしてきた。だから私もルート66アソシエーション日本を代表する立場として、上記の方々に一筆書き訴えたところだ。

同協会の秘書であるジュディ・ウォールマークはこう書いている。
「この象徴的な橋を救うために、彼らの介入をぜひ要請したい。この橋は、観光という私たちの経済にとって重要であり、私たちの歴史にとって重要であり、そしてあなたにとっても重要なのです。 私たちは5年以上も闘ってきました。皆さんの助けをお願いします。」

私もミズーリ州ルート66アソシエーションのメンバーであるが、コロナ禍で現地に行って手伝いができないことが本当に歯痒い。ルート66生誕100周年まであと5年。明るい光が差してくる未来を心から願いたい。


チェコ・ルート66アソシエーション

自身のSNSアカウントにも書いたけど、昨晩たまたま(最近少し習慣化している)アプリでラジオを聴いていた時に、「忘れないうちに」と思ってそのアプリを作成、運営しているルート66の友人にメッセージを送った。「やあ元気かい?このアプリ良いよ!いつも聴いてるよ!」

そうしたら意外や意外、すぐに「今聴いているのかい?」と返信が来た。

実はその時やたらと曲が途中でストップして困っている旨を彼に告げると、「iPhone をリスタートしてみれくれ」って。
やってみたらすぐに直ったわけなんだけど、直ったら教えてくれとわざわざ言われたのでそう伝えると、何と今現在流れている曲が終わったらラジオの向こうから挨拶してくれるって言うじゃないか!ちょうどライブでDJしていたタイミングだったらしい。

疑うわけじゃないけど、本当なの?って思って聴いていたら何と本当に!残念ながらメッセージの詳細はチェコ語だったので良く分からなかったけど、私の名前、Toshi Goto と明らかに言ってくれている(笑)
そのあと英語でちょっと、そして何と日本語でもちょっと!

何か一日の終わりにとっても楽しく嬉しい気分になった。同じタイミングで何人のルート66の友人が聴いていたかは知る由もないが、もし聴いていたとしたら、きっとさぞビックリしたことだろう。
彼の粋な心意気(プレゼント)が本当に嬉しかったなぁ。
(後で聞いたところ、日本語は35年ぐらい前に2年ほど勉強したらしい。)

話が後になっちゃったけど、そのアプリの名前は「Radio 66」。無料アプリなので是非ダウンロードしてアメリカの音楽に朝から晩まで浸ってみてはいかがだろうか。
https://apps.apple.com/us/app/radio-66/id1547075627

そんな友人の名前は Zdenek Jurasek と言う。古いサッカーファンなら、ん?と反応するファースト・ネームだ。自然と親近感が湧く(笑)
Zdenek はチェコのルート66アソシエーションを率いて、毎年アメリカに向けて団体ツアーに出ている。ドイツ、オランダ、ポーランドとならんでアクティブに活動している欧州トップクラスのルート66ラバー達だ。

アソシエーションの目的は、「ルート66に興味を持つすべての人々に対して情報とアドバイスを提供し、ルート66のコンセプトを広め、アメリカやその他の国のルート66の協会や連盟と協力すること」と、はっきり彼らのホームページにも記載されている。
http://www.r66.cz
国や言葉が違えど、目的と共通意識は私たち日本のアソシエーションとの何ら変わりはない。

Zdenekとチェコのアソシエーションは2018年、欧州での第2回目となる「European Route 66 Festival」をホストした。仕事の都合上私は参加できなかったが、大成功を収めたと聞いた。

それから2年後の昨年夏、第3回目のフェスティバルを再度チェコにて開催する予定だったが、コロナ禍の影響で中止・延期となり、今年8月に予定されることとなった。

今年の夏がどういう世の中になっているのか、今は誰も正確に予言することは出来ないだろう。ただし、まだ7ヶ月も先の話だ。何とか開催できるような日々になっていて欲しいと切に願う。
そしていつの日か、日本アソシエーションもチェコを始め、他国のルート66を愛する仲間と共に一緒に何かを創り上げることができたら?と、そんな大きな夢を見ながらベッドに入って目を閉じた。お休みなさい Zzzzz

