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週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol. 19 Zoom で魅力を解説、リモート妄想ツアー

毎月恒例、週刊NY生活紙の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第19回目(10月号)は、先月に「旅行に行きたいけど安心して行かれない」という皆さんへ「お家でルート66」第二弾!
大手旅行代理店 HIS、アメリカ・フロリダ州オーランド支店さんとのコラボで、私が「独自目線でルート66の魅力を勝手に語り尽くす」妄想ツアーの紹介です。(このブログではもうすでに紹介しているけどね)

記事の中では一社を宣伝することはできないので、もどかしい書き方になってますが、まだ参加したことがない!という皆さん。
暇な時間つぶしにいかが?笑

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/792/792.pdf

Tony Moore’s Route 66 Wines

冒頭からこのような写真を見せられたら、皆さんは急に血圧が上がらないだろうか?(笑)
ワイン続きの話で恐縮だが、これは、現在全7回に渡って開催しているZoomによるルート66講座の中で、前回ワインの話に触れるにあたってその資料作成をしている際に偶然発見したものだ。
目が点になり、全身が固まった私の姿は容易に想像してもらえると思うが、正にそのイメージ通り。
「青天の霹靂」とはいささか大げさだろうか。

「Route 66 Wines」「Tony Moore’s Signature Collection」、、ん?Tony Moore? トニー・ムーアって言えば、地球上見渡しても私の知ってるのは世界的にブレイクする前のブリティッシュ・ヘヴィメタルの最先鋒、「アイアン・メイデン」のギターとキーボードを弾いてた彼ぐらいだ。
謎は深まる。。

早速ワイナリーのホームページにいってみる。
“Torti Estate – Wine’s Elegance Since 1910” 、だそうだ。

場所はイタリアのパヴィア。あまりピンと来ない方も多いと思うが、パヴィアの街は大都市ミラノを擁するロンバルディア州の南西35キロほどの所にあり、ポー川とティチーノ川に囲まれた肥沃な土地だ。
ワイナリーがあるのは更にそのパヴィアから25キロほど南に行った「モンテカルヴォ・ヴェルシッジア」(Montecalvo Versiggia)というコムーネらしい。初めて聞く名前だ(笑)

Torti Estate は、オルトレポ・パヴェーゼ(Oltrepò Pavese )DOCワインの伝統を守っており、現在のオーナーであるパトリツィアとディーノ・トルティ夫妻の下、ピノ・ネロ(ピノ・ノワール)とクロアティーナ品種を中心に、ワインとスプマンテの生産をしているとのこと。
因みにDOCとは、「デノミナツィオーネ・ディ・オリジン・コントラータ」(Denominazione di Origine Controllata)の略で、フランスの「アペラシオン・コントラレ」(AOC)とほぼ同等の意味で用いられ、定義された品質基準を満たし、指定された地域で生産されたワインであることが要求される。DOCの定義では、通常許可されているブドウ品種、収穫量、樽使用を含む最低熟成期間、最低アルコール度数などについて厳しい規定があるのだ。

話は大分それたが、そのトニー・ムーア氏。2019年5月に初めてトルティ・ワイナリーを訪れた際に、すぐに彼らのワイン造りに込められた情熱、ビジョン、細部に至るまでのこだわりに魅了された、とホームページには書かれている。トルティ夫妻が語った彼ら家族の物語や創造的なワイン醸造プロセスは大きなインスピレーションをトニーに与えたようだ。

更には、その日ワイナリーで数時間過ごした夜には、トルティ家族全員と一緒に食事を楽しむ機会があり、そこでトルティ家族の言葉「No Torti, No Party」をイメージし、アコースティックギター一本、即興で披露した、という逸話もあるらしい。
そうなんです!やっぱりあのアイアン・メイデンの彼だったのです!

(ヘヴィメタルを聴かない方には、1986年に”(I Just) Died in Your Arms” の世界的ヒットで一躍有名になったバンド、Cutting Crew でキーボードを担当した彼、と言ったらわかるだろうか)

Iron Maiden 時代の Tony Moore 氏

そうやって生まれたのがこの「Route 66 Wines Tony Moore Signature Collection」だ。
同国内の代理店を通じ25年にも及ぶライセンス契約を経て出来上がったこの一本。
日本から購入できるのはオンラインのみとなるようだが、「家飲み」が主流となっているこの機会に是非、試してみてはいかがだろうか。

https://greatwinedirect.com/collections/route66-wine

おまけでワイナリーのホームページに載っていたトニーさんの熱唱を。

Dino Torti & Tony Moore from Route66.wine

ミズーリ・ルート66 でワインを堪能しよう!

