再び灯ったネオン ~ ブーツ・コート・モーテルの夜

少し前の出来事になるけれど、この行事は本当に行きたかった。

多くの友人たちが参加していて、Facebook に次々と上がる写真を見ながら、ひとりため息をついていた😭

ここはミズーリ州 Carthage にあるBoots Court Motel
長らく消えていたネオンが、ついに再び灯りました。

点灯式当日は、カ―セイジ市長の Mike Harris 氏、Powers Museum のキュレーター Michelle Hansford さん、ミズーリ州ルート66アソシエーション代表 Tommy Pike 氏、そしてモーテルのオーナーである Debye Harvey さん、Priscilla Bledsaw さんらをはじめ、200人以上が参列したそうです。

ブーツ・コート・モーテルは1939年、Arthur Boots 氏によって建てられました。当時ここは、国道66号と71号が交差する場所に近く、
アメリカの交差点」と呼ばれていたそうです。

ルート66が東西を結ぶ大動脈だった一方、ルート71は南北を縦断し、
北はミネソタ州インターナショナルフォールズ、南はルイジアナ州の国道190号線付近まで続いていました。なるほど、そう呼ばれた理由も納得です。

このモーテルの大きな特徴は、
内装を1940年代のスタイルに忠実に保っていること

部屋にテレビはありません(泣)。
代わりに置かれているのは、当時の雰囲気そのままのラジオ。
そこから流れる音楽を聴きながら、
静かに当時に思いを馳せながら優雅な時間を楽しむ~そんなクラシックな空間です。

私も初めて泊まったとき、ESPN が見られないことに一瞬焦りましたが(笑)、思い切って Wi-Fi にも繋がず、文明から少し距離を置いてみたら、
驚くほど落ち着いた、リフレッシュした時間を過ごすことができました。たまには、こういう時間もいいものです。

ちなみに、かの名俳優 Clark Gable 氏も生前、大陸横断旅行の際に何度かこのモーテルに宿泊しており、6号室は彼が滞在した部屋として知られています。


一周年の夜を彩った、シゲさんの三曲

続いては、一周年記念イベントの「格」を、ぐっと――いや、一気に引き上げてくれたシゲさん渾身の三曲です。どうぞお聴きください。

  1. サンタフェへ
  2. テイク・イット・イージー
  3. ありがとう

この三曲が流れた瞬間、
会場の空気がふっと変わったのを、今でもはっきり覚えています。

撮影:佐藤 圭
@Rock Bottom
(Route 66 Association of Japan 1 Year Anniversary / June 4, 2016)

茂村泰彦氏 略歴

島根県・隠岐島生まれ。
中学時代より広島市で育ち、音楽活動を開始。
高校卒業後、プロミュージシャンを志し上京。

歌手、作詞・作曲家、編曲家、ギタリスト、プロデューサーと、
幅広いフィールドで活動を続けてきた。

得意とする音楽性
1970年代のウエストコースト・サウンド、特にイーグルス。

ユニークな背景として
25年以上にわたり毎年アメリカ南西部を訪れ、
ネイティブアメリカンの家族と親交を深めている。
その中で授かったインディアンネームは「唄う男」を意味するもの。

主な作品・活動

  • アルバム
     「Lovin’ So…」(徳間ジャパン)
     「Jumpin’ Jack Dream」(キングレコード)
     ほか、ソロ/ユニット/別名義作品多数
  • 他アーティストへの提供
     19(ジューク)、高橋真梨子、TUBE、中森明菜、ビートたけし ほか多数
     ※19ではデビュー前から解散まで全作品に関与
  • アニメ作品
     「機動戦士ガンダム」「サムライトルーパー」
     「サイバーフォーミュラ」「クレヨンしんちゃん」など

近年は、新人アーティストの発掘・育成にも力を注いでいる。

One Year Anniversary – Messages from Route 66

ルート66アソシエーション・オブ・ジャパン設立一周年にあたり、本国アメリカで長年ルート66を支えてこられた大切な友人の皆さんから、心温まる祝福のメッセージを頂きました。

海を越えて寄せてくださったお気持ちに、あらためてルート66という道のつながりの深さを感じています。

温かい励ましに、心から感謝申し上げます。

Many thanks to all our friends from the Route 66 Association of Japan.