今年一番の贈り物 🎅🤩

来る 2026年に 100歳を迎えるルート66。その記念すべき生誕100周年に向かって、何としても「記念委員会法」が成立して欲しいっ!と、書いたのがつい 2週間前のことなんだけど、先週に入って何と急転直下!(ん?言葉のチョイス正しいかな?笑)のごとく、事態は進展したのだ。

🎄 まであと2日に迫った12月23日(水)、ドナルド・トランプ大統領は上院法案1014、つまりルート66の100周年記念委員会法に署名をしたというではないか!マジ?嘘だろ?私の最初のリアクションだ。早すぎる!いや、嬉しいに違いないのだから文句を言う筋合いはどこにも無い。
法案は、該当委員会にイベント準備へ 「5年間」という充分な時間を与えてくれたのだ☺
私の反トランプ派であるアメリカの友人たちは、大統領就任以来で「最初で最後の大きな功績」と、揶揄する。

署名をする大統領(のイメージ)

折角なので、以下ホワイトハウスの公式ウェブサイトに載せられたトランプ大統領の言葉をそのまま転載。

Statement by the President
Today, I have signed into law S. 1014, the “Route 66 Centennial Commission Act” (the “Act”). The Act provides for a Commission made up of individuals appointed by the President, in certain cases based on the recommendations of Members of Congress, with responsibility to conduct a study on ways to honor the centennial anniversary of Route 66 and to provide recommendations exclusively to the Congress. To avoid concerns regarding the separation of powers, my Administration will consider this Commission to be located in the legislative branch. I also expect that the General Services Administration (GSA) will be able to fulfill the intent of section 7(d) that the GSA provide to the Commission, on request and on a reimbursable basis, the administrative support services necessary for the Commission to carry out the Act. Consistent with the separation of powers, however, a directive from a legislative branch entity cannot be understood as binding on an executive branch entity like the GSA.

DONALD J. TRUMP
THE WHITE HOUSE,
December 23, 2020.

署名してくれさえすればその詳細は重要ではないが、報道によれば、イリノイ州共和党下院議員の Rodney Davis 補佐官曰く、そのトランプ大統領の署名は、デッドラインギリギリに行われたそうだ。

とはいえ、まだ100%手放しで喜んでいいわけではないんだ。つまり今回は大統領が署名したことで法案として可決されたということ。前回私がこのブログでお話した中身詳細の最終決定はまだで、これからその内容は決まって行く。

大統領の法案署名ニュースを受けて、Route 66 Road Ahead Partnership の Bill Thomas 氏は次のように語った。
「私達は、ルート66生誕100周年記念委員会を設立するために、議会を通した立法の導入を支援してくれた全ての皆さんに感謝しています。彼らの努力のおかげで、ルート66はとても歓迎すべき”クリスマス・プレゼント”を手にすることができました。今、私達の意識はルート66の100周年を祝い、ルート66に沿って生活し働く500万人以上の人々の生活を改善する方法に焦点を当てる計画を立てることに向けられています。私達は、ルート66を促進し、保全し、経済的に発展させるプロジェクトに取り組むことで、必ずそれを実現していきます。」

Bill Thomas 氏

ビルのリーダーシップは素晴らしい!自分たちも自然とやる気に満ちて、何とかその力になりたい!って思わせるよね。

今年もあと僅か。今はほんの少しだけ、この神様とサンタさんがくれた(あとドナルドさんもw)プレゼントを楽しみながら健やかに年を越えたいって感じかな。
来年はきっと良い未来が待っているはず。
皆さんも良い年をお迎えください!





「ルート66生誕100周年」へ向けての法整備

アメリカ合衆国 国会議事堂

現在コロナ・ウイルスのパンデミックで世界は揺れているが、皆さんもご存知の通り、今月より英国を筆頭にアメリカでもワクチンの接種が始まった。今後は接種患者さんの経過及び結果観察が重要なんだけど、ウイルスが全滅するとは言わないまでも、一定の効果が表れ、収束に向けて落ち着きを取り戻して行く「はず」だ。
で、何が言いたいかと言うと、来年2021年は、その「はず」に期待してルート66業界でも大きな進歩が起こることが期待できるかもしれない、と言うことなのだ!