唐突だけど「ワイン」と言えば皆さんの頭には何が思い浮かぶだろうか?
フレンチのコース料理と一緒に楽しむイメージを思い浮かべる人もいれば、灯りの落とされたワイン・バーでゆっくり一日の疲れを癒すのもありだ。

わざわざ私がここで書くまでもないが、ワインはフランス、イタリア、スペイン等の欧州を始め、チリやアルゼンチンの南米、更には(もう新興国ではないが)カリフォルアニアや、オーストラリア産のワインももうすっかり馴染みになった。
何が美味しいか美味しくないかを論ずることは私個人的には愚の骨頂で、嗜好品である以上人の好みは千差万別。飲んでいる人は美味しく、楽しければそれでいいのだ。
おっと、今日はそんなワインの蘊蓄?を書きたいわけではない。 ルート66でもワインが楽しめる。ワイナリーだって沢山あるのだ!というお話を少々。

ルート66と言えども今日のお話はミズーリ州オザーク地方。
実はこの州、結構なワイン王国なのだ!
ミズーリ州には現在120を超えるワイナリーがあると言われ、巷でよく言われる「ワイン・トレイル」という複数のワイナリーが集まっているエリアが何と「9か所」もある!
さらには何と受賞歴のある美味しいミズーリ・ワインに出会うことも可能だというからちょっとした嬉しい驚きである。

え?なんで?ミズーリにワイナリー?そのリアクション、とても正しいと思う(笑)
でもね、ミズーリの歴史を振り返ってみるとそんなに不思議ではない。
18世紀の後半、まだまだ時は開拓時代。アメリカの「西端」はミズーリ州セントルイスあたりだった。欧州から(当然)船で新大陸に渡ってきた移民は、大西洋から湖を通り、ミシシッピ川やイリノイ川を使ってこの地までたどり着いた。元々この地域にはフランス人が多く、彼らの交易もよって街は発展した。
そう、フランス人と言えば忘れてならないのはワインだよね。
セントルイスにはバドワイザーの米国本社や工場もあることは皆さんもご存知の事実。ミズーリ州とアルコールは極めて近い関係にあるということだ。

とは言うものの、9か所の「ワイン・トレイル」はあまりルート66上にはないのだが(汗)、<地図上、真ん中をあたりを斜めに走っているI-44 が昔のルート66>、⑨番のオザーク・マウンテン・トレイルが何とか面目躍如という感じか。(上の地図参照)
でも敢えて!今日ここで取り上げようとしているのは生粋のルート66上のワイナリー、ということでキューバからセント・ジェームズのわずか20マイル程度の区間。どうして「トレイル」とは指定されない短い距離かつ、少ないワイナリー数だが、ルート66 旅の途中、是非休憩を兼ねて運転の疲れを癒してみてはいかがだろうか。

私もワインがとても好きな手前、一応このエリアのワイナリーには試飲や畑見学に立ち寄って、生産者やオーナーさんたちと交流をしている。
そういった関係上特定のワイナリーをプッシュすることは難しいが、ルート66、すなわちインターステート44号線に沿って、① Rosati Winery、② 4M Vineyards、③ Meramec Vineyards、そして ④ St. James Wineryが代表的なアクセスしやすい場所となるかな。 観光スポットとしては、禁酒法以前のミズーリ州のワイン産業の印象的な歴史と機械を見ることができる博物館や、息をのむような素晴らしい、ビッグピニー川とデビルズエルボーの橋が見渡せるワイナリーだってある。要チェックだ!