Roamin’ Rich
Rhys Martin
Dries, Nelis Bessels, and Dutch Route 66 Association
Scott Piotrowski
Melba Rigg
Rosie Ramos
Sue Bridge & Route 66 Museum Victorville
Ron Jones “Tattoo Man”
Kevin Mueller
KC Keefer
Dan Rice
Jim Hinckley
Ron Hart
Ken Busby & Route 66 Alliance
Jerry McClanahan
Jim Ross & Shelle Graham
David Knudson & National Historic Route 66 Federation

週刊NY生活~魅惑のアメリカ旧国道ルート66を旅する⑥「名所となったガスステーション」

連載第六週に突入!
今週はドワイト~オデル~ポンティアックと少し主要な街を進みました。

http://www.nyseikatsu.com/editions/588/index.html

No.6

今年も届かなかった、トゥクムキャリ💦

Rockabilly 2016

今年もやはり参加できなかった、ニューメキシコ州 Tucumcari で行われたロカビリーフェスティバル。
なぜか毎回、どうしてもタイミングが合わない……。

動画を観ていると、楽しそうな空気感がこちらにまでぐいぐい伝わってくるだけに、なおさら悔しい。

……と思っていたら、

あっ、
Jerry、Nick、Mike、Dean、Jason、Gar、Ron、Croc、Joe、そして Gary……。
え、みんないるじゃん(笑)

知った顔ぶれが次々と映るのを見て、思わず一人でツッコミを入れてしまった。

来年こそは行けるかな。
――と思い立って、何気なくオフィシャルサイトを検索してみたら、
2017年は 6月1日〜4日 開催とのこと。

……ちょっと待って。それ、自分の誕生日じゃないか 😮

これはもう、行けってことかな。

Route 66 Association of Japan、1周年の集い

先週6月4日(土)、
東京都墨田区にある Rock Bottom をお借りして、私たち Route 66 Association of Japan の結成1周年パーティを開催しました。

会場として利用させていただいた「Rock Bottom」は、オーナーの 大沼 忠之 さんが営むレストラン&バー。
外観を目にした瞬間から、思わず足を止めてしまうほどの存在感があります。

店内に入ると、壁一面に並ぶアメリカンカルチャーの品々。
カウンターバーに加え、ステージも備えられており、週末にはバンド演奏で賑わう、音楽好きにはたまらない空間です。

大沼さんは、以前商社に勤め、アメリカのユニークなグッズを扱う仕事をされていたとのこと。
その背景を知ると、店内の雰囲気にも自然と納得がいきます。

アメリカや音楽が好きで、
都内で少し特別な場所を探している方には、ぜひ一度足を運んでみてほしいお店です。


Rock Bottom
東京都墨田区業平4-15-10 秋元ビル1F
03-3625-8460
月曜定休
https://www.rock-bottom.net/

アリゾナ州に、Route 66 記念プレート誕生へ

これは一例です

Historic Route 66 Association of Arizona が、Route 66 の記念ナンバープレートを制作することを発表しました。

すでにアリゾナ州知事が関連法案に署名したとのことで、構想ではなく、正式なプロジェクトとして動き始めているようです。

この取り組みは、単なるファンドレージングにとどまらず、Route 66 への関心をより広く集めることを目的としているとのこと。
道を守る活動が、日常の風景の中に溶け込んでいくのは、とても前向きな動きだと感じます。

新しいプレートは、乗用車だけでなくバイクにも装着可能。
販売価格は1枚25ドルで、そのうち17ドルが同協会へ還元され、Route 66 の保存活動費として活用されるそうです。

こうした形で支援できるのであれば、一枚手に入れてみるのも悪くないかもしれません。

名曲『Route 66』と、ウィノナという名前

ルート66ファンでなくても、洋楽が好きな方なら、
「Route 66」という曲をどこかで耳にしたことがあるはずです。
正式なタイトルは Get Your Kicks on Route 66
ルート66を象徴する、最も有名なフレーズでもあります。

この曲は1946年、Bobby Troup が大陸横断の旅の途中で書いたと言われています。
その後、多くのミュージシャンにカバーされ、
「誰のバージョンが一番いいのか」「どのアレンジが最高か」という話題は、今でもあちこちで尽きることがありません。

さて、この曲を初めて聴いたとき、私には一つ、引っかかる言葉がありました。—ウィノナ?