上院議会

今、アメリカでも(私の従事する)ホテル・旅行業界を始め、飲食、製造、卸売・小売業界と挙げればキリがないほど多くの産業が苦境に喘えいでいるが、何と同様のことが政治の世界も起きているらしい。つまり感染拡大を恐れるあまり、予定されている会議や勉強会が中止、または延期。その結果、様々な法案の審議が遅々として進まず、多くが棚上げ状態になっていると聞く。だから、これから民主党政権に代わり状況が少し安定することに加え、その「はず」の効果で、停滞している動きが2021年には加速するのでは?とアメリカ国民は議会に期待をしているのだ。

下院議会

そこで今日の本題だけど、その「棚上げになっている」法案の一つが、2019年1月~2021年1月の第116回アメリカ合衆国議会に提出されている “The Route 66 Centennial Commission Act” (ルート66、100周年記念委員会法)だ。これは2019年1月にイリノイ州民主党下院議員 Rodney Davis 氏によって提唱され(HR66 )、同年4月に上院にて議論され通過、そして先週12月8日に下院も通過し、イリノイ州民主党上院議員である Tammy Duckworth女史によって大統領へ提出された。(S1014)
今日現在トランプ大統領の「署名待ち」の状態だ。(署名がさっれば正式は法案として執行される)
https://www.congress.gov/116/bills/hr66/BILLS-116hr66rfs.pdf
https://www.congress.gov/116/bills/s1014/BILLS-116s1014enr.pdf

この「100周年記念委員会法」案は、2026年にルート66が生誕100周年を迎えることを記念して「ルート66を称えるための」ルート66百周年記念委員会を設立することを定めるものだ。その法案は、委員会の任務、委員資格、権限、報告要件を規定、明記することとなる。
(尚、同委員会の権限は2026年12月31日をもって終了)

もっと細かいことを言えば、仮にこの法案が署名され確定された場合、運輸省長官(ルート66は運輸省の管轄下)、上院・下院の代表者、そしてルート66が横断する8州の州知事から推薦を受けた、総勢15名の委員が大統領によって任命されることになっている。当然任命される委員は、ルート66の歴史とその歴史上の人物や出来事の重要性、そしてルート66に関する相当な知識と理解、そしてその価値を多くの人々に伝えることに献身的でなければならない、と明記されている。ちょっと傲慢かもしれないけど、私だって日々そういう気持ちで向き合ってるんだけどなぁ。大統領から任命されるなんて、そういう立場でホワイトハウス、行ってみたい!笑

更に書けば、委員会は100周年記念用として記念コイン、メダル、サーティフィケーション、や切手の発行はもちろんのこと、記念行事や各種イベント、祝賀会等の設定、準備、そして関連書籍(電子書籍含)、パンフレット、映画、その他教育教材の作成から出版、配布まで全ての権限を有するとのことだ。

これら一連の流れは2016年、Route 66 Road Ahead Partnership という団体がイリノイ州民主党下院議員 Darin LaHood氏に、ルート66を国定歴史トレイルに指定するよう働きかけたことが発端となった。これが第115回アメリカ合衆国議会に2017年2月に提出された “Route 66 National Historic Trail Designation Act” (ルート66国史跡指定法)と呼ばれるもので、(HR801)イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカまでの約 2,400 マイルのトレイルを「ルート 66 ナショナル・ヒストリック・トレイル」として指定するために、全米トレイル・システム法を改正するものだった。(管轄は国立公園局)
https://www.congress.gov/115/bills/hr801/BILLS-115hr801rfs.pdf

では実際に指定されるとどうなるのか?
つまりルート66を「国のトレイル・システムの一部」と名付けることによって、道路はきちんと保護されることになる。そして国としてルート66を維持、開発、促進していくための連邦資金を授与することができるようになるわけだ。それは該当地域の観光、雇用、生活の質のさらなる向上を促進、さらには「市民の誇り」を地域社会に還元することにつながり、世界中から旅行者や愛好家がもっとルート66を訪れ、ルート沿いの地元企業や観光産業に継続的な経済的利益を提供することができる、という勝ちの連鎖まで産んでしまう嬉しい悲鳴。

結果、残念ながらこの法案は2018年7月に全会一致で下院を通過したものの、議会終了までに全手続きを終えることが出来ず、未だ法案成立には至っていない。理由としては、同年12月から翌年2019年1月まで政府が部分的閉鎖になったことが原因だ。その後も議会がトランプ大統領に対する弾劾手続きにより力を入れているため、を当てている法案審議が停滞しているらしい。