更にはミズーリ州で使われるブドウは、シャルドネル、セイヴァル・ブラン、カトーバ、ヴィダル・ブラン、そしてヴィニョールなど、一般的にあまり耳にしないものが多い。ミズーリ州の厳しい気象条件の中で育つブドウには、何か特別に必要な「資質」があるのだろう(笑)

ところでルート66を旅している以上、95%以上の方は車の運転をしていると想像する。もちろん皆さんの一緒に旅する人が運転してくれるなら、あなたは相当ラッキーだ(笑)
「アメリカは飲酒運転は大丈夫なの?」
そう思われる方も多いだろう。

しかしながら日本と同様、アメリカでも残念ながら「飲酒運転は犯罪」である。
が、しかし!
一滴飲んでも捕まってしまう日本と異なり、アメリカの場合は一定のルールの下、飲酒運転は可能だ。(もちろん推奨する意味ではないので飲んでの運転は自己責任で充分に注意して頂きたい)

州によって若干異なるものの、「最大血中アルコール濃度」というものが判断基準となり、基本的に21歳以上の大人は.08%、21歳未満の未成年者は.02%と規定されている。
但しこの血中濃度は自身で分かるものではない上、アルコールが強い弱いの個人差が非常に大きく、またその時の体調も左右すると聞く。 個人的にはどのくらい飲んだらどうなのかという大まかな「基準値」を知る機会があったが、「嗜む」程度にしておくこと、時間を充分に取ること等、しっかり対応策は心掛けたい。

ルート66の1日を終えてモーテルに帰る時は、お気に入りのミズーリ州のワインを1本(もちろん2本以上も!)持参して、モーテルの庭なんかで一日を振り返るのは幸せの極み。
それにラベルに「ルート66」なんて書いてあったら超テンション上がらない?



H.I.S.コラボ企画「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー・ミズーリ州編」開催のお知らせ

日系大手旅行会社、H.I.S フロリダ州オーランド支店さんとのコラボで、全行程 7 回にわたってお送りしています「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー」。
第2回目ミズーリ州編は、10月4日(日)午前10時(日本時間)の出発となります!

「ツアー」とは言え、スライドのイメージ画像から皆さんで「妄想」してもらうだけですが、検索だけでは見つからない「生の情報」「現地の情報」も交えてお話します。
有料参加となりますが、興味のある方は是非参加してくださいね!

<出発時間>
日本時間10月4日(日)午前10時、
アメリカ東部時間10月3日(土)夜9時

詳細はこちら ⇩ まで

https://tour.his-usa.com/city/orl/detail.php?tid=6795

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol. 18 ルート66の名を世界へ広めた映画 “CARS”(追加書下ろし含)

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第18回目(09月号)は、「旅行に行きたいけど安心して行かれない」という皆さんへ「お家でルート66」をご紹介。ルート66の名前を世界中の様々な年代(特に子供たち)へ広めてくれた映画のお話です。
記事内容は多少ネタばれするけど、まだ観ていない方々も既にご覧になった方々も、もう一度この真夏の寝苦しい夜、CARSの醍醐味を楽しんでみてはどうだろうか。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/788/788.pdf

【追加書下ろし】
そうそう、記事のスペースの都合上書ききれなかった内容を少し2つほど書いてみたい。
まずは、声優さんたち。我々ルート66の重鎮、マイケル・ウォリス氏のことは内容に盛り込ませてもらったが、その他オーウェン・ウィルソン氏、ポール・ニューマン氏、そしてマイケル・キートン氏と錚々たる俳優さんも参加しているのだ。
さらには!実在するレーサーさんたち、マイケル・シューマッハー氏、デイル・アーンハートJR氏、マリオ・アンドレッティ氏なども同様に華を添えている。
最後にスポーツファンとして忘れちゃいけないのは、ボブ・コスタス氏やジェイ・レノ氏のようなキャスターさんたちの「参戦」も無視できない。こういう細部まで徹底的に姿は、やはりディズニー・ピクサーたる所以か、好感度バツグンだ。

Fillmore (Image from Disney-Pixar)

そしてもう一つ。
本文記事にも触れているが、ヒッピーのVWバン「フィルモア」は、あの伝説のルート66アーチスト、ボブ・ウォルドマイヤー氏がベースになっていると言われている。が、ディズニーピクサー側もはっきりとした明言は避けている。ウォルドマイヤー氏は厳格なベジタリアン。当然映画がヒットした末にはマクドナルドの「付録おもちゃ」として登場するであろうVWバンにウォルドマイヤー氏の名前を就けるのは難しいだろう。映画の外でもいろいろな葛藤があるようだ。