シカゴ、ロサンゼルス、セントルイス、ジョプリン、アマリロ、ギャロップ、
フラッグスタッフ、キングマン、バーストウ、サン・バーナディノ。
どれも聞き覚えのある地名ばかりです。
でも、ウィノナだけは違いました。

調べてみると、ウィノナ は、
アリゾナ州フラッグスタッフから東へ約16マイル、
ウォルナット渓谷国立モニュメントの近くにある、とても小さな集落。
正直なところ、「街」と呼ぶのも少し躊躇するような場所です。

ウィノナ自体に観光スポットがあるわけではありません。
けれど、ここでインターステート40号線を降り、
州道394号線を西へ進むルートが、実に美しい。
厳密にはルート66から少し外れますが、
89号線へ抜けるまでの間、正面には San Francisco Peaks が広がり、
思わず車を止めたくなる景色が続きます。
もしこのあたりを通る機会があれば、ぜひ一度、寄り道してみてほしい場所です。

記録によれば、この曲を最初に録音し、世に広めたのは
Nat King Cole
彼の名前を聞くと、真っ先にクリスマスソングを思い浮かべてしまうのは、たぶん世代のせいでしょう。

その後、1961年には Chuck Berry、1964年には The Rolling Stones もカバーを発表しています。

個人的な好みを言えば、2012年に Glenn Frey が発表した、
ウエスタン・スウィング調のバージョンが一番好きです。
その映像を貼っておきます。

最後に、参考までに——
東エミさんによる日本語訳を少し。

もし西へ車を走らせるなら、この道が一番さ。
シカゴからロサンゼルスへ、2000マイル以上続くルート66。
セントルイス、ジョプリン、オクラホマ・シティ、アマリロ。
ギャロップ、フラッグスタッフ、そうだ、ウィノナも忘れるな。
キングマン、バーストウ、サン・バーナディノ。
カリフォルニアへ行くなら、ルート66だ。

たった一曲の歌の中に、
小さな地名と、長い旅が詰め込まれている。
それもまた、ルート66らしさなのだと思います。

🤠 The Road Crew 🤠

RCAD

覚えている方もいるでしょうか。
第一回目の投稿で触れた、ひょんなことから出会った Road Crew というバンド。
彼らがルート66を歌ったアルバムに出会った話です。

その Road Crew のメンバー本人たちに、
昨年10月、イリノイ州 エドワーズビル で開催された
Miles of Possibility** **というカンファレンス・イベントで、実際に会うことができました。

正確に言えば、出演を知っていて、どうしても会いたくて足を運んだ、というのが本音ですが。

メンバーの一人、ジョーとは、それ以前に共通のルート66仲間を通じてSNSでつながっており、
「いつも聴いているよ」と、そんなやり取りをしていました。
そして実際に4人全員と会ってみると、皆とても気さくで、まったく気取らない、好感の持てる人たちでした。

CDにもサインをもらい、約1時間にわたるコンサートを、心ゆくまで楽しみました。
音楽も、人柄も、そのまま。
あの空間にいられたこと自体が、何よりの贅沢だったと思います。

こちらは翌朝に撮った、メンバー全員との一枚。
間違いなく、人生のハイライトのひとつ。忘れられない、最高の記念です。

 

Me&RC

Road Crew のオフィシャルサイトはこちら!
http://www.roadcrew66.com/

週刊NY生活~魅惑のアメリカ旧国道ルート66を旅する⑤ 「ジェミニ・ジャイアント@ウィルミントン」

連載も第五回目。
現在、イリノイ州を絶賛通過中です。

……なのですが、
今週はなぜかジェミニ・ジャイアントの話だけで終わってしまいました。
気がつけば、ひたすら語り続ける展開に。

「そろそろ先へ進んでほしい」
そんな読者の声が、聞こえてくるような気もします。

編集長、すみません。
次は、ちゃんと前に進みます。😂

http://www.nyseikatsu.com/editions/584/index.html

No.5

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