Route 66 Road Ahead Partnership は、ルート66が通過する8つの州のメンバーで構成される非営利組織で、国立公園局と世界モニュメント基金の支援を受けて2015年に設立された。

Route 66 Road Ahead の皆さん

彼らの使命は、プロモーション、保存、研究、教育、経済発展に焦点を当てたパートナーシップを通じて、国内および国際的なアイコンとしてのRoute 66を活性化し、維持すること、と彼らのホームページでも謳われている。(http://route66roadahead.com/
実際、Route 66 Road Ahead Partnershipはルート66の生誕100周年のイベントへ向けても既にリーダーシップを発揮しているようだ。生誕祭へ向けては5年間の一連の取り組みを計画しているらしく、それはつまり翌年2021年には始まることを意味する。
私のボードメンバーの何人かとは親交があり、情報交換することも少なくないが、International Advisory という立場でいつか大きく貢献できればと思っている。

Road Ahead の代表、Bill Thomas 氏

そして今年2020年9月、イリノイ州民主党下院議員 Darin LaHood氏が再び動いた。カリフォルニア州共和党下院議員である、Grace Napolitano 女史と共同で、Route 66 National Historic Trail Designation Actを再度提唱。(HR8240)オリジナルの法案に幾つか文言変更を加えたものだ。
https://www.congress.gov/116/bills/hr8240/BILLS-116hr8240ih.pdf

議会で演説をする LaHood下院議員

繰り返しになるけど、来年2021年、ルート66は95歳の誕生日を迎える。あと5年、への節目だ。そんな年にルート66が国定史跡トレイルとして認可されれば、こんなに相応しい誕生日プレゼントはないだろう。

生誕100周年は迫っている。現議会の有効性を鑑みれば、ルート66が国定史跡に指定される可能性は、2021年以降~2022年の議会会期時となろうか。目が離せない2021年がやってくる。

AAA と ルート66、遂にコラボ⁈

何とも捻りも色気もないブログタイトルで申し訳ないが、正直言えばあまり気の利いたものが浮かばなかった、って感じかな(笑)
このコラボニュースがアナウンスされるまで全く知らなかったことではあったんだけどね。

今から6年後の2026年、ルート66の歴史は大きな節目を迎える。
そう、それはルート66の生誕100周年に当たることは、このブログを読んでくれている皆さんには容易に想像がつくと思う。
前に何かの機会でも言ったのだけど、それが 2026年で本当に良かった。2020年はコロナウィルスのパンデミックでルート66上のイベントは95%以上がキャンセル。来年だってどうなるのかは今の時点では想像が難しい。だがきっと6年後なら大丈夫!そう願って止まない。

が、そんなまだ霧の中の2021年に大きなイベントをぶつけてきた組織がいた。その名は AAA!
American Automobile Association、アメリカ自動車協会である。

アメリカ自動車協会(AAA)とは、アメリカの50州と、ワシントンDCの自動車協会が連合した非営利団体。現在会員数はアメリカとカナダ合わせて約5,800万人だと言うから驚きだ。もちろん同種の自動車クラブでは世界最大だと言われている。アメリカ自動車協会が発足したのは 1902年3月4日、イリノイ州シカゴ。自動車に適した道路や高速道路が不足していたことから、各地域から 9つの自動車クラブが集まり、AAAを結成したのが始まりとのことだが、当時は会員総数がわずか?1,500人だった。

AAAはその会員メンバーに対し、自動車保険、旅行中のロードサービス、旅行情報や、各種割引プログラム等、様々なサービスを提供している。
かく言う私も加入したのが1993年なので、かれこれ27年目となる。

ところが、AAAは結成した 1902年以来、一度もルート66に関連するイベントを開催したことが無い!ということをつい先日知った。
びっくりというか、あって当たり前過ぎて考えたこともなかったのが本音だが、結構驚いたってわけ。
だから?っていうわけではないだろうけど、そのAAAが、来年2021年、初めてルート66とコラボして大きなイベントをやるらしいから「許してやる」ことにした(笑)さすがAAA!頼もしいじゃないか。

そう言えばルート66 生誕90周年にあたる 2016年に向かって、AAAはその前年秋にAAA監修のルート66のMapを出した。AAA各店舗で聞けば「無料で」貰える、との話題で一時バズった。
私もそれを貰うために確か 3か所ぐらい走り回ったことを憶えている。意外に?人気があって手に入り難いものだった。