H.I.S コラボ企画「ルート66 横断リモート妄想ツアー・イリノイ州編」追加配信決まりました!😊

おー、ついに?やっと?HISさん主催の「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー(全 7 回)~第1回 イリノイ州編 」の配信が終わった(笑)
お疲れ様~、という疲労感もなく、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。こういうのは何度やっても面白いね!っていうほど何度もやったことはないのだけれど。

折角申し込んでくれたお客様には可能な限り沢山の情報をお伝えしたいのだけれど、時間の制約上そうも行かないのがジレンマ。
今日我が儘聞いてもらって、少し時間を延長させてもらって話したイリノイ州の内容だって、話たいことの10%ぐらいしかカバーできていない。

結局は自分自身のタイム・マネージメントってとこも否定できないのだけれど、そういう意味では今日参加してくださったお客様、100%合格!とは言えない内容にお付き合いいただき本当にありがとうございました!

このシリーズは毎月1回、それぞれの州を写真イメージと私の軽い?トークで「妄想しながら」ツアーをしている気分になって頂く、という企画。
全部で7回予定しているので、回を追うほどに内容は整理され、タイム・マネージメントも良くなる「はず」なので、どうか最後までお付き合いいただきたい。

私の属するホテル業界も含め、現在旅行業界が史上類を見ないほど低迷しているとはいえ、各企業の経営トップはそれを逆手にとって「新しい」アイデアや提案で未来のスタンダードを創造している。
番組開始から14年半、TV東京系、日経スペシャル「カンブリア宮殿」は、その第700回目のゲストとして、日本のベンチャーの草分けで、今や経済界を代表する経営者とも言える、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄会長兼社長を迎える。
常に苦難を乗り越えてきた”逆境のプロ”、澤田氏が、この局面にどんな戦い方を提案するのか?
HISさんの手掛ける、オンラインでのオプショナルツアーにも触れられる、と聞いてます。9月10日(木)午後10時、チャンネルはTV東京です!



というところでもう一度、宣伝:)
第1回の配信は無事、9月6日に終わりましたが、それに「乗り遅れた!」という方に朗報です。
HISさんのご厚意で、日本時間9月26日(日)午前8時半より(アメリカ東部時間同月25日夜7時半)臨時追加便が出ることになりました!
お時間のある方、お聞き逃しなく!?

https://tour.his-usa.com/city/orl/detail.php?tid=6530#detail_tour

末筆になるけど、HIS オーランド支店さん、特に窓口になってサポートして頂いている井手田 健(タテシ)さん、本当に素晴らしい機会を頂きありがとうございます!

H.I.S.コラボ企画「行ってみた~い!憧れのアメリカ・ルート66横断リモート妄想ツアー・イリノイ州編」開催のお知らせ

大手旅行会社、H.I.S フロリダ州オーランド支店さんとのコラボで、全7回にわたり、題して「ルート66横断リモート妄想ツアー」をお送りすることになりました。
(ツアーとは言え、イメージ画像を見ながらあーだこーだとお話をするだけですが。。笑)
有料参加となりますが、興味のある方は是非。

記念すべき第1回目は、ルート66の簡単な歴史とイリノイ州編です。

日本時間9月6日(日)午前10時、アメリカ東部時間同月5日夜9時の出発です。乗り遅れないように!
詳細はこちら ⇩ まで

追記:9月5日に乗り遅れた方に!
HISさんのご厚意で日本時間9月26日(日)午前8時半より(アメリカ東部時間同月25日夜7時半)臨時追加便が出ることになりました!
お聞き逃しなく!?


https://activities.his-j.com/TourLeaf/ORL0142/

週刊NY生活月イチ連載 SEASON 3: Vol. 17 ミズーリ州でマイナーリーグを応援しよう

毎月恒例の寄稿「魅惑の旧街道ルート66をフォーカス」SEASON 3、第17回目(08月号)は、以前このブログでも話題に上げたミズーリ州ジョプリンのマイナーリーグベースボールのお話です。

詳細は週刊NY生活ウェブサイト ⇩ まで (18ページです)
https://nyseikatsu.com/editions/784/784.pdf

新しい旅の提案 Route 66 をドライブしよう⁉

ホテルでの仕事を生業としている手前、今日はちょっとホテル絡みの話をしてみたい。(でもこのブログはあくまでもレジャーです 笑)