イベントの話に戻そうか(笑)
今回中心となっているのは、AAAオクラホマ。タルサとオクラホマ・シティの二大都市にて「U.S.66 ロードフェスト・イベント」を2021年に始めることで、100周年記念の前哨戦にする意向のようだ。
開催は6月18、19日は、タルサのリバー・スピリット・エキスポ会場にて、そして同月25、26日はオクラホマ・シティのベネット・イベント・センターへ熱気を移動させるらしい。ニュースレターによれば、オクラホマ州ルート66が走っている他のコミュニティも多く参加するとのことだ。

どちらのイベントも、1920年代から数十年に渡る歴史的な旅を「体験」できるアトラクションやアクティビティはもちろん、家族向けのお祭りに欠かせないフード、ゲーム、ライブミュージックなども盛り沢山。さらにはRV車、オートバイ、そしてクラシックカーから自動運転車まで、「モビリティの未来」を見据えた車も多数展示されるような内容がイベントのホームページからは見て取れる。
VIPチケットが発売されるのは11月11日から。
詳細はホームページ ⇩ まで

https://route66roadfest.com/

AAA曰く、AAAはその創設以来ルート66とは長い間信頼される「旅の仲間」であった。だからその「旅」を祝うために、AAAはルート66の生誕 100周年において「初めての」AAA・ルート66・ロードフェストを開催する意義があるのだ、と。だいぶ勿体ぶったが、中々恰好良い登場の仕方ではないだろうか。

ホームページで紹介されている簡単な告知映像:

また、Matt Pinnel 州知事は、オクラホマ州の観光局を運営しているし、これまでも多くのルート66関連のイベントに積極的にサポートしてくれている。今回ももちろん熱意は前のめりだ。

そうそう、日本の JAF(日本自動車連盟)は、AAAと提携関係にあるんだって。だから JAF会員であれば、アメリカに旅行し、運転する際には AAAの提供するロードサービスや、提携ホテル施設やアムトラックのチケット等の割引特典が受けられるらしい。それじゃあオクラホマ行っても安心だね。皆さん、来年、オクラホマで会いましょう!

Harley & Anabelle 殿堂入りだ!

Photo by Oklahoma Route 66 Association

オクラホマ州エリックの希代のエンターテイナー、ハーレーとアナベルのラッセル夫妻がオクラホマ・ルート66の殿堂入りを果たす!と、同州ルート66アソシエーションのホームページに記事が掲載された。

オクラホマ・ルート66アソシエーションは毎 2年に1度、ルート66の普及と発展に貢献する人々にこの栄誉を授けてきた。聞くところによれば、今年の殿堂入りを含め、現在は25人が殿堂入りしている格好だ。
(批判じゃないけど)ある意味今までハーリーが選ばれていなかったことに少し驚きだけどね(笑)

選考にあたっては、数か月間の公募後アソシエーション内で構成された委員会によって選出される。アソシエーションによれば、選考に「これっ!」という明確な基準はなく、その受賞者の貢献は何でどのくらいのものだったのか、ルート66全体にどのくらいの影響を与えたのか、継続的に影響のある優れたプロジェクト、又はパフォーマンスなのか、等が議論されるらしい。良い意味で柔軟でルーズだ。そうでなくちゃね。

ハーレーはこの地、エリックで生まれた。学校教育を終了後、ギター1本持って旅に出る。その後、ここエリックに戻ってきたときに最愛の伴侶となる、アナベルに出会った。
もともと彼らの始めた店は健康食品のマーケット。失礼な言い方だが、「何もないこの田舎町で」、何と「健康食品」だよ。恐ろしいほどの時代の先取りである(笑)実際、レンガ造りの店の正面には「CITY MEAT MARKET」としっかり書かれているんだ。

ところが人生とは不思議な縁に溢れている。ある時ある旅行者の一団とのひょんな出会いから、彼らは自身の奏でる音楽パフォーマンスを持って、エリックの町を訪れるルート66愛好家や旅行者を迎えることを生業とするようになる。

しかし大変哀しいことに、アナベルは2014年、病気に倒れ帰らぬ人となった。ハーレーの落胆は言うまでもないことだが、彼女の願いを受け、ハーレーはその後もずっと一人で毎年多くの観光客に向けて魂のパフォーマンスを続けているのだ。
かく言う私もその「魅了された」一人だが、ハーレーはその時私にこう言った。「ワシは独りで演奏して歌っているが、いつもワシの隣にゃあアナベルが一緒に歌って踊っているんだよ。見えないかな、お前には(笑)」
その時の人懐っこい笑顔と愛情に満ちた眼を私は一生忘れない。
(宣伝っぽくで恐縮だが、下記 2回、ハーレーに関したポストがあるので、まだ読んでいない読者さんは是非)
https://www.toshi66.com/harleyrussell/
https://www.toshi66.com/2017-08-19-2/

Anabelle & Harley at their performance

おっと、すっかり話がそれた。今日はハーレーとアナベルが殿堂入りした、ってことが書きたかっただけなのに(笑)

「幸せは外からでなく、内から来るもの」と、アナベルは良く言っていたと聞く。彼らの今までの貢献度と、何百何千何万人の観光客を楽しませてきた実績は、その時間を共有した全ての人の心にはっきり刻まれている。
ハーレー、アナベル、本当におめでとう!
あなた達を心から祝福したい。

昨日の夜、ハーレーとメッセンジャーでやり取りをし祝福を伝えると共に来年の再会を約束した。またあのホスピタリティ精神に満ちた「愛と狂気のパフォーマンス」を奏でるハーレーに一日も早く会いたいなぁ。

シメに、オクラホマ・ルート66アソシエーションのホームページにその授与セレモニーの様子があったので、借りて貼り付け。
プレゼンターは同会会長であり、親友のRhys だ。イカシテるね(笑)



Frecs ルート66 デビュー!

A 19-foot-tall sculpture named Frecs now overlooks old Route 66 in Galena. Pictured are (from left) former Galena Mayor Dale Oglesby; Renee Charles, President of the Kansas Historic Route 66 Association; and current Mayor Lance Nichols. by Joplin Globe | Kimberly Barker

“A new Muffler Man – a 19-foot-tall miner named Frecs – recently was erected on old Route 66 in Galena, Kansas”
というニュースが飛び込んできて早一年近くなろうとしている。

2,347マイル(約3,755キロ)に及ぶルート66の僅か 1%にも満たない、17マイル(約27キロ)しかないカンザス州ルート66に新しくマフラーマンが建てられる、と。
誤解のないように最初に明言するけど、カンザス州はそのルート66の中でも私は取り分け好きな州のうちの一つだ。
マフラーマンに関しても過去このブログや、月イチ連載している「週刊NY生活」のコラムにも何回か取り上げてきたので、今更説明は不要だろう。

日本に一時帰国して以来、アメリカには毎年春に諸用で帰るのだけど、2020年の春旅にはこのカンザス州ガレナの新マフラーマン、訪問予定に入れていたんだよねー(涙)

地元紙 Joplin Globe によれば、この 19フィート(約6m弱)の高さを誇るマフラーマンの名前は Frecs、街の歴史保存されている高架橋の近くに設置されているらしい。名前の由来は実在する人物、鉱山労働者の Milbern John Busick 氏より取られたもので、彼の赤毛とトレードマークである「そばかす(Freckles)」から Frecs となった模様。

このプロジェクトが始動したのは当時より約18か月前と書かれているので今から計算すればもう3年以上も経つことになる。Kansas Historic Route 66 Association を運営する Renee Charles さんの発案で、この地域で鉛と亜鉛の発掘を行い、街の発展に人生をかけた祖父、Busick 氏に敬意を表してこのマフラーマンを作ることを思いついたようだ。

この Frecs は、キャンバス、布シート、接着剤、塗料などの材料で構成された「貧乏人のグラスファイバー」と呼ばれるもので作られている。 それら消耗品と労働力の大半は寄付されたものらしく、溶接を担当した John Simon 氏やルート66の一組織である、Young Roadie Association のメンバーたちも一役買って出たそうで、文字通り街を挙げてのプロジェクトとなった。

Renee とは個人的に親交もあり、今月頭にも Kansas Route 66 をサポートする署名運動にも要請を受け、Route 66 Association of Japan としても微力ながら協力させて貰った。
次回私の大好きな Galena を訪れるのはいつになるのだろうか。
夢の中では一度見に行ったんだけどね。