COVID-19 が世界的に蔓延している中、感染症予防はホテルにとって新しいというか、今後は「施されていて当たり前」の状況に変わりつつある。我々の営業方針や戦略もそこが先ずありきで、内容はホテルによって多少の差はあるにせよ、その上で他社とどう差別化が可能なのか?が重要になってくる。

Image from CNN.com

業界で語られるのは、対新型コロナウイルスのワクチン、広範的で効果的な治療法や、誰でもいつでも受けられる検査方法が提供されるまでは、ホテルでのサービスは必要最小限となり、むしろ「安全」を買う時代に突入する。私が従事してきたホテルでは「サービス」や「アメニティ」が売りだったため、今後逆風は免れない。部屋は提供できても食事は制限的になってしまい、もちろんビュッフェはダメだ。スパやジムだって一定の距離を取らないといけないし、飛沫から防ぐこともMUSTだ。清掃に至ってはハウスキーピングはかなりの苦労を負うことになるだろう。

実際お客さんからは鍵レスや非接触型のチェックインやチェックアウトが望ましいという話を聞くし、できるだけ他人との接触を避けたいのは本音だろう。一人でホテルにやってきて、非接触でチェックイン、そのまま一人でエレベーターに乗り、何も触れる必要なないまま部屋に入る。
こんなフローが当たり前になれば、ホテルマンの存在意義も疑問となってきてしまうわけだ。

さて、今日はそんな言い訳を羅列したいわけではなく、そんな時代だからこそ、ルート66沿線上にあるモーテル、いわゆる「昔ながらのモーテル」は、現代型のホテルやリゾート施設に比べ COVID-19 に感染するリスクが少ないので、新たな人気が出るかもね!というルート66 モーテルの「押し」が主旨なのだ!

先日ファイナンス系の記事にも書かれていたけど、ルート66沿線上の多くのモーテルは通常「屋外」から部屋に入る。蜜になるフロアもなければ、エレベーターもない。車を部屋の外に止めてそのまま入れるのは大きな利点のようだ。屋外廊下は人々は安全と捉えるらしい。
旅はしたいけど飛行機はまだ不安と思う多くの人は、車で移動が出来、自宅からそれほど遠くない場所への「小旅行」が人気となることで近隣州や街からのモーテル利用客を取り込める採算だ。

モーテル、いわゆるモーターコート(Motor Court)は、1930年代から1960年代にかけて大流行した。その後現代のホテル様式に変化したのは、建物内部にロビーや内廊下があった方が安全だという思考に変わったのが大きな理由なのだが、その思考に再び変化の時期が訪れている。

事実、屋内部屋と屋外部屋を両方提供しているホテルは圧倒的に屋外部屋の人気の方が高いそうだ。さらにはホテルやロッジを専門にデザイン、建築する業界にも、今後のデザインの在り方は今までの常識や嗜好では通用しないところに来ているのだとか。

飛行機に乗ってハワイやカリブ海に行くより、車をドライブしてアメリカの歴史をノスタルジーを持って振り返るという新たな価値観を作りあげることで、ルート66は新しいステージに行くのかもしれない、と思うと逆境時ながらワクワク感が止まらない今日この頃だ 😊

タルサのビジネスプランとルート66

Tulsa, Oklahoma

タルサが熱い!
夏ではあるが今、タルサの街は「暑い」のではなく「熱い」のだ。
私のこの街に対する愛情と思い入れは再三伝えてきたつもりだが、このオクラホマ州の一大都市はテキサス州オースティンとの戦争、真っ只中だ。
もちろんCOVID絡みの話では毛頭ない。
(残念ながらパンデミックが原因でそれに関するプロセスの遅延に多方面で影響が出ていることは否めないが)

そう、現在タルサの街はタルサはオースティンと競合して、「テスラ・モーターズ」の新トラック工場の建設を巡って「健全な招致戦争」を展開しているのだ。
テスラについては今更説明の必要はないと思うけど、カリフォルニア州パロアルトに本社を置く電気自動車の開発、製造、販売で自動車業界を席捲している企業だ。
この巨大企業を地元に誘致できれば、それは街にいや州にとっても大きなビジネスチャンスとなる。

地元メディアである「タルサ・ワールド」の報道によれば、同州商工会議所のCEOである Mike Neil 氏は「自動車産業の導入は、今後何年にもわたって(州にとって)Game Changer になり得る」と考えているようだ。招致が成功すれば雇用だって格段に上がる。見込みでは10,000~20,000の新規雇用の可能性があるらしい。
当然テスラ社へのオファーは給与のカバー、減税やその他支援プログラムを含むインセンティブパッケージが用意されたようである。