Time No Waits, Again…

何とも悲しい日になった。
ニューメキシコ州ルート66アソシエーションの役員であり、ルート66沿線上多くの歴史的なネオン看板の修復に関して第一人者である Johnny Plath 氏が先週、コロナウィルス感染によって亡くなった。
まだ「たったの」68歳だ。
ニュースによれば彼のお父様も同様な理由でお亡くなりになったらしいのだが、どうやらお父様のお世話時に感染してしまったようだ。

Johnny Plath, the image from Route 66 News

Johnny と彼の兄弟である Larry は、同州アルバカーキにある Southwest Outdoor Electric 社でネオン看板の作成ならびに復元作業に従事していた。彼の業績の中でも最も注目に値する看板の復元は、同州Santa Rosa にあった Sun n’ Sand Motel、こちらも現在は閉店してしまっている同州 Moriarty の El Comedor の「ロトスフィア」、そしてアルバカーキにある De Anza Motor Lodge のそれらだ。

Johnny とニューメキシコ州ルート66協会とのパートナーシップは、2003年に同協会が提唱した、「ルート66ネオンサイン保護プロジェクト」がきっかけだったと言う。その際 Johnny は、最も困難な二つのネオン看板の修復に入札し、担当することになったとのことだ。上記で紹介した、サンタローザの巨大なサンアンドサンドモーテルの看板と、モリアーティにある「Rotosphere」ネオンだ。彼はこれらのプロジェクトが利益を生まないことを十分に理解していたが、ジョニーはこれらの歴史のあるアイコンであったネオンサインを蘇らせる機会を貰えることにモチベーションがあったそうだ。

Rotosphere at El Comedor, the image from Route 66 News

今年の初め、2020年は初夏ごろに渡米し、ニューメキシコ・ルート66を走る予定をしており、その際 Johnny Plath 氏に面会を申し出るつもりだった。もう何年もの間、是非お会いしてお話を聞きたいと思っていた方だ。本当に残念でならない。
ご本人のご冥福を祈ると共に、ご家族に心よりお悔やみを申し上げたい。

PBSが作成したドキュメンタリー映画「Route 66:The Neon Road」に、Johnny のネオン看板への情熱を見ることができる。この映画は Emmy Award も受賞した。お時間のある方は是非。

De Anza Motor Lodge, the image from Route 66 News

キングマンの新ネオン点灯式

ネオンサインの話題が続いて恐縮だけど、今度はアリゾナ州キングマンから新しいネオンサインの点灯式に関する話題が飛び込んできた!
そう、キングマンだ。ここのブログでは何度となく取り上げているアリゾナ・ルート66を代表する一大拠点からのイベントとあって心が躍る。

新しいネオンサインは、同街の中心と言っても差しつかえない「パワーハウス博物館」内のキングマンビジターセンターが中心となって来る5月20日午後7時(現地時間)から行うもので、前回の Buck Atoms Cosmic Curio 同様、Facebook Live でライブ配信されるので、時間が許す人は是非参加して頂きたい。

これは数日前にFBに上がったイメージ写真。キングマン、いやルート66を代表する数多くのルート66に関する書物を出版している作家であり歴史家の Jim Hinckley 氏からの投稿だ。情報によればサインポストは高さ30フィート(約9m)にもなるらしい。

これは私も知らなかったのだが、2015年にキングマンはこの博物館の古くなった入口の看板(木製)をメタルのフレームに変えて新しいデザインに変更したのだが、それから僅か20か月後、ピックアップトラックを運転していたあるドライバーが高速のままこれに激突、支柱を破壊し、標識は「引退」となった。
通常は気持ちがダウンしてしまうものだが、こんな状況下でもキングマン観光局は前向きに物事を捉え、これはきっと神様からのメッセージであり、新しい時代を象徴するものに作り直す良い機会だ、と考えたそうだ。彼らは世界的に有名な「Welcome to Las Vegas」の看板、ハリウッドサイン、そして Twin Arrows や Roy’s Cafe などの象徴的な標識をヒントに、地元にある看板製作会社と共にコラボレーションするに至ったとか。

制作会社は街のダウンタウンにある Legacy Signs 社、電気関係が同じく地元の Walker Electric 社、そして肝心の資金はアリゾナ州ルート66アソシエーションが多大な貢献をし、キングマン市の観光予算と共に捻出したと発表されている。

今更説明の必要は無いかと思うけど、簡単にキングマンについて触れておきたい。キングマンは、アリゾナ州モハーベ群、群庁所在地で人口は近郊のコミュニティを加えると約5万人弱。中でも特記したいのは、ネバダ州ラスベガスの南東約105マイル(169 km)にあるので、ラスベガスへ行った際にオプションとして簡単に行けるよ!という点。キングマンへ行くには、ラスベガスから国道93号線をひたすら南に向かって走るだけで所要時間は2時間程度という、まさに「隣町」。道中にはコロラド河を渡る、かの有名な「フーバーダム」もあり、中々ルート66に興味を示してくれないパートナーやお子さんを引きずって連れていくにも最適な観光地ってわけだ。

その国道93号線もキングマンの街に入るとビール通り(Beale Street)という名前に代わり「パワーハウス博物館&ビジターセンター」のある交差点でルート66と交わるのだ。パワーハウス博物館は文字通り街の中心的アイコンで、ルート66の歴史はもちろんのこと、米国車社会の発展を担ってきた各時代の自動車の展示等の常時展に加え特別展も随時開催している。

2018年9月の投稿でも触れたけど、ちょっとプチ自慢をご容赦(笑)
世界中からのビジターが多いこの博物館、もちろん世界6、7か国語のパンフを用意しているのだが、そこの館長であり友人でもある Josh Noble 氏からの依頼で、パンフの日本語版は私が担当させて貰った。

街へ行く度に「常宿」として決めている、El Trovatore Motel の存在や、前述したジムさんのお膝元でもあるキングマンは魅力がいっぱい。
ジムさんは私の心の友でもあり、出会って以来沢山のことで私個人には勿論のこと、私が運営するルート66 日本アソシエーションの運営にも惜しみないサポートをくれる。

5月20日(水)午後7時は、日本時間では 21日(木)午前11時。
皆さん、Facebook Live でお会いしましょう!

National Scenic Byway 認定へ向けて

カリフォルニア・ヒストリック・ルート66アソシエーションの広報担当である Lynne Miller さんより、世界中のルート66ファンに向けてサポートの要請が届いている。その内容はというと、同州ニードルズとバーストウの間を結ぶルート66を同地域の土地管理局との連携し、National Scenic Byway へ指定登録するためで、今回のサポート要請はその登録に向けた署名活動だ。

そもそも「シーニックバイウェイ (Scenic Byway)」 とは何ぞや?という方のために簡単に説明させて貰うと、それは Scenic(景観のよい)と、Byway(脇道、寄り道)との造語で、主に自動車の走行する道路からの視点で、景観、自然、文化、レクリェーションといった要素によって観光や地域活性化などを目的として、地域の魅力を具現化するための取り組み、またはそのためのルートのことをいう。Scenic Byway は、1980年代後半に米国で提唱され、その後法制化されている。
同様の考え方としては、皆さんもよくご存知のドイツのロマンティック街道があげられるが、日本国内にも72の指定 Scenic Byway があるんだとか。(そこは知らなかった!)

話を戻せば、Lynne さんは今回先ず、米国外で最も大きな影響力と規模を持つ団体の一つ、オランダ・ルート66協会の Dries にコンタクトし、SNSを通じてそのサポートを要請したようだ。イリノイ州、オクラホマ州、ニューメキシコ州、アリゾナ州では既にその Scenic Byway 指定を受けている部分が存在する。コロナウイルスの影響で途方もない打撃を受けているルート66の観光を促進するために、カリフォルア州でも「バイウェイ指定」があることは想像以上のプラスになるのだ。

ところで Dries は私が運営に関わる Route 66 Association of Japan の設立時もお祝いのメッセージを送ってくれた良き友人の一人。サポートをお願いするには最適な人物だ。私からも微力ながら、日本アソシエーションを代表して、サポート快諾の連絡をさせて貰った。

現在コロナウイルスのパンデミックが世界中に進行しているため、米国内はもとより、私たち米国外に住む多くの国のファンが旅の制限を強いられている。ルート66から遠く離れていても、「今できること」を実践できる良い機会を頂いたと思う。

ご興味のある方は下記までご連絡を。
Ms. Lynne Miller
Byway Liaison
California Historic Route 66 Association
Lynne4Anza@aol.com

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