取り分けここで強調したいのは「タルサは本気です」と言わんばかりに、私達ルート66ワールドの重鎮、Michael Wallis 氏をそのPRに起用しようと考えた。

私のブログにお付き合いをしてくれている方々に Michael って誰?という人はいないと確信しているが、念のために簡単に紹介すれば、Michael Wallis はアメリカのジャーナリスト、作家、そして歴史家であり、ルート66 の各団体を引っ張るリーダーの一人だ。
彼の著書の一つ「Route 66:Mother Road」は不朽の名作であり、今でも絶大な人気を誇る書物で、私自身もこの本との出会いで強烈にこの世界に引き込まれたものだ。
Michael はジョン・スタインベック賞、Oklahoma Center for the Book からアレル・ギブソン生涯功労賞、ウィル・ロジャース・スピリット賞、を受賞。Oklahoma Writers Hall of Fame、Writers Hall of Fame of America、そして Oklahoma Historians Hall of Fame にも選出されていて、「オクラホマ・ルート66 の殿堂」に最初に選ばれている。
また、ディズニーピクサーの映画「CARS」でのシェリフの声を担当していることでも有名だ。

さて、何とタルサに本拠を置く「ルート66アライアンス」は、Michael の協力を得て、この 2分間のビデオを招致活動の一環として発表した。

カッコイイ。

このようなタルサ市の熱心な勧誘に応えるべく今月当初、テスラ社のCEO である Elon Mask 氏は自身の自家用機でタルサを訪問している。同社の政策・政府問題担当ディレクターである Craig Hulse 氏と一緒に Elon は工場建設予定地に直行し、Kevin Stitt 州知事、Sean Kouplen 商務長官や土地の所有者と面会している。(もちろんその「場所」は秘密のままだが)
タルサ ABC局によれば、実は Stitt 州知事と Kouplan 商務長官は5月、Space X の打ち上げの際に Elon とはフロリダで既に会ってこのタルサ訪問の約束を取り付けていたのだとか。さすがである。
Elon が「直感」と「個人的感触」をとても大事にしていることを知っているので、あえてダウンタウンから予定工場敷地までの「ドライブ」を体験させたらしい。
Stitt 州知事は後にインタビューにこう答えている。「私たちは彼に敷地計画を説明し、敷地内がどのようになっているかを見せました。公共施設へのアクセス、水や天然ガスへのアクセスなど、敷地周辺の基本的なことを話し、テスラの工場がその土地でどのように見えるかを視覚化しようとしました。」
その面会は一定の成功を収めたようで、彼自身のSNS で次のように掲載している。

かつて世界の石油の首都であったタルサは今、電気や風力などの新しい種類のエネルギーを取り入れている。2020年の時点で、オクラホマ州には、一人当たりの電気自動車用急速充電器の数が、他のどの州よりも多く設備されていることは余り広く知られていない。同街に本社を置く「フランシス・ソーラー社」は、この地域全体に急速充電器を供給するリーダーであり、電気自動車の所有者は、州内のどこにいても 50マイル以内に充電ステーションを見つけることができるのだ。

石油首都時代の街のシンボル「Golden Driller」も Tesla を歓迎している。
こういう柔軟なスタンス、アメリカらしくて良いよね。

更に最近は COVID-19 対策?の一環でこんな姿まで(笑)

Tesla 社を招致するPR支援の先頭に立つ Bear Agency Group の Creative Director である Cullen Kogar 氏は言う。「我々は、タルサは何ができるのか?Elon に感銘を与えるべきなのは、道そのものではない。その「道」の表す考え方であり、姿勢です。言い換えれば “Open Road” というべき冒険であり野心というものです。タルサにはリスクを冒して『仕事をやり遂げる』という熱意がある。そしてそれはタルサがテスラ社と共有しているビジョンです。」と。

Tesla を運転して Historic Route 66 を走る。オクラホマ州を横断し、歴史に満ちた魅力的な街街を訪れ、他に類を見ないアメリカ南西部とネイティブ・アメリカンの遺産を探索することを皆さんも想像してみてはいかがだろうか。

Tesla & Mr. Michael Wallis by Route 66 News